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連合艦隊
2014/08/15
01:58/Fri

お父さん、親よりもほんの少しだけ
長く生きている事がせめてもの親孝行です。
大和に搭乗せし若者たちよ。
せめて海に散れ・・群青の沖縄の海に


今回は69年目を迎える終戦の日に「連合艦隊」をアップします。
監督 松林宗恵。出演 小林桂樹、丹波哲郎、永島敏行、中井貴一、金田賢一、小手川祐子、森繁久弥、鶴田浩二。
今から33年前の1981年の夏に東宝系で公開された戦争映画の大作です。






物語は昭和16年の真珠湾攻撃から、終戦真近の沖縄での戦艦大和の撃沈までの連合艦隊における日本海軍の盛衰を描いています。
今回は「永遠の0」とは大きく違い、実際に戦争を体験した“戦中派世代”たちの、共に戦った英霊たちへの散華の美学が色濃く出ている、泣ける戦争大作映画です。
この作品が、中井貴一の役者としてのデビュー作です。
毎年、夏に来る8.15の終戦の日に、是非とも語りたい作品です。
それでは、この映画見たという方もそうでない方も、下の追記を読む、から今回は“じんのすけ戦争映画を語る”コーナーに、お付き合い下さい。
1981年8月8日東宝系公開
製作:田中友幸
監督:松林宗恵
特技監督:中野昭慶
脚本:須崎勝彌
音楽:服部克久、谷村新司
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
主題歌:谷村新司 『群青』
製作株式会社:東宝映画
製作協力:東宝映像株式会社(特殊技術、光学ステレオ技術)
配給:東宝株式会社
CAST
●真珠湾攻撃・ミッドウェイ作戦
山本五十六(連合艦隊司令長官):小林桂樹
宇垣纏(連合艦隊参謀長):高橋幸治
南雲忠一(第一航空艦隊司令長官):金子信雄
草鹿龍之介(第一航空艦隊参謀長):三橋達也
永野修身(軍令部総長):小沢栄太郎
及川古志郎(海軍大臣):藤田進
福留繁(軍令部第一部長):藤岡琢也
富岡定俊(軍令部第一課長):橋本功
黒島亀人大佐 (連合艦隊先任参謀) : 南道郎
渡辺安次中佐 (連合艦隊戦務参謀) : 北浦昭義
大石保大佐 (第一航空艦隊先任参謀) : 六本木真
源田実(第一航空艦隊航空参謀): 斎藤真
野元為輝(空母瑞鶴艦長):長谷川弘
下田久夫(空母瑞鶴飛行長):平田昭彦
●レイテ作戦
小沢治三郎(第一機動艦隊司令長官):丹波哲郎
貝塚武男(空母瑞鶴艦長): 神山繁
武田上整曹(瑞鶴飛行隊整備士長):長門裕之
森整長(瑞鶴飛行隊整備士):なべおさみ
中鉢二飛曹(瑞鶴の飛行士・予科練出身の少年航空兵) :遠藤公一
大林末雄(第一機動艦隊参謀長):織本順吉
栗田健男(第二艦隊司令長官):安部徹
小柳富次(第二艦隊参謀長):近藤宏
大前敏一先任参謀 :加地健太郎
大谷藤之助作戦参謀 :伊吹徹
豊田副武(連合艦隊司令長官):田崎潤
神重徳(連合艦隊先任参謀):佐藤慶
●沖縄作戦
伊藤整一(第二艦隊司令長官):鶴田浩二
有賀幸作(戦艦大和艦長):中谷一郎
●本郷家
本郷英一(瑞鶴艦上爆撃機隊の隊長。海軍大尉):永島敏行
本郷眞二(瑞鶴、のちに大和の航海士。海軍少尉):金田賢一
本郷直樹(奈良博物館館長):森繁久彌
本郷歌子(英一・眞二の母):奈良岡朋子
本郷陽子(英一の婚約者、後に眞二の妻):古手川祐子
工藤飛曹長(瑞鶴艦上爆撃機隊偵察員、英一の部下で無二の戦友):佐藤允
茂木大尉(瑞鶴、ならびにブイン基地戦闘機隊隊長、英一の戦友):丹波義隆
●小田切家
小田切武市(海軍兵曹長。大和工作科分隊班長):財津一郎
小田切正人(海軍中尉。特攻出撃した戦闘機搭乗員):中井貴一
小田切照代(正人の姉):友里千賀子
小田切美代(正人の妹):里見奈保(鶴田さやか)
小田切加代(正人の妹):川島光代
●その他の出演者
鈴川(芸者):松尾嘉代
ナレーター : 平光淳之助
2時間26分 ビスタサイズ
ストーリー
その頃、船大工の小田切武市は、息子の正人が念願叶って海軍兵学校に合格したので有頂天になっていました。
18年間の海軍勤務でも准士官止まりであった武市は、正人の将来の出世は約束されたと信じて疑いませんでした。
翌1941年(昭和16年)の春、海軍中尉に昇進した本郷英一は、学問の道を志す弟の眞二が三高に合格したことを、奈良博物館の館長である父親の直樹や婚約者である早瀬陽子共に喜んでいました。
やがて、ドイツの対ソ宣戦布告や日本軍の南部仏印(現在のベトナム)への進出、そして、それに対するアメリカの対日制裁置としての日本への資源の禁輸などが始まると、世界情勢は日毎に緊迫の度を強め、対米戦争の予感は現実味を帯びてきました。





日米協調派である山本は、もしも、日米開戦となった場合でも、早期和平を実現させるために、アメリカ太平洋艦隊の本拠地であるハワイ・オアフ島の真珠湾を空母機動部隊により奇襲するという作戦計画を立てました。
やがて、日米交渉が決裂し、1941年12月8日、真珠湾攻撃が行われた。英一は、空母瑞鶴飛行隊の九九式艦上爆撃機部隊の搭乗員の一員として真珠湾攻撃に参加し、真珠湾に停泊中の米太平洋艦隊が壊滅的打撃を受けるのを興奮の面持ちで見つめていたが、そこに空母の影は1隻もいなかったのです。
同じ頃、5年の歳月と造船技術の粋を集めて、極秘のうちに建造されていた戦艦大和が竣工した。翌1942年2月、大和は連合艦隊の旗艦となり、山本長官以下、連合艦隊司令部が乗り組みました。
大和の乗組員の中には、予備役から応召、大和の工作科分隊士として海軍に復職した海軍兵曹長、小田切武市の姿もありました。






日本軍の破竹の快進撃が続く中、同年4月18日の米空母ホーネットから発進したB-25爆撃機の編隊による日本本土初空襲の衝撃を受けた軍令部は、空母を含む米太平洋艦隊の残存部隊を全滅させるという山本のミッドウェー攻略作戦案を了承し、5月下旬、連合艦隊の主力部隊は、ミッドウェー島沖に向けて出撃しました。
しかし、6月5日・6日のミッドウェー海戦では、事前に日本軍側の作戦情報を入手していた米軍の待ち伏せにより、日本海軍は主力空母4隻を失い、ミッドウェー攻略作戦は大失敗に終わり、戦局は、ジリ貧の消耗戦へと突入していきました。
やがて、残る戦艦・大和に沖縄特攻の命令が下り、片道だけの燃料しか積まずに、生きて還ることが許されない、無意味な消耗戦が沖縄の海へと向かっていくのでしたした・・・





ストーリーの紹介は以上です。
この映画は、封切り時の昭和56年(1981)に、石川県の金沢劇場で見ました。
金沢の繁華街・片町のバス停の目の前にあった東宝系の邦画番線を上映する映画館でしたが、その映画館は、現在は跡かたもなくなくなくなっています。
その一年後、東京・有楽町の東宝本社横にあった千代田劇場でも“東宝50周年記念上映”でも見ています。
その時の同時上映は、戦時中に製作・公開された「ハワイ・マレー沖海戦」(1941年公開)でした。
この映画はかなりの思い入れがあります。テレビ放映、ビデオやDVDなどで幾度となく見て、最近ではCSの日本映画専門チャンネルの“昭和の特撮”という番組でも放送され、特技監督の中野昭慶を招いての樋口真嗣との対談がありました。





その時の対談で中野昭慶は、東宝の製作から、“大和を薔薇のように爆発させてほしい”と要望されて、あのような大和の最期になったと言っていました。
それは多分、谷村新司の主題歌「群青」にある、“せめて海に咲け。心の冬薔薇(ふゆそうび)”をかなり意識した映像であることは間違いないです。
でも、ラストの大和の最期の大爆発はリアリズムからしたら、有り得ないという声が多いですけどね。
でも、この映画は何度見ても泣けます。「永遠の0」の時にも言いましたが、戦中派世代で作られていることから、古くからの日本人スピリットがものすごく色濃く出入るからです。
特にラストの戦艦・大和の片道の燃料しか搭載しない、最初から生還することなど全く頭にない水上特攻です。





それは、もう作戦と呼べるものではありません。初めから、戦果というものを計算していないのです。
劇中でも、第一機動艦司令官の哲っちゃんは無意味な大和の水上特攻に猛反対します。それを受けて、連合艦隊先任長官の佐藤慶は言い放ちます。
“艦隊は滅んでも、日本海軍の魂は残ります”と・・・
バカかっ!そんな日本海軍のスピリットという言葉は、つまりは海軍の対面を保つという見栄だけの為に、大和の戦闘員三千人の命と引き換えにしたのです。
哲ちゃんは、“そんな浪速節は聞きたくない!”と一人抵抗しますが、大和の水上特攻作戦は、日本海軍に残された“最後の抵抗”でもあったわけです。
古来ある、敵わずまでも、一矢報いん、の精神から来るものでしょう。
海軍大臣演じる藤田進は、戦況が逼迫する状況を昭和天皇に言上したところ、“海軍にもう、艦(ふね)は、もうないのか”という当時の天皇陛下の一言で大和の無意味な水上特攻が決定したらしいです。





なんかねぇ・・・いかにあの当時の日本が狂っていたかを象徴するようなシーンです。
海軍の象徴とまで言われながら、結局一度も活躍することなかった大和を残して敗戦を迎えたのでは日本海軍の名折れという感覚なのでしょう。
結局は、最後の方の哲っちゃんの“やむを得ないに始まって、やむを得ないで終わるか”の台詞に象徴されるように、いずれにしても初めから戦果ゼロの大和の水上特攻は、避けられない運命だったのかもしれません。
「永遠の0」の原作者・百田尚樹と監督の山崎貴は、絶対この「連合艦隊」を見ています。
「連合艦隊」で使われた台詞が、「永遠の0」でも、そっくりそのまま主演の岡田准一から出ていましたからね。





真珠湾攻撃の奇襲成功に沸き立つ中一人、山本五十六長官だけが浮かない顔で・・・
“何故、真珠湾に空母はいなかったのだ。空母を撃ち漏らしたのでは真珠湾を攻撃した意味がない”
この台詞、「永遠の0」で真珠湾作戦に戦闘員として参戦した岡田准一もボソッと仲間にこぼしています。
更にミッドウェー海戦で、これはナレーションによるものでしたが・・・
“魚雷から爆弾へ。そして爆弾から魚雷へ。この時間のロスが南雲機動部隊の致命傷となった”
「永遠の0」でのミッドウェー海戦の時の岡田准一の台詞は、“こんな時に攻撃されたら、ひとたまりもない”が付け加えられています。





しかし、「永遠の0」の岡田准一は一平卒程度の立場で、上官の命令は絶対服従のあの時代にそんな言葉が言えるわけがないでしょう。
これは例えば、プロ野球で、DeNAの中村紀洋が采配批判して二軍に落とされたと同じく、絶対に口にしてはいけない“ご法度”でしょう。(中村ノリは多分このまま一軍に上がることなく、シーズンオフに戦力外通告をされるでしょうね。)
その点、「永遠の0」の原作者・監督共に理想論で、当時の軍人のリアリズムに欠けていましたね。
まあ、そんなことはともかく、、この映画は太平洋戦争における日本海軍の連合艦隊の盛衰を描いているわけですが、真珠湾攻撃→ミッドウェイ海戦での大敗→山本五十六、ラバウルで撃墜されて戦死→レイテ作戦→大和の沖縄特攻までを2時間26分の間で駆け足のストーリー展開です。
それでラストは大和の最期となるわけですが、やはりここでかなり高揚感ある監督の松林宗恵は持っていっています。





戦中派世代にとっては欠かせない“同期の桜”は、大和の水上特攻前に仲間たちの宴で皆で唄うシーンがあります。
♪貴様と俺とは同期の桜 同じ大和の庭に咲く
本家「同期の桜」では、“大和”の部分は確か“予科練”だったと思います。
自分たちは何の為に大和と共に死ぬのか・・・最後はやはり、彼らの言い知れぬ自問自答の迷いが心に衝いてきます。
それを、散華の美学、と描きましたが、決してカッコいいと呼べるもではなく、ひたすらにそれは悲しいのです。
自分たちの死が、日本という国に残された愛する人たちを救う戦いであれば、自分たちが戦って死んでいく意味も見出せたでしょうが、こんな海軍の体面を保つためだけの、取りあえず大和と共に海に沈め、というものですからね。





終戦の8.15が毎年近づいてくると、各報道番組は戦争の悲惨さを伝える特集を組んでいます。
しかし、その戦争で起こったことの何が悲惨だったのが、今ひとつ伝わってくるものがないような気がしてならないのです。
戦争は悲惨だから、二度とその過ちを繰り返してはならない。そんな当たり前の決まり文句で片づけるな!!と言いたくなってしまいます。
戦争を起こしたのは市井の人々ではないでしょう。
いつの時代でもそれは、政治を司ってきた官僚ではないですか。
最近、また自民党の官僚たちが、集団的自衛権だの徴兵制もあり得るだのバカげた発案しています。
こんな奴らに何で政治なんか任せているんだ、そんなふざせけた法案を通そうとするなら、即刻内閣を解散してほしいものです。
たいして景気もよくなっていないのに、更にまた来年に消費税を上げるなど言語道断で、今の内閣はどれだけ国民を意思を無視すればいいのか、たたただ呆れるばかりです。





映画のラストシーン近くで、明日を限りの命の中井貴一の特攻機が現れ、雲の切れ間から瀕死の大和が見える。そこで映画バージョンの「群青」が流れます。
瀕死の大和に切腹における介錯のような最後の一撃を中井貴一が放って、大和の中にいる父親に別れを告げます。
“お父さん、親よりもほんの少しだけ長く生きていることが、せめてもの親孝行です。
製作:田中友幸
監督:松林宗恵
特技監督:中野昭慶
脚本:須崎勝彌
音楽:服部克久、谷村新司
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
主題歌:谷村新司 『群青』
製作株式会社:東宝映画
製作協力:東宝映像株式会社(特殊技術、光学ステレオ技術)
配給:東宝株式会社
CAST
●真珠湾攻撃・ミッドウェイ作戦
山本五十六(連合艦隊司令長官):小林桂樹
宇垣纏(連合艦隊参謀長):高橋幸治
南雲忠一(第一航空艦隊司令長官):金子信雄
草鹿龍之介(第一航空艦隊参謀長):三橋達也
永野修身(軍令部総長):小沢栄太郎
及川古志郎(海軍大臣):藤田進
福留繁(軍令部第一部長):藤岡琢也
富岡定俊(軍令部第一課長):橋本功
黒島亀人大佐 (連合艦隊先任参謀) : 南道郎
渡辺安次中佐 (連合艦隊戦務参謀) : 北浦昭義
大石保大佐 (第一航空艦隊先任参謀) : 六本木真
源田実(第一航空艦隊航空参謀): 斎藤真
野元為輝(空母瑞鶴艦長):長谷川弘
下田久夫(空母瑞鶴飛行長):平田昭彦
●レイテ作戦
小沢治三郎(第一機動艦隊司令長官):丹波哲郎
貝塚武男(空母瑞鶴艦長): 神山繁
武田上整曹(瑞鶴飛行隊整備士長):長門裕之
森整長(瑞鶴飛行隊整備士):なべおさみ
中鉢二飛曹(瑞鶴の飛行士・予科練出身の少年航空兵) :遠藤公一
大林末雄(第一機動艦隊参謀長):織本順吉
栗田健男(第二艦隊司令長官):安部徹
小柳富次(第二艦隊参謀長):近藤宏
大前敏一先任参謀 :加地健太郎
大谷藤之助作戦参謀 :伊吹徹
豊田副武(連合艦隊司令長官):田崎潤
神重徳(連合艦隊先任参謀):佐藤慶
●沖縄作戦
伊藤整一(第二艦隊司令長官):鶴田浩二
有賀幸作(戦艦大和艦長):中谷一郎
●本郷家
本郷英一(瑞鶴艦上爆撃機隊の隊長。海軍大尉):永島敏行
本郷眞二(瑞鶴、のちに大和の航海士。海軍少尉):金田賢一
本郷直樹(奈良博物館館長):森繁久彌
本郷歌子(英一・眞二の母):奈良岡朋子
本郷陽子(英一の婚約者、後に眞二の妻):古手川祐子
工藤飛曹長(瑞鶴艦上爆撃機隊偵察員、英一の部下で無二の戦友):佐藤允
茂木大尉(瑞鶴、ならびにブイン基地戦闘機隊隊長、英一の戦友):丹波義隆
●小田切家
小田切武市(海軍兵曹長。大和工作科分隊班長):財津一郎
小田切正人(海軍中尉。特攻出撃した戦闘機搭乗員):中井貴一
小田切照代(正人の姉):友里千賀子
小田切美代(正人の妹):里見奈保(鶴田さやか)
小田切加代(正人の妹):川島光代
●その他の出演者
鈴川(芸者):松尾嘉代
ナレーター : 平光淳之助
2時間26分 ビスタサイズ
ストーリー
1940年(昭和15年)、連合艦隊司令長官・山本五十六らの反対にもかかわらず、時の海軍大臣・及川古志郎の「やむを得ない」の一言により日独伊三国軍事同盟が締結さました。
その頃、船大工の小田切武市は、息子の正人が念願叶って海軍兵学校に合格したので有頂天になっていました。
18年間の海軍勤務でも准士官止まりであった武市は、正人の将来の出世は約束されたと信じて疑いませんでした。
翌1941年(昭和16年)の春、海軍中尉に昇進した本郷英一は、学問の道を志す弟の眞二が三高に合格したことを、奈良博物館の館長である父親の直樹や婚約者である早瀬陽子共に喜んでいました。
やがて、ドイツの対ソ宣戦布告や日本軍の南部仏印(現在のベトナム)への進出、そして、それに対するアメリカの対日制裁置としての日本への資源の禁輸などが始まると、世界情勢は日毎に緊迫の度を強め、対米戦争の予感は現実味を帯びてきました。






日米協調派である山本は、もしも、日米開戦となった場合でも、早期和平を実現させるために、アメリカ太平洋艦隊の本拠地であるハワイ・オアフ島の真珠湾を空母機動部隊により奇襲するという作戦計画を立てました。
やがて、日米交渉が決裂し、1941年12月8日、真珠湾攻撃が行われた。英一は、空母瑞鶴飛行隊の九九式艦上爆撃機部隊の搭乗員の一員として真珠湾攻撃に参加し、真珠湾に停泊中の米太平洋艦隊が壊滅的打撃を受けるのを興奮の面持ちで見つめていたが、そこに空母の影は1隻もいなかったのです。
同じ頃、5年の歳月と造船技術の粋を集めて、極秘のうちに建造されていた戦艦大和が竣工した。翌1942年2月、大和は連合艦隊の旗艦となり、山本長官以下、連合艦隊司令部が乗り組みました。
大和の乗組員の中には、予備役から応召、大和の工作科分隊士として海軍に復職した海軍兵曹長、小田切武市の姿もありました。








しかし、6月5日・6日のミッドウェー海戦では、事前に日本軍側の作戦情報を入手していた米軍の待ち伏せにより、日本海軍は主力空母4隻を失い、ミッドウェー攻略作戦は大失敗に終わり、戦局は、ジリ貧の消耗戦へと突入していきました。
やがて、残る戦艦・大和に沖縄特攻の命令が下り、片道だけの燃料しか積まずに、生きて還ることが許されない、無意味な消耗戦が沖縄の海へと向かっていくのでしたした・・・






ストーリーの紹介は以上です。
この映画は、封切り時の昭和56年(1981)に、石川県の金沢劇場で見ました。
金沢の繁華街・片町のバス停の目の前にあった東宝系の邦画番線を上映する映画館でしたが、その映画館は、現在は跡かたもなくなくなくなっています。
その一年後、東京・有楽町の東宝本社横にあった千代田劇場でも“東宝50周年記念上映”でも見ています。
その時の同時上映は、戦時中に製作・公開された「ハワイ・マレー沖海戦」(1941年公開)でした。
この映画はかなりの思い入れがあります。テレビ放映、ビデオやDVDなどで幾度となく見て、最近ではCSの日本映画専門チャンネルの“昭和の特撮”という番組でも放送され、特技監督の中野昭慶を招いての樋口真嗣との対談がありました。






その時の対談で中野昭慶は、東宝の製作から、“大和を薔薇のように爆発させてほしい”と要望されて、あのような大和の最期になったと言っていました。
それは多分、谷村新司の主題歌「群青」にある、“せめて海に咲け。心の冬薔薇(ふゆそうび)”をかなり意識した映像であることは間違いないです。
でも、ラストの大和の最期の大爆発はリアリズムからしたら、有り得ないという声が多いですけどね。
でも、この映画は何度見ても泣けます。「永遠の0」の時にも言いましたが、戦中派世代で作られていることから、古くからの日本人スピリットがものすごく色濃く出入るからです。
特にラストの戦艦・大和の片道の燃料しか搭載しない、最初から生還することなど全く頭にない水上特攻です。






それは、もう作戦と呼べるものではありません。初めから、戦果というものを計算していないのです。
劇中でも、第一機動艦司令官の哲っちゃんは無意味な大和の水上特攻に猛反対します。それを受けて、連合艦隊先任長官の佐藤慶は言い放ちます。
“艦隊は滅んでも、日本海軍の魂は残ります”と・・・
バカかっ!そんな日本海軍のスピリットという言葉は、つまりは海軍の対面を保つという見栄だけの為に、大和の戦闘員三千人の命と引き換えにしたのです。
哲ちゃんは、“そんな浪速節は聞きたくない!”と一人抵抗しますが、大和の水上特攻作戦は、日本海軍に残された“最後の抵抗”でもあったわけです。
古来ある、敵わずまでも、一矢報いん、の精神から来るものでしょう。
海軍大臣演じる藤田進は、戦況が逼迫する状況を昭和天皇に言上したところ、“海軍にもう、艦(ふね)は、もうないのか”という当時の天皇陛下の一言で大和の無意味な水上特攻が決定したらしいです。






なんかねぇ・・・いかにあの当時の日本が狂っていたかを象徴するようなシーンです。
海軍の象徴とまで言われながら、結局一度も活躍することなかった大和を残して敗戦を迎えたのでは日本海軍の名折れという感覚なのでしょう。
結局は、最後の方の哲っちゃんの“やむを得ないに始まって、やむを得ないで終わるか”の台詞に象徴されるように、いずれにしても初めから戦果ゼロの大和の水上特攻は、避けられない運命だったのかもしれません。
「永遠の0」の原作者・百田尚樹と監督の山崎貴は、絶対この「連合艦隊」を見ています。
「連合艦隊」で使われた台詞が、「永遠の0」でも、そっくりそのまま主演の岡田准一から出ていましたからね。






真珠湾攻撃の奇襲成功に沸き立つ中一人、山本五十六長官だけが浮かない顔で・・・
“何故、真珠湾に空母はいなかったのだ。空母を撃ち漏らしたのでは真珠湾を攻撃した意味がない”
この台詞、「永遠の0」で真珠湾作戦に戦闘員として参戦した岡田准一もボソッと仲間にこぼしています。
更にミッドウェー海戦で、これはナレーションによるものでしたが・・・
“魚雷から爆弾へ。そして爆弾から魚雷へ。この時間のロスが南雲機動部隊の致命傷となった”
「永遠の0」でのミッドウェー海戦の時の岡田准一の台詞は、“こんな時に攻撃されたら、ひとたまりもない”が付け加えられています。






しかし、「永遠の0」の岡田准一は一平卒程度の立場で、上官の命令は絶対服従のあの時代にそんな言葉が言えるわけがないでしょう。
これは例えば、プロ野球で、DeNAの中村紀洋が采配批判して二軍に落とされたと同じく、絶対に口にしてはいけない“ご法度”でしょう。(中村ノリは多分このまま一軍に上がることなく、シーズンオフに戦力外通告をされるでしょうね。)
その点、「永遠の0」の原作者・監督共に理想論で、当時の軍人のリアリズムに欠けていましたね。
まあ、そんなことはともかく、、この映画は太平洋戦争における日本海軍の連合艦隊の盛衰を描いているわけですが、真珠湾攻撃→ミッドウェイ海戦での大敗→山本五十六、ラバウルで撃墜されて戦死→レイテ作戦→大和の沖縄特攻までを2時間26分の間で駆け足のストーリー展開です。
それでラストは大和の最期となるわけですが、やはりここでかなり高揚感ある監督の松林宗恵は持っていっています。






戦中派世代にとっては欠かせない“同期の桜”は、大和の水上特攻前に仲間たちの宴で皆で唄うシーンがあります。
♪貴様と俺とは同期の桜 同じ大和の庭に咲く
本家「同期の桜」では、“大和”の部分は確か“予科練”だったと思います。
自分たちは何の為に大和と共に死ぬのか・・・最後はやはり、彼らの言い知れぬ自問自答の迷いが心に衝いてきます。
それを、散華の美学、と描きましたが、決してカッコいいと呼べるもではなく、ひたすらにそれは悲しいのです。
自分たちの死が、日本という国に残された愛する人たちを救う戦いであれば、自分たちが戦って死んでいく意味も見出せたでしょうが、こんな海軍の体面を保つためだけの、取りあえず大和と共に海に沈め、というものですからね。






終戦の8.15が毎年近づいてくると、各報道番組は戦争の悲惨さを伝える特集を組んでいます。
しかし、その戦争で起こったことの何が悲惨だったのが、今ひとつ伝わってくるものがないような気がしてならないのです。
戦争は悲惨だから、二度とその過ちを繰り返してはならない。そんな当たり前の決まり文句で片づけるな!!と言いたくなってしまいます。
戦争を起こしたのは市井の人々ではないでしょう。
いつの時代でもそれは、政治を司ってきた官僚ではないですか。
最近、また自民党の官僚たちが、集団的自衛権だの徴兵制もあり得るだのバカげた発案しています。
こんな奴らに何で政治なんか任せているんだ、そんなふざせけた法案を通そうとするなら、即刻内閣を解散してほしいものです。
たいして景気もよくなっていないのに、更にまた来年に消費税を上げるなど言語道断で、今の内閣はどれだけ国民を意思を無視すればいいのか、たたただ呆れるばかりです。






映画のラストシーン近くで、明日を限りの命の中井貴一の特攻機が現れ、雲の切れ間から瀕死の大和が見える。そこで映画バージョンの「群青」が流れます。
瀕死の大和に切腹における介錯のような最後の一撃を中井貴一が放って、大和の中にいる父親に別れを告げます。
“お父さん、親よりもほんの少しだけ長く生きていることが、せめてもの親孝行です。
妹たちよ、さようなら。姉さん・・さようなら”
そう言って、貴一ちゃんの特攻機は、二度と還ることのない空に消えていきます。
この中井貴一の台詞は何度聞いても泣けてきます。
これが何で戦意高揚映画となるのか。
公開当時、この作品を軍人を美化した好戦映画というような的外れな批評しか出来なかつた人たちは、戦争映画を語る資格などないと思います。
語る資格自体、無用論なんですけどね・・・
連合艦隊〈劇場公開版〉 (ブルーレイディスク) 販売価格 5,540円(10%OFF)
また、69回目の終戦の8.15がやってきました。
もう当時のことを知っている方は、80代後半以上のかなり高齢世代となり、実際の戦争に加った当事者の方で今も尚、ご存命されている方は、ほんのひと握りになっています。
しかし、教科書では教えてくれなかった太平代戦争の真実は、我々のような戦後派世代は、それを映画で学びました。
それが果たして、どれが正しくて間違った情報なのかも判らない・・・けれど、映画を通して、あの戦争で亡くなられた先人の方々のスピリットは、忘れないでいたい、そう思っています。





この「連合艦隊」という映画は、戦争特撮映画としても80年代の代表作的な存在でもあります。
戦艦・大和の最期を描いた戦争映画は数々ありますが、この映画ほど大和の最期が美しく悲壮感溢れて描いている作品はなく、他の大和を扱った他作品を凌駕しています。
新作「永遠の0」をご覧になられた方で、本作をまだ見ていないという方は、是非とも昭和と平成で作られた戦争映画を見比べてみるのも面白いですよ。

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そう言って、貴一ちゃんの特攻機は、二度と還ることのない空に消えていきます。
この中井貴一の台詞は何度聞いても泣けてきます。
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公開当時、この作品を軍人を美化した好戦映画というような的外れな批評しか出来なかつた人たちは、戦争映画を語る資格などないと思います。
語る資格自体、無用論なんですけどね・・・

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また、69回目の終戦の8.15がやってきました。
もう当時のことを知っている方は、80代後半以上のかなり高齢世代となり、実際の戦争に加った当事者の方で今も尚、ご存命されている方は、ほんのひと握りになっています。
しかし、教科書では教えてくれなかった太平代戦争の真実は、我々のような戦後派世代は、それを映画で学びました。
それが果たして、どれが正しくて間違った情報なのかも判らない・・・けれど、映画を通して、あの戦争で亡くなられた先人の方々のスピリットは、忘れないでいたい、そう思っています。






この「連合艦隊」という映画は、戦争特撮映画としても80年代の代表作的な存在でもあります。
戦艦・大和の最期を描いた戦争映画は数々ありますが、この映画ほど大和の最期が美しく悲壮感溢れて描いている作品はなく、他の大和を扱った他作品を凌駕しています。
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by. か
時折こういう映画挟むの好きですw
2014.08.16
(01:31)
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たまには、こういう映画も挟んで紹介します by. じんのすけ
> 時折こういう映画挟むの好きですw
基本的には映画のブログですので、毎回女優のヌードがある映画ばかりを取り上げるわけではあません。
特に今回は69回目の終戦の日ということで、それに相応しい戦争映画の大作をぶつけてみました。
基本的には映画のブログですので、毎回女優のヌードがある映画ばかりを取り上げるわけではあません。
特に今回は69回目の終戦の日ということで、それに相応しい戦争映画の大作をぶつけてみました。
2014.08.16
(10:18)
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いい映画です。 by. condor
私もこの映画は幾度となく見てそのたびに涙しました。
こういう映画でしか戦争を知ることが出来ない戦後生まれの方々に(私もそうですけど…)、一度は見て欲しい映画ですね。あと「大日本帝国」や変わったところで「月光の夏」なんかも…
それから「同期の桜」の元唄は「航空隊」「兵学校」だったと思います。
こういう映画でしか戦争を知ることが出来ない戦後生まれの方々に(私もそうですけど…)、一度は見て欲しい映画ですね。あと「大日本帝国」や変わったところで「月光の夏」なんかも…
それから「同期の桜」の元唄は「航空隊」「兵学校」だったと思います。
2014.08.17
(00:01)
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日本人のスピリットが詰まった作品ですから by. じんのすけ
> 私もこの映画は幾度となく見てそのたびに涙しました。
そうですよねぇ~中井貴一の“親よりもほんの少しだけ長く生きていることがせめてもの親孝行です”という台詞のシーンで毎回泣けてきます。
谷村新司が唄う主題歌「群青」の中でも“親より先に逝く不幸は許せど”という歌詞があるように、あの時代の男子の殆どは“親より先に逝つてまう”親不孝者がだったでしょうし、その親不孝を国が強いていたという実に悲しい時代でしたね。
> こういう映画でしか戦争を知ることが出来ない戦後生まれの方々に(私もそうですけど…)、一度は見て欲しい映画ですね。あと「大日本帝国」や変わったところで「月光の夏」なんかも…
う~ん「大日本帝国」は舛田利雄で、どちらかというと日露戦争の旅順攻防戦を描いた「二百三高地」の方が断然良かったように思います。「月光の夏」は未見です。
>
> それから「同期の桜」の元唄は「航空隊」「兵学校」だったと思います。
東映の松方弘樹・主演の「同期の桜」という映画では、冒頭に流れる松方が歌っている「同期の桜」は、確か“予科練”でした。
その映画も特攻隊を主人公にした戦争映画です。
まあ、どっちみち、同期の桜」は軍歌ですから、我々戦後派世代は映画やドラマで流れない限り、聴くことはない、馴染みがない歌ですからね。
そうですよねぇ~中井貴一の“親よりもほんの少しだけ長く生きていることがせめてもの親孝行です”という台詞のシーンで毎回泣けてきます。
谷村新司が唄う主題歌「群青」の中でも“親より先に逝く不幸は許せど”という歌詞があるように、あの時代の男子の殆どは“親より先に逝つてまう”親不孝者がだったでしょうし、その親不孝を国が強いていたという実に悲しい時代でしたね。
> こういう映画でしか戦争を知ることが出来ない戦後生まれの方々に(私もそうですけど…)、一度は見て欲しい映画ですね。あと「大日本帝国」や変わったところで「月光の夏」なんかも…
う~ん「大日本帝国」は舛田利雄で、どちらかというと日露戦争の旅順攻防戦を描いた「二百三高地」の方が断然良かったように思います。「月光の夏」は未見です。
>
> それから「同期の桜」の元唄は「航空隊」「兵学校」だったと思います。
東映の松方弘樹・主演の「同期の桜」という映画では、冒頭に流れる松方が歌っている「同期の桜」は、確か“予科練”でした。
その映画も特攻隊を主人公にした戦争映画です。
まあ、どっちみち、同期の桜」は軍歌ですから、我々戦後派世代は映画やドラマで流れない限り、聴くことはない、馴染みがない歌ですからね。
2014.08.17
(12:50)
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海軍にもう艦は無いのか by. aa
これは昭和天皇の所感というか、それほどまでに疲弊しきっているのか?という問いであって、この一言で菊水作戦決行、ということではないと思うのですが…
これに対して、及川軍令部総長は全兵力を投入します、と応じてるわけで、これにより及川のやむを得ないという開戦時と菊水作戦時のやむを得ない、というのを暗に批判している形になっていると思うんですけどね。
これに対して、及川軍令部総長は全兵力を投入します、と応じてるわけで、これにより及川のやむを得ないという開戦時と菊水作戦時のやむを得ない、というのを暗に批判している形になっていると思うんですけどね。
2015.08.21
(21:57)
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それでも同じ「大和」映画では・・・ by. じんのすけ
> これは昭和天皇の所感というか、それほどまでに疲弊しきっているのか?という問いであって、この一言で菊水作戦決行、ということではないと思うのですが…
>
> これに対して、及川軍令部総長は全兵力を投入します、と応じてるわけで、これにより及川のやむを得ないという開戦時と菊水作戦時のやむを得ない、というのを暗に批判している形になっていると思うんですけどね。
1981年の東宝の「連合艦隊」と2005年の「男たちの大和」で、“陛下の言葉”で出てくるのですよ。
昭和天皇が実際に大和が海軍に残っていることに対して、そんな発言したとかの歴史的検証はどうでもいいいと思いますよ。
日本兵が死んでいく時に叫ぶ言葉が、“天皇陛下、万歳!”に象徴するように、「二百三高地」の脚本家・笠原和夫氏が常に提唱してきた、“天皇の軍隊”であることには間違いない史実と思います。
それだけ当時の日本は、軍の対面だけで沈められる為だけの全く意味のない戦いをしていたという解釈でいいのではないでょうか。
>
> これに対して、及川軍令部総長は全兵力を投入します、と応じてるわけで、これにより及川のやむを得ないという開戦時と菊水作戦時のやむを得ない、というのを暗に批判している形になっていると思うんですけどね。
1981年の東宝の「連合艦隊」と2005年の「男たちの大和」で、“陛下の言葉”で出てくるのですよ。
昭和天皇が実際に大和が海軍に残っていることに対して、そんな発言したとかの歴史的検証はどうでもいいいと思いますよ。
日本兵が死んでいく時に叫ぶ言葉が、“天皇陛下、万歳!”に象徴するように、「二百三高地」の脚本家・笠原和夫氏が常に提唱してきた、“天皇の軍隊”であることには間違いない史実と思います。
それだけ当時の日本は、軍の対面だけで沈められる為だけの全く意味のない戦いをしていたという解釈でいいのではないでょうか。
2015.08.21
(22:54)
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