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デトロイト・メタル・シティ
2009/02/13
01:03/Fri





僕がしたかったのは・・こんなバンドじゃない!!
続々と映画賞の授賞式の季節ですが、多分この手の映画は対象外!?
でも、それでいいんです。評論家先生たちは昔から、わけ判らない小難しい映画が好きなのです。
それが識者たるゆえんみたいな感じでね。
だから、一応各映画賞は気にはなりますが、はっきり言って何の鑑賞の参考にもならないと思っています。




だから、自分の見たい映画見て、人の評価なんて、どうでもいいと思いますよ。
そもそも映画なんてエンターティーメントでしょ!?
昔の日本映画にはそれが決定的に欠けている作品が多かった。だから、外国映画に興行的にも作品的にも負け続けていた、ような気がします。
それが昨年は、何年かぶりに年間の日本映画の興行成績、外国映画を逆転しましたからね。




ぶっちゃけ、映画は面白ければ、それでいい!じゃないですかねぇ~
昔、日本映画にプログラムピクチャーという、作る前から映画賞を無視したジャンルがあったじゃないですか。とにかく観客を楽しませることに徹した映画がね。
芸術性とか、そんなものはどうだっていいじゃん! そう思いますよ。




なぁ~んか、のっけから作品から離れた関係ない話になっちゃいましたね。
今、「未成年」見ているから、あのドラマのいしだ壱成のように、語りたくなっちゃいました。
簡単に言えば、 この映画は面白い!絶対の太鼓判押せるかっーたら、それはビミョーですけどね・・
こんなお先真っ暗なこんな時代ですからね。だだ 単純に見て笑える。
それだけでも、軋んだ心が緩むような気がします。




それが映画やドラマが持つ、見えない力のような気がします。
この映画の監督は季闘士男。 はじめて名前を聞く監督だったので、ググってみるとテレビのバラェティーの演出から、映画の世界に進出して映画監督になった人らしいですね。
これが映画二作目になるそうです。テレビ朝日で長澤まさみ主演の「ガンジス河でバタフライ」のドラマも監督していますね。




出演は、根岸崇とクラウザーの二役(?)に松山ケンイチ。その恋人・相川由利に加藤ローザ。そのクラウザーをプロジュースする芸能女社長に松雪泰子。その三人がメインで、高橋一生、美波、大蔵孝二がからんでいきます。
上映時間は1時間44分。丁度いい時間ですね。
この原作の若杉公の漫画は一度も見たことがないです。情報がない分、それが返って、面白く見れたのかもしれませんね。
どこが一番面白いかって、やっぱマツケンがクラウザーに変身したら、まるでD.M.Cという悪魔に憑依されたかのように、人格まで変わってしまうとこですね。
というより、素顔がバレないように、わざと悪ぶっているんでしょうね。
それにしても、あのクラウザーのあの声と、歌は本当にマツケンですかね?




声だけだったら、後からアフレコで変えることもできますしねぇ~
マツケンの変身ぶりも凄いですが、そのクラウザーのマネージメントをする芸能女社長が誰だか判らないくらい、松雪泰子の変貌ぶりもなかなかですっ!
松雪泰子から過激でエロい言葉がポンポン出てきます!




アタシのアソコは、ビチャビチャだよ!
そんなんぢゃ、濡れねぇんだよっ!
これ、松雪泰子の台詞です。
この台詞だと、テレビ放送する時、アフレコし直さないと放送できないですねっ!
でも、エロいのは言葉と格好だけです。どちらというと、それは加藤ローザの担当?
う~ん、それにしても、あんな幼児パンツ。今どき、小学生でも穿かないぢゃない?原作からしてそうなんですかね。




で、どんな内容の映画かと言いますと・・
大分の田舎からポップスシンガーを夢見て上京した根岸崇(松山ケンイチ)が、何を間違ったかデスメタル悪魔バンド、デトロイト・メタル・シティ、通称D.M.Cのカリスマバンドボーカルに仕立て上げられて、恋人とドタバタコメディーを繰り広げるという、コメディー映画です。


ただ、クラウザーの使い古されたダジャレシーンだけは笑えない・・
そこはもう少し、ひねってほしかった。
何にも余計なこと考えなくていいから、疲れた時、ただ楽しみたい時に最適な映画かも、しれないですね。

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