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SPACE BATTLESHIP ヤマト



ヤマト、発進!
放射能除去装置を求めてイスカンダルへ
絶対に生きて還れ・・使命を果たして


今回は宇宙戦艦ヤマトの待望の実写化、SPACE BATTLESHIP ヤマトですっ!
主役は古代進のキムタクというよりヤマトです!






物語は、古代進の兄・守の戦死に始まり、放射能除去装置を求めてイスカンダルに向かい、そこでガミラスとのヤマトの戦闘を描いています。
子供の頃見たアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写化ですから、"ヤマト世代" には、たまらない作品となっています。
本編では、どのように実写化されたか、興味のある方は、下の追記を読む、からご覧下さい。

SPACE BATTLESHIP ヤマト
2010年12月1日
監督・VFX - 山崎貴
原作 - 西崎義展
脚本 - 佐藤嗣麻子
音楽 - 佐藤直紀
(原曲 - 宮川泰「宇宙戦艦ヤマト」「無限に広がる大宇宙」)
撮影 - 柴崎幸三VFXディレクター - 渋谷紀世子
VFXプロダクション - 白組
映像制作 - 東宝映像美術
企画プロダクション - セディックインターナショナル
制作プロダクション - ROBOT
エンディング曲 - スティーヴン・タイラー -「LOVE LIVES」
製作 - 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」製作委員会(TBSテレビ・セディックインターナショナル・東宝・ROBOT・ ジェイ・ドリーム・博報堂DYメディアパートナーズ・小学館・毎日放送・中部日本放送・白組・阿部秀司事務所・ TBSラジオ&コミュニケーションズ・TCエンタテインメント・エフエム東京・東北新社・RKB毎日放送・北海道放送・JNN全28局)
CAST
古代進 - 木村拓哉
沖田十三 - 山崎努
真田志郎 - 柳葉敏郎
相原- マイコ
南部康雄 - 矢柴俊博
太田 - 大和田健介
森雪 - 黒木メイサ
加藤 - 波岡一喜
山本 - 斎藤工
古屋 - 三浦貴大
斉藤始 - 池内博之
佐渡先生 - 高島礼子
徳川彦左衛門 - 西田敏行
アナライザー(AN8001/H1000) - 緒方賢一(声)
藤堂平九郎 - 橋爪功
古代守 - 堤真一
デスラー / ガミラス - 伊武雅刀(声)
ナレーション - ささきいさお
2時間18分 シネマスコープ
●予告編です
ストーリー
西暦2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の攻撃で滅亡の危機に瀕していました。
沖田十三艦長指揮する第一艦橋隊は、ガミラスの攻撃に大苦戦しています。
とうとう、"ふゆつき" も撃沈されました。沖田が"もう、我々に勝てる船はない" と諦めているところに・・
その時、"ゆきかぜ" の古代守から入電がきました。
自分たちが盾となるので、その間に撤退してほしい、とのことでした。
沖田は止めようとしますが、古代守は"沖田艦長、あなたと共に闘えたことは我々の誇りです" と言い残して、宇宙に散っていきました。
地球では、ガミラスの遊星爆弾による攻撃で海は干上がり、地球上の生物の大半は死滅しました。
残された僅かな人類は地下都市を建設してガミラスの攻撃に耐えていましたが、地下にまで浸透してきた放射能によって人類の滅亡まであと1年余りに迫っていました。
放射能の防護服を着た男が地上に出て、相棒の小型コンピューターのアナライザーと共に放射能を計っていました。
その時に、上空から飛行物体が落下。その男・古代進はしばらく気を失っていましたが、すぐに起き上がるとそこに落ちていたカプセルを拾うと、また気絶しました。
気を失った古代進は、上空に現れた船によって運びこまれました。
その船の艦長である沖田と技術班長の真田は、古代が拾ったカプセルを分析した結果、それはイスカンダルからのメッセージカプセルで、そこに記されていたのは、波動エンジンの設計図とイスカンダルの正確な座標でした。
気がついた古代は、沖田艦長にかみつきます。
不思議なことに古代は防護服が破れて、放射能に汚染されているはずなのに、まだ元気にピンピンしていました。
古代 あんたが艦長の沖田か?
沖田 なんだ。
古代 あんた"ゆきかぜ" を盾にしたんだってな?
"ゆきかぜ" 盾にして逃げたんだって?
答えろっ!
近くから、"古代、やめなさいさい!" の声に沖田は反応します。
古代 "ゆきかぜ" の艦長、古代守は俺の兄貴だ。
古代 あんたは兄貴を盾にして防衛艦隊全滅させて、自分はのうのうと生きてんのか!
激高する古代は、そのまま沖田に殴りかかりますが、横から森雪に逆に殴られてしまいます。
森雪 古代さん、あなたはあの戦いにいなかったから、そんなことが言えるんです!
森雪にそう言われると古代は、また空間騎兵隊の斉藤たちに取り押さえられました。
しばらくして、政府防衛軍の新規入隊者希望の列に、古代守がいました。 古代は防衛軍に再入隊し、ヤマトに乗り込みました。
かくして、放射能除去装置を求めて、地球の最後の希望を乗せた宇宙戦艦ヤマトはイスカンダルへと旅立っていくのでした。
ストーリーの紹介は以上です。
この映画、期待がかなり高かったので、見終わっては・・・ "まあ、こんなものだろうな" という感じでしたね。
人気アニメの実写化は、やはり難しいと思いました。
アニメのイメージ通りの、実際の役者なんて、なかなかいないですからね。
それにしても、森雪って、男をブン殴るようなキャラでしたっけ?
なんかちょっと違うなぁ~って・・・
まあ、アニメはあくまでも原作として、映画化されたら別物と考えた方がいいかもしれませんね。
実はアニメのヤマトって、あんまりマトモに見たことがないのです。
年齢的には、リアルタイムでの"ヤマト世代" ですが・・・
1974年に放送された「宇宙戦艦ヤマト」は見てはいないのです。
それは、同じ時間帯でテレビシリーズの「日本沈没」とぶつかった為に、その「日本地没」を見てしまったからヤマト見てないのです。
その時代は、一般家庭にビデオデッキなんて普及していませんでしたからね。
今みたいに「仁-JIN-」を見て、その裏番組の「マルモの掟」を録画して見る、というようなことはあの時代は出来なかったのです。
その後、アニメとして映画化されたヤマトブームも、意外と冷めた目で見ていまして、劇場で「宇宙戦艦ヤマト」を一度も見たことがないです。
だから、世代的には"ヤマト世代"のド真ん中なのですが、宇宙戦艦ヤマトにはそんな思い入れみたいなものはないですね。
そうは言っても、この実写化の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は見たくて仕方なかったです。
見ようと思いつつ、結局は劇場では見れませんでしたけどね。
この映画に出てくる、ガミラス星人は明らかにエイリアンを真似た造型ですね。
原作のアニメに出てくるガミラス星人は、顔色が緑っぽかったような記憶があります。
そのアニメ版だと地球人とそれ程、変わりはありませんからね。
1979年に公開されたエイリアン以降は、異星人も昆虫やモンスターに近いデザインに変わってきました。
今回の実写新作もその流れを汲んで、そうなったのでしょう。
デスラー総統も一応出てきますが、それは乗り移られてという形で、アニメのような、はっきりとしたデスラー総統では出てきません。
声は勿論、アニメ版の伊武雅刀がやっています。伊武雅刀を起用するなら、そのちゃんとしたデスラー総統も登場させてほしかったです。
この新作は、ほとんどヤマト側から描いてばかりいて、敵のガミラス側があまり出てこないのです。
何か足りないな、と思ったら、そこでしたね。
敵側をしっかり描いてないのが、この映画の致命傷的な欠点になっているような気がしました。
20世紀少年の時にもありましたが、アニメの実写化作品はとかくその年のワースト映画に挙げられますね。
期待を裏切った、という点ではそうかもしれませんが、元々この手の実写化作品は映画賞やベストテン入りを狙う作品ではありませんからね。
そんなワーストに挙げるほどの作品ではありませんよ。もっと酷い映画は他にもたくさんありますし。
ましてや、この宇宙戦艦ヤマトなんて、VFXとかのCGの進化がなかったら、実写化は不可能だったのですから、作られたことに意義があるように思えます。
人気アニメの実写化なんて、ケチをつけようと思えばいくらでもつけられるのですから、誰が監督したってそう大きくは変わりはないと思いますよ。
今回はVFXの日本では第一人者ともいうべき山崎貴が作っているだけに、ヤマトの映像美は凄く美しかったです。
ヤマトのデザインが、宇宙戦艦ヤマトというより、戦艦大和に近いデザインだったのも、少し嬉しくなりましたね。
何度も言っていることですが、映画はエンターティメーント。
ぶっちゃけ、見た映画が面白かったか・・・それだけでもいい気がします。
いろいろこの作品に批判的なものを見たりしますが、個人的には悲壮感溢れるラストが、戦艦大和の最期とダブって心に響いてくるものがありました。
そこに古くから継承された滅びの美学を見たような気がしました。
決して、この映画は駄作などでは、ありません!
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つっこみどころはいろいろありますし、
お約束も目立ちますが、細かいことは
言わないことにしてまずは作品に
没頭すれば、これはなかなかの作品で
あると思います。
ただ、渋谷の映画館はガラガラで、
あのアニメの作品の時のような
立ち見であふれかえり、パンフレットや
ポスターが飛ぶように売れていたあの熱気は
感じられませんでした。
マニアからは、軽く扱われているようですが、
私にとっては忘れ難い一本です。
あのラストは、不覚にも泣かされましたね。
> あのアニメの作品の時のような
> 立ち見であふれかえり、パンフレットや
> ポスターが飛ぶように売れていたあの熱気は
> 感じられませんでした。
渋谷の映画館というと、渋東シネタワーで見られたのでしょうか。
子供の頃のアニメの「宇宙戦艦ヤマト」の時は長蛇の列を作ってた
ような記憶があります。
予想よりは入っていないとはネットで知りましたが、まさかガラガラ
とは、実に意外でした。
> マニアからは、軽く扱われているようですが、
ヤマトといっても、その世代はもう父親になっていますからね。
今の若い人には、あまり馴染みというか、それほどでもなかったんでしょうね。
> 私にとっては忘れ難い一本です。
> あのラストは、不覚にも泣かされましたね。
ヒロイズムに酔ったような終わり方ですが、元々はヒーローモノですからね。
現実の第二次世界大戦の戦艦大和の戦果なしの特攻に比べたら、カッコイイ終わり方
ですね。
まあ、所詮はフィクションですけど。
昔は、何でみんなあんなに熱狂したてのでしょうね。
全体には300万人動員し、50億近く稼いだわけですから、大成功ではないでしょうか。
キャストも森雪以外は原作に近い俳優人でしたし、
アニメと比べずに別物としてみるべきだと思います。
なぜ原作と比べる必要があるのでしょうか?
原作を知っている人が少なくなってきている今日、
新鮮に見ていた方も多いと思います。
VFXの技術も相当な物でしたし・・・
私は感動しましたし、BLも買いました。
場所によりじゃないでしょうか?
> 全体には300万人動員し、50億近く稼いだわけですから、大成功ではないでしょうか。
興行収入50憶近くいけば、充分に大ヒットといっていいでしょうね。
製作側は、もっと大きな数字を狙っていたでしょうけどね。
> キャストも森雪以外は原作に近い俳優人でしたし、
> アニメと比べずに別物としてみるべきだと思います。
> なぜ原作と比べる必要があるのでしょうか?
やはり、原作があると、どうしても比較してしまいます。
それはアニメの実写化の宿命みたいなものでしょうか。
とは言っても、抵抗なく見れましたけどね。
> 原作を知っている人が少なくなってきている今日、
> 新鮮に見ていた方も多いと思います。
そうですね。原作のアニメ版ヤマトを知っている人たちのほとんどは40代以降ですからね。
今の若い人は、DVDで見ない限り知らないわけだから、確かにヤマトを知らない
世代には新鮮だったかもしれません。
うっかり承認してしまいましたが、メルアドは公開になってしまいますので、できれば
非公開コメントにして下さい。
削除依頼下されば、このコメント共々、削除しますので。
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