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容疑者Xの献身 (再リニューアルアップ) 

2014/01/04 21:18/Sat
3Dプリント
容疑者XチラシBパターン
彼が出した、その謎を愛そう
友の完全犯罪を崩すべきか・・
苦悩する湯川博士
この献身愛を解く方程式など存在しない

実に面白いもし先生が痛みに耐えられないなら、アタシも受け止めます
 今回は、「容疑者Xの献身」をリニューアルアップします。
今から六年前の2008年に公開されたガリレオ劇場版第一弾作品です。
何故なら、あなたが富樫慎二を殺したのは・・石神の部屋で飲んで、酔いが回って寝てしまった湯川靖子の部屋でコードが気になっている内海雪山で吹雪に遭遇し、石神を見失いそうになっている湯川警察の取調室で友の完全犯罪を潰してしまって、感情むき出しで悔やむ湯川泣き叫んで取り乱す石神、連行されていく 
  昨年、12月に出た「真夏の方程式」を見ているうちに、ガリレオ前作映画「容疑者Xの献身」を改めてじっくりと見直してみました。
 五年前に一度アップした作品ですが、その時出来なかったネタバレを今回は検証という形で細部に渡ってガリレオ前作品を追っていきます。

 今回の事件での湯川博士の旧知の友との友情に苦悩する姿は、実に人間らしく、心に鋭く衝いてくるものがありました。
 検証といえるほどの分析になっていると思いませんが、気づいた点を改めて書き記していきます。

 それでは、このガリレオ劇場版前作は見た方も多いと思いますので、もう一度確認する意味で興味のある方はご覧下さい。

2008年10月4日 公開
2009年3月18日DVDリリース
監督 - 西谷弘 
製作 - 亀山千広
企画 - 大多亮
脚本 - 福田靖
原作 - 東野圭吾 文春文庫
音楽 - 福山雅治、菅野祐悟
主題歌 - KOH+「最愛」 (作詞・作曲:福山雅治)
劇中歌 - 福山雅治「99」 (作曲:福山雅治)  
エグゼクティブプロデューサー - 清水賢治、畠中達郎、細野義朗
プロデュース - 鈴木吉弘、臼井裕詞
プロデューサー - 牧野正、和田倉和利
プロデューサー補 - 大西洋志、菊地裕幸
撮影 - 山本英夫
製作委員会 - フジテレビジョン、アミューズ、SDP、FNS27社
制作プロダクション - シネバザール
映像制作 - 東宝映像美術
配給 - 東宝

CAST
湯川学 - 福山雅治
内海薫 - 柴咲コウ
草薙俊平 - 北村一輝
栗林宏美 - 渡辺いっけい
弓削志郎 - 品川祐
城ノ内桜子 - 真矢みき
工藤邦明 - ダンカン
富樫慎二 - 長塚圭史
花岡美里 - 金澤美穂
村瀬健介 - 林剛史
小淵沢隆史 - 福井博章
森英太 - 伊藤隆大
渡辺美雪 - 高山都
谷口紗江子 - 葵
平原瑤子 - 小松彩夏
「扇屋」の女将 - 福井裕子
草野球の監督 - リリー・フランキー(友情出演)
八木亜希子 - 八木亜希子
有薗文雄 - 石坂浩二(特別出演)
葛城修二郎 - 益岡徹
柿本純一 - 林泰文
花岡靖子 - 松雪泰子
石神哲哉 - 堤真一

2時間8分 シネマスコープサイズ
興行収入 49.2億円


●予告編(音も映像も荒いです)



●主題歌「再愛」 KOH+福山雅治コラボPV (すぐに削除されてしまうかもしれませんが・・・)

ストーリー
 まだ寒い3月11日、東京・大森の河原で全裸でうふつぶせになった男の変死体が発見されました。
 その男の死体は顔を潰され、指紋も焼かれていて判別不能でした。直接の死因は絞殺でした。当初は身元不明でしたが、すぐに富樫慎二と判明しました。
 事件の捜査に当たっている貝塚北警察署の刑事の草薙と内海は、その被害者の元・妻である弁当屋の主人・花岡靖子を容疑者として目をつけますが、被害者の死亡推定時刻には娘の美里と映画館に出向いて映画を見ていたいうアリバイがありました。

 捜査に行き詰まりが生じ、困った草薙と内海は帝都大学の准教授の湯川学に捜査の協力を頼みました。

 その容疑者の花岡に隣の部屋に住んでいる高校の数学教師・石神哲也が、実は湯川の大学時代の友人だったのです。
 石神は花岡の弁当屋に毎日通う常連客であり、彼女と交際を迫っていたことが分かり、もう一人の容疑者Xとして捜査線上に浮上してきました。
では、もし仮にこの磁石の力を極限まで高めるとしたら、どうなる爆発実験で点火はっ!消化!例えば、愛・・こんな問題は誰にも解けない 
 最初はいつもの調子で、事件に非協力的な態度の湯川でしたが、その事件に旧知の大学時代の友人・石神が絡んでいることを知らさせると、俄然興味を持ち始めました。
 湯川は大学卒業以来、20何年ぶりに石神と会い、彼の自宅で飲むなど珍しく旧交を温めました。

 そして、湯川は石神のある変化に気付きました。明らかに石神は今回の被害者の元・妻の花岡靖子に恋をしているのが、湯川にもわかりました。
 石神は、靖子が他の店の常連客とデートしている現場を見つけ、彼女の後の付回すなどストーカー行為へと発展し、靖子が付き合っている男に靖子と別れるように脅迫文まで送り付けました。
河原の道をホームレスたちとすれ違いながら出勤していく高校の数学教師の石神あっ、おはようございます 
 靖子は自分や娘にDVを振るっていた夫がいなくなってホッとした矢先、今度は石神がその夫と代わるように恐怖となって、彼女を悩ませていました。

 やがて、石神は靖子の元夫殺しで警察に出頭してきますが、それは石神が事件の真犯人・靖子の身代わりとなっている
“献身愛”であることを湯川は見抜いていました。湯川が告発すれば、友人の石神の偽装犯罪は壊れることになります。
“僕がこの真相を暴いたところで、誰も幸せにはなれない”
 友の献身愛による完全犯罪を暴くか否かで湯川は苦悩し、相棒・内海が湯川の背中をそっと押していくのでした・・・
おまかせ弁当行き付けの靖子の店でぶつかった男・・後日、この男の死体を工作するとも知れず帰って、警察呼ぶわよ離してっ!逃げる美里こたつのコンセントで首を絞める靖子 
 ストーリーの紹介は以上ですが、これ以降も作品の核心には触れていきます。
 もう六年前に公開されたの旧作ですから、テレビ放映もされています。この作品は見た方も多いと思います。
 五年前(2009年)にアップした記事がありますので、キャプ画像だけを入れ替えるつもりだったのですが・・・改めて追記したいことがたくさん出てきましたのでリニューアルアップすることにしました。

 2009年アップ時は、まだ出たばかりの新作だったのでラストのネタバレなどできませんでしたが、今回は細部に渡ってネタバレしても構わない時期になっています。最新の「真夏の方程式」には、ラストのネタバレなんて・・できませんからね。

 今回、映画の冒頭で湯川は内海(柴咲コウ)に実に興味深い発言をします。
必死の形相で締める靖子はあっ・・訪問者を確認している靖子カイロをどうぞえー、被害者には結婚歴があります花岡靖子さんですね 
内海 化学で証明できないことは、さっばり理解不能なくせに・・
湯川 そんなものがどこにある。
内海 ありますよ。例えば、愛・・・
湯川 確かにそれは非理論的なものの象徴だ。例えば、こんな二次方程式があったとしよう。
 ax+bx+c=愛。こんな問題は誰にも解けない。

内海 当たり前です。
湯川 もし三角形の面積が底辺×高さ÷愛だったら?
内海 そんなの誰にも解けません!
湯川 つまり愛などというものについて考えるということは・・
内海 もう結構です。時間の無駄でした。
湯川 分れば、よろしい。
 この二人の会話に象徴するように、いかなる方程式を持ってしても、
“愛”というキーワードを入れてしまったら、解けるはずがないと・・・当たり前のことですけどね。
わかりました思いつきや勘だけで答えを出そうとするのは、間違いの始まりだだってよあの協力して下さい生徒の前でチョークを持った・・数学?
 この映画では、また“論理的思考”というキーワードがでてきますが、その論理的思考も、“愛”という得体の知れないものが混ざると、一気に崩れるというのが、ラストシーンに出てきます。

 湯川先生は大学の講義でこんな発言をします。
“論理的な思考には冷静な分析が必要だ”
 しかし、その論理的思考も
“愛”という実に不確かなものが加われば、第三者には分析できたとしても、当事者にとっては、その論理的思考が失われることがあります。

 
“すべての現象には、必ず理由がある”、というのが湯川先生の持論です。だから、湯川先生は“有り得ない”という言葉を最も嫌っています。
 それを逆手に取って、関心がなさそうな湯川にその“有り得ない”という言葉を使えば、俄然興味を持ってくれます。
 これは新作「真夏の方程式」にも少年が言って、それならばそれを実証してやろうと、子供嫌いな湯川先生は腰を上げていますからすからね。

あの男に苦しめられていたんでしょう君は大学に残って研究者になると想ってたそもそもヘソで打つとは・・偶然、湯川と石神が会っているところに遭遇した内海おススメの弁当はお久しぶり 
 今回の事件で、真犯人は松雪泰子演じる花岡靖子ですが、隣に住む弁当の常連客でもある石神は、靖子の身代わりの犯人になることを画策します。
 その為には、靖子に元夫を殺害した当日のアリバイを作らなくてはなりませんが、死体の死亡時刻を一日遅らせるなんてことは、不可能です。

 そこで、石神が考えたのは、もう一人の死体を作って、それを被害者・富樫慎二として偽装する。そうすれば、翌日に靖子母娘がシネコンで映画を見ていたというアリバイ工作ができる。

 その為に、被害者・富樫を偽装した死体の顔を潰して、歯の治療痕すら消し、指の指紋も焼いた。ただ、毛髪ぐらいは残っていた筈ですから、DNA鑑定でもすれば、それが富樫の遺体ではないことぐらい一発で分かりそうなものですけど、富樫の体のデータ自体残っていなかったら、DNA鑑定も出来ないのでしようか・・・
 その偽装工作を考えたのも、数学教師の石神です。
ああ、付き合ってくれてありがとうきっとたくさんいるわよそういうことじゃないけど・・靖子が帰ってくるのを部屋の前で待っていた石神怖くなる靖子湯川先生は花岡康子が容疑者だと考えています 
 映画館で映画を見た、といってもそれを証明するものがないといけません。靖子の自宅を内海と訪ねた草薙はこう切り出します。
“映画の半券でもあると、有難いのですが・・・”
 そんな見た後の映画館の入場券の半券なんかいちいち取っている人はそうはいません。最初は靖子も何所に映画の半券をしまったか、憶えてはいませんでした。
 でも、見た映画のパンフレットは買っていた。内海がパンフを開けてみると、二枚の入場券の半券が頁の間に挟まるようにありました。
 昔なら、その日だけの刻印だけでしようが、今は各回入れ替え制なので、その映画を見る回の時刻も記載されています。

 それで、花岡靖子の殺害当日時刻のアリバイは実証されました。  ただ、余りにも用意周到し過ぎて、逆に疑われますが、アリバイがある以上は靖子を容疑者として断定することはできなくなりました。
すみません、工藤さんにまでご迷惑かけて近くから靖子のデート現場の写真を撮っている石神理科の問題に見えて実は関数の問題だったということさ石神に誘われて雪山登山している湯川工藤宛に石神から来た脅迫文に動揺している靖子あー、これじゃ富樫が石神さんに代わっただけよ 
 次に容疑者Xとなるべく石神が取った行動は、靖子のストーカーになって彼女の行動を監視することでした。

 そうすることで、靖子を我が物にしたくて、靖子に付きまとって金をせびりにきて暴力を振るう、元DV夫を排除するという殺人の動機がより確実なものと印象づけることが出来ます。
 靖子が相談相手にしている弁当屋の常連客のダンカンと会っている現場の写真を取り、そのダンカンに写真と靖子と別れろと脅迫文まで送りつけるのです。

 容疑者Xの石神は、靖子に自分を愛してほしいなどと微塵も思っていません。その靖子へのストーカー行為も、警察に自分の異常性をアピールする、これもまた容疑者xの偽装工作なのです。
息がぜーぜーしている湯川もう忘れてくれ彼女がある男から逃げ回っていること、私は知っていましたええ、富樫さんが殺したのは自分だと真相は見えてきたが・・苦悩する湯川僕がこの事件の真相を暴いたところで誰も幸せにはなれない  
 湯川は石神は花岡靖子に恋をしている、というのが判っていました。それは自分の容姿を今まで気にしてなかった石神が、湯川に対して“君はいつまでも若々しくて、いいなあ・・”と、彼らしくもない発言をぼそっと言ったからです。

 だから、
湯川は珍しく苦悩します。
“僕が、この事件の真相を暴いたところで、誰も幸せにはならない”
 容疑者Xとなった旧友・石神は愛する人の為に、彼女が犯した罪を被って身代わりとなることによって、彼女とその娘の生活を守ろうとします。
 湯川がその真相を暴けば、友の石神の計画は壊れることになります。

 それを聞かされた相棒刑事・内海は湯川に問いかけます。
“こんな終わり方でいいの?”
内海 私の知っている湯川先生は、感情に流されず、常に理論的で誰よりも真実を追究する人でした。
 もし先生が痛みに耐えられないなら、私も一緒に受け止めます。
こんな終わり方でいいの友人として・・この事件の結論は僕に任せてほしい湯川が花岡靖子に事件の真相を語る所を近くから見ている内海だから警察の追及にも耐えられた石神はあなた方も知らない、とてつもない犠牲を払った
 苦悩する湯川の背中を押したのは、内海の最後の言葉でしょうね。
 湯川は、石神よりも落すことよりも、靖子に彼女が知らない、もうひとつの事件の真相を話します。
 靖子の翌日のアリバイを作るために、もうひとつの死体を作り偽装工作した。それはつまり、石神がその死体を作るための殺人を犯したということです。

 これによって、石神は死体遺棄だけでなく、確実に別の殺人犯となります。靖子が真犯人だと名乗り出たとしても、別の殺人犯になってしまったのです。 ただ、愛する人のアリバイ工作する為に・・
 石神は、川の近くで路地生活をするホームレスを靖子の元夫の死体に見せかける為に、殺してしまったのです。これで石神は紛れもない殺人者となり、もっと大きな罪を犯したのです。
アリバイを作りましょうアリバイ? 
 石神の偽装工作殺人事件も露見すれば・・・
靖子はDV夫の暴力から娘を守る為の殺人ですから、情状酌量の余地はあっても、関係ない人を冷酷なまでに利用するためだけに殺した石神の方が量刑が重くなるのは確実です。
 いくら社会からドロップアウトした浮浪者といえども、命には変わりなく、ましてや関係ない人を事件の歯車に利用したという冷酷な殺人です。

 だから、この事件が、どう転んでも結果としては、容疑者Xの石神はそれで全てを失ったということです。たがら、湯川は苦悩したのです。
 湯川は取調室で事件のトリックを石神に告発しますが、もうひとつの死体が出てきていない以上、物証は何もなく、湯川が唱えていることはあくまでも・・・
“実に面白い仮説”でしかありません。
 仮説は実証出来てこそ、真実に辿り着く、が湯川先生の持論ですから、この取調べ室だけの質疑だけでは、石神の完全犯罪を潰したと言えませんでした。
靖子のアリバイを作る為に浮浪者を絞め殺す石神あの二人がいつまでもシラを通すのは難しい実におもしろい残念だ・・・その素晴らしい頭脳をこんなことに使うなんて・・事件が起きる前、自宅で自殺しようとしている石神自殺しよとしていた時に訪問者があり、ドアを開ける石神 
 ところが、湯川が靖子を守るために、もうひとつの取り返しのつかない犯罪を犯したことを靖子に告げたことで、靖子が自らが自分が真犯人であることを石神が連行される時に警察で自供してしまいました。

 滅多に感情を露にしない、
石神は“どうして・・”と泣きわめき、暴れます。皮肉なことに、自分の完全犯罪を崩す決定打は、彼が守ろうとして愛した人の自供によって崩れ去る結果となったのです。

 だから、
この“献身愛”は、ものすごく哀しいのです。容疑者X石神はただ愛する人の為に、自分の残りの人生を棒に振っています。
 事件が起きる前、彼が自室で自殺しようとしてた矢先に、靖子が娘と共に引越しの挨拶をしてくれて、命を絶つことを諦めさせてくれた。
 彼はそれから靖子の弁当屋で、毎日同じ弁当を買い、靖子母娘たちは石神に会う度に声をかけて自分に愛想良くしてくれた。
隣に引っ越してきた花岡です。これつまらない物ですが・・石神に笑挨拶する花岡靖子行ってきます靖子の娘・美里に声をかけられて不器用に応える石神靖子母娘のことを思い出して、歩き出す石神石神さん
 学者になりたかった男が親が倒れて、仕方なくの高校の数学教師になり、生徒に慕われることもなく、常に変人扱いされて日陰のような人生だと思っていたのに、そこに一人の女性が現れて自分に光を当ててくれた。
 花岡靖子が石神にしてくれたことは、いつも優しく笑いかけてくれた。
 容疑者ⅹが真犯人の女性を愛した理由は、たったそれだけのことです。それが彼がすさんだ毎日の中での、唯一の心のよりどころだったのです。
 別にその好きな女性と個人的にデートしたことも一度もなく、ただの常連客であり、マンションのお隣さんでしかありません。

 相手の花岡靖子には石神に対して男として意識する感情なんて、これっぽっちも持っていません。

 それでも、自分が身代わりとなって、自分が愛した人を守りたかった。
 ただ、花岡靖子にはもう一人悩みを相談する常連客のダンカンがいます。石神が靖子の罪をすべて被り服役し、そのあとで靖子がダンカンと再婚でもすることになったら、これがホントの・・・
 ダンカン、バカヤロー!です。
どうして、アタシなんたのために・・何を言ってんだ、何を・・石神さんと一緒に罰を受けますどうしてっ・・・はぁーーーーっ!石神の泣き叫ぶ声を聞いて、心を痛めている湯川 
 いつもは感情には流されない湯川先生も、今回は旧知の友の計画を崩すということで、最後は泣いています。

 何度もDVDやテレビ放送時に見ていましたが、今回先して先の展開が全てが分っているといのに、一気に見れました。
 この作品は興行成績49.2億円の大ヒットしています。ちなみに「真夏の方程式」は33.2億円です。
 このガリレオ劇場版二作品の興行成績だけを比較しても、それだけこの前作品は、50憶近い大ヒット集客するだけの多くの人の心をつかんだということでしょう。
ごめんなさい泣き叫ぶ石神ごめんなさい泣き叫ぶ石神。強制連行されていく。後悔して湯川も泣いている石神と大学時代、初めて話したベンチに座り、呆然としている湯川
 この容疑者Ⅹの“献身愛”の驚くべきことは、相手に全く見返りを求めておらず、自分が身代わりになることで、幸せになってくれることを望んでいることです。
 人を好きになったら、自分もその相手に愛されたいという願望が出てきます。ずっと恋の片道切符では余りにも寂しいです。
 その欲求が容疑者Ⅹには、まるでない。
 殺人犯の嫌疑を自分に向けさせて、母と娘の生活を守ってやったのですから、体の関係を強要してもおかしくないのに、容疑者Ⅹは、そんなそぶりも全く見せていません。

 昔、こんな歌が流行りました。
“これも、愛。あれも愛。多分、愛。きっと・・愛”
 容疑者Xをこの世で一番理解している湯川が、事件の真相を明かしたくないという、友の恋の痛みに苦悩する姿は充分に理解可能なことでした。
 この容疑者Xが、湯川の大学時代の親友でなかったら、湯川は答えを出すのに苦しむこともなかったでしょう・・
 大学時代、湯川が石神と友人なるキッカケとなった
石神の口ぐせの“その答えは美しくない”は、この事件の顛末を物語るものとなってしまいました。
でも、以前として石神は事実を認めてはいませんそれだけ、あいつは人を深く愛することができたんだ 
 最後に、湯川が内海にぽそっと言った言葉も胸に突き刺さります。
“もし石神が人を愛することを知らないまま生きていたら、罪を犯すこともなかったかもしれない”
“あいつは、それほどまでに深く人を愛することができたんだ”
 
 
“愛”は、時として凶器にもなり得るけれど・・誰かを愛することが出来たということは、人生において無意味なことではない。
 
この映画で、湯川が内海に言った、最後の言葉は友と自分への慰めであり、形を成さない
“愛の終着”に辿り着けない者もいる、とい意味の含みを感じました。
内海の方を向く湯川内海も、湯川を見つめる 
 湯川が提唱する“論理的思考”に“愛”を当てはめようとしても、それだけは常に非論理的で不確かなものである、ということです。
 「容疑者Xの献身」については、どんな方程式でも解けない愛という不確実なものを心理的に検証した映画とも言えるでしょう。

 今回は、話の筋を全部知っている上でも、充分に楽しめました。それは全筋知っても、何十回と見た松本清張原作の「砂の器」(1974年・野村芳太郎 監督)以来でした。
冬の名残りの木の葉が落ちてくる落ちてきた木の葉を見上げる湯川と内海
 本来、ドラマシリーズの流れからしたら、コメディー要素のあるサスペンスなのに、この劇場版第一作は、
“泣けるミステリー映画”になっていました。

 この作品、見た方も多いと思いますが、「真夏の方程式」と合わせて、もう一度見直してみても、また実に面白い、と思いますよ。

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