アリス・イン・ワンダーランド
2010年08月06日23:32
2010年新作外国映画



もう、世界はマトモでいられない!
今回は、戦うアリス!
ワンダーランドが今、始まる!

久しぶりの外国映画の大作です!
まず最初に、この映画、ジョニー・ディップ主演のような扱いですが、それは単なるネームバリームでトップに出ているだけです。
これは、あくまでもアリスの映画ですっ!
本作品がジョニー・ディップ主演映画なら、タイトルが"マッドハッター・イン・ワンダーランド"になってしまいます。
ジョニー・ディップの"マッドハッター"が登場するのは、映画の開始から31分過ぎです。
主役が30分過ぎてから登場するなんて、普通あり得ないですからね。






みんなが知っているディズニーの"不思議な国のアリス"のCGによる映画化ですが、後半は映画のオリジナルの展開です。
後半は、戦うアリスです!アリスがどんな戦いをするのか、というような・・そんなネタバレはしません!
アリスのように、このワンダーランドを覗いてみたい方は下の追記を読む、から不思議な世界にお入り下さい。
Alice in Wonderland
2010年4月17日公開
監督 ティム・バートン
脚本 リンダ・ウールヴァートン
原作 ルイス・キャロル
撮影監督 ダリウス・ウォルスキー
プロダクション・デザイン ロバート・ストロンバーグ
音楽 ダニー・エルフマン
編集 クリス・レベンゾン
衣装(デザイン) コリーン・アトウッド
SFX/VFXスーパーバイザー ケン・ラルストン
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
CAST
アリス・キングスレー・・ミア・ワシコウスカ
マッドハッター・・・・・ジョニー・デップ
赤の女王・・・・ヘレナ・ボナム=カーター
白の女王・・・・・・・アン・ハサウェイ
芋虫(アブソレム)・・ アラン・リックマン
白うさぎ・・・・・・・・マイケル・シーン
チェシャ猫・・・・・・スティーヴン・フライ
ジャバウォック・・・クリストファー・リー
上映時間 109分 ビスタサイズ
興行成績 118億円 (日本)





●ストーリー
アリスは19歳になり、美しい娘に成長し、馬車で母と共にあるパーティー会場に行きました。
優しかった父は既に亡くなり、アリスは好奇心旺盛かつ、ちょっとした反抗期でもありました。
実はそのパーティー会場では、アリスの婚約発表会でもありました。
満場の観衆が見守る中、婚約者から求婚されます。
しかし、その婚約者は肩についた芋虫にビビる小心者だったので、アリスはそんな男をつまらなく感じ、その婚約には気乗りはしませんでした。





そんな時、アリスの目の前に、白いうざがチョロチョロし、アリスはそのうさぎが気になって、あとを追いかけました。
森に入ると、大きな木があり、そこで白いうさぎをアリスは見失います。
その木には大きな穴が開いており、その穴をアリスが覗き込むと、吸い込まれるようにアリスは下に落ちていきました。
気がつくと、そこは不思議な世界でした。喉が渇いていたのか、アリスはそこにあった瓶の中の水を飲むと、体がいきなり縮んでしまいました。





暗い部屋の中で、かすかに灯りが見え、その扉を開けると、不思議な世界とおかしな仲間がアリスを待っていました。
どうやら、その仲間たちはアリスを捜していたようでした。
その仲間たちから、"預言の書"と呼ばれる絵巻を見せられ、そこには "救世主"が現れて、暗黒時代を終わらせると書いてありました。
その "救世主"こそがアリスだったのです。
やがてアリスはマッドハッターという帽子を被った、手品師のような不思議な男に出会います。





マッドハッターは、アリスを更に小さくし、自分の帽子を飛行機代わりにして、その帽子にアリスを乗せて、ある城に向かわせました。
そこは、赤の女王が支配する独裁的な世界でした。
アリスはまず、その赤の女王の対立関係にある、"白の女王"に協力を求めるために会いました。
その赤と白の女王の対立抗争にアリス自らがすすんで剣を取り、戦うことを決意します。
さて、アリスの運命は!マッドハッターの目的とは?





ストーリーの紹介は以上です。
最初、ジョニー・ディップ演じるマッド・ハッターはアリスを罠にはめる悪役なのかと思ったら、アリスの味方の役だったのですね。
そのジョニー・ディップ、映画の最後でおいしいとこ持っていくのかと思ったら、そうでもなかったです。
いわゆる、完全にジョニー・ディップは脇役です。
なのに、どうしてネームバリームだけで、あたかもディップの主演映画のような宣伝をしたのか不思議です。





映画の宣伝PRでも来日したのは、監督のティム・バートンとジョニー・ディップだけでしたね。
アリスの映画ならば、何故そのアリス役を演じたミア・ワシコウスカも一緒に連れて来なかったのが不思議で仕方ないです。
出演者の中で、ジョニー・ディップだけが来日したことで、何かディップの主演映画と、みんな勘違いしたのではないでしょうか。
映画の方はティム・バートンならでは作りで、まずは楽しめた映画でした。





個人的には、「シザーハンズ」のような、終わってからの感動というものがなかったので、物足りなさを感じました。
多分、それは映画館で見たのと自宅で見たことで、感じ方が違ったせいもあると思います。
でも、ティム・バートンならではの、"バートンおたくワールド"は、やはりなかなかのものです。
ただ、CG映像に見慣れてしまっているせいか、特別に凄いとも感じませんでしたね。
何か、バートンの映画で、昔に見たようなシーンがよく出ているから、取り立てて新鮮味がないのです。
ところで、日本でもこの映画は記録的な大ヒットしました。





日本では、アバター(興行成績155億円)に次いで、2010年公開の映画で第二位の118億円の大ヒットを記録しています。
現在公開中の「躍る3」も「借りぐらしのアリエッティ 」も、作品の評判からして100億円越えは難しそうなので、多分今年の映画興行成績は、久しぶりに外国映画が一位と二位を独占しそうです。
しかし、それにしてもDVD化が早過ぎます!
映画の公開が4月17日で、今月8月3日には、もうレンタルされているのです。
つまり実質DVD化されるまで、公開から四ヶ月未満ということになります。
外国映画のDVD化はこれまで四ヶ月でしたが、今回のアリスはそれにもまして更に短くなっています。
ちなみに日本映画のDVD化は、公開から半年のようです。





それに、今はDVDソフトも新作で四千円を切っています。
バナー貼っているDMMなどで買えば新作でも26%OFFなので、2460円程度で買えます。
この映画は公開時は、300円の3Dの別料金が加算されていて、劇場では特別料金の2100円でした。
これでは三ヶ月半程度待って、DVDソフトになってから買って見た料金と、たいして変わらないということになります。
特に家族三人で映画館に行けば、軽く一万越えてしまいます。劇場内のドリンクやフード、映画のパンフなど買うでしょうからね。





シネコンの台頭で、映画館が増えましたが、こんな早期DVD化しているようでは、いつしか昔のように連鎖的に映画館が潰れていく時代が再来するような気がします。
といっても、シネコンは映画館ではない!と思っています。 これは話し出すと長くなるので、止めておきます。
3D映像といっても、別にそれにこだわらなければ家庭でDVD鑑賞の方がかなりの格安ですからね。
昔は、映画の早期テレビ放映で、地方の映画館が次々と潰れていきました。
その負の連鎖が近いうちに、またやって来るような気がします。





映画は基本的に、映画館で見るのがBEST。それは、今でもそう思っています。
自宅で見ると、どうしても何かをしながらの集中力を欠いた鑑賞になりますからね。
でも、この不況で家計はどこも苦しいのでしょうから、選択肢として家庭でのDVD鑑賞になってしまいます。
たまに、映画館に行くと自宅同様の感覚で、上映中にお喋りするマナーの悪い客もいます。私はその度注意してきましたが、それも最近では面倒になりました。
本作品と関係ない話になりましたが、何か業界自体が自分で自分の首を閉める行為は、いつしかそれが命取りになっていくような気がします。





この作品は、途中まではみんなが知っている"アリスの世界"が展開しています。
それからは、CGバトルアクション映画なので、家族で楽しめる映画ですね。
う~ん、でも芋虫のアブソレムは妙にリアル過ぎて、小さな子供は気持ち悪がるかもしれませんね。
それでも、アリスの実写化としては、まずまずの成功した作品だと思います。
連日の猛暑で、なんかダルくなって更新さぼりがちでしたが、今月はいろいろと取り上げたい新作映画ありますので、できるだけ早く更新する予定です。

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2010年4月17日公開
監督 ティム・バートン
脚本 リンダ・ウールヴァートン
原作 ルイス・キャロル
撮影監督 ダリウス・ウォルスキー
プロダクション・デザイン ロバート・ストロンバーグ
音楽 ダニー・エルフマン
編集 クリス・レベンゾン
衣装(デザイン) コリーン・アトウッド
SFX/VFXスーパーバイザー ケン・ラルストン
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
CAST
アリス・キングスレー・・ミア・ワシコウスカ
マッドハッター・・・・・ジョニー・デップ
赤の女王・・・・ヘレナ・ボナム=カーター
白の女王・・・・・・・アン・ハサウェイ
芋虫(アブソレム)・・ アラン・リックマン
白うさぎ・・・・・・・・マイケル・シーン
チェシャ猫・・・・・・スティーヴン・フライ
ジャバウォック・・・クリストファー・リー
上映時間 109分 ビスタサイズ
興行成績 118億円 (日本)






●ストーリー
アリスは19歳になり、美しい娘に成長し、馬車で母と共にあるパーティー会場に行きました。
優しかった父は既に亡くなり、アリスは好奇心旺盛かつ、ちょっとした反抗期でもありました。
実はそのパーティー会場では、アリスの婚約発表会でもありました。
満場の観衆が見守る中、婚約者から求婚されます。
しかし、その婚約者は肩についた芋虫にビビる小心者だったので、アリスはそんな男をつまらなく感じ、その婚約には気乗りはしませんでした。






そんな時、アリスの目の前に、白いうざがチョロチョロし、アリスはそのうさぎが気になって、あとを追いかけました。
森に入ると、大きな木があり、そこで白いうさぎをアリスは見失います。
その木には大きな穴が開いており、その穴をアリスが覗き込むと、吸い込まれるようにアリスは下に落ちていきました。
気がつくと、そこは不思議な世界でした。喉が渇いていたのか、アリスはそこにあった瓶の中の水を飲むと、体がいきなり縮んでしまいました。






暗い部屋の中で、かすかに灯りが見え、その扉を開けると、不思議な世界とおかしな仲間がアリスを待っていました。
どうやら、その仲間たちはアリスを捜していたようでした。
その仲間たちから、"預言の書"と呼ばれる絵巻を見せられ、そこには "救世主"が現れて、暗黒時代を終わらせると書いてありました。
その "救世主"こそがアリスだったのです。
やがてアリスはマッドハッターという帽子を被った、手品師のような不思議な男に出会います。






マッドハッターは、アリスを更に小さくし、自分の帽子を飛行機代わりにして、その帽子にアリスを乗せて、ある城に向かわせました。
そこは、赤の女王が支配する独裁的な世界でした。
アリスはまず、その赤の女王の対立関係にある、"白の女王"に協力を求めるために会いました。
その赤と白の女王の対立抗争にアリス自らがすすんで剣を取り、戦うことを決意します。
さて、アリスの運命は!マッドハッターの目的とは?






ストーリーの紹介は以上です。
最初、ジョニー・ディップ演じるマッド・ハッターはアリスを罠にはめる悪役なのかと思ったら、アリスの味方の役だったのですね。
そのジョニー・ディップ、映画の最後でおいしいとこ持っていくのかと思ったら、そうでもなかったです。
いわゆる、完全にジョニー・ディップは脇役です。
なのに、どうしてネームバリームだけで、あたかもディップの主演映画のような宣伝をしたのか不思議です。






映画の宣伝PRでも来日したのは、監督のティム・バートンとジョニー・ディップだけでしたね。
アリスの映画ならば、何故そのアリス役を演じたミア・ワシコウスカも一緒に連れて来なかったのが不思議で仕方ないです。
出演者の中で、ジョニー・ディップだけが来日したことで、何かディップの主演映画と、みんな勘違いしたのではないでしょうか。
映画の方はティム・バートンならでは作りで、まずは楽しめた映画でした。






個人的には、「シザーハンズ」のような、終わってからの感動というものがなかったので、物足りなさを感じました。
多分、それは映画館で見たのと自宅で見たことで、感じ方が違ったせいもあると思います。
でも、ティム・バートンならではの、"バートンおたくワールド"は、やはりなかなかのものです。
ただ、CG映像に見慣れてしまっているせいか、特別に凄いとも感じませんでしたね。
何か、バートンの映画で、昔に見たようなシーンがよく出ているから、取り立てて新鮮味がないのです。
ところで、日本でもこの映画は記録的な大ヒットしました。






日本では、アバター(興行成績155億円)に次いで、2010年公開の映画で第二位の118億円の大ヒットを記録しています。
現在公開中の「躍る3」も「借りぐらしのアリエッティ 」も、作品の評判からして100億円越えは難しそうなので、多分今年の映画興行成績は、久しぶりに外国映画が一位と二位を独占しそうです。
しかし、それにしてもDVD化が早過ぎます!
映画の公開が4月17日で、今月8月3日には、もうレンタルされているのです。
つまり実質DVD化されるまで、公開から四ヶ月未満ということになります。
外国映画のDVD化はこれまで四ヶ月でしたが、今回のアリスはそれにもまして更に短くなっています。
ちなみに日本映画のDVD化は、公開から半年のようです。






それに、今はDVDソフトも新作で四千円を切っています。
バナー貼っているDMMなどで買えば新作でも26%OFFなので、2460円程度で買えます。
この映画は公開時は、300円の3Dの別料金が加算されていて、劇場では特別料金の2100円でした。
これでは三ヶ月半程度待って、DVDソフトになってから買って見た料金と、たいして変わらないということになります。
特に家族三人で映画館に行けば、軽く一万越えてしまいます。劇場内のドリンクやフード、映画のパンフなど買うでしょうからね。






シネコンの台頭で、映画館が増えましたが、こんな早期DVD化しているようでは、いつしか昔のように連鎖的に映画館が潰れていく時代が再来するような気がします。
といっても、シネコンは映画館ではない!と思っています。 これは話し出すと長くなるので、止めておきます。
3D映像といっても、別にそれにこだわらなければ家庭でDVD鑑賞の方がかなりの格安ですからね。
昔は、映画の早期テレビ放映で、地方の映画館が次々と潰れていきました。
その負の連鎖が近いうちに、またやって来るような気がします。






映画は基本的に、映画館で見るのがBEST。それは、今でもそう思っています。
自宅で見ると、どうしても何かをしながらの集中力を欠いた鑑賞になりますからね。
でも、この不況で家計はどこも苦しいのでしょうから、選択肢として家庭でのDVD鑑賞になってしまいます。
たまに、映画館に行くと自宅同様の感覚で、上映中にお喋りするマナーの悪い客もいます。私はその度注意してきましたが、それも最近では面倒になりました。
本作品と関係ない話になりましたが、何か業界自体が自分で自分の首を閉める行為は、いつしかそれが命取りになっていくような気がします。






この作品は、途中まではみんなが知っている"アリスの世界"が展開しています。
それからは、CGバトルアクション映画なので、家族で楽しめる映画ですね。
う~ん、でも芋虫のアブソレムは妙にリアル過ぎて、小さな子供は気持ち悪がるかもしれませんね。
それでも、アリスの実写化としては、まずまずの成功した作品だと思います。
連日の猛暑で、なんかダルくなって更新さぼりがちでしたが、今月はいろいろと取り上げたい新作映画ありますので、できるだけ早く更新する予定です。


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