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賞の権威って何?
2008/12/20
19:27/Sat


第32回日本アカデミー賞の優秀賞が決定しましたね。優秀賞は以下の通りです。
優秀作品賞 「おくりびと」、「母べえ」、「クライマーズ・ハイ」、「ザ・マジックアワー」、「容疑者Xの献身」
優秀アニメーション作品賞 「映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝」、「崖の上のポニョ」、「スカイ・ク ロラ The Sky Crawlers」、「名探偵コナン 戦慄の楽譜」、「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE
優秀監督賞(対象作品) 滝田洋二郎(「おくりびと」)、中島哲也(「パコと魔法の絵本」)、原田眞人 (「クライマーズ・ハイ」)、三谷幸喜(「ザ・マジックアワー」)、山田洋次(「母べえ」)
優秀脚本賞(対象作品) 内田けんじ(「アフタースクール」)、加藤正人・成島出・原田眞人(「クライマ ーズ・ハイ」)、小山薫堂(「おくりびと」)、三谷幸喜(「ザ・マジックアワー」)、山田洋次・平松恵美 子 (「母べえ」)
優秀主演男優賞(対象作品) 佐藤浩市(「ザ・マジックアワー」)、堤真一(「クライマーズ・ハイ」)、松 山ケンイチ(「デトロイト・メタル・シティ」、本木雅弘(「おくりびと」)、役所広司(「パコと魔法の絵 本」)
優秀主演女優賞 木村多江(「ぐるりのこと。」)、仲間由紀恵(「私は貝になりたい」)、広末涼子(「お くりびと」)、吉永小百合(「母べえ」、「まぼろしの邪馬台国 YAMATAIKOKU」)
優秀助演男優賞(対象作品) 浅野忠信(「母べえ」)、堺雅人(「クライマーズ・ハイ」)、堤真一( 疑者Xの献身」)、寺脇康文(「相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km)、山崎努(「おくりびと」)
優秀助演女優賞(対象作品) 樹木希林(「歩いても 歩いても」)、檀れい(「母べえ」)、松雪泰子 (「デトロイト・メタル・シティ」、「容疑者Xの献身」)、余貴美子(「おくりびと」)
優秀音楽賞(対象作品) 荻野清子(「ザ・マジックアワー」)、ガブリエル・ロベルト(「パコと魔法の絵本」)、(「母べえ」)、久石譲(「おくりびと」、「崖の上のポニョ」)
優秀外国作品賞 「最高の人生の見つけ方」、「ダークナイト」、「ノーカントリー」、「ラスト、コーション」、「レッドクリフ PartI」
新人俳優賞(対象作品) 小池徹平(「ホームレス中学生」)、松田翔太(「イキガミ」)、アヤカ・ウィルソン(「パコと魔法の絵本」)、長渕文音(「三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~」)、
福田沙紀(「櫻の園-さくらのその-」)、吉高由里子(「蛇にピアス」)
なんか、今年に限って言えば、日本アカデミー賞がなんだかマトモに感じました。
相変わらず、映画賞なんて、どれもエンターティメント性に欠けた作品が多いですからね。
毎年、系列局で放送されるとあって、夜のニュース番組で某アナウンサーが日本アカデミー賞のことを日本で最も権威のある賞って言ってましたね。
これには思わず、笑っちゃいました。ふぅ~ん、じゃ生前世界のクロサワはその日本で一番権威のある賞を否定して、そんなのは要らないと言ったんですね。
もともと、日本アカデミー賞なんて業界人による業界人のための賞みたいなところありますからね。今年は松竹だったら、来年あたりは東宝の作品をグランプリにしようとか、持ち回りで決まっていた時期もあったみたいだしね。
でも、賞の権威って一体何だろうね。
そんな賞取ったところで、何かが変わるんだろうか。
昔と違って、今は賞の時期には、ほとんどの作品がDVDになっているから、作品賞を取ったからといって、グランプリ作品の凱旋興行をしたところで、そんなに客入らないだろうしね。
もうひとつの本家本元の米アカデミー賞は歴史ある権威ある賞だけど、日本のはそれを真似ただけって批判にさらされてきたからね。
業界人が開催しているというだけで、マスコミは取り上げざるを得ないしね。だって、テレビで老舗映画雑誌のキネマ旬報の映画賞が決定したからといって、テレビでは報道されませんからね。
まあ、系列局がからんでいるから、宣伝の意味でもあるんだろうけどね。
上の写真の綾瀬はるかが新人賞の中に入ってないなっと思ってググッてみたら、新人ではなかったですね。前年もキムタクのHEROにも出ていましたからね。
でも、綾瀬はるかは、日刊スポーツ映画賞で、主演女優賞を取ってました。今年、「僕の彼女はサイボーグ」と「ICHI」の二本の主演映画と、助演で「ザ・マジックアワー」と「ハッピーフライト」の計4本の映画ありましたから、今年映画で大活躍しましたね。


新人賞といっても、その基準なんていい加減なものですよ。
昔、広末涼子が二年連続で新人賞取ったことありましたよ。
広末涼子は、1998年「20世紀ノスタルジア」でヨコハマ映画祭、日本アカデミー賞の優秀新人賞取りながら、翌年の1999年には「鉄道員」でまた、日刊スポーツ大賞で二年連続の新人賞取りました。
新人賞なんて一生に一度のはずなのに、二年連続で取れるんだと、その基準のいい加減さというか、審査員が映画に詳しくないことを露呈したも同然ですよ。
だって、前年の20世紀ノスタルジアって広末涼子の主演映画ですよ!
ただ、その映画は「鉄道員」ほど、大きな作品でなかったため、あまり知られてなかったということですね。
まあ、映画の賞なんて、基本的に何処も変わり映えしないですどねぇ~日本アカデミー賞も流石に今回だけは、「おくりびと」で、ほぼ決まりでしょう。
対抗馬は「母べえ」だと思いますが、監督賞は取れてもグランプリは無理でしょう。同じ、松竹の配給ですから、「おくりびと」で、まず間違いないと思いますけどね。

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【SMAP中居正広が映画「私は貝になりたい」出演を決めた理由 by. 智太郎
今日はクリスマスですがコチラ静岡は暴風で交通事故が多発してます。・・・お疲れ様です。 12/25書き:【SMAP中居正広が映画「私は貝になりたい」出演を決めた理由】。パナ○ーム静岡新入社員【サラリーマン編】 、デカハンバーガー画像もアメリカンで面白いです。時あれば、楽しんで見てやって下さい。
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