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LOST Season5 Episode11 "Whatever Happened, Happened"
2009/04/09
22:55/Thu




未来は変わってしまうのか!?
シーズン5も、いよいよ佳境に入ってきました!
シーズン5は全17話だそうで、残すところ6つのエピソードになってきましたね。
前のシーズン4は、アメリカの脚本家のストの影響で、アメリカのドラマは、軒並みエピソードが短縮されてましたが、今回は関係ないですからね。
このLOST Season5に関しては、完全ネタバレになってますから、先を一切知りたくない人はこの先を進まないで下さい!
見る前から、先なんて知りたくない、はボクも同じですけど、このドラマシリーズだけは、書かないと前に進まないので、ご容赦下さい。




さて、今回は一枚のかわいいベイビーの写真から始まります。
誰の子供?と思ったら、なんと!ソーヤの愛娘だったんですね。でも、この子、ケイトやジュリエットとは一切関係ない子供ですよ。
シーズン4の終わりで、ヘリが重量オーバーでデブチンのハーリーが飛び込めば、一気に軽くなるのに、ソーヤが男気出して海に飛び込んでいくシーンありましたね。
その前にケイトにキスをして、
頼んだぞ、そばかす。
これ、てっきりアーロンのことかと思ったら、島を出る前に付き合っていた彼女とその間の、生まれたばかりの自分の娘のことだったんですね。




ところで、サイードに撃たれて瀕死の重症を追ったベン少年のその後です。
ベンは、少年時代から悪運が強いのか、サイードに投げ飛ばされて失神したジンがすぐに目を醒ましたため、すぐに運ばれて、ジュリエットの治療を受けます。
しかし、当然ジャック先生が何とかしてくれるだろうと思ってたのに・・・
゛一度目は奴を救った。二度は救わない゛
とあっさり拒否されてしまいます。




そういえば、ジャックはシーズン3でベン側に囚われの身となり、ベンの手術を執刀してベンの命を救っていましたね。
その代わり、潜水艦で島から出してもらうのが交換状態で、島から出る予定の直前、その潜水艦をロックが爆破してしまいましたからね。
ケイトやソーヤは、何とかして少年ベンを救いたいと手を尽くしますが、ジャックだけは冷ややかです。
今そこに息絶え絶えのベンは、あの大人になって悪魔に魂を売り渡したモンスターではなく、囚人サイードに毎回手作りのサンドイッチを差し入れた、まだ純真で、優しい少年なのです。




また、囚人サイードが脱走してベン少年を撃ったことで、ジャックたち新参者は脱走を幇助したのではないかと嫌疑をかけられ、部屋に監禁させられます。
それも、ソーヤの発案で、ジャックたちを部屋から一歩も出すなという指示です。
もしも、少年ベンが死ぬようなことがあったら、大人のベンも当然消えていなくなります。
そこで、繰り広げられたハーリーとマイルズのやり取りが面白かったですね。
ハーリーは、少年ベンが死ねば、自分たちはこの島に存在しなくなるから、自分たちは消えてしまうと心配しています。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でもそんな場面がありました。
マイケル・J・フォックスが自分が生まれる前の父と母が付き合う時代にタイムスリップして、二人が結婚しないと、自分が存在しなくなるから、危うく消えそうになりますよね。




ハーリーはそのことを心配していますが、自分の存在自体が消えてしまうことは、有り得ないですからね。
ベンは、815便の生存者とは、誰一人として血縁関係にないのですから・・
マイルズは顔に似合わず(?)意外と論理的な捉え方をしています。
過去としての結果は何も変わらない。
つまりは、例え最悪のケースがあったとしても、何処かで軌道修正するはずだ、という考え方のようです。




しかし、よく考えてみると、シーズン2では、サイードが正体不明のベンを拷問していますが、あの時のベンは、サイードと初めて会ったわけですよね。
それが、タイムスリップして過去に遡り、子供の頃のサイードに会い、殺されかけたのです。それって追加記憶されるんでしょうか。




ハーリーじゃないけど、混乱しそうです。
今回のフラッシュバックは、主にケイト中心ですね。
島から戻ってきて、赤ん坊のアーロンを連れて、ソーヤに頼まれた元カノのキャシディーに墜落の賠償金を渡します。
ケイトはキャシディーに、ソーヤと一緒に戻らなかったことや、ソーヤとの関係を訊ねられます。
そのキャシディーに、゛あなたは私が彼に棄てられた時と同じ顔をしてるわ゛とソーヤとうまくいってないことを見破られてしまいます。




そのケイト。アーロンを誰に預けて島に戻ってきたかと思えば、クレアの母親でした。
ただ、クレアの母親はその時初めて、孫のアーロンの存在を知らされました。
娘クレアはあの墜落事故で死んだと思っていましたから、島で子供を生んだことも知りませんでした。
ケイトに付きまとって、アーロンを引き渡すように再三現れた弁護士は、クレアの母が依頼したのではなく、あのベンが影でやってきたことですから。
確かにこの世で一番アーロンを大事にしてくれる、血のつながった祖母に預けるというか、返すのは一番安心ですが・・・
それはアーロンと二度と一緒に暮らせない、ということになりますね。
今やアーロンは、ケイトにとって、血はつながらなくても、かけがえのない゛家族゛なのです。
ケイトにとって、人生最大の苦渋の決断です。




ケイトが島に戻ってきた目的は、アーロンを置き去りにして、突然姿を消したクレアを探し出すことのようです。
瀕死のベン少年の治療を拒否したジャックを説得するのを諦めたケイトは、あるところに行ってベンを助けてもらおうとします。
そこは、アザース。
ダーマと敵対しているところなら、きっとベンを助けてくれるに違いない、と・・・
途中ソーヤも追ってきて、ケイトに協力してベンを運んでくれます。
ジャングルの中に入り、やはりアザーズに囲まれるケイトとソーヤ。




やはり、あの人が出てきました。
リチャード・アルパート。
ロックが1954年に会って、1977年でも23年の歳月が流れているというのに、相変わらず彼はひとつも歳を取っていません。
その瀕死の少年が、ベンジャミン・ライナスと知って、預かり消えていきます。アルパートは知っているのです。その少年がやがて、敵対しているダーマを滅ぼす人物だということを・・・




そして、現代の2008年。
昏睡状態の大人のベンがようやく意識を取り戻します。
やっぱり、そういうオチだったのね!
ベンが死んだら、このシリーズ終わっちゃいますからねぇ~


現世にようこそ、ベン。
ベンの目の前にいたのは、蘇生したロック!
そもそもロックを殺した張本人はベンなのですっ!
遂にシーズン5は、怒涛の展開で、逃亡したサイードは何処に・・サンはいつジンに会えるのか・・
大きな謎は渦を巻いて、我々を待ち構えています!


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