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LOST FINAL SEASON EP16 "What They Died For" その1
2010/05/20
08:38/Thu


"奴"が来る!!
遂に "後継者" が決まった!
そして、終わりが近づいて来る


遂に最終話直前間近のエピソードとなりました!(次週はSPで、二話一挙放送です)
エピソードタイトルの"What They Died For" の和訳では、彼らは何の為に死んだか、という意味らしいです。
その意味から想像した、主要人物全員がリセットされるかの予想は大きく外れました。
尚、初めて当ブログを閲覧される方もいると思いますので、完全ネタバレであることを、毎回言わなくてはなりません。
それをご承知の上でお進み下さい。
この続きは下の追記を読む、からどうぞ!






●2004年ジャックの自宅
2004年にいるジャックは目を醒まし、洗面所に行くと見覚えない痣が首の下にありました。
それを気にしているところに、息子のデビットが朝食作ったと顔を出しました。
朝食といっても、ただコーンフレークに牛乳かけた簡単なものです。
デビッド 今夜のコンサート来る
ジャック ああ、絶対行くよ。
朝から親子の会話が弾んでいるところにクレアが起きてきました。
クレアは、ジャックに誘われて、子供が生まれるまで、兄・ジャック宅での同居を始めたらしいです。
兄と甥っ子との新しい生活は、家族というものが希薄だったクレアにとっては、嬉しい事のようです。






クレアのお腹の子供は順調なようでした。
そんな時に一本の電話が入ります。行方不明になっていた父の棺が見つかったそうです。
しかし、その電話をかけて来たのは航空会社とは全く関係ないデズモンドです。
つまり、デズモンドは嘘の電話をジャックにかけて、何かを企んでいるのです。
●現代の島にいるジャックたち
ジャックは銃撃戦で負傷したままだったケイトの肩の治療をしていました。
ソーヤーも意識を取り戻し、すっかり元気になったようです。






麻酔もない痛い治療を受けながら、ケイトはある決心をジャックに話します。
それはサイード、ジン、サンらを殺した暗黒ロックを殺す計画です。
ケイトはジンとサンとの間に三歳になる娘がいることを知っています。
ジンは、その娘、ジ・ヨンと一度も会えないまま亡くなったのです。(ジンは生前、サンが残したデジカメの写真では娘の顔は見ています。)
それは、ジャックの心もケイトと同じでした。
しかし、ソーヤーは自分のせいで死なせたと責任を一人で被って、魂が抜けたようになっていました。ケイトが無言でソーヤーに寄り添い、慰めようとしています。
ジャックがサイードが死の直前に言ったデズモンドがこの島の何処かの井戸にいる、との言葉を皆に伝え、その井戸を探しに出発しました。






●2004年のハイスクールにて
ロックはようやく全快し、教師の仕事も再開していました。
そのロックの下校を狙って、またデズモンドが様子を伺っていました。
そこにベンがデズモンドの前に現れて、ベンはこれ幸いと警察に通報しようとしますが、その前にデズモンドにボコボコにされてしまいます。
デズモンドはベンを何度も殴り、デズモンドは"彼を殺すためじゃない。彼を解放するためだ" と意味深なことを言います。
ベンはデズモンドに殴れている最中に、過去にデズモンドに殴られた記憶がフラッシュバックしてきました。
デズモンドはベンに数々の暴行し、すぐに車で走り去って行きました。






●現代のハイドラ島に到着したベン一行
現代のハイドラ島にようやく到着したベンは、自分の勝手知ったる我が家にたどり着いていました。
その家の庭先でマイルズが立ち止まます。どうしたのかと訊かれてマイルズは、アレックスと答えました。
どうやら、アレックスがキーミーに殺された後、遺体をリチャードがその庭に埋葬したようです。
ベンは亡き娘・アレックスのことを思い出し、いたたまれない気持ちになり、リチャードに"ありがとう" と、リチャードに感謝しました。
かつて住んでいた家には、ベンが隠しておいた爆薬がありました。
と、その時物音がして、銃を構えると、キッチンからゾーイが両手を上げて姿を見せました。
続いて、ウィドモアも現れました。ベンとリチャードにとっては旧知の人物で、久々の再会でもあります。






ウイドモアは、まず水道からコップに注いだ水を飲み、落ち着いた様子です。しかし、ベンたちはウイドモアに銃を向けたままです。
ウイドモア 私を撃ったら、生存のチャンスもなくなるぞ。
そして、ゾーイに偵察の指令を出しました。
ウイドモア リチャード、ここで何してる?
リチャード 飛行機を爆発させるための爆薬を手に入れた。
ウイドモア ここに来て、飛行機に爆薬は仕掛けておいた。君たちの考える三つ前の事は既にやっているんだよ。
ベン チャールズ、どうやってここに?
ウイドモア ジェイコブに招かれたからだ。
ベン 彼を見たことはないだろ。
ウイドモア そうかもしれない。だが、彼は私に会いに来た。






ウイドモア 君の友人に船を爆破された。彼は私にミスを教えてくれた。
必要なものもわかった。だから、目的を遂行する。
ベン 目的?
その時、ゾーイからの無線で暗黒ロックが到着したことを知らされます。
ウイドモアは、ゾーイに早くこちらに戻って来いとの指令を出しました。
ウイドモア 死にたくないなら、隠れることだ。
●2004年ハイスクール治療室
ベンはデズモンドに暴行を受けた傷の治療をしてもらっていました。
そこにベンを心配したロックが入ってきます。






ベン ロック、あなたを轢いた男を見ました。彼は戻ってきて話かけたら、殴られた。
そこで奇妙な事に、彼が私を殴っている間、何かが見えた。
その話を聞き、ロックが警察に電話しようとしています。
ベン 本当は電話をしたくないのでしょう。
ロック なぜだ?
ベン その男は傷つけるためじゃないと・・開放させる為だと言った。
私はある理由で彼を信じた。
ロックはかけた電話に自分が出ることなく、途中で切ってしまいます。
ベン ロックさん、彼の話に意味があると思いますか?何かの意味が?
ロックも思い当たることがあるようで、ただ黙ってベンの顔を見ているだけでした。






その頃、デスモンドはロス市警にジェームス刑事を訪ねていました。
すると、デズモンドはタスティン高校でひき逃げがあり、それを目撃した教師がその疑わしき人物にひどく殴られた。と言い・・
"私がその容疑者だ" と、ソーヤー刑事名指しで、自ら出頭したのです。
デズモンドの狙いは、そこの警察で既に捕まっているケイト、サイードと合流する事が目的でした。
案の定、留置された所には二人はいました。






●現代の島で井戸を探すジャック
ジャックはソーヤーと共にデズモンドがいる井戸を探していました。
ソーヤー 潜水艦の爆弾。奴は俺たちを殺すことができないと言ったよな。
ジャック 俺は前にも間違ったことがある。
ソーヤー 俺が殺したのか?
ジャック いや、奴が殺したんだ。
ジャックのその言葉を聞いて、ソーヤーは少し複雑な表情になっていました。
ハーリーとケイトもジャックたちと分かれて、その井戸を探していました。
と、その時、ハーリーの目の前に少年が現れます。ハーリーは、それがジェイコブ少年とは判っていません。
ケイトには、その少年の姿すらも見えません。






ハーリーが振り返ると、ジェイコブ少年はすぐそばにいました。
そして、いきなり "灰を出せ。それは俺の物だ" と、ハーリーから、ジェイコブの遺灰が入った袋を取り上げると、走り去って行きました。
ハーリーはそのジェイコブ少年を追いかけて走ります。
ハーリーは、いろいろと探しましたが、その少年は見つかりませんでしたが、ジェイコブがそこに座っていました。






ハーリー 現れるのをずっと待ってたんだ。
ジェイコブ 今、ここにいるよ。
ハーリー 子供が灰をもって逃げたんだ。見なかったかい?
ジェイコブ そこの炎の中にあるよ。
既に、その遺灰の袋は火の中でした。
ジェイコブ 燃え尽きた時、もう会えないだろう。
ハーリー なぜ?
ジェイコブ 友人を連れて来てくれ。もう終わりに近づいている。






ここまでが、前半の17分15秒のシーンです。
あれほどジャックと事如く対立し、とげとげしかったソーヤーが、まるで牙を抜かれたように元気がなくなつています。
自分の計画のせいで、サイード、ジン、サンらを死なせてしまったと、その責任を一身に感じているようです。
今にして思えば、過去を変えたことでジュリエットを死なせてしまったジャックがその"贖罪" を背負ったのと似ていますね。
でも、2004年の過去やり直しでは、サイード、ジン、サンたちは生きているんですけどね。






何だかんだと二人は対立してきたけれど、今回もジャックが必死でソーヤーを助けてくれなかったら、ソーヤーもこの世にはいなかったのですからね。
何かソーヤーのキャラからして、この借りは自分の身を犠牲にしてまでもジャックに返すような気がしてきました。
ソーヤーは、男気溢れるキャラですからね。
後半は、更に激動の展開にしては、あの人物の死が余りにも呆気なかったです。
後半も、できるだけ早くアップする予定ではいますが、何せ昨日から徹夜で写真編集から記事アップまでを一気にやったせいか、体力が少し落ちていて、後半を明日アップできるかどうかは微妙なところです。
もう、しばらくお待ち下さい。






※後半は、今日(5/21)の朝方に更新予定です。
どうしても、眠くなったら、まだかもしれませんが、何だか一気に片づけたい気分なので、多分朝にはアップしていると思います。



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