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恋人たちの時刻 (河合美智子のヌード有り)
2014/06/01
22:03/Sun
出逢いは襲われそうになった小樽の海
助けてもらった男と恋人関係になる女
女は愛でつなげない
今回は「恋人たちの時刻(とき)」です。
監督 澤井信一郎。主演 野村宏伸、河合美智子。1987年に公開された日本映画です。
今回の作品は、北海道・小樽の海で襲われそうになった女性をサーファーの男が助け、その後で彼女が勤める歯科で再会して、男の強引な押しでやがて恋人関係になっていくというストーリーです。
決してヌードを売り物にする映画ではありませんが・・・
主演の河合美智子のヌードシーンが随所にある映画です。
今から27年前の映画で、河合美智子の若かりし頃の19歳の時のヌードがたっぷりと見れます。
6/2 23:53 キャプチャー画像を追加しました！追記の最後の方にあります。
それでは、この作品に興味のある方は下の追記を読む、からご覧下さい。
1987年3月14日東宝系公開
監督：澤井信一郎
脚本：荒井晴彦
原作：寺久保友哉 (角川文庫)
製作：角川春樹
プロデューサー：黒澤満、伊藤亮爾、小島吉弘
撮影：仙元誠三
音楽：久石譲
主題歌作詞・作曲：大貫妙子「恋人たちの時刻」
配給:東宝
●予告編
CAST
西江洸治：野村宏伸
村上マリ子：河合美智子
桑山輝芳：高橋悦史
桑山啓子：大谷直子
更科利加子：真野あずさ
西江彰子：加賀まりこ
寒川洋二：石田純一
小樽商大の学生：江口洋介
1時間39分 ビスタサイズ
ストーリー
北海道の小樽市銭函の海岸で村上マリ子は、サーフィンをしている男を見ていました。
すぐにバイクで二人の男たちが現れ、マリ子を最初はナンパするような感じで近づいてきましたが、すぐにマリ子に襲いかかり、マリ子は砂浜で男たちに服を脱がされてしまいます。
マリ子はパンティー一枚の裸にされ、二人組の男ちに襲われそうになった時、サーフィンしていた男が走って助けに入りました。
サーファーの男が助けに来てくれたことでマリ子は事なきを得ました。マリ子を襲った二人組の男はサーファーの男と格闘した後、諦めてバイクに乗って去って行きました。
マリ子を助けたサーファー男は砂浜で仰向けに倒れており、マリ子はその男・西江洸治を起こして介抱してあげ、海に入って西江のサーフボートを拾ってあげました。
すぐにマリ子は服を着て、その海から西江洸治を残して去っていきました。
西江洸治は東京の実家を出て、わざわざ北海道に住み小樽の予備校に通い、北大の医学部を目指して浪人中でした。
ある日、西江は歯の治療に行くと、そこの歯科にマリ子が働いており偶然の再会をします。
翌日、西江は予備校帰りにマリ子が勤務を終えて出てくるまで歯科のあるビルの入り口でマリ子を待っていました。
西江 お酒、飲みに行かない。
マリ子 困ります。
西江 冷たいな。暴漢から助けてあげたのに。
マリ子 あんなことなかったことにしたいです。もう、忘れています。
西江 じゃ、僕とも会いたくなかったんだ。
マリ子は西江を無視し歩き始め、西江はマリ子を追いかけます。
西江 恋人がいるの。
マリ子 そんな人いません。
西江 じゃあ、お酒ぐらい付き合ってくれてもいいじゃないか。
マリ子 アタシ、昼間彫刻のモデルやっているんです。彫刻が出来るまで男の人と付き合っちゃいけないって言われてるんです。
西江 その彫刻家が君の恋人なんだ。
マリ子 違います。アタシ、遅刻しちゃいますから。
そう言って、マリ子は西江を振り切りますが、彼はその後もマリ子のをしつこく尾けてきました。
日が暮れても、西江はマリ子を追いかけて来ていました。
マリ子 あなた、アタシのこと何を知っているんですか。
西江 そんなこと言っても、好きになっちゃったんだからさ。
マリ子 あなたが知っているのアタシの顔だけでしょ。あなた予備校生なんでしょ。来年も落ちちゃうわよ。
西江 デートしてくれよ
マリ子 ダメ。
そう言ってマリ子はきっばりと断わり、タクシーを捕まえて去って行き、住み込みの彫刻家の桑山の家に戻りました。
数日後、マリ子はしこく迫ってくる西江に親友で行方知れずの山中典子を探してほしていと頼み、何度か彼とデートもしました
やがて西江とマリ子は同棲を初め、恋人関係になってゆくのでした・・・
ストーリーの紹介は以上です。
この作品、公開時の1987年に新宿三丁目の交差点近くにあった、新宿ビレッジ2で見ています。
最近では、日本映画専門チャンネルで放送されたのを20何年かぶりで見ました。映画館で見てから、ビデオとかで見たという記憶はないです。
本作品は、既にDVD化されています。
但し、それはセル専門のようで、バナーは貼ってあるDMMサイトでDVDレンタルではヒットせず、通販で出てくることから、レンタル認可は、まだされていないようです。
当初の予定では、主演は渡辺典子でした。製作が角川春樹事務所ですからね。
ちなみに併映作品は原田知世・主演の「黒いドレスの女」です。
企画段階では、原田知世＆渡辺典子のセットで公開だったのでしょう。
しかし、渡辺典子はシナリオ読んで降板しています。
そうでしょうね、こんなヌードシーンがたくさんある役は、当時アイドル女優の渡辺典子では、やれる筈がありません。
元々は原作があるのですから、企画の段階でヌードシーンがあるのは判り切ったことのような気がしますけどね。
彫刻のヌードモデルで、モデルの子が裸にならないわけにはいかないのですから・・・
上のキャプ画像で89番のアメフト選手はデビューしたての頃の若き江口洋介です。
現在、同じ日曜のNHK大河「軍師 官兵衛」では織田信長役で、TBSの「ルーズヴェルト・ゲーム」では青島製作所の専務・笹井小太郎役で出演しています。
この映画の一ヶ月後に公開になる東映の「湘南暴走族」が江口洋介のデビュー作となっていますが、その前にちょい役で本作品にも出ていたようです。
この時、江口洋介20歳。若い頃の江口洋介はロン毛だっのに、この時期はまだロン毛じゃないんで実に判りにくいですね。
さて、渡辺典子の代役で抜擢された河合美智子は、作品時は19歳でした。
この映画の四年前の1983年に相米慎二監督「ションベンライダー」に15歳で主役級の役で映画デビューしています。
河合美智子は、この映画の４年前に「ションベンライダー」に出ていることから新人賞の対象にならず、新人賞は結局は取れずじまいに終わっています。
新人の基準が曖昧な今だったら、この脱ぎっぷりで、どこかの映画賞で新人賞は取れていたでしょうね。
若い頃の河合美智子は、そんなに美人という顔立ちではなく、どちらかと言うと、“かわいい系タイプ”でしょうか。
胸も、そんなに大きくはないですが、80年代にデビューした若手女優の平均的な胸です。
いや、河合美智子も、それなりにかわいくて魅力的な美乳です。
特に河合美智子の水着の日焼け痕がくっきりと出て、それが妙にエロチックでそそられますね。
それにしても、ようやく野村宏伸とベットインという濡れ場シーン、キスしていきなり挿入ですよ。
この映画の脚本は荒井晴彦です。
最近の映画では「共食い」、「戦争と一人の女」の脚本も荒井晴彦で、その時にも言いましたが、荒井晴彦が描く濡れ場シーンって、前儀もなしにいきなりの挿入というのが多いですね。
荒井晴彦、数々のにっかつロマンポルノの脚本を書いてきるのに、前儀もなしにいきなり挿入とは、随分と乱暴(?)なセックス描写が目立ちます。
まあ、それは脚本家だけのせいではなく、演出している監督の澤井信一郎にも言えることで、これまでの監督作品の中で、こんな本格的なベットシーンがある作品って、多分これぐらいですからね。
80年代頃の日本映画って、濡れ場シーンが作品にあってもセックス描写は至って平凡、というのが多かったという記憶があります。
一回エッチしといてから、また愛おしくなったのが野村宏伸は、河合美智子のおっぱいを愛撫するシーンになって・・・・順番が逆だろって気がしますよ。
ところで、河合美智子の役は、彫刻家の家の住み込みで、身の回りを世話をしながら彫刻のヌードモデルをやっていますが、高橋悦史演じる彫刻家とは体の関係は最初の頃はありません。
その彫刻家には乳がんで入院中の奥さんがいて、愛人もいますから、彫刻家の性処理は事足りてます。
ただ、奥さんが死んでから、河合美智子が自分の方から迫って、彫刻家に抱かれますが・・・映画の中では全裸の河合美智子を高橋悦史が抱きしめるだけのシーンで終わり、それからのセックス描写はありません。
多分、すぐに彫刻家に抱かれたのだろうというのは判りますが、それならば、彫刻家に抱かれる濡れ場シーンも欲しかったところです。
公開が二本立て興行なので、そこは尺の都合でしょうか。
ネタバレになっちゃいますが、その彫刻家に自ら抱かれたことが、野村宏伸演じる予備校生と別れる原因になってしまいます。
奥さんが死んだ直後に彫刻家を慰める為に抱かれたのだから、情の厚い女として、それぐらい許してやれよ、ですけどね。
但し、別れを切り出したのは、河合美智子の方ですが・・・あっさり諦めて彼女を追いかけない野村宏伸も、ちょっと情けない。
ラストは、そんなちょっぴり切なくて、グッと心を掴まれます。
公開時には感じていませんでしたが、これはもしかしたら、日本映画の隠れた恋愛映画の佳作ではないか、という気がしてきました。
少なくとも、河合美智子にとっては代表作と呼べる作品になったと思います。
今月、まだ日本映画専門チャンネルで放送が三回ありますから、見れる環境にある方は是非見て下さい。
★放送スケジュールは下のURLで確認して下さい。
http://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10001139_0001.html
★追記＆追記ピクチャー
海に野村宏伸のサーフボードを拾いに行くコマ送り画像です。
リリースされたばかりの新作映画だったら、ここまで見せることはしませんが、もう27年前の旧作ですからね。
再度キャプチャーしたのは、何度も見ているうちに思いの他、若い頃の河合美智子が魅力的だった、ということもありますけどね。
残念ながら、やはり放送を録画したものは映像が荒くて、画像を拾ってもどうしても止める位置でブレてしまいます。
レンタル認可になっていませんが、Amazonショップを見ると定価￥ 3,024→￥ 1,882 (38％引き 定価より￥ 1,142も安い)のでAmzonのポイントが貯まったら、セルで買おうかと思っています。
セルのデジタル・リマスター版を勝った場合は、画像は総入れ替えになると思いますが、まだ先のことなので、それがいつになるかは判りません。
パンティー一枚で海に入ってたというのに、下着が殆ど濡れていない感じ・・・ということは、これは下着ではなく白い水着の可能性がありますね。
下着だったら、濡れてヘアーの影が出ますが、画像を拡大してみても、それらしき影は見当たりません。下着が濡れている感じというのも全くないし・・・
白い水着だったら、水に濡れたとしても透ける心配はないでしょうからね。
決して主演女優・河合美智子のヌードを売り物にする映画ではないのですが、やはりそれも作品の大きな魅力、であることは間違いないです。
河合美智子は、この映画で思い切ってヌードになったことで代表作と呼べる作品に出逢うことが出来ました。
人気では、この村上マリ子役を降板した渡辺典子には敵いませんでしたが、女優としての評価はこの作品で確実に得ました。
そう言えば、最近舞台で野村宏伸と何十年ぶりかで共演するそうです。お互いに若かった頃の映画なので、27年経った今では、二人ともどんな熟成した役者になっているのでしょうか。
引き続き、下の日本映画バナークリックお願いします。
それでは、また下の日本映画のバナーでもクリックして頂けば、少しは、新たに画像ソフトを購入して画像の質アップと格闘し、眠い体に“甘い鞭”を入れた、ささやかなご褒美となる、“甘い飴”となりますので、よろしくお願いします。
監督：澤井信一郎
脚本：荒井晴彦
原作：寺久保友哉 (角川文庫)
製作：角川春樹
プロデューサー：黒澤満、伊藤亮爾、小島吉弘
撮影：仙元誠三
音楽：久石譲
主題歌作詞・作曲：大貫妙子「恋人たちの時刻」
配給:東宝
●予告編
CAST
西江洸治：野村宏伸
村上マリ子：河合美智子
桑山輝芳：高橋悦史
桑山啓子：大谷直子
更科利加子：真野あずさ
西江彰子：加賀まりこ
寒川洋二：石田純一
小樽商大の学生：江口洋介
1時間39分 ビスタサイズ
ストーリー
北海道の小樽市銭函の海岸で村上マリ子は、サーフィンをしている男を見ていました。
すぐにバイクで二人の男たちが現れ、マリ子を最初はナンパするような感じで近づいてきましたが、すぐにマリ子に襲いかかり、マリ子は砂浜で男たちに服を脱がされてしまいます。
マリ子はパンティー一枚の裸にされ、二人組の男ちに襲われそうになった時、サーフィンしていた男が走って助けに入りました。
サーファーの男が助けに来てくれたことでマリ子は事なきを得ました。マリ子を襲った二人組の男はサーファーの男と格闘した後、諦めてバイクに乗って去って行きました。
マリ子を助けたサーファー男は砂浜で仰向けに倒れており、マリ子はその男・西江洸治を起こして介抱してあげ、海に入って西江のサーフボートを拾ってあげました。
すぐにマリ子は服を着て、その海から西江洸治を残して去っていきました。
西江洸治は東京の実家を出て、わざわざ北海道に住み小樽の予備校に通い、北大の医学部を目指して浪人中でした。
ある日、西江は歯の治療に行くと、そこの歯科にマリ子が働いており偶然の再会をします。
翌日、西江は予備校帰りにマリ子が勤務を終えて出てくるまで歯科のあるビルの入り口でマリ子を待っていました。
西江 お酒、飲みに行かない。
マリ子 困ります。
西江 冷たいな。暴漢から助けてあげたのに。
マリ子 あんなことなかったことにしたいです。もう、忘れています。
西江 じゃ、僕とも会いたくなかったんだ。
マリ子は西江を無視し歩き始め、西江はマリ子を追いかけます。
西江 恋人がいるの。
マリ子 そんな人いません。
西江 じゃあ、お酒ぐらい付き合ってくれてもいいじゃないか。
マリ子 アタシ、昼間彫刻のモデルやっているんです。彫刻が出来るまで男の人と付き合っちゃいけないって言われてるんです。
西江 その彫刻家が君の恋人なんだ。
マリ子 違います。アタシ、遅刻しちゃいますから。
そう言って、マリ子は西江を振り切りますが、彼はその後もマリ子のをしつこく尾けてきました。
日が暮れても、西江はマリ子を追いかけて来ていました。
マリ子 あなた、アタシのこと何を知っているんですか。
西江 そんなこと言っても、好きになっちゃったんだからさ。
マリ子 あなたが知っているのアタシの顔だけでしょ。あなた予備校生なんでしょ。来年も落ちちゃうわよ。
西江 デートしてくれよ
マリ子 ダメ。
そう言ってマリ子はきっばりと断わり、タクシーを捕まえて去って行き、住み込みの彫刻家の桑山の家に戻りました。
数日後、マリ子はしこく迫ってくる西江に親友で行方知れずの山中典子を探してほしていと頼み、何度か彼とデートもしました
やがて西江とマリ子は同棲を初め、恋人関係になってゆくのでした・・・
ストーリーの紹介は以上です。
この作品、公開時の1987年に新宿三丁目の交差点近くにあった、新宿ビレッジ2で見ています。
最近では、日本映画専門チャンネルで放送されたのを20何年かぶりで見ました。映画館で見てから、ビデオとかで見たという記憶はないです。
本作品は、既にDVD化されています。
但し、それはセル専門のようで、バナーは貼ってあるDMMサイトでDVDレンタルではヒットせず、通販で出てくることから、レンタル認可は、まだされていないようです。
当初の予定では、主演は渡辺典子でした。製作が角川春樹事務所ですからね。
ちなみに併映作品は原田知世・主演の「黒いドレスの女」です。
企画段階では、原田知世＆渡辺典子のセットで公開だったのでしょう。
しかし、渡辺典子はシナリオ読んで降板しています。
そうでしょうね、こんなヌードシーンがたくさんある役は、当時アイドル女優の渡辺典子では、やれる筈がありません。
元々は原作があるのですから、企画の段階でヌードシーンがあるのは判り切ったことのような気がしますけどね。
彫刻のヌードモデルで、モデルの子が裸にならないわけにはいかないのですから・・・
上のキャプ画像で89番のアメフト選手はデビューしたての頃の若き江口洋介です。
現在、同じ日曜のNHK大河「軍師 官兵衛」では織田信長役で、TBSの「ルーズヴェルト・ゲーム」では青島製作所の専務・笹井小太郎役で出演しています。
この映画の一ヶ月後に公開になる東映の「湘南暴走族」が江口洋介のデビュー作となっていますが、その前にちょい役で本作品にも出ていたようです。
この時、江口洋介20歳。若い頃の江口洋介はロン毛だっのに、この時期はまだロン毛じゃないんで実に判りにくいですね。
さて、渡辺典子の代役で抜擢された河合美智子は、作品時は19歳でした。
この映画の四年前の1983年に相米慎二監督「ションベンライダー」に15歳で主役級の役で映画デビューしています。
河合美智子は、この映画の４年前に「ションベンライダー」に出ていることから新人賞の対象にならず、新人賞は結局は取れずじまいに終わっています。
新人の基準が曖昧な今だったら、この脱ぎっぷりで、どこかの映画賞で新人賞は取れていたでしょうね。
若い頃の河合美智子は、そんなに美人という顔立ちではなく、どちらかと言うと、“かわいい系タイプ”でしょうか。
胸も、そんなに大きくはないですが、80年代にデビューした若手女優の平均的な胸です。
いや、河合美智子も、それなりにかわいくて魅力的な美乳です。
特に河合美智子の水着の日焼け痕がくっきりと出て、それが妙にエロチックでそそられますね。
それにしても、ようやく野村宏伸とベットインという濡れ場シーン、キスしていきなり挿入ですよ。
この映画の脚本は荒井晴彦です。
最近の映画では「共食い」、「戦争と一人の女」の脚本も荒井晴彦で、その時にも言いましたが、荒井晴彦が描く濡れ場シーンって、前儀もなしにいきなりの挿入というのが多いですね。
荒井晴彦、数々のにっかつロマンポルノの脚本を書いてきるのに、前儀もなしにいきなり挿入とは、随分と乱暴(?)なセックス描写が目立ちます。
まあ、それは脚本家だけのせいではなく、演出している監督の澤井信一郎にも言えることで、これまでの監督作品の中で、こんな本格的なベットシーンがある作品って、多分これぐらいですからね。
80年代頃の日本映画って、濡れ場シーンが作品にあってもセックス描写は至って平凡、というのが多かったという記憶があります。
一回エッチしといてから、また愛おしくなったのが野村宏伸は、河合美智子のおっぱいを愛撫するシーンになって・・・・順番が逆だろって気がしますよ。
ところで、河合美智子の役は、彫刻家の家の住み込みで、身の回りを世話をしながら彫刻のヌードモデルをやっていますが、高橋悦史演じる彫刻家とは体の関係は最初の頃はありません。
その彫刻家には乳がんで入院中の奥さんがいて、愛人もいますから、彫刻家の性処理は事足りてます。
ただ、奥さんが死んでから、河合美智子が自分の方から迫って、彫刻家に抱かれますが・・・映画の中では全裸の河合美智子を高橋悦史が抱きしめるだけのシーンで終わり、それからのセックス描写はありません。
多分、すぐに彫刻家に抱かれたのだろうというのは判りますが、それならば、彫刻家に抱かれる濡れ場シーンも欲しかったところです。
公開が二本立て興行なので、そこは尺の都合でしょうか。
ネタバレになっちゃいますが、その彫刻家に自ら抱かれたことが、野村宏伸演じる予備校生と別れる原因になってしまいます。
奥さんが死んだ直後に彫刻家を慰める為に抱かれたのだから、情の厚い女として、それぐらい許してやれよ、ですけどね。
但し、別れを切り出したのは、河合美智子の方ですが・・・あっさり諦めて彼女を追いかけない野村宏伸も、ちょっと情けない。
ラストは、そんなちょっぴり切なくて、グッと心を掴まれます。
公開時には感じていませんでしたが、これはもしかしたら、日本映画の隠れた恋愛映画の佳作ではないか、という気がしてきました。
少なくとも、河合美智子にとっては代表作と呼べる作品になったと思います。
今月、まだ日本映画専門チャンネルで放送が三回ありますから、見れる環境にある方は是非見て下さい。
★放送スケジュールは下のURLで確認して下さい。
http://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10001139_0001.html
★追記＆追記ピクチャー
海に野村宏伸のサーフボードを拾いに行くコマ送り画像です。
リリースされたばかりの新作映画だったら、ここまで見せることはしませんが、もう27年前の旧作ですからね。
再度キャプチャーしたのは、何度も見ているうちに思いの他、若い頃の河合美智子が魅力的だった、ということもありますけどね。
残念ながら、やはり放送を録画したものは映像が荒くて、画像を拾ってもどうしても止める位置でブレてしまいます。
レンタル認可になっていませんが、Amazonショップを見ると定価￥ 3,024→￥ 1,882 (38％引き 定価より￥ 1,142も安い)のでAmzonのポイントが貯まったら、セルで買おうかと思っています。
![恋人たちの時刻 デジタル・リマスター版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ssD4JCaXL._SL160_.jpg) | 恋人たちの時刻 デジタル・リマスター版 [DVD] (2011/11/25) 野村宏伸、大谷直子 他 商品詳細を見る |
セルのデジタル・リマスター版を勝った場合は、画像は総入れ替えになると思いますが、まだ先のことなので、それがいつになるかは判りません。
パンティー一枚で海に入ってたというのに、下着が殆ど濡れていない感じ・・・ということは、これは下着ではなく白い水着の可能性がありますね。
下着だったら、濡れてヘアーの影が出ますが、画像を拡大してみても、それらしき影は見当たりません。下着が濡れている感じというのも全くないし・・・
白い水着だったら、水に濡れたとしても透ける心配はないでしょうからね。
決して主演女優・河合美智子のヌードを売り物にする映画ではないのですが、やはりそれも作品の大きな魅力、であることは間違いないです。
河合美智子は、この映画で思い切ってヌードになったことで代表作と呼べる作品に出逢うことが出来ました。
人気では、この村上マリ子役を降板した渡辺典子には敵いませんでしたが、女優としての評価はこの作品で確実に得ました。
そう言えば、最近舞台で野村宏伸と何十年ぶりかで共演するそうです。お互いに若かった頃の映画なので、27年経った今では、二人ともどんな熟成した役者になっているのでしょうか。
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河合美智子 by. ニシキ
河合美智子さんは、その昔NHKの「YOU」の司会もされていたのですね。最近ではブログもされていて、近況もアップデートできました。これだけヌードシーンが多いのに、レンタルされてないのは残念です。購入するしかないですね。
2014.06.26
(22:50)
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EDIT
今月、まだ放送予定がありますけどね・・ by. じんのすけ
> 河合美智子さんは、その昔NHKの「YOU」の司会もされていたのですね。最近ではブログもされていて、近況もアップデートできました。これだけヌードシーンが多いのに、レンタルされてないのは残念です。購入するしかないですね。
日本映画専門チャンネルでは、あと一回6/30(月)早朝5:10(日付では7/1)がありますけどね。
それが見られないとなると通販での購入しかないですね。
といっても、Amazonでは割引で￥ 1,875と安いので、買おうかどうか、自分もまだ迷っているところです。
日本映画専門チャンネルでは、あと一回6/30(月)早朝5:10(日付では7/1)がありますけどね。
それが見られないとなると通販での購入しかないですね。
といっても、Amazonでは割引で￥ 1,875と安いので、買おうかどうか、自分もまだ迷っているところです。
2014.06.26
(23:16)
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EDIT
購入しました by. ニシキ
日本映画専門チャンネルの方は見逃してしまったので、先日Amazonで購入して初めて観ました。映画を観る前から主題歌の大貫妙子さんの「恋人たちの時刻」はよく聴いていましたが、映画を観た後だと歌詞の意味もまた違って聴こえました。音楽も久石譲さんと豪華ですね。
この映画はいろいろ考えさせられましたが「性とどう向き合うか」というテーマなので、特に若い人たちが観るべき映画ではないかと思いました。
セックスシーンは確かにいまいちでしたが、いい映画ですよね。
この映画はいろいろ考えさせられましたが「性とどう向き合うか」というテーマなので、特に若い人たちが観るべき映画ではないかと思いました。
セックスシーンは確かにいまいちでしたが、いい映画ですよね。
2014.07.07
(21:27)
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URL |
EDIT
購入されたとは・・・ by. じんのすけ
> 日本映画専門チャンネルの方は見逃してしまったので、先日Amazonで購入して初めて観ました。映画を観る前から主題歌の大貫妙子さんの「恋人たちの時刻」はよく聴いていましたが、映画を観た後だと歌詞の意味もまた違って聴こえました。音楽も久石譲さんと豪華ですね。
こちらは購入しようかまだ迷っているところです。まあ、割引で2千円切って、安いんですけどね・・・
それに、日本映画専門チャンネルで録画したDVDもありますからね。映像はセル版の方が遥かにいいでしょう、多分・・・
> この映画はいろいろ考えさせられましたが「性とどう向き合うか」というテーマなので、特に若い人たちが観るべき映画ではないかと思いました。
> セックスシーンは確かにいまいちでしたが、いい映画ですよね。
でも、若い時の河合美智子のヌードシーンは多いですからね。何気に青春映画の名作と言えるでしょうね。
こちらは購入しようかまだ迷っているところです。まあ、割引で2千円切って、安いんですけどね・・・
それに、日本映画専門チャンネルで録画したDVDもありますからね。映像はセル版の方が遥かにいいでしょう、多分・・・
> この映画はいろいろ考えさせられましたが「性とどう向き合うか」というテーマなので、特に若い人たちが観るべき映画ではないかと思いました。
> セックスシーンは確かにいまいちでしたが、いい映画ですよね。
でも、若い時の河合美智子のヌードシーンは多いですからね。何気に青春映画の名作と言えるでしょうね。
2014.07.07
(21:41)
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