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さよなら渓谷
2014/01/23
20:24/Thu


ごく普通の夫婦の隠された過去の秘密
二人を結びつけているのは
憎しみか贖罪か、それとも愛か・・


今回の新作映画は、都心から離れた地方の渓谷のある静かな町で暮らす夫婦が、幼児殺人事件の容疑者が家のお隣さんだったことから、夫が新たな容疑者として取調べを受け、夫婦の驚愕の過去の秘密が明らかになっていくというストーリーです。
新作映画ですから、ラストのネタバレこそしませんが、作品の重要な部分にどうしても触れている箇所がありますので、これからレンタル等で見る方はご注意下さい。
主演の真木よう子は、この作品で数々の映画賞の主演女優賞を受賞しています。また、別映画での真木よう子のヌードキャプ画像がありますが、こちらは既出です。
それでは、興味のある方は下の追記を読む、からご覧下さい。
新作映画ですから、ラストのネタバレこそしませんが、作品の重要な部分にどうしても触れている箇所がありますので、これからレンタル等で見る方はご注意下さい。
主演の真木よう子は、この作品で数々の映画賞の主演女優賞を受賞しています。また、別映画での真木よう子のヌードキャプ画像がありますが、こちらは既出です。
それでは、興味のある方は下の追記を読む、からご覧下さい。
2013年6月22日公開
監督 - 大森立嗣
脚本 - 大森立嗣、高田亮
原作 - 吉田修一 『さよなら渓谷』(新潮文庫刊)
撮影 - 大塚亮
美術 - 黒川通利
録音 - 吉田憲義
編集 - 早野亮
音楽 - 平本正宏
プロデューサー - 森重晃
ラインプロデューサー - 村岡伸一郎
エンディングテーマ - 真木よう子 「幸先坂」(作詞・作曲:椎名林檎)
配給 - ファントム・フィルム
製作プロダクション - スターダストピクチャーズ、ステューディオスリー
製作 - 「さよなら渓谷」製作委員会(スターダストピクチャーズ、キングレコード、ファントム・フィルム)
CAST
尾崎かなこ - 真木よう子
尾崎俊介 - 大西信満
渡辺一彦 - 大森南朋
小林杏奈 - 鈴木杏
渡辺の妻 - 鶴田真由
井浦新
新井浩文
木下ほうか
三浦誠己
薬袋いづみ
池内万作
1時間56分 ビスタサイズ
○予告編
ストーリー
暑い夏の日。都会の喧騒から離れた渓谷がある山間の地方の町で、昼間から扇風機を回しながら部屋でセックスしようと抱き合っている夫婦がいました。
玄関でドンドンと叩く音がして妻の尾崎かなこは、服を着て出てみると、お隣りの立花里美が玄関の前に立っていました。
立花は午後に着払いの荷物が来るから、代わりに受け取ってもらえないかと頼み、無造作にかなこに五千円札を渡しました。
その立花里美の自宅には多くのマスコミと思われる群集でごった返していました。立花里美は、近日起きた幼児殺害事件の容疑者で警察に連行されているところなのでした。
その殺害された幼児は、立花容疑者の実の息子でした。
立花が警察に連行されていくのを見ていたかなこでしたが、夫の尾崎俊介はさっきの続きをやろうと、加奈子の体を求めてきました。





二人は再び激しいセックスをします。二人はセックスが終わると、テレビのワイドショーのインタビューに答えている、たった今すぐそばにいた立花里美が映っているのを見ていました。
マスコミたちも引き上げ始め、俊介は自転車で出かけようとしていた時に一人の男・渡辺が声をかけてきました。
渡辺 隣の尾崎さんですね。
尾崎 はい。
渡辺 やっと静かになりますね。
二人の会話はそれだけで、俊介は自転車をこいでどこかへ行ってしまいました。その渡辺はある出版社のジャーナリストで、この幼児殺人事件を追っていたのでした。
渡辺には妻がいましたが、夫婦仲は離婚寸前で冷め切っていて、セックスレス夫婦でした。





渡辺が事件容疑者の隣に住んでいる尾崎俊介が気になり、彼のことを調べているうちに、大学を中退していたことが判りました。それと、俊介は大学で野球部に所属していて、当時はリーグ戦で最高殊勲選手に選ばれる程の選手だったようです。
何故、尾崎俊介は将来を嘱望されるほどの大学野球で活躍していたのに、突然辞めてしまったのか・・・それを調べていくうちにその大学内で起きた、若い女の子の集団レイプ事件に突き当たりました。
尾崎俊介は、その集団レイプに加わって、女の子を犯した一人だったのです。
渡辺は、部下の小林杏奈と共にその過去のレイプ事件を調べていくうちに失踪した被害者女性に辿り付き、驚くべきことが判ってきました。
やがて、尾崎俊介が幼児殺害事件の立花理美容疑者と不倫関係にあったとの情報が流れ、警察に事件の新たな容疑者として連行されて行きますが、そのタレコミ情報を流したのは、実は尾崎の妻のかなこ、だったのでした・・・





ストーリーの紹介は以上です。
この映画、見る前に予告編を見てから、本編を見たのですが、じっくりとその予告編を見ていなかったので、夫婦間の重大な秘密を知らずに見ていました。
その重大な秘密とは何か!?この映画の公式HPのトップのキャッチコピーにも堂々と出ていました。
“ごく普通に見える夫婦。だがふたりは残酷な事件の被害者と加害者だった―。”
この重大なネタバレは、予告編でも流れています。それを見落として本編見ていたので、知ることなく見ることが出来ました。
真木よう子演じる妻の夫が大学時代、集団レイプ事件に加わっていて、その被害者は失踪し行方不明になっている。
この辺から、何だか真木よう子の妻とそのレイプの被害者の女性が同一人物ではないかという疑惑が沸いてきました。





そんなミエミエの展開は思った通りでした。本編見る前に、予告編もしっかり見ていたら、そんな展開を知っていたのでしようが、見落としていた分、ちょっとした衝撃がありました。
過去に自分をレイプした男と夫婦になって生活している。こんなこと現実には有り得ないですよね。
ましてや、そのレイプ事件の被害者の女性は、大学卒業後、大手損保会社で社内恋愛で結婚寸前までいって、そのレイプ事件が結婚する相手の両親が興信所を使って調べて発覚した為に、寸前で破談になり、その後二回の自殺未遂をしています。
いわば自分を不幸のドン底に追いやったレイプ犯を夫にするなんて・・・唖然とする展開です。





当然、その主人公を演じる真木よう子も、そのレイプ犯の男をすんなりと受け入れたわけではありません。
たまたま病院にいるところをレイプ犯の男が被害者の女性を見つけて、過去の自分が犯した過ちを謝りたくて、彼女にストーカーのようにつきまとうわけです。
最初は当然のごとく拒絶してたのに、何故だかつきまとわれていっているうちに、今度は同意の上でのセックスをして、いつしか夫婦になっていったというのです。
かなり理解しがたいことです。実際、主演の真木よう子も加害者の男と夫婦になるということが納得できずに、この作品の出演をためらっていた時期があるようです。
まあ、これも現実には考えられない、小説や映画ならではの作り物の世界での事といった感じですね。





でも、かつて自分を汚したレイプ犯の男を夫にしてはいますが、妻はその夫となった男を完全に許しているわけではない。それが劇中で出てきていることを、ストーリー紹介の最後で触れています。
現実に有り得ないことを物語にしてしまうのが映画でもありますからね。
それにしても、冒頭から真木よう子の夫婦セックスの濡れ場シーンから始まりますが、当然バストトップは見せていません。
それは見る前からだいたい予想できました。真木よう子は結婚して子供を産んで母親になっていますから、今更ヌードになることもないでしょう。
離婚でもすれば、また別でしょうけどね。
服を着る時にも真木よう子のたわわな横乳が見えて、あともう少しで乳首というところのギリギリのところで、映像は切られています。





だから、主演女優のヌードはこの映画作品では見えてはいません。なのにR15指定になっています。
過去の主人公のレイプシーンも出てきますが、パンツ脱がされて男に上に乗っかられてるだけで、そこも乳首など全く見えてはいません。
そんな至って、ソフトな性描写なのに、R15指定とは・・・理解に苦しみます。
夫婦のセックスシーンは二回ぐらいありますが、肝心な部分照明を暗くしては全く見えてはいません。
真木よう子は、横乳ぐらは見せていますが、それだけでR15指定にはならないでしょう。
内容がレイプ事件があるのでR15指定なのでしょうか。





この程度なら、R12指定で充分なような気がしますけどね。
ところで、主演の真木よう子は、この作品でヨコハマ映画祭、キネマ旬報賞の主演女優賞などの数多く受賞しています。
う~ん、でも個人的な印象としては、良くも悪くもいつもの真木よう子だなって感じで、そんな主演女優賞をいつくも獲得するほどの芝居に見えませんでしたけどね。
この映画の真木よう子って、珍しく化粧は余りしていませんね。すっぴんというわけでもないでしょうが、それに近い印象を受けました。
元々が役的にそんな派手な役ではなく、暗めの役ということもあるからかもしれません。





疑問思ったのは、集団レイプ事件があった時、可加害者の男たちは皆大学生ですから、もう“少年A”ではありません。
このレイプ事件がマスコミに報道されれば、当然実名報道になる筈です。
実名報道でこんな不祥事が表沙汰になったら、マトモに就職できる筈がありません。
なのに、レイプ犯の男二人は証券会社に勤務できている。
これは被害者の両親が世間体を気にして示談で終わらせたという設定なのかもしれませんが、そんな説明するシーンは劇中ではなかったような気がします。
集団レイプに加わった四人は大学を中退とありますが、実際は退学処分ということなのでしょう。女性に性的暴行をしておいての刑罰としては余りにも軽いものですね。

それともうひとつの疑問は、主人公の夫が容疑者の女性と付き合っていたという不確かな情報だけで、警察に連行して何日もの拘留なんて出来るのでしようか。新たな容疑者であるという物証も状況証拠もまるでないのです。
そんな夫が容疑者と不倫した事実なんて、妻・真木よう子がでっちあげた“ガセネタ”で、冤罪もいいとこですが、そのことで夫は拘留が開けて家に帰ってきても、妻を全く責めません。
それは過去に夫に負い目があるからです。
そんな過去に自分をレイプした男と名前を変えて入籍して、何度もセックスしているのに、ある殺人事件の容疑者で夫を“でっち上げ告発”する妻の真意がよく判らないです。
容疑者の女と付き合っていたという証拠はないのですから、すぐに釈放されるのは明らかなのにね・・・

この映画、観客に考えさせる“余白部分”が多い作品です。ラストもいきなりズンという感じで・・・
“えっ・・こんなところで終わりなの!?”と、さよなら渓谷のタイトルが最後に出てくます。
余韻もへったくれもなく突然幕を締めていきなりENDです。余韻は真木よう子の歌で浸れってことでしようか。
サスペンス要素の強い、幼児殺害の真犯人も判らずじまいで終わっています。
確かに女性の底知れぬ情念はよく描かれている作品ではありますが、個人的にはそんな映画賞のベストテンに入るほどの作品とは思えなかったです。
感じ方は人それぞれ、でしょうげとね・・・
★おまけ画像「ペロニカは死ぬことにした」(2006年)より。





もう既出中の既出といつた感じの真木よう子の初ヌード作品です。
公開が2006年時は、まだ真木よう子がメジャーな女優でなかった為、当時は殆ど話題にもなりませんでしたが、真木よう子が俄然売れ出してから過去の“お宝映画” になりました。





この頃の真木よう子は無名でしたが、今や国内の映画賞の主演女優賞を総ナメにするほどの実力女優となった現在では、濡れ場シーンがある作品で、真木よう子のこんなたわわな乳房のバストトップを見ることは限りなく無いことでしょう。
もしかしたら、これが“最初で最後の真木よう子のヌード”になってしまう可能性もなきにしもあらずです。
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監督 - 大森立嗣
脚本 - 大森立嗣、高田亮
原作 - 吉田修一 『さよなら渓谷』(新潮文庫刊)
撮影 - 大塚亮
美術 - 黒川通利
録音 - 吉田憲義
編集 - 早野亮
音楽 - 平本正宏
プロデューサー - 森重晃
ラインプロデューサー - 村岡伸一郎
エンディングテーマ - 真木よう子 「幸先坂」(作詞・作曲:椎名林檎)
配給 - ファントム・フィルム
製作プロダクション - スターダストピクチャーズ、ステューディオスリー
製作 - 「さよなら渓谷」製作委員会(スターダストピクチャーズ、キングレコード、ファントム・フィルム)
CAST
尾崎かなこ - 真木よう子
尾崎俊介 - 大西信満
渡辺一彦 - 大森南朋
小林杏奈 - 鈴木杏
渡辺の妻 - 鶴田真由
井浦新
新井浩文
木下ほうか
三浦誠己
薬袋いづみ
池内万作
1時間56分 ビスタサイズ
○予告編
ストーリー
暑い夏の日。都会の喧騒から離れた渓谷がある山間の地方の町で、昼間から扇風機を回しながら部屋でセックスしようと抱き合っている夫婦がいました。
玄関でドンドンと叩く音がして妻の尾崎かなこは、服を着て出てみると、お隣りの立花里美が玄関の前に立っていました。
立花は午後に着払いの荷物が来るから、代わりに受け取ってもらえないかと頼み、無造作にかなこに五千円札を渡しました。
その立花里美の自宅には多くのマスコミと思われる群集でごった返していました。立花里美は、近日起きた幼児殺害事件の容疑者で警察に連行されているところなのでした。
その殺害された幼児は、立花容疑者の実の息子でした。
立花が警察に連行されていくのを見ていたかなこでしたが、夫の尾崎俊介はさっきの続きをやろうと、加奈子の体を求めてきました。






二人は再び激しいセックスをします。二人はセックスが終わると、テレビのワイドショーのインタビューに答えている、たった今すぐそばにいた立花里美が映っているのを見ていました。
マスコミたちも引き上げ始め、俊介は自転車で出かけようとしていた時に一人の男・渡辺が声をかけてきました。
渡辺 隣の尾崎さんですね。
尾崎 はい。
渡辺 やっと静かになりますね。
二人の会話はそれだけで、俊介は自転車をこいでどこかへ行ってしまいました。その渡辺はある出版社のジャーナリストで、この幼児殺人事件を追っていたのでした。
渡辺には妻がいましたが、夫婦仲は離婚寸前で冷め切っていて、セックスレス夫婦でした。






渡辺が事件容疑者の隣に住んでいる尾崎俊介が気になり、彼のことを調べているうちに、大学を中退していたことが判りました。それと、俊介は大学で野球部に所属していて、当時はリーグ戦で最高殊勲選手に選ばれる程の選手だったようです。
何故、尾崎俊介は将来を嘱望されるほどの大学野球で活躍していたのに、突然辞めてしまったのか・・・それを調べていくうちにその大学内で起きた、若い女の子の集団レイプ事件に突き当たりました。
尾崎俊介は、その集団レイプに加わって、女の子を犯した一人だったのです。
渡辺は、部下の小林杏奈と共にその過去のレイプ事件を調べていくうちに失踪した被害者女性に辿り付き、驚くべきことが判ってきました。
やがて、尾崎俊介が幼児殺害事件の立花理美容疑者と不倫関係にあったとの情報が流れ、警察に事件の新たな容疑者として連行されて行きますが、そのタレコミ情報を流したのは、実は尾崎の妻のかなこ、だったのでした・・・






ストーリーの紹介は以上です。
この映画、見る前に予告編を見てから、本編を見たのですが、じっくりとその予告編を見ていなかったので、夫婦間の重大な秘密を知らずに見ていました。
その重大な秘密とは何か!?この映画の公式HPのトップのキャッチコピーにも堂々と出ていました。
“ごく普通に見える夫婦。だがふたりは残酷な事件の被害者と加害者だった―。”
この重大なネタバレは、予告編でも流れています。それを見落として本編見ていたので、知ることなく見ることが出来ました。
真木よう子演じる妻の夫が大学時代、集団レイプ事件に加わっていて、その被害者は失踪し行方不明になっている。
この辺から、何だか真木よう子の妻とそのレイプの被害者の女性が同一人物ではないかという疑惑が沸いてきました。






そんなミエミエの展開は思った通りでした。本編見る前に、予告編もしっかり見ていたら、そんな展開を知っていたのでしようが、見落としていた分、ちょっとした衝撃がありました。
過去に自分をレイプした男と夫婦になって生活している。こんなこと現実には有り得ないですよね。
ましてや、そのレイプ事件の被害者の女性は、大学卒業後、大手損保会社で社内恋愛で結婚寸前までいって、そのレイプ事件が結婚する相手の両親が興信所を使って調べて発覚した為に、寸前で破談になり、その後二回の自殺未遂をしています。
いわば自分を不幸のドン底に追いやったレイプ犯を夫にするなんて・・・唖然とする展開です。






当然、その主人公を演じる真木よう子も、そのレイプ犯の男をすんなりと受け入れたわけではありません。
たまたま病院にいるところをレイプ犯の男が被害者の女性を見つけて、過去の自分が犯した過ちを謝りたくて、彼女にストーカーのようにつきまとうわけです。
最初は当然のごとく拒絶してたのに、何故だかつきまとわれていっているうちに、今度は同意の上でのセックスをして、いつしか夫婦になっていったというのです。
かなり理解しがたいことです。実際、主演の真木よう子も加害者の男と夫婦になるということが納得できずに、この作品の出演をためらっていた時期があるようです。
まあ、これも現実には考えられない、小説や映画ならではの作り物の世界での事といった感じですね。






でも、かつて自分を汚したレイプ犯の男を夫にしてはいますが、妻はその夫となった男を完全に許しているわけではない。それが劇中で出てきていることを、ストーリー紹介の最後で触れています。
現実に有り得ないことを物語にしてしまうのが映画でもありますからね。
それにしても、冒頭から真木よう子の夫婦セックスの濡れ場シーンから始まりますが、当然バストトップは見せていません。
それは見る前からだいたい予想できました。真木よう子は結婚して子供を産んで母親になっていますから、今更ヌードになることもないでしょう。
離婚でもすれば、また別でしょうけどね。
服を着る時にも真木よう子のたわわな横乳が見えて、あともう少しで乳首というところのギリギリのところで、映像は切られています。






だから、主演女優のヌードはこの映画作品では見えてはいません。なのにR15指定になっています。
過去の主人公のレイプシーンも出てきますが、パンツ脱がされて男に上に乗っかられてるだけで、そこも乳首など全く見えてはいません。
そんな至って、ソフトな性描写なのに、R15指定とは・・・理解に苦しみます。
夫婦のセックスシーンは二回ぐらいありますが、肝心な部分照明を暗くしては全く見えてはいません。
真木よう子は、横乳ぐらは見せていますが、それだけでR15指定にはならないでしょう。
内容がレイプ事件があるのでR15指定なのでしょうか。






この程度なら、R12指定で充分なような気がしますけどね。
ところで、主演の真木よう子は、この作品でヨコハマ映画祭、キネマ旬報賞の主演女優賞などの数多く受賞しています。
う~ん、でも個人的な印象としては、良くも悪くもいつもの真木よう子だなって感じで、そんな主演女優賞をいつくも獲得するほどの芝居に見えませんでしたけどね。
この映画の真木よう子って、珍しく化粧は余りしていませんね。すっぴんというわけでもないでしょうが、それに近い印象を受けました。
元々が役的にそんな派手な役ではなく、暗めの役ということもあるからかもしれません。






疑問思ったのは、集団レイプ事件があった時、可加害者の男たちは皆大学生ですから、もう“少年A”ではありません。
このレイプ事件がマスコミに報道されれば、当然実名報道になる筈です。
実名報道でこんな不祥事が表沙汰になったら、マトモに就職できる筈がありません。
なのに、レイプ犯の男二人は証券会社に勤務できている。
これは被害者の両親が世間体を気にして示談で終わらせたという設定なのかもしれませんが、そんな説明するシーンは劇中ではなかったような気がします。
集団レイプに加わった四人は大学を中退とありますが、実際は退学処分ということなのでしょう。女性に性的暴行をしておいての刑罰としては余りにも軽いものですね。


それともうひとつの疑問は、主人公の夫が容疑者の女性と付き合っていたという不確かな情報だけで、警察に連行して何日もの拘留なんて出来るのでしようか。新たな容疑者であるという物証も状況証拠もまるでないのです。
そんな夫が容疑者と不倫した事実なんて、妻・真木よう子がでっちあげた“ガセネタ”で、冤罪もいいとこですが、そのことで夫は拘留が開けて家に帰ってきても、妻を全く責めません。
それは過去に夫に負い目があるからです。
そんな過去に自分をレイプした男と名前を変えて入籍して、何度もセックスしているのに、ある殺人事件の容疑者で夫を“でっち上げ告発”する妻の真意がよく判らないです。
容疑者の女と付き合っていたという証拠はないのですから、すぐに釈放されるのは明らかなのにね・・・


この映画、観客に考えさせる“余白部分”が多い作品です。ラストもいきなりズンという感じで・・・
“えっ・・こんなところで終わりなの!?”と、さよなら渓谷のタイトルが最後に出てくます。
余韻もへったくれもなく突然幕を締めていきなりENDです。余韻は真木よう子の歌で浸れってことでしようか。
サスペンス要素の強い、幼児殺害の真犯人も判らずじまいで終わっています。
確かに女性の底知れぬ情念はよく描かれている作品ではありますが、個人的にはそんな映画賞のベストテンに入るほどの作品とは思えなかったです。
感じ方は人それぞれ、でしょうげとね・・・
★おまけ画像「ペロニカは死ぬことにした」(2006年)より。






もう既出中の既出といつた感じの真木よう子の初ヌード作品です。
公開が2006年時は、まだ真木よう子がメジャーな女優でなかった為、当時は殆ど話題にもなりませんでしたが、真木よう子が俄然売れ出してから過去の“お宝映画” になりました。






この頃の真木よう子は無名でしたが、今や国内の映画賞の主演女優賞を総ナメにするほどの実力女優となった現在では、濡れ場シーンがある作品で、真木よう子のこんなたわわな乳房のバストトップを見ることは限りなく無いことでしょう。
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by. 美堂
初コメです。
真木ようこさんの作品で、こんな衝撃的な作品があったんですねw
今度、観てみます♪
私も映画レビューとか書いてるので良ければ是非♪
http://blog.livedoor.jp/getback_m_a_0504/
真木ようこさんの作品で、こんな衝撃的な作品があったんですねw
今度、観てみます♪
私も映画レビューとか書いてるので良ければ是非♪
http://blog.livedoor.jp/getback_m_a_0504/
かなり有名な作品なので・・ by. じんのすけ
今更感はあります。真木よう子のヌードで画像検索すれば、真っ先に出てきますからね。
> 真木ようこさんの作品で、こんな衝撃的な作品があったんですねw
> 今度、観てみます♪
多分レンタル店によっては、「さよなら渓谷」の隣りに初ヌード映画のDVDも並んでいる
と思います。
真木よう子がメジャーになった当時は、いつも貸し出し中でしたが、現在ではどうでしょうか。
もう、ヌードになることはないでしょうけどね・・・
> 真木ようこさんの作品で、こんな衝撃的な作品があったんですねw
> 今度、観てみます♪
多分レンタル店によっては、「さよなら渓谷」の隣りに初ヌード映画のDVDも並んでいる
と思います。
真木よう子がメジャーになった当時は、いつも貸し出し中でしたが、現在ではどうでしょうか。
もう、ヌードになることはないでしょうけどね・・・
2014.01.25
(21:55)
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