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おとうと 

2010/08/25 13:52/Wed
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おとうとチラシ、表・裏 
お姉ちゃん、おおきに!
いつの時代にも変わらないもの
どんな弟でも、弟はおとうと・・
お母さんはい酔いが回ってきた鉄郎春ちゃんが離婚しようとバツイチになろうと、君の人格に関係ないじゃないか!
 
今回は、吉永小百合主演の、しみじみいい映画です。
 山田洋次が描く、家族愛の集大成とも言うべき、まさに巨匠の仕事です。

 しっかり者の姉と、五十半ばを過ぎて定職に就かない、どうしようもない弟との姉弟愛をテーマにした話です。
 古き良きなんとかというのではなく、いつの時代でも普遍的に変わらないのが兄弟の絆です。

 この作品、少し地味なイメージがありますが、たまには見終わって、しみじみ心に染みる映画もいいものです。
 この作品も新作ですので、最後のネタバレはしない程度で紹介しますので、興味のある方は下の追記を読む、から御覧下さい。

おとうと
公開 2010年1月30日
監督 山田洋次
製作 (『おとうと』製作委員会)
 松竹、住友商事、テレビ朝日
 博報堂DYメディアパートナーズ
 衛星劇場、デンナーシステムズ
 日本出版販売、エフエム東京
 Yahoo! JAPAN、読売新聞、朝日放送、他
脚本 山田洋次、平松恵美子
音楽 冨田勲
撮影 近森眞史
編集 石井巌
配給 松竹

CAST
高野吟子:吉永小百合
丹野鉄郎(弟):笑福亭鶴瓶
高野小春(娘):蒼井優
高野絹代(義母):加藤治子
長田亨(小春の幼な馴染み):加瀬亮
丹野庄平(吟子の兄):小林稔侍
遠藤医師:森本レオ
丸山:笹野高史
大原ひとみ:キムラ緑子
丹野信子:茅島成美
小宮山進:小日向文世
小宮山千秋:石田ゆり子
上映時間 126分 シネマスコープサイズ
大阪万博が何千万という火とを集め寅さんというヒーローがスクリーンに登場し始めた頃母は東京の薬科大学に進み、そこで父と出会い恋をしたやがて私が生まれた 
ストーリー
 この映画の主人公は、どうしようもない弟に苦労させられる、姉の高野吟子です。
 その娘・小春のナレーションで、戦後の昭和の年代ごとの回顧で、この映画は始まります。

 小春の母は、父と薬科大学時代に知り合い、恋に落ち結婚して、東京の郊外に薬局を営みました。
 小春が物心ついた少女時代の1985年は、阪神タイガースが21年ぶりに優勝した年でした。
 ちなみにその当時の阪神優勝時の一番を打っていたのが、現・阪神監督の真弓明信氏です。

 小春は、大のタイガースファンの母がその阪神の優勝を見て狂喜したのを未だに憶えているそうです。
21年ぶりに阪神タイガースが優勝してタイガースファンの母がテレビで大喜びしていたのわ覚えている父は私が小学校の時に亡くなってしまったこのおじさん、何かと親戚につまばじきにされていたけれど・・ 
 母の弟の叔父は阪神の優勝で道頓堀に何度も飛び降りたほど、母の上をいく熱狂的なトラキチでした。
 叔父は面白い人でしたが、小春が成長すると反対に、この全く成長しない叔父を、小春は大きくなるにつれて、うっとおしく思えてきました。

 小春の父は体が弱く、小春が小学校の時に亡くなってしまいました。
 それからは、母が義母(小春にとっては祖母)の面倒を見ながら、一人で薬局を経営し小春を育ててきました。
 そんな小春も、結婚式することになりました。
大阪の叔父さんの返事、今頃になって来たわよ本当にお世話になってえへっ・・こういう時の決まり文句あるだろ
 小春には、もう一人叔父がいます。今度は母の兄で、こちらはしっかりとして、父が亡くなってから、いろいろと面倒を見てくれたようです。
 結婚式当日、小春にその兄・叔父が言いました。
叔父(兄) 俺に言うことじゃない。お母さんに言うんだ。
 こういう時の決まり文句があるだろ。

    いいのよ、そんなこと。
叔父(兄)   よくない。普段、ちゃらちゃらしてもだな。
 こういう時にちょっと改まった言葉を使う。
 それが人生の節目というものじゃないか。
 小春は、その決まり文句の"長い間、ありがとう"の感謝の言葉を母に言いました。
それが人生の節目というものじゃないか。長い間、ありがとうあっ、兄ちゃん。小春の結婚式、どこや?鉄郎が何しに来たんだ
 その頃、ドタバタと階段を走って来た男がいました。母の弟の、もう一人の叔父が来たのです。
 このおじさん酒ぐせが悪く、今まで何かと問題を起していたので、"招からざる招待客"だったのです。

 しかし、母は小春の名づけ親でもあり、折角大阪から来たのだからといって、酒を飲まないことを条件にその弟の出席を兄に頼みました。

 最初はその叔父もウーロン茶を飲んで、大人しかったのですが、母と兄・叔父が目を離した隙に、他の人の飲み残しのシャンパンなどを開けるようになりました。
そないに思わんか、兄ちゃん兄ちぉん、心配ないで歓声の中・・ウェディングケーキの入刀飲み残しのシャンパンをぐいっ・・ 
 それからはビールなどの一気飲みの連続で、酔いが回った叔父は、小春の夫にからんだり、大げさなマイクパフォーマンスでマイクを離さなかったりと、やりたい放題になっていました。
 挙句は泥酔して、テーブルをひっくり返して、小春の結婚式を台無しにしました。

 それから母・吟子は向こうの家に謝りにいったりと、大変でした。
 当の本人は酔い潰れて、吟子の家で寝ていました。
とめたのよ、私・・私の叔父さん・・母の弟おい、小春幸せにしたってや調子こいて一気飲みしてしまった鉄郎
 ようやく酔いから醒めて起きた叔父・鉄郎は、姉の吟子にこっぴどくお説教されました。
 帰り際に、吟子は当座の金を弟の叔父に渡し、その叔父は、"いつも、おおきに。そのうちに、たこ焼き屋でもやって大儲けして、返したるさかいな"、と出来もしない大きなことを言って去って行きます。

 そうしてるうちに、小春が実家である高野家に帰って来ました。何やら夫婦喧嘩したようです。
 車の免許取得の費用を夫に願い出たら、"そういうのは実家に出してもらうものだ"、と断られたそうです。
 小春の夫は大学病院で医者をしています。吟子は早速、その小春の夫に事情を聞きに行きますが、娘夫婦は既に冷め切って修復不可能なようでした。
泥酔してテーブルひっくり返し目をおおう姉おとなしく寝たの?もう、うんざりよ
 小春はしばらく実家の薬局の手伝いをすることになりました。
 そこに、ひょっこり幼なじみの大工の長田が顔を出して、家の手直しにやって来てくれました。
 長田は職人気質の大工職人で、長田は小春がずっと前から好きなようでした。

 小春の離婚が成立して、これ幸いと何かと長田は、仕事の最中でも小春の送迎したりと、小春に親切に面倒を見ています。
 そんな時に、一人の年配の女性が高野家を訪ねてきました。
たこ焼きやで大儲けするさかい、それまで待っとって帰ってきた小春そういうのは実家からもらえって祐介つんいうのそんなこと祐介さんが言うの 
  その女性は、叔父・鉄郎の元カノで、鉄郎に貸した130万円もの金を三分の一でもいいから、返してもらえないか姉の吟子に頼みに来たのでした。

 吟子はそれを聞き、すぐに銀行にいって店の改装資金に当てる筈だった貯金を降ろして、弟が借りた満額の130万円そっくり、その女性に返しました。

 それからしばらくして、その弟の鉄郎が東京に来たからといって顔を出しましたが、当然その事で揉めました。
 鉄郎は、姪の小春に責められて逆ギレして、大喧嘩になります。
 弟・鉄郎は去り際に気になる咳をしていました。吟子はそれが妙に気になり不安に思いました。
 さて、このしっかり者の姉と、どうしょうもない弟、これから先はどうなっていくのか!?
夫婦の間で?おばさんに頼まれたんだよなんちゃって砂糖、入れますか?今日、私が来たのはね・・ただ話し合えって減われてもですね
 ストーリーの紹介は以上です。
 何だか、この姉弟を見ていたら、「男はつらいよ」の寅さんとさくら、を思い出しました。
 あちらは、"兄と妹"でしたね。

 それに定職に就かず、旅芸人などでたまに仕事をしていた弟は、まさに"フー天の寅さん"とよく似たキャラですね。
 ただ、寅さんも酒好きで、何かというと、おいちゃんやタコ社長と喧嘩は日常茶飯事でしたが、寅さんの酒が入っての醜態は、ほとんど記憶にないです。
 寅さんの愛すべきキャラに比べたら、この映画の弟は、ホンマ、どもならんおっちゃん、です。

 それに寅さんは金銭面で妹のさくらに、そんな大きな迷惑かけるようなことは一度としてやっていません。
痛かったわ哲郎とお会いになったのはいつ頃ですか哲郎が書いた借用書愕然とする吟子銀行に出向く吟子貯金を切り崩した吟子  
  寅さんの映画でもたまに、さくらが兄の財布の中身が空っぽなのを見て、今手持ちの金を兄の財布に入れておくなんてシーンはあったように記憶しています。
 この映画でも、小春の披露宴台無しにした翌日に、姉の吟子が、"寅さん映画のさくら"のように、去り際の弟・鉄郎にいくらかのお金を渡す同じようなシーンがありました。

 たとえ姉弟の間柄とはいえ、金銭面では全くの別物です。そんなことお願いされたって、別に吉永小百合はその弟の保証人になっていないのですから、法的にその債務を肩代わりする義務は一切ないのです。

 ただ、その弟がその債務を残して死んだ場合は、その債務が親族(兄弟まで)に及びます。その債務者が生きているうちは関係ないけれど、死んだら財産相続で債務の責務が発生するというから、実に可笑しな話です。
 まあ、そんな故人の債権も、家庭裁判所に相続放棄の手続きをすれば、完全消滅しますけどね。
それから、ぼ印を押してちょうだい考えたら、だましたのは弟のほうだもんねちょっと用事があって東京に来たもんやさかいなほんで、どないしたん
 吉永小百合の演じるキャラも、ここ数十年あまり変わっていませんね。
 優しいけど、気丈な女性。この作品でも、その弟の借金を肩代わりするシーンによく現れています。
 お願いに来た女性が、三分の一でいいいです、といっているのですから、三分の一でええやん!思いますけど・・・
 全額返してしまいます。すっきりさせたいのはわかるけど、経営が決して楽ではないのですから、その降ろした金は貴重な店の運転資金のようなものです。

 この不況下の中、個人商店なんていつ潰れてもおかしくないのですから、いざという時の金は残しておかないと不安なものですよ。
叔父さんのせてで、お母さんは何百万の借金の肩代わりしたのよわお姉ちゃん、それホンマか?弟の頬をひっぱたく吟子小春なんて名前、嫌で仕方なかったのよ
 そんな大迷惑をかけて大喧嘩して出ていった弟は、一応は絶縁状態になりますが・・・
 やっぱり、緊急事態で連絡が入ると、小百合お姉ちゃんは、ほおっておけなくなるんですね。

 定職もない無収入で同棲していた彼女にも愛想つかされた、弟の末路は、だいたい想像できると思います。

 それでも知らん顔できずに、いてもたってもいられず大阪まで行ってしまう姉に、やはり見ていて何だかホッとしてしまいます。
 どんなに時代は変わろうとも、変れない、普遍的なものってあるのですね。
おおきにそやから、どないもならん・・あの叔父さんとは、もう縁を切ったんでしょう長田くん・・
 ただ、現実の場合はケース・バイ・ケースでしょう。自分にも弟がいますが、この映画の姉のようなことは・・・どうかなあって思いますね。
 自分も今は何かあっても、この映画の吉永小百合のように、力になれるだけの余力はないですからね。

 山田洋次が描いてきた家族愛は、昔から何も変わっていないですね。加瀬亮のキャラなんかは、寅さんにおける前田吟キャラに、そっくりでした。

 "春ちゃが離婚してバツイチになっても、春ちゃんの人格に何ら問題ないじゃないかっ! "、って台詞は、いかにも山田洋次らしいインテリっぽさが出ていますね。
弟と再会した吟子弟の手を取る姉
 吉永小百合は、今回の映画はメイクが薄いせいか、年相応の顔していますね。
 鶴瓶の姉役ですから、鶴瓶より若く見えたら、お姉ちゃんになりませんから、その配慮からでしょうか。
 山田洋次とのコンビの前作「母べえ」は40代後半の顔に見えましたからね。

 それにしても、蒼井優は、吉永小百合の娘役にしては若過ぎます。
 
阪神が1985年に優勝した年に小学校に上がったくらい少女だったというなら、現代では30代後半になっている筈で、常盤貴子が年齢的には近い役でしたね。
私、明日はスーツでもいいでしょあの人は来るのかい?
 しかし、こんな先が全く見えない時代ですから、温かいものに触れたくなったりします。

 山田洋次が一貫して描く、切ろうとしても切ることもできない家族愛の物語。
 大泣きこそはしないけれど、じわりと心に染みる作品になっていました。
 改めて、兄弟の絆、みたいなものを考えさせられる映画でした。

 今月、8月は残すところ、いくらもないですが、今月あと一回更新したいと思っています。


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