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LOST FINAL SEASON EP12"Everybody Loves Hugo" その2
2010/04/21
23:34/Wed


エピソード12"Everybody Loves Hugo" の続きです。
今回のエピソードは、かなりのお気に入りなので、画像はまた大幅に増えています。
前世で交わした約束がある事件で駄目になり、過去のやり直しの2004年で果たすのです。
それにしても、2004年のデズモンドは、何だか少し前のベンのようなダークな存在になっています。
このシリーズは完全ネタバレですので、ご注意のほどを!


●2007年炎上しているブラックロック号
ハーリーはブラックロック号を爆破したことで、リチャード・アルパートに責めたてられていました。
マイルズがハーリーにその事情を聞いていました。
マイルズ 何故、やったんだ?
ハーリー マイケルに言われたんだ。
マイルズは、そのマイケルを知りません。
ハーリー 死んでから僕のとこにろに現れて、文句を言う人達の一人だよ。
彼が飛行機を吹き飛ばすのを止めさせなければいけないって・・
マイルズ それってよく起きるのか?死人が文句を言いにくること
ハーリー 起こり過ぎだよ。






マイルズ それで、あんたは彼らの言うことを聞いているだけなのか?
ハーリー 死人の方が生きている人間より信用できるからね。
それは、生きている人間の方が嘘をつく、ということなのでしょうか。
●2004リビーが入所している精神病院
デズモンドに背中を押されてか、ハーリーはリビーを訪ねて、精神病院の院長にリビーの面会を求めていました。
リビーの狂言癖を憂慮する院長は、面会許可は出せないとの対応でしたが、ハーリーは病院の十万ドル寄付を申し出て、リビーと面会できることになりました。






リビーはハーリーが、わざわざ病院まで来て会いにきてくれたことを凄く喜んでいます。
リビー 思い出した?
ハーリー いいや。どこで僕のことを知ったのかな、ってさ。
リビー 数日前にあなたのコマーシャルを見て、あなたを見て頭を打たれたみたいだったわ。
数多くの記憶が・・蘇ってきたの・・私の人生が・・
ただ・・それは・・別の人生の事なの
ハーリー どんな記憶だった?
リビー 飛行機事故があったの。そして・・私は島にいたわ。
ハーリー そこには僕もいた?
リビー そうよ・・お互いに顔見知りなって・・私たちは愛し合ってた。
ハーリーはまだ、リビーの話が信じられませんが、とりあえずリビーを外でのデートに誘いました。






●2007年ハイドラ島の森の中
暗黒ロックとデズモンドは森の中を歩いていました。
暗黒ロック 私がよく知ってなかったら、島が君を嫌っているとしかいえないね。
デズモンド この島はみんな嫌っているよ。
とその時、暗黒ロックの視界にある少年がいました。多分、少年ジェイコブでしょう。
"あれは誰?"と、デスモンドが訊ねても、暗黒ロックは"無視すればいい"と、その少年に構わず、先を急ぎました。






その頃、ジャックたちはこれからどうすかの議論をしている最中でした。
リチャードはベンから旧・ダーマの寄宿舎に手榴弾が残されていると知り、それを取りに行こうとしますが、ジャックはまず話し合いをしようと、リチャードに提案します。
その時、ハーリーが・・
ハーリー 僕は知っているよ。ロックと話をするんだ。
"我々を殺す気か"皆は殺気立ちます。
ハーリー 僕の考えじゃないよ、彼のだ。
そう言ってハーリーは森の中を指を差し、あたかもジェイコブがそこにいて指示を出しているように装いますが・・
リチャード なら、ジェイコブに聞いてくれ


ハーリー 君に何かを証明する必要はないよ、リチャード。
僕と一緒に来るか、それとも何かを爆破し続けるかだよ。君が選べ。
リチャード 君は嘘をついている。ジェイコブは私達に何をすべきか、教えてはくれない。
それは今まで、一度もなかったんだ。
リチャードは、それはハーリーの自作自演である、ということを見抜いていました。






しかし、リチャードについて行こうとする者はベンとマイルズだけでした。
マイルズも死者の姿は見えなくても会話はできますから、さっきジェイコブと交信してもできなかったのが、ハーリーについて行けない理由です。
ジャックが"ジェイコブがロックと話せというなら、そうする。ハーリーについて行くよ"と発言したせいか、サン、フランクらは、ハーリーと一緒について同行することになりました。
夜になり松明を照らしながら、進んでいく一行ですが、各自には不安と迷いがありました。
サンはまだ筆談でしか、英語での会話ができません。
サンはフランクにメモで"私達、間違っているかしら"書いたのを見せると、フランクは"多分な"と答えます。






ハーリーはジャックに、さっきのことは嘘だった、ジェイコブはいなかったと告白しました。
ジャックにとっては、そんなことはどうでもよかったのです。ジャックも自分がしたことでジュリエットを死なせてしまった、その贖罪を感じているようです。
でも、それは取り戻そうとしても、できることではありません。
そんなジャックにとっては、今重要なのは、友を信頼すること。それだけでよかったのです。 "ハーリー、それが君への信頼だよ"そう、ジャックはハーリーに告げました。
しかし、暗い道をアテもなく彷徨うだけですので、皆が不安になってきました。ハーリーですら、どこに行っていいかわからないのです。そこで、ある人物に聞くことにしました。


それは、マイケルでした。ハーリーの呼びかけにマイケルはすぐに出てきてくれました。
ハーリー 君はこの島に閉じ込められていたんじゃないか?
マイケル ああ、自分のした事でね。
ハーリー それと他にもいるんでしょ、君みたいなのが・・それがささやきの正体なんだろ。
マイケル ああ、みんな何処にも行けないんだ。
そして、マイケルは指を差しました。ロックのいるキャンプの方角を。
ハーリーはマイケルにお礼を言い、 "オレに何かできることない"と聞いたら、マイケルは"お前は命を落とすな"とだけ答えました。
最後にマイケルはリビーに会うことがあったら、"悪かった"と謝罪の言葉をハーリーに託しました。






●2004年ある海岸のビーチ
ハーリーはリビーと二人っきりでビーチでデートしていました。
あの時、マイケルがベンにそそのかされてリビーを射殺されたことで叶わなかった約束が・・ジャックたちが過去を変えたことでリビーは生き返り・・それが果たされているのです。
リビーは自分の感情が今にも溢れ出しそうなのを押さえているようでした。
リビー 何かあなたとこうしているのが懐かしいの。行けなかったデートみたい。いよいよ私、完全におかしい人ね。 ハーリー そりゃ完全にじゃないよ。
リビー どうして誘ってくれたの?
ハーリー どうして来てくれた?
リビー エッ?
ハーリー こんな俺なのに・・


リビー 私が今日来たのは・・あなたが好きだからよ。
ハーリー ああ・・けど、俺は好きなのは例の・・君の妄想のせいだ。
そうハーリーが言うと、リビーはそっとハーリーに口づけをしました。
その瞬間、ハーリーの中で島でリビーと過ごした日々がフラッシュバックとなって、過去の記憶が蘇りました。ハーリーの様子がヘンです。
ハーリー 俺も・・思い出したみたい。
リビー ホント?私がおかしいんじゃないのね?
ハーリー ああ、君がおかしいんじゃない。
リビーは目から涙が流れそうになるのをこらえていました。
その様子を車からデズモンドが監視して、一部始終を見届けてから、ある場所へと車を走らせて行きました。






●2007年島の森の中
夜になり、暗黒ロックは目的地の森の中にある井戸をデズモンドに見せました。
暗黒ロックは不思議に思っていました。この森の中で自分と二人きりなのに、何故デズモンドは自分を恐れないのかと。
暗黒ロック いや、水の為ではない。求めたのは、答えだ。 遠い昔、ここにコンパスを置くと、その針が回っていた。
何故そうなのか不思議で、穴を掘った。
君にこの井戸を見せたのは、チャーズ・ウィドモアが答えを求めてないからだ。
彼の興味は力。彼が君をこの島に連れ戻したのは、自分の欲望を叶える為。
井戸はここだけではないんだ。
デズモンド それが理由か。
暗黒ロック 何故、君は怯えない。君は今、ジャングルの奥で私といて、他の者は誰も知らない。
何故、怯えないんだ。
デズモンド 怯えることに何の意味がある。
その答えを聞いて、暗黒ロックは不敵に笑い、デズモンドをその井戸に突き落としました。






暗黒ロックは一人でキャンプに戻ってきました。向こうから松明の灯りがこちらに向かっているのが見えました。
ソーヤーはその一行を見て驚きました。ハーリーを先頭にしてジャック、サン、フランクたちがやって来たのです。
ハーリーは暗黒ロックに゛あんたが誰か知らないけれど、俺たちはあんたに話がある゛と切り出し、
"お互いブキを持っているけど誰も怪我させたくない。殺したりも・・こっちも何もしないからさ。そっちも何もしないと約束して" と、暗黒ロックに交渉します。
彼らの来訪は暗黒が待ち望んでいたことでもあるので、゛ああ、約束しよう゛とハーリーたちを迎え入れました。
ジャックたちも遂に、暗黒ロックグループと合流したのでした。






●2004年あるハイスクールのそばの道
2004年にいるデズモンドは、車であるハイスクールの近くの道で、ある人物が出て来るのを待っていました。
不審に思ったベンが"誰かお知り合いでもお待ちですか"とデズモンドの車に来て訊ねていました。
デズモンドは"息子の学校を下見に来たんです"と嘘ついて、その場を逃れます。
車椅子を押すロックを見つけると、デズモンドは車を急発進させ、ロック目指して突進し、ロックを跳ねてそのまま走り去りました。
慌てて、ベンが近寄って励ましますが、血だらけのロックには意識がありませんでした。
エピソード12"Everybody Loves Hugo"ここで終了。






今回のエピソードは、かなり思い入れが強いものになりました。
それは過去のやり直しで、ようやく実現されたハーリーとリビーのデートです。
ジャックが過去のやり直しを決行しなければ、ハーリーはリビー本当の気持ちを知らないままだったのですよね。
ハーリーは言います。君みたいな可愛い子が、僕のこと好きだなんて、妄想みたいなもんだろ。この気持ち、よくわかります。
でも、リビーは本当にハーリーを愛していた。
それは過去をやり直さなければ、永遠に伝えられなかった想いですからね。
実に胸が熱くなるようなシーンでした。






しかし、それにしても2004年のデズモンドは、どうしてロックを殺そうとするのか全くの疑問です。 ロック殺したところで、既にもう一人の本物のロックは死んでいるわけですし。
次回のEP13でも、デズモンドは、やたらと主要メンバー(妊娠中のクレア)に接触してきます。警察に指名手配中のひき逃げ犯が、そんな白昼堂々と出てくるから不思議です。
本物のロックもしぶとく、まだ生きていました。普通、あれだけの衝撃で衝突して、地面に叩き付けられたら間違いなく、即死でしょう。鉄人ですかね、ロックは・・






下の写真はEP13の予告画像です。ここで、それと解る画像使ったら、次回の新鮮味が全くなくなるので、敢えて解りにくい画像だけを選んでみました。
やっと、遂に・・その先を言ったら、次に何が起こるかわかりますので、次回まで伏せておきます。
次回は、ホントにてんこもり激動エピソードになっていました。
それに、ファイナルシーズンも、放送は残り一ヶ月となりましたね。また、死んだばっかりのキャラ登場させて、あと6エピソードで本当に足りるんでしょうか?
次回こそは、違う作品を一本挟んで、その次にEP13のアップという、一応の予定でしたが、週末に EP13" The Last Recruit" をアップします!
さて、EP13" The Last Recruit" の最後の新人とは、一体誰なのでしょう!?








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