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ロボジー
2012/08/04
23:30/Sat


そのロボットは制御不可能!
中におじいちゃんが入っているから
バレたら、どうする!?


今回は「ロボジー」ですっ!
監督・矢口史靖(しのぶ)。主演・五十嵐信次郎。
それ誰!?その役者の正体は下のキャプ写真見れば判ります。他に吉高由里子、濱田岳、和久井映見、小野武彦が出演しています。





今回の矢口史靖の待望の最新作はロボットとジジィ。
そのロボットにおじいちゃんが入って=ロボジーが周囲を騙すという奇想天外なもので、矢口史靖またまたやってくれました !
こんなのすぐにバレそうで、意外な展開になっていきます!まさに抱腹絶倒なコメディー映画です。
さあ、ロボットにおじいちやんが入ったらどうなるのでしよう!?
映画の結末は当然封印ですが・・・中盤までの小ネタバラシはあります。
興味のある方は、下の追記を読む、からロボジーの奮闘をご覧下さい。
監督・矢口史靖(しのぶ)。主演・五十嵐信次郎。
それ誰!?その役者の正体は下のキャプ写真見れば判ります。他に吉高由里子、濱田岳、和久井映見、小野武彦が出演しています。






今回の矢口史靖の待望の最新作はロボットとジジィ。
そのロボットにおじいちゃんが入って=ロボジーが周囲を騙すという奇想天外なもので、矢口史靖またまたやってくれました !
こんなのすぐにバレそうで、意外な展開になっていきます!まさに抱腹絶倒なコメディー映画です。
さあ、ロボットにおじいちやんが入ったらどうなるのでしよう!?
映画の結末は当然封印ですが・・・中盤までの小ネタバラシはあります。
興味のある方は、下の追記を読む、からロボジーの奮闘をご覧下さい。

2012年1月14日公開
監督・脚本:矢口史靖
エグゼクティブプロデューサー:桝井省志
企画:石原隆、市川南、阿比留一彦、小形雄二
企画協力:佐々木芳野
製作:亀山千広、新坂純一、寺田篤
プロデューサー:稲葉直人、堀川慎太郎、土本貴生
撮影:柳島克己
ロボットデザイン:清水剛
音楽 ミッキー吉野
主題歌:五十嵐信次郎とシルバー人材センター「MR.ROBOTO」
CAST
五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス) - 鈴木重光(ロボットの中の人を演じる老人)
吉高由里子 - 佐々木葉子(ロボットおたくの大学生)
濱田岳 - 小林弘樹(「木村電器」エンジニア)
川合正悟(チャン・カワイ(Wエンジン)) - 太田浩次(同上)
川島潤哉 - 長井信也(同上)
田畑智子 - 伊丹弥生(「ニュー潮風」の取材を行なうケーブルテレビ局のディレクター)
和久井映見 - 斉藤春江(重光の娘)
小野武彦 - 木村宗佑(「木村電器」社長)
2時間51分 ビスタサイズ
●予告編
●ストーリー
家電メーカーの木村電気の窓際社員小林、太田、長井の三人組はワンマン社長から今、流行の二本足歩行のロボットの完成を急がされました。
近じか開催されるロボット博に出品する目的でした。
ところが、そのロボットのニュー潮風はまだ未完成でした。
デブ社員の太田が紙パックの飲み物を机にドンと無造作に置いたため飲料の水滴がパソコンのキーボードにかかり、慌ててそれをふき取りました。 その時にパソコンのある部分が接触しました。
するとビニールを被せてあったニュー潮風が勝手に歩き出し、窓を割って二階から下に落下してしまいました。
電源ケーブルに引っ張られてパソコンの周辺機器も落下しそれがニュー潮風を直撃して頭部のメット部分を吹っ飛ばしてしまいました。
ニュー潮風は大破してもう使いものにはならなくなりました。






一方で、鈴木重光という70過ぎの一人のおじいちやがいました。その老人は腰に持病がある以外は特にこれといった病気もなく元気で偏屈なおじいちゃんです。
娘夫婦が病院に連れて行ったり、たまに孫たちを連れて自宅まで様子を見には来てくれますが、重光おじいちゃんは娘夫婦と同居せずに、一人で自分の家で暮らしています。
ある朝、新聞の折込チラシでロボットに入る着ぐるみの募集チラシが入っていました。
その募集チラシにあった身体的特徴は重光おじいちゃんとピッタリでした。
重光おじいちゃん、無職で何もすることがありませんからそのロボットの着ぐるみの面接に受けてみることにします。
その面接を実施している会社は木村電気で、面接官は先日、ニュー潮風を壊してしまったあの三人組です。
彼らはニュー潮風を修理している時間がないので、そのロボットに人を入れて動かそうと考えたのです。






面接会場は若い人でいっぱいですから、重光おじいちゃんは当然採用されませんでした。
ところが、採用された若い男はいざニュー潮風を装着すると金属アレルギーが出てしまい、ダメになりました。
そこで木村電気三人組は再び、重光おじいちゃんにニュー潮風に入ってくれるように頼みに行きした。
しふしぶ引き受ける重光おじいちゃんでしたが、これがまたとんでもない老人でした。
ロボット博にニュー潮風に入った重光おじいちゃんは、ケーブルテレビの女性ディレクターに“他に何ができるのですか?”の質問に誘発されてしまいました。
横で音楽で踊るロボツトに競って、おてもやんを勝手に踊り出します。これは三人組にとって全く予定外でした。






もはや三人の指示など無視して、重光おじいちゃんはロボジーとなって制御不可能となっていたのです。
意外にもそのロボジーのおてもやん踊りはブースの観客に受け、拍手喝采を浴びます。
観客がロボットめがけてドッと押し寄せてるようになり、それで近くのプースの一部が女の子に倒れてきました。咄嗟にその危機をロボジーが救いました。
その女の子はロボットおたくの女子大生の佐々木葉子。彼女はすっかり、そのロボジーに魅せられて恋をしてしまいます。
その彼女を巻き込んで、事態は更なる方向に向かっていまます。
果たして、ロボジーの正体はバレてしまうのか!?






ストーリーの紹介は以上です。
矢口史靖の最新作は期待に違わぬ面白さでした!
発想がブッ飛んでいますねぇ~
ロボットに人間、それもおじいちゃんを入れてしまうなんて・・・・
ここ数年の矢口史靖映画では男子のシンクロや女子高生のジャズブラスバンド、ANAの裏方と旅客機トラブルと、奇抜なコメディー映画を撮ってきましたね。
それが今回はロボットです。
しかしねぇ~、どう見てもロボジーの動きはロボットぽくないなあ~






あくまでも、個人的なイメージですがロボットってカクン、カクンと動くじゃないですか。
ロボジーの動きって、余りにもスムーズ過ぎますもの。人間の動きと全く同じゃないかって・・・・
そりゃ、中には人間が入っていますからね。 ロボットぽくなくて当然でした。
もっと早く中に人間が入っているのではと疑われてもよさそうですが、その疑惑が出てるのは映画の後半からです。
一番不思議だったのは、誰の付き添いもなしでロボジーは娘の自宅までタクシーで単独で行っているです。
事情を知らないところでは、自分の意思を持ったロボットということになります。
果たして、今ってそんな独自の意思で動くロボットなんて開発されてはいませんよね。
そんな意思を持つロボットがいたら、実に画期的です。






それが実現したら、“ターミネーターの世界”になりますね。
まあ、映画ですから。現実のリアリズムは無視しましょうか。
でも、娘の自宅に行って、ぞうきんやペンのある場所も判ってて、色紙には孫たちの名前や孫たちのことまで書き添えてあるのですよ。
当然、娘や孫たちは、何で知っているんだろ?と不思議がるだけです。そんなの、早く気づけよっ!ってな感じです。
どこでそんなデータはインプットされているのよぉ~ロボッジーとしは初対面な筈なのに・・
ロボットの中に入っている人は、そこにいるのは娘と孫たちを、よく知っているわけですけどね。
勿論、家族の前ではロボジーは一言も喋りません。声を出したら、おじいちゃん、とすぐにバレてしまいますからね。
ロボットにおじいちゃんが入っていることを知っているのは木村電器の三人組だけです。






それは社長は勿論のこと、他の木村電器の社員たちにも知らないことです。
故に経費で墜ちる筈の領収書が経理に受理されません。
ファミレスで、ロボジーの重光爺が高いものばかり注文して、三人組たちはミニうどんだけ。
まさかねぇ、ファミレスでの領収書は、それ殆どロボットが食べました。なんてバカげたことは経理に言えません。
だから、ロボジーが使ったタクシー代も、すべて彼らの自腹。かわいそぅ~っ!
ということは・・重光爺に払う日当三万円も彼ら三人組が分担して払うのかな?
一時的な苦肉の策が随分と高くつきましたね。






いわゆる一般大衆を騙していたということですから、これはちょっと前に問題になっていた“食品偽装”と同レベルの企業犯罪になってしまいますね。
バレたらとんでもないことになる!?
そのスリリングな展開が実に面白かった!
話はまた戻りますが、最初にロボット着ぐるみの面接して多数の応募者がいたわけですから・・・その応募者が以前こんな募集があったとネットで書き込んだらすぐにバレそうですけどね。
あ・・証拠写真がないと、それもガセネタぽくなるか・・・
ちょっと残念だったのは、ロボジーが吉高由里子を助ける時に、吉高由里子のスカートの中を凝視するのですが・・・結局、全く見えてませんでした。
ロボジーならぬ、“エロジー”ですね。






ああ・・吉高由里子 、もっとミニスカ衣装だったら・・・
これではエロジーと、どっちもどっちですよねぇ~
そう言えば、吉高由里子、最近いろんな映画に出たりしていますが、「蛇とピアス」以来ヌードの仕事は一切やらなくなりました。
園子温の「ヒミズ」での吉高由里子の役も原作ではセックスシーンあったのに、映画化作品は何もなかったですからね。
その映画「ヒミズ」では蹴り入れて撃退していました。
それにしても、話題作によく吉高由里子を見る機会が最近は多いです。






顔面パーツをパカッと上げると、まるでロボコップみたいです。
でも、顔はともかく、ボディーはいかにも家電メーカーの寄せ集めで作りましたいうショボさです。
まあ、このニュー潮風、あまりカッコいいデザインロボットでは逆にダメだったでしょうね。
このショボさこそが、ロボジーたる醍醐味(?)なのかもしれません。
中に入っているのが、何せおじいちゃんですからねー!
しかし、何で今回の映画に限ってミッキー・カーチスは芸名を五十嵐信次郎にしたのでしよう。
ミッキー・カーチスといえば、今までひげで長髪でしたが、今回の映画では、どこにでもいるおじいちゃんになっていましたね。


舞台挨拶では、白ひげはやして、ミッキー・カーチスの顔に戻っていましたね。
偏屈なおじいちゃんという役どころでは、まさに適役だったでしょう。
それに今までのミッキー・カーチスのイメージを捨てて、どこにでもいるしょぼくれシジイでないと、ロボジーにはなり切れない、ですからね。
その意味でカタカナ表記を今回だけ捨てたのかな?
同じ年ぐらいの内田裕也にはできない役だったように思いました。


後半はハラハラドキドキの展開でこの映画は一気に見てしまいました。
まさに新しい矢口史靖ワールドが展開して、引き込まれていきます。
エンターティメントの真髄が詰まった最高級の娯楽作品。今年推したい映画の一本ですっ!
いつもありがとうございます。

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