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LOST FINAL SEASON EP14 "The Candidate" その1
2010/05/08
15:12/Sat


もう、この島から誰も出れないのか!?
消された名前が実行される・・
最後に残る"候補者" は誰だ・・


遂に、このエピソード14になって、来ては欲しくなかった展開になってしまいました。
主要人物の中で、いつかは誰かが欠けるのは予想していましたが、エピソードが二話分ぐらい早いような気がします。
後半は、遂に暗黒VSウッドモアの全面戦争に突入しています!
捕らえられたソーヤーたちの運命はいかに!?
完全ネタバレですので、あまり先を知りたくない方にはホントにお勧めできません!
既に見てしまった方や、どうしても先を知りたい方のみ、お進み下さい。






●2004年ロックの病室
Mr.Locke。医師の声で、2004年にいる本物ロックはようやく意識を取り戻しました。
すぐそばには、ロス空港で出会ったジャックがいました。
ロックの手術はジャックが執刀したこで、無事成功し、ロックは生還できたようでした。
ジャックは、ある提案をロックに持ちかけました。
あなたは"候補者" だと思うのです。
ジャックが言う"候補者" とは、また歩けようになれるように、その新しい外科治療の脊髄手術を受けてみないかとのことでしたが、ロックはそのつもりはないと断りました。
ロックの恋人のヘレンが、ようやく面会の許可が降りたと駆けつけて、ジャックに抱きついてロックを救ってくれたお礼を言いました。






●2007年ハイドラ島
現代のハイドラ島にいるジャックは、ボートの中でようやく意識を取り戻していました。
気がつくと、すぐそばにはサイードがいます。
その頃、ウィドモア(今回から、2004年の名前になっています)に囚われたソーヤーたちは、またあの檻に入れられました。
ジンは協力者として、サンとと共にその檻には入れられずに済んだようです。
ソーヤーは隙を見て、ウイドモアの手下の銃を奪いますが、そこにウイドモアがケイトに銃を突きつけていました。
ウィドモア 降ろさないと彼女を殺すぞ!
ソーヤー 誰も殺せやしないさ。だから、檻にも入れられないんだ。
ウィドモア リストがあるんだ。フォード、君はその一人だ。レイエス(ハーリー)やクォンたちと同じようにね。
だが、ケイト・オースティンの名前はないんだよ。
だから、彼女が死のうが関係ない。






"無視して" ケイトはソーヤーにそう言いましたが、そんなことができるソーヤーではありません。
仕方なく銃を下ろし、再びあの檻に入り、囚われ人になりました。
ウィドモア 信じられないだろうが、君たちの為にこうしてるんだ。
ソーヤー そうだな。あんたは信用できない。
そして、ウイドモアは部下のフェンスの修理を急がせ、暗黒への備えを固めさせました。
●2004年ある医師を訪ねたジャック
ロックのことが気にかかるジャックはある歯科医師を訪ねました。
それはバーナード医師。ローズ夫妻の旦那さんの方です。






過去のやり直しでは、これがジャックとバーナードと初対面、といっても二人は同じシドニーからの815便で一緒だったのです。
ジャックはバーナードにロックの過去の診療記録を見せてほしいと頼みます。
バーナードはその理由を訊ね、ジャックはどうして今の障害を負ったか知りたいと説明します。
更に、ロックと同じ飛行機に乗っていたからと話すジャックに、"それは815便たね" と先にバーナードに言われます。
バーナード 君と通路を挟んで座っていた。君は妻のローズと話していた。ちょっと気味悪くないかい?
そこで奇妙な縁を感じたバーナードは、ロックが昔の事故で一緒に運ばれてきた男の名前を書き、そのメモをジャックに渡しました。
"アンソニー・クーパー" ジャックは、その人物が何者であるか、まだ知りませんでした。






●2007年、ハイドラ島
ジャックはサイードに水筒を渡され、一息ついていたところでした。
サイードから、その後もウイドモアの追撃砲があり、暗黒ロックが助けてくれたことを聞かされます。
その時、暗黒ロックが現れました。
暗黒 彼らを助けないといけない。
ジャック 助けるって?
暗黒 内陸に半マイルいったところに奴らの檻がある。
今すぐ行って、君の仲間を解放し、飛行機に飛び乗るんだ。
ジャック もう、俺の仲間ではないんだ。島を出る気はない。
暗黒 また、考えを変えてくれることを祈るよ。だが、友達は島を出たがっている。
彼らがボートを奪って逃げた以上・・君に私を信用するように説得してもらいたい。
ジャック どうして、あんたを信用しろと?
暗黒 何故なら、ジャック。今すぐにでも君を殺せるんだ。君の友達、一人残らずにね。
君にそれを止めることもできやしない。
だが、そうしないで君の命を救い、彼らも救おうとしているんだよ。
助けてくれる気になったか?
ジャックは、そばにいるサイードと顔を見合わせて、暗黒ロックに従うようでした。






ソーヤーは何年か前にベンによって同じこ檻に入れられた時のことをケイトに話していました。
その時にソーヤーは洞窟で見たことを計に話します。
ソーヤー 君に話した洞窟のこと・・壁に名前が書いてあったやつだよ。
君の名前もあった。でも、潜で消されていたんだ。
奴には必要ない存在なんだよ、ケイト。
ジンとサンは檻には入れられず、外で二人で話していました。
サン あの子の写真を見たの?
ジン 連中が君のカメラを飛行機で見つけたんだ。僕らの娘、可愛いね。
そして、サンは生前のロックが渡してくれたジンの指輪を見せ、再びジンの指にはめました。






ジンとサンの幸せの時間もつかの間で、いきなり周囲の照明が落ちました。
それはサイードの仕業でした。
そして、暗黒が黒い雲となって、ウイドモアの部下たちを襲いはじめました。檻の鍵を持っている部下たちが殺され、ケイトたちの目の前に倒れています。
ケイトは、必死で手を伸ばして鍵を取ろうとしますが、なかなか届きません。
そこに横からその鍵をさっと奪って、檻を開けようとしてくれる人物が現れました。
ジャックです。ジャックが助けに来てくれたのです。






ジャックのおかげで、ようやく囚人から開放されて一行はジャングルに歩いていました。
ジャックたちは、飛行機のある場所に向かっていました。
ケイト 私たちと一緒に行動するの?
ジャック 飛行機までは連れて行くが、一緒には乗らない。悪い、ケイト。行く気分にはなれないんだ。
そこに、バツが悪そうにソーヤーがジャックにお礼を言います。
"来てくれて助かったよ、ドクター。感謝する"
そもそもソーヤーがボートからジャックを追い出したことで、ジャックが助けに来てくれたから、まさに怪我の功名、といったところでしょう。
そこにジャングルから物音がして何物かが現れました。皆は銃を構えますが、サイードでした。
ジャックは、サイードは味方だ。電源を落としてくれたと皆に説明します。
"行こう、ロックが待っている"サイードにそう促されて、一行は飛行機のある場所に向かいました。






●2004年ある施設を訪問しているジャック
ジャックは、老人福祉センターにある人物を訪ねていました。
ただ近親者でないこから、なかなか受付で通してもらえてませんでしたが、そこに丁度ヘレンが通りかかって声を掛けてくれました。
ジャックはアンソニー・クーパー氏を訪ねてきたとヘレンに言いますが、ヘレンはあまりいい顔はしません。
ジャック 彼(ロック)を助けたいだけなんですよ。
ヘレン ロックが話してくれました。ですが、ロックは望んではいません。
ジャック どうしてですか?
ヘレン お願いです。シェパードさん。放っておいて下さい。あなたは彼の命を救ってくれました。それで充分なのでは?
ジャック そうじゃないからですよ。
食い下がるジャックに根負けしたように、それならばということでアンソニー・クーパーにジャックを会わせます。






ヘレンが連れて来たのは、車椅子に乗っていて完全に痴呆症になっている老人でした。
そこで目の前にいるのか、ジョンの父親であることをヘレンから聞かされて、ジャックはこの時に初めて、そのことを知りました。
暗黒ロックは一足先にアジラ航空の機体のある場所に着いていました。
そこにはウィドモアたちの部下がいて、暗黒に一斉射撃しますが、そんなものでは暗黒には全く効きません。
暗黒はあっさり、その部下たちを殺して、飛行機の中に入って行き、その中である物を見つけました。
その頃、ジャックたちもその場所にたどり着いていました。






暗黒ロックが機体から出てきました。周囲にはウィドモアの部下たちの死体が転がっていて、皆に緊張が走ります。
しかし、暗黒は裏切ったソーヤーたちに危害は加える気はないようです。
暗黒 言い訳するなら、ウィドモアはこの男達が殺されるのは知っていたさ。
ソーヤー どういうことだ?
暗黒 単に彼らは、形式上飛行機をガードしてたんだ。
もし、チャールズが搭乗してほしくなかったら、フェンスを移動させなかっただろう。
ハーリー ちょっと待ってよ。今は彼は島から去ってほしいとでも言うの?
暗黒 違うよ、ヒューゴ。奴はみんなを飛行機に一斉に乗せたかったんだ。
そして、我々を殺す気だった。
暗黒はリュックの中から、取り外された爆弾を取り出し、エンジンをかけたとたんに、それが起爆する仕組みになっていたと皆に説明しました。






ジン それじゃ、どうする?
暗黒 島を出たいとしたら、潜水艦を使わないといけない。
そこに裏切り者ソーヤーが寄ってきます。
ソーヤー 二度も助けられたな。あんたを誤解してたよ。
暗黒 それはどうも、ジェームス。潜水艦は、より防衛されているだろう。
皆の助けが必要だ。
ジャック 手伝うよ。でも、言ったが、あんたと一緒に出るつもりはない。
暗黒 いいさ。よし、やろう。
そうして、今度は暗黒ロックを先頭にして、潜水艦のある海岸に皆で向かいました。






すぐさまクレアが駆け寄って、暗黒に謝りました。暗黒はクレアを、"いいよ、クレア。彼らと居たい気分はわかるよ"と咎めることもしませんでした。
また、ソーヤーが歩きながらジャックに自分の計画を打ち明けます。
ソーヤー 最後の頼みを聞いてほしい。奴をこれっぽっちも信用していない。だから頼みたいんだ。
桟橋に着いたら、湯奴が潜水艦に乗らないようにしてもらいたい。
ジャック どうしろと?
ソーヤー 奴を水に突き落とせ。それからは、俺がやる。
果たして、そのソーヤーの作戦は成功するのでしょうか?






ここまでが、前半部分の18分13秒のシーンです。
暗黒は意外と寛容なとこ見せていますが、後半は一転してダークな存在となります。
ソーヤーの計画って、だいたいがどこかに穴がありますね。
暗黒を信用していないこと以上に、暗黒もまたソーヤーを信用していないですからね。
それに2004年過去やり直しで、ソーヤーが親の仇として追っている、アンソニー・クーパーが要介護の痴呆老人では、殺し甲斐もないから、ソーヤーは見つけたところで手を下さないような気がしてきました。






後半は、とうとう主要メンバーの中から消えて行く人物が出てしまいます。
それは、もう少し後でもよかったような気がしますけどね。
ソーヤーが洞窟で見た名前の中で、その名前が消された人物がヒントです。
ただ、そこには最初からケイトの名前はなかったような気がします。
後半は明日アップ目指して、すぐにキャプ写真編集に入ります。
しばらくお待ち下さい。

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