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LOST FINAL SEASON 07 "Dr. Linus" その2
さて、エピソード7 "Dr. Linus" の続きを始めます。
後半はベンジャミン・ライナスの苦悩が描かれています。島を守る為に一番大事な娘を救えなかった。ずっとその゛贖罪゛を背負いながら生きて、今回はどちら側につくかの選択を迫られます。
ダークな存在として、余り好まれていないキャラだと思いますが、人としてベンも一人の親だったという描写は結構感じ入るところがありました。
尚、エピソードのラストまで、完全ネタバレですので、当ブログを初めてご覧になる方はご了承の上、お進み下さい。
●2007年、島の森の中
ジャックとハーリーは森の中から突然現れたリチャードの案内で、テンプルに戻る途中でした。
しかし、リチャードはテンプルへの道を案内する気はありません。
゛嘘だよ。テンプルにいた人たちはみんな死んだからね゛
゛生存者はいなかった゛のリチャードの言葉に驚いたジャックは、サイードやケイトらの安否を訊ねますが、゛多分、彼らは脱出したのだろう゛とリチャードは答えます。
そして、リチャードは、゛死ぬんだよ゛と一人歩き出しました。
●2004年ハイスクール
アレックスからの話で校長の不倫を掴んだベンは同僚のパソコンおたくのアルットに、その相手の看護師の校長宛の個人的メールを盗み見できないかと依頼します。
多分、そのメールは第三者に見られないように、パスワードのようなものがかかっており、アルットのようにPCに精通していないと突破できないと思います。
2004年にいる"Dr. Linus"も、かなりのワルでした。
●2007年自分の墓を掘るベン
ベンはイラーナに監視されながら、ひたすら自分の墓穴を掘っています。
●森の中の廃墟の船
ジャックとハーリーは、リチャードに連れられて、廃墟の船の中にいました。そこには無数のダイナマイトがあります。
どうやら、リチャードはそれに点火させて死ぬ気のようで、それをジャックたちに手伝ってほいしそうです。
自分では死ねないようで、更にはジェイコブとの昔話に及び゛僕はジェイコブに触れた。それは贈り物のようで、実はそれは呪いだった゛と、ずっと年を取らなかった秘密のようなものをジャックに明かします。
ジャックが逃げるだけのために長い導火線に火を点けますが、慌てるハーリーをよそ目にジャックは逃げる気など毛頭ありませんでした。
ジャックは確信したのです。あの灯台で自分たちをずっと監視していたジェイコブが、この状況をほっておかないことを。
着々と本体のダイナマイトに近ずく火は、ジャックの予想通り、寸前のところで消えてしまいました。
゛他のでも試すか゛のジャックの言葉に納得するリチャードでした。
●2007年再び墓を掘るベンの前に現れた男
ベン自身が入る墓穴は、かなりの深さまで堀り進められていました。
突然、異様な空気に包まれて現れた暗黒・ロックは、イラーナは自分のしたことは知っていると言います。
゛君には死んでもらいたくはない゛と、暗黒ロックはベンに言います。
更には゛自分たちはこの島を永遠に去るためのグループを集めている。その後の島の管理者に君が適任者がいるかな゛と言うと・・
と、いつの間かベンの逃げられないように付けられていた足輪が外れていました。
゛200メートル行った木に、そこにライフル銃を立てかけてある。すぐに行けば、君が有利だよ゛とベンの逃亡をほのめかし、゛だが、躊躇するな。彼女はしない。じゃ、後でな゛と去っていきました。
それを聞いたベンは一目散に逃げ、気づいたイラーナは、ベンを追いかけました。
●2004年校長室
ベンは校長室に行き、印刷した看護師の校長宛の個人メールを校長に突きつけて、ある要求をしていました。
それはその学校の校長の椅子でした。その不倫メールが理事会に知るところとなれば、校長は懲戒解雇となり、すべての物を失います。
しかし、校長・レイノルズは自分に来た、ある生徒の推薦状お願いメールをベンに見せます。
それはアレックスからのものでした。ベンが強引に自分の野望を遂げようとするならば、アレックスの大学進学の推薦は叶わないことになります。
今度は逆に校長からベンもその決断を迫られてしまいました。
●2007年森の中
暗黒ロックが言ったとおり、ベンが走り着いた先にはライフル銃があり、先に構えたベンが追ってきたイラーナに逆に銃を向け、形勢は逆転します。
ここで二人のやり取りの台詞を採録します。
ベン 「説明したいんだ」
イラーナ 「何を?」
ベン 「僕は娘のアレックスが目の前で死ぬのを見た。それは僕のせいだ。あの子を救うチャンスはあったのに・・」
「でも僕は、島を選んだ。娘よりもだ」
「すべてジェイコブの為に・・彼のために何もかも捧げた。だが、彼は何とも思ってなかった。」
「だから、彼を刺したんだ。ホント口惜しくて、分からなくなって・・」
「それに恐ろしかった。ああまでしたのに、島での権力が失われるのが怖かったんだ」
「でも、本当に大事なものはとっくに失ってた」
「ジェイコブを殺して悪かったよ。君に許してもらおうなんて思っちゃいない。」
「だって、僕はこの自分が許せないからね・・」
イラーナ 「それで何がしたいの?」
ベン 「だから、行かせてくれ、ロックのとこへ。もう僕を受け入れてくれるのは彼だけだ」
イラーナ 「アタシがいる」
ベンにそう言いながら、背を向けて歩き出すイラーナに、暗黒ロックのところには向かわずにベンは、イラーナの後を付いて行きました。
●2007年校長室
ベンが校長室に管理スケジュール表を置きに来ているところに、校長とアレックスが入ってきました。
アレックスは校長から大学の推薦状もらって、それがベンの口聞きだと思い込み、高潮した顔でベンにお礼を言いました。
ベンはその代償としての校長の椅子には就けなかったのです。
放課後、嬉しそうに友達の所に行くアレックスを見てベンは何だか、安堵の表情になります。
前世でアレックスを見殺しにした゛つぐない゛のようなものを感じているのでしょうか。
●2007年のビーチ
ビーチにイラーナがベンを連れて戻ってきました。てっきり殺されて土の中と思っていた、他の仲間はやれやれといった表情です。
そこに遠くから三人が現れます。ジャックとハーリー、そしてリチャードでした。
久しぶりの再会にサンは、ジャックとハーリーに抱き合って喜びます。
そのビーチを潜水艦が忍びこむようにして水面下で、その様子を潜望鏡で覗いていました。
遂にあのウッドモアが現れたのです。
゛停泊しますか゛という部下に対し、ウッドモアは゛いや、計画通りに進め゛と指示します。
エピソード7 "Dr. Linus"ここで終了
ようやく、影の仕掛け人とも言うべきウッドモアが登場しましたね。
彼は一体、島で何をする計画でいるのでしょう。
過去は変わってしまっているのですから、息子であるダニエルは死なずに済みます。
だから、本当はジャックに感謝しなければいけない立場ですが、あまりそういう雰囲気ではなさそうです。
今回はベンの苦悩が色濃く出たエピソードでした。
ダークなベンもやはり、人の子の親だったのですね。
でも、過去をやり直した2004年でアレックスが蘇ったことを、2007年のビーチにいるベンは知りません。
いずれににせよ、どちらかの時代の人間が消えないと、収集がつかないような気がします。
黒幕登場で、更に興味の尽きなくなってきましたが、二話休んでいるソーヤーの活躍に次回は期待しましょう。
※写真の追加で編集し直してると、重複している表現があったりしますが、それは気づき次第、後で修正します。 写真も随時追加したりしますので、また改めてのぞいてみて下さい。
☆★☆Information★☆★
映画のホームページ作りました。そちらの更新回数は多いです。
そちらのHPでは、B級映画からちょっとヌードな映画までいろいろな日本映画をアップしています!
最新は、ALL NIGHT LONG-誰でもよかった- (2009年クリエイテイブ・アクザ)をアップしています。
今回は、ちょっと怖い、エロテイック・サイコホラー、です。サブタイトルに誰でもよかった、とありますが、これは間違いで、狙いはスタイルのいい若い女の子です。
主演は、吉川めぐみで、惜しげもなく、フルヌード披露しています。ホラー映画ですが、グロ画像は一切使用してませんが、エッチな写真は一杯なので、女性の方はスルーして下さい。。
そちらのHPも、ダブルクリックで写真が拡大表示されるようになっています。
そちらもたまに覗いてみてください。
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