最近の記事
第32回ヨコハマ映画祭、決定!(各作品、予告編動画有り)


本日(12/10)第32回ヨコハマ映画祭のベストテン並び、個人賞が発表されました!
今年の映画賞は、「悪人」がダントツに各映画賞の作品賞に輝いていますが、ヨコハマだけは、やはり違っていました。
第31回目も実にヨコハマらしい選出でした。
さて、気になるある人の受賞は!?
既に、シネマニュース等でご存知の方もいるでしようが、今回はベストテンに入った作品の予告編動画を合わせてベストテン作品並び個人賞の紹介をします。
また、12/11に最優秀新人賞を受賞した若手女優のNEWピクチャーを追加しました。


12/12に日本映画的女優論のカテゴリーの中の松坂慶子とその時代の「道頓堀川」と、12/13には「蒲田行進曲」の松坂慶子ヌードキャプ写真をこれでもか!というくらいに大量にアップ(拡大表示可能)にしました !
その松坂慶子は過去の第四回ヨコハマ映画祭で特別大賞を受賞しています。
気になる方は、下の追記を読むから、ヨコハマ映画祭の受賞結果をご覧になってみて下さい。
●予告編による映画ベストテン
第一位「十三人の刺客」監督 三池崇史
モニターがワイド画面でないPCは、下にスクロールすると出てきます。
第二位 告白
第三位 悪人
第四位 川の底からこんにちわ
第五位 今度は愛妻家
第六位 必死剣 鳥刺し
第七位 孤高のメス
第八位 ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う
第九位 パーマネント野ばら
第十位 時をかける少女
●各個人賞
作品賞 「十三人の刺客」 テレビ朝日、東宝提携作品
制作:セディックインターナショナル 配給:東宝
監督賞 三池崇史 「十三人の刺客」
「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」
新人監督賞 石井裕也「川の底からこんにちは」「君と歩こう」
谷口正晃 「時をかける少女」
脚本賞 天願大介 「十三人の刺客」
撮影賞 福本淳 「今度は愛妻家」「パレード」
主演男優賞 豊川 悦司 「今度は愛妻家」「必死剣鳥刺し」
主演女優賞 満島ひかり 「川の底からこんにちは」「カケラ」
助演男優賞 石橋蓮司 「今度は愛妻家」 「パレード」
助演女優賞 夏川結衣 「孤高のメス」
最優秀新人賞 佐藤寛子 「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」
向井理 「BECK」「ハナミズキ」
特別大賞 松方弘樹 「十三人の刺客」
2011年2月6日(日) 関内ホールにて開催
祝・佐藤寛子ヨコハマ映画祭新人賞受賞!です。
芸歴八年目にして佐藤寛子にとって初めての新人賞受賞です。過去に映画で新人賞を一度も取ったことがないのですから、新人賞有資格有りです。
もっとも、仲里依紗が二年前にこのヨコハマ映画祭で(対象作品「純喫茶磯辺」)最優秀新人賞を取っているのに、今年もまた「時をかける少女」で日刊スポーツ映画賞で二度目の新人賞を取っています。
それに対しての批判は言い飽きましたので、映画賞では新人賞は何回でも取れる!ということなのでしよう。
あの「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」は、佐藤寛子あっての映画でした。彼女の体当たりの熱演なくしては、映画として成立しないというほどの熱演で、それが正当に評価されたのは嬉しいです。
岸谷五郎は29歳の時に、「月はどっちにでている」でヨコハマ映画祭の新人賞を取ったのですから、岸谷よりも若い佐藤寛子は胸張っていい今年の新人賞受賞です。
ヌードになって、賞を取るというのは、よくあるパターンですが、必ずしもヌードになったからといって誰もが賞を取れるというわけではありません。
そのいい例が、映画などで脱ぎまくっていた嶋村かおり、大竹一重らは、過去に何の賞も取れてはいません。
彼女たちは芝居がそんなに上手い女優ではなかった、と言えば身もふたもありません。芝居の上手い下手は、キャリアを積めば、後からついてきたりします。
例えば、松坂慶子なんかその最もたる女優で、彼女は若い時から、女優としての華があり、色気もあった。
でも、松坂慶子は決して芝居が上手い女優ではありませんでした。(今でも・・・)
それが、今から29年前の「青春の門」でヌードに挑戦したことで、下手ななりに見ている者を圧倒させる芝居ができるようになったからです。
その松坂慶子は、今から28年前の第四回ヨコハマ映画祭で特別大賞を受賞していますが、授賞式には来ていません。
その年(1981)は、「蒲田行進曲」の小夏役で、松坂慶子が翌年の映画賞の主演女優賞を総ナメにした年でした。
まだ、ヨコハマ映画祭の創世期だったので、今ほど業界に認められていない時期で、軽く見られていたのかもしれません。
それでも、主演映画の舞台挨拶も欠席する大スター・高倉健は、前年の第三回ヨコハマ映画祭に撮影現場(「海峡」)の北海道から駆けつけて、それがヨコハマ映画祭の伝説になっています。
現代は、温室育ちの女優が増えたように思います。
それは、昔のように無理してまでヌードになる役が減った、というか、もう女優のヌードで客を呼べる時代ではなくなったせいのような気がします。
だから、今回の「ヌードの夜」のような、何度も一糸まとわぬ姿を晒す仕事は、若手は皆敬遠するでしょう。
でも、誰かがそれをやらなくてはいけないし、自分の今までの殻を破らないといけない時期がやって来ます。
ただ、有名なタレントが裸になった。それだけでは賞に値するものではありません。
そんなこと言うと、「花と蛇3」のあの女優も、新人賞の対象になりますが、残念ながら作品も今年一番の大駄作で芝居も下手では、全くの圏外です。
すべてをさらけ出し、突き抜けた芝居ができた者にだけ、賞という評価が与えられるのだと思います。
佐藤寛子は、ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞に値するほどの仕事をしたのです。
だから、ヨコハマ映画祭の受賞は少し予想はしていたけれど、他の映画賞では候補にも佐藤寛子の名前がなかっただけに、尚更に今回の佐藤寛子の新人賞受賞は嬉しかったです。
もうひとつの話題と言えば、今年の10月25日に電撃入籍した女優の満島ひかりと映画監督の石井裕也が今回のヨコハマ映画祭では、新婚早々に夫婦揃っての受賞となりました。
ヨコハマ映画祭では夫婦揃っての受賞というのは初めてのケースだと思います。
さて、授賞式では、二人揃って新婚さん、いらっしゃぁ~い!するのでしょうか!?
今年、満島ひかりは殆どの映画賞の新人賞を総ナメにし、キネマ旬報の助演女優賞も受賞しました。
それが、また第34回山路ふみ子賞で、また満島ひかりが二年連続の新人賞に受賞しています。
対象作品は、本年度公開の「悪人」です。前年度の新人賞総ナメにした女優に再度、新人賞に選出というのは、いかがなものでしょうか。
ちなみに山路みち子賞の前年度の新人賞は「TAJYOMARU」の柴本幸です。満島ひかりの「愛のむきだし」も同じ年公開で、満島ひかりが新人賞に対象になるなら前年度です。
前年で新人賞をたくさんもらっているですから、翌年は別の新人女優を選出すべきです。
それなら、佐藤寛子にあげろよ、と言いたいです。
前年度で新人賞総ナメにした女優に翌年にも新人賞というのは、これは初めてのケースだと思います。
↓これが前年の「愛のむきだし」で満島ひかりが、パンツ見せまくって新人賞を総ナメ(?)これもある意味、体当たり演技でした。
それは、今年の「悪人」のような、話題になった大作しか見ていない審査員のいい加減さを露呈する結果となり、賞の有難味や権威の失墜につながるような気がしてなりません。
歴史ある映画賞がこんな大失態をして、それを業界も容認して、前年に数多くの新人賞もらい、今年も新人賞なんて・・
果たしてもらった本人は、嬉しいのでしょうか?
これでは、山路みち子賞なんて、世界のクロサワがノミネート拒否した日本アカデミー賞と同レベルの映画賞(低レベル)に思えてきました。
★ベストテン入り作品のチラシです。(一位から十位の順位に並べてあります)










↑小さい画像ですが、クリックすれば大きい画像が表示されます。
↓こちらも視聴して頂けると、キャプ写真編集作業の励みになります。


ランキングはこをクリック!
今は素直に「おめでとう」と言いたい。
色々有りすぎるほどあったはずだから。
今は素直に「おめでとう」と言いたい。
共通メッセージですみませんが・・・
それは、どちらかというとVシネマ的なアイドル映画だったので、「ヌードの夜」が本格的な女優としての再スタート作品のような気がします。
スッパマンさんが言ってた、いきなり主演女優賞や助演女優賞はいくらなんでもハードルが高過ぎますからね。
それに新人賞たって、強力なライバルたちがたくさんいるわけです。
それに、この世界に入って一度も認められることなく、無冠で終わる役者の方が圧倒的に多いのです。
ヨコハマ映画祭にしたって、審査員のふるい(選考)にかけられて、最優秀新人賞に残ったのです。
選ばれなかった新人もたくさんいます。
今年の佐藤寛子は、それだけの活躍をあの映画でしたんだと、心の底から彼女を讃えたいですね。
http://plaza.rakuten.co.jp/jinnosuke
じんのすけのしみじみシネマ日記
こちらの方が早くスタートしたのですが、楽天の方は制約だらけで動画すらはれないんで
最近は、こちらのブログがメインになっています。
そちらも、よろしかったら見てやって下さい。
楽天ブログでは、最近更新サボりがちで、楽天ブログの悪口ばかり書いていますが・・・
それに、画像を使わせないように、横テロップ文字が入ってるし・・
佐藤寛子のヌードシーンもそんなに新しいものはほとんどなくて、
キャプっても、殆ど既出って感じでしたね。
2/24(レンタルは一日早く店頭に出ます)に、本編DVDが出てからで
いいかなって思って、今回は特に何もしません。
→http://chikinai.blog95.fc2.com/tb.php/196-06b18635