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真夏のオリオン Last Operations Under the Orion 

2010/03/26 00:45/Fri

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真夏のオリオン、チラシミックス
夜空に輝く、真夏のオリオンよ
どうか彼らを導きたまえ
日本よ、浮上せよ!

ある男からの英語の手紙をバスの中で読み返している倉本いずみ同封されていた写真 
 久々、日本映画の新作です!今回は、潜水艦映画です。
 この映画のタイトルの真夏のオリオンは、ある楽章のタイトルです。
 恋人が出征していく潜水艦の艦長にお守りとして託した楽譜が終戦の重要なキーポイントになっています。

 新作映画なので、ラストのネタバレはしません。
 今回だけは安心(?)して、お進み下さい。
 

 尚、この続きは下の追記を読む、からご覧下さい。


鈴木さんですか倉本いずみです
2009年6月13日 東宝系公開
監督:篠原哲雄
脚本:長谷川康夫、飯田健三郎
脚色:福井晴敏
原作:池上司(「雷撃深度一九・五」文春文庫刊
映画化原作:福井晴敏(監修)飯田健三郎(著)
      (「真夏のオリオン」小学館文庫)
音楽:岩代太郎(サントラ盤・バップ)
主題歌:いつか「願い星~I wish upon a star~」
撮影:山本英夫
特撮監督:松本肇
製作:テレビ朝日、東宝、他
119分 シネマスコープ

祖母の記憶はかすかにあります魚雷発射準備をしているイ-77潜水艦艦長・倉本孝行
 ●CAST
倉本孝行(イ-77潜水艦艦長)・・玉木宏
有沢志津子、倉本いずみ(二役)・・北川景子
有沢義彦(イ-81潜水艦艦長)・・堂珍嘉邦
坪田誠(イ-77潜水艦軍医長)・・平岡祐太
桑田伸作(イ-77潜水艦機関長)・・吉田栄作
田村俊雄(イ-77潜水艦水雷長)・・益岡徹
中津弘(イ-77潜水艦航海長)・・吹越満
遠山肇(イ-77潜水艦、回天搭乗員)・・黄川田将也
秋山吾朗(イ-77潜水艦烹炊長)・鈴木拓(ドランクドラゴン)
鈴木勝海(イ-77潜水艦水雷員)・・ 太賀
鈴木勝海(戦後の現代)・・鈴木瑞穂


今度、聞かせてくれはいっ!なんだ、また一緒か三度目の正直ってやつですよ
●ストーリー
 倉本いずみ(北川景子)は、アメリカ人男性から来た、ある手紙を元に祖父の戦時中の部下に会うために、電車とバスを乗り継いで、海の見える公園に向かって行きました。

 その手紙には、その送り主の男性とその祖父と見られる写真と、楽譜が同封されていました。
 その手紙の送り主の男性の祖父のマイク・スチュワートは、かつて米海軍の駆逐艦艦長として、第二次世界大戦で活躍した輝かしい戦歴のある軍人でした。

 しかし、そのマイク・スチュワートは子供や孫たちに、その戦争について、語ったことは殆どなく、自身の遺品の中で唯一イタリア語で書かれたある楽譜を亡くなるまで、大切に持っていたそうです。
奴らは諦めようとはしていない、敵に対しては・・これ、お守りです
 
いずみに手紙を送った米国の男性は、戦時中に祖父に何があったかを知りたくて、その調査を依頼してきたようです。
 いずみは、早速戦時中の祖父の部下だった鈴木勝海という老人に会いに行きました。

 いずみは祖父を知りません。自分が生まれる前に既に亡くなっていたからです。
 ましてや、そんな65年前に祖父が潜水艦イ-77の艦長をして、終戦ギリギリまでアメリカと戦っていたということも全く知りませんでした。

 公園には80を過ぎた老人がいました。その老人は、懐かしそうに、自分の上官だった倉本孝行のことを語りはじめました。 

 それは、いずみが今まで全く知らなかった、若き日の祖父のありし日の姿でした。
兄と倉本に敬礼する有沢志津子敬礼する倉本 
 鈴木老人は、しみじみと昔のことを昨日のことのように振り返りました。
゛あの夏の日、倉本艦長と共に過ごした二週間を私は、忘れたことはありませんでした゛と。

 第二次時世界大戦末期。海軍の象徴とも言われた戦艦・大和も既にな、日本の戦局はジリ貧でした。
 日本海軍の最後の水上特攻作戦として潜水艦イ-77を擁しての米駆逐艦を叩く作戦を決行しようとしていました。
ある楽譜を見ている倉本有沢志津子の楽譜
 その潜水艦に乗り込む前に、倉本孝行(玉木宏)は戦友・
有沢義行(堂珍嘉邦)の妹でもあり、 自分の恋人でもある有沢志津子(北川景子・二役)から、あるお守りを受け取りました。

    倉本の恋人の有沢志津子は、現在海の見える公園で鈴木老人から戦時中の話を聞いている、いずみの祖母にあたります。
 つまり、いずみは倉本と有沢志津子の孫になります。いずみは祖父の顔は知らなくても、祖母の記憶だけは、かすかにあるようです

食事の支度をしている烹炊長・秋本目標左30度敵艦、見ゆイ-77潜水艦を攻撃している米駆逐艦バーシバル
 後に、そのお守りの中身の楽譜が、倉本たちの運命を左右する重要なアイテムになることを、この時の倉本も兄の有沢義行も知る由もありませんでした。

 イ-77潜は数々の倉本の機転により、撃沈されることなく作戦を遂行させていきましたが、弾薬に限りがあり、艦長の倉本はある決断を迫られることになりました。
 目の前には米駆逐艦バーシバルが立ちはだかり、残された魚雷は、たった一発でした。

 果たして、彼らは作戦を成功させて、日本に無事帰還できるのか!?
今夜の晩飯は豪勢ですよ。はい艦長夕食の海軍カレーカレーを頬ばる倉本残ったカレーを一気に片ずつける倉本射角30度浮上したイ-77
  ストーリーの紹介は以上です。
 新作映画ですので、LOSTのように詳細にネタバレするわけにもいきません。
 これはレンタルで借りてきて見ようと思えば、見れますからね。

 ただ、かなりビミょーな出来です。
 潜水艦映画ですから、同じ福井晴敏・原作の「ローレライ」のような海中でのバトルシーンを期待したら、ガッカリするかもしれません。

敵タンカー二隻、大破イ-77に載されている人間魚雷、回転まさか魚雷に人間が乗るなんて楽譜を見ながらハーモニカを吹く下士官兵・鈴木
 そもそも、この映画のもうひとつの主役である筈のイ-77潜が、ほとんど画面に出てこないのです。
 いや、出てきているのかもしれませんが、画面が余りにも暗過ぎて、殆ど確認できないのです。

 この監督も、DVD化したら映像は更に悪化するということを全く計算して撮っていませんね。

 時代はブルーレイ、と盛んに宣伝している割には、業界が期待しているほど浸透は意外としていません。
 それがいい証拠に、レンタル店のブルーレイ作品のレンタル作品は極めて少ないです。

あっ、これは・・イタリア語ですね楽譜のタイトルを初めて知った倉本タイトル・・真夏のオリオン大丈夫ですよ、砲介長
 あの大量在庫を誇る、渋谷のTSUTAYAですら、20世紀少年、最終章のブルーレイレンタルの入荷の予定なし、だそうです。

 何かブルーレイを売るために、わざと通常版のDVDの画質を落としてるんじゃないかと思うほど、最近のDVDは夜とかの暗いシーンは何が映っているのかわかりません。

 映画館で見た映像とDVDで見た映像では、まるで鮮明度が違うのです。
楽譜を書いている有沢志津子充分な手当てをお願いします
 かつての日本映画の巨匠・小林正樹は晩年に、テアトル新宿で開催された自身の映画祭で上映された名作「怪談」の余りのフィルムの退色のひどさに゛これは私のシャシンではありません゛と途中で席を立ったそうです。

 今のDVD作品全体に、その小林正樹監督の言葉が言えてしまうかもしれません。

艦長、ありがとうございます、部下を見舞って下さって倉本が思い出している、敬礼している志津子の姿
 映画の話に戻しますと、これは戦後の作家によって書かれた理想論の架空過ぎる話、と言わざるを得ませんね。
 この映画の主人公・倉本は特攻作戦を断固拒否している軍人です。
 彼の口ぐせは
゛もったいない゛です。

 確かに倉本の思想は極めて正論ですが、果たしてあの狂った昭和の戦中という時代に、その正論がまかり通ったとは考えにくいですね。
 昭和の第二次世界大戦時は、人命が兵器よりも軽く見なされた時代です。

実にもったいないだろう出てきた三ツ屋サイダー無言で下士官・鈴木にサイダーの残りを手渡す遠慮なく、そのサイダーを飲む鈴木このまま魚雷撰を仕掛けます撃てっ!
 それに代表される特攻隊という存在がありました。機体の故障でもない限り、一度作戦を実行されたら、二度と生きて帰っては来ません。

  この映画では、部下が人間魚雷・回天で特攻させてほしいとの部下に、倉本艦長はこう言って死に急ぐ若者を諭します。
゛我々は生きる為に戦っているんだ。人間は兵器じゃない゛


 あの時代、誰もが心にはそう思っても、そんな言葉は吐きたくても、それが叶わなかった時代ではなかったでしょうか。

反転している米敵艦あいつか・・魚雷の下敷きになった兵士森二等兵曹の遺体を魚雷発射管から放出して下さい
 あの時代、上官が飛び立って行く部下たちにかけれた言葉は、゛死んでこい゛という言葉だけだった、と思います。 間違っても、特攻していく部下たちに゛生きて帰って来い゛とは言えなかったでしょう。

 それが戦中派にとっての゛散華の美学゛として、戦艦・大和の最期の映画「連合艦隊」(1981年東宝)
で、実際に戦争を体験した松林宗恵によって描かれていました。
背中から志津子に抱きつかれた倉本絶対に帰ってきて下さい
 
映画はフィクションでもあり、何をどう描いても構わなとは思いますが、史実を曲げた描き方をするのは、如何なものでしょうか。

 この映画の脚色をしている福井晴敏は、実際に戦争経験のある人たちに取材しているにも拘わらず、どうしてそんな自分の理想論を全面に押し出した描き方をしたかつたのか、分からなくもないですが少し疑問に残ります。
一生、大事にします恋人・志津子のお守り代わりの楽譜を瓶に詰めた倉本森二等兵曹の遺体に瓶を忍ばせた倉本俺たちを導いてくれ
 愚かな部分は忠実に愚かに描いてこそ意味があるように思います。別に歪曲された美談など必要ないような気がします。

 それに、この映画では誰一人として、部下をしごく鬼軍曹みたいな人物は登場しないんですね。
 日本映画の戦争映画といえば、鉄拳制裁する上官は付き物でしたが、最近はそんなキャラは、余り出て来ませんね。

 しかし、この映画に描かれているような、当時として貴重だったサイダーの残りを下士官兵にあげるなんて、優しい上官があの時代に本当にいたのでしょうか。

 ましてや、貴重な魚雷・回天を無人で発射するなんて、有り得ないとネットを巡回して見た意見ですが、激しく同意ですね。
 その魚雷は本来は人間が乗って、そのまま敵艦に体当たりして爆破の特攻兵器な筈ですからね。

瓶が海に浮かぶ(拾われた楽譜のメッセージ)オリオンよ、愛する人を導けいいか俺たちは生きるために戦っているんだ人間は兵器じゃない・・もったいない艦長、潜航してから35時間です。よし、メシを食おう
 ひとつ面白いと感じたのは、艦長の倉本の食い意地が張った人物という描き方ですね。敵艦が真上にいるのに、カレーの残りを一気にかき込んで片ずけてしまうのです。
 切羽詰まった戦局にも、゛まず、メシを食おう゛と白い握りメシを作らせて配ります。

 そのことだけ取っても、生きることに執着したリーダーということが伺えます。
塩はたっぷりだ。たっぷりとな。握り飯を食べながら、気づいた倉本これより残された一本の魚雷で最後の反撃に出ます終戦を告げる一枚の楽譜 
 この映画の一番致命的なのは、潜水艦バトルがショボイ!ということです。
 巨大な戦力を誇るアメリカの連合艦隊が、日本のたった一隻の潜水艦を仕留めるのに、一対一の勝負なんかしないでしょう。

 よってたかって撃沈する、それが通常のアメリカの戦略パターンなはずです。アメリカには゛武士道゛や゛騎士道゛なんてものはありませんでしょうからね。

めくられたカレンダーこの楽譜が綿たちの戦争を終わらせてくれたのですつらいことも苦しいことも海はみんな引き受けてくれますからね
 残念ながら、本作品は作家の理想論を振り回しただけの、甘ったるいだけの失敗作に終わったような気がします。 見るべきところは全くないわけでもないんですけどね。

 それに、これほどまでの敗戦真近の戦闘を描いて、゛悲壮感がまるでない戦争映画゛も久しぶりに見ましたね。 

 あくまでも個人的にですが・・ いろんな面で五年前の丁度この時期に公開された、樋口真嗣の「ローレライ」の方が数段上のような気がしてなりません。
鈴木老人のハーモニカに立ち止まって聞く、いずみ真夏のオリオン、壁紙イラストより 
 予定していました「ローレライ」との潜水艦映画対決としての二本立ては、「ローレライ」の思い入れが余りにも強すぎて写真が膨大な量になった為、一週遅れで来週に回します。
 次回は再びLOSTに戻り、「ローレライ」はその後にアップします。
   
真夏のオリオン、壁紙その2。オリオン星座。


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