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劔岳 点の記 

2009/12/17 23:05/Thu

DMM.com 劒岳 点の記 DVD通販
劒岳、チラシミックス
誰かが行かねば、道はできない。
日本人の心がここにある。


 今回は山登りの映画です!
 山登りの映画なんていったら、ちょっと地味な印象を持っていましたが、見てみると意外と引きこまれて、かなり面白く見れました。

 明治時代の終わりごろ、日露戦争が終わった直後に日本地図に唯一測量できてなかった、富山県にある劔岳(つるぎだけ)という、未だ誰も登ったことのない前人未踏の山に挑む男たちとその家族の物語です。

そびえ立つ劒岳の山々雪山に一人祈りを捧げる行者陸軍省にやってきた、一人の男我が陸軍陸地測量部は多くの犠牲を払って、劒岳に三角点を設置したこの越中劒岳を測量しなければいけない
 今回は日本映画屈指の名キャメラマン・木村大作の初映画監督作品です。
 てっきり監督は自分でやって撮影は誰かに任せてるのかと思ったら、撮影も自らでやっていました。
 やはり、自分の納得する絵は自分で撮らないと気が済まなかったのでしょうね。

 CG全盛のこの時代に、昔のカツドウ屋魂の職人は、そんなまがい物は一切使わず、ほとんど実写で撮ったようです。
 さぞかし、演じる俳優には過酷な現場だったでしょう。
 DVDの特典映像のインタビューによると、浅野忠信と香川照之らは何度も雪の中に埋められたようです。

 どんな映画なのか、ラストのネタバレしないように途中まで、追っていきたいと思います。

我々は劒岳に初登頂し、三角点三角網を完成させねばならない夫の帰りを待つ妻おかえなさい今日の夕食は魚ね。魚にするわ。ありがとううん。うん
2009年6月20日 東映系公開
監督・撮影:木村大作
脚本:木村大作、菊池淳夫、宮村敏正
原作:新田次郎
山岳監督:多賀谷治
音楽監督:池辺晋一郎
製作:坂上順、亀山千広
製作プロダクション:東映東京撮影製作 「劒岳 点の記」製作委員会
製作 東映、フジテレビジョン、住友商事、朝日新聞社、北日本新聞
配給 東映
CAST
柴崎芳太郎・・・浅野忠信
宇治長次郎・・・香川照之
生田信・・・・・・・松田龍平
木山竹吉・・・・・モロ師岡
宮本金作・・・・・螢雪次朗
山口久右衛門・・蟹江一平
小島烏水・・・・・仲村トオル
岡野金次郎・・・小市慢太郎
林雄一・・・・・・・安藤彰則
吉田清三郎・・・橋本一郎
木内光明・・・・・本田大輔
大久保徳明・・・笹野高史
矢口誠一郎・・・國村隼
玉井要人・・・・・小澤征悦
水本輝・・・・・・・田中要次
柴崎葉津よ・・・・宮崎あおい
宇治佐和・・・・・鈴木砂羽
宇治幸助・・・・・ タモト清嵐
岡田佐吉・・・・・石橋蓮司
牛山明・・・・・・・新井浩文
佐伯永丸・・・・・ 井川比佐志
行者・・・・・・・・・夏八木勲
古田盛作・・・・・役所広司
上映時間 139分 シネマスコープサイズ

夫に寄り添う妻弓を引く、柴崎の先輩・古田そこに宇治長次郎という男がいる。はいっ。ありがとうございます。柴崎を乗せた列車車中の柴崎
 日露戦争が終結した明治39年の春。

 参謀本部陸地測量部測量手の柴崎芳太郎(浅野忠信)は陸軍省に呼び出され、陸軍中将の大久保徳明に、未だ前人未到の山・劔岳の測量を命じられます。

 その山は、今まで測量部が何度も登頂を試みるも、余りの険しさに断念して、日本地図で唯一正確な測量ななされていない山でした。
 日本地図を完璧なものにするために。

 その一方で、山岳部もその劔岳登頂を目指しており、そんな遊び半分の連中に未踏の山に先に登頂されては、軍の体面が丸潰れになるから、何としても山岳部よりも先に劔岳登頂に成功せよ、という至上命令でした。

柴崎さんでしょ?案内人の宇治腸次郎です。ええ。ああ、どうもすいません。道の途中で、昼食をとる柴崎と宇治今回の下見は劒岳を調べることなんですよ渓谷にいる二人見えてきた劒岳の山々
 その帰宅途中、新妻の葉津よ(宮崎あおい)が近くの駅まで迎えに来ていました。
 ゛今日の夕食は何がいい゛、と妻に尋ねられて、魚と答える柴崎でした。
 こんなかわいい新妻を残して、柴崎はすぐに旅立てねばなりません。

 その前に柴崎は測量部の先輩・古田(役所公司)を訪ねます。古田もかつて劔岳登頂を試みたことがあり、柴崎に地元の山の案内人・宇治長次郎を紹介してくれます。

 ほどなくして、柴崎はその劔岳のある越中・富山に旅たちます。

じっと見つめる柴崎百聞は一見にしかず、ですちゃ山から見る夕日翌朝の劒岳のふもと今回、柴崎さんが劒岳を登れんでも、誰かがいつかは登りますちゃ日が暮れた頃の劒岳 
 柴崎が駅に着くと、すでに案内人の宇治長次郎は迎えに来ていました。柴崎は長次郎と共に劔岳のふもとにある村に向かいます。
 村に着いて、柴崎はまず村の総代である佐伯永丸に挨拶に行きます。その佐伯は、劔岳は今まで何人たりとも登れなかった゛死の山゛だと柴崎に説きます。

 しかし、佐伯はいつまでも昔の因習にこだわってばかりいたのでは自分たちが損をするだけだから、と柴崎らの測量部にできるだけの協力を約束します。

 それから、柴崎は長次郎の案内で、劔岳の下見に出かけます。
これはでかいですねぇ~ここはワシが一番好きなところなんですしばし休憩している柴崎あれは・・ん、誰か来たな山岳部の装備を見ている柴崎
 その下見の途中で、山岳部のリーダーの小島烏水と顔を合わせます。
 山岳部はいわゆる趣味の範疇の、柴崎から見れば゛遊びの山登り゛に見えますが、装備は海外から取り寄せた最新のものです。

 お互いに、どちらが劔岳の頂上に立てるか、対抗心を燃やします。
 そこにそびえる前人未踏の立山連峰の劔岳。

 果たして、柴崎たちは、山岳部より先に劔岳の頂上に立つことはできるのか!?

これをちょっと入れると温まります来年、我々のあの山の頂上に立ってみせるだが、測量部はどのようにしてあの山をせめるつもりなのか・・吹雪の中にいる柴崎雪を背負って降りよ長次郎さん、行者様が呼んどります
 原作が新田次郎、とくればやはり32年前の「八甲田山」(監督・森谷司郎)を思い出しますね。
 今回の映画で監督している木村大作は、その「八甲田山」では、キャメラマンで関わっていました。

 「八甲田山」は来るべきロシアとの戦争に備えての雪の中の軍事訓練で、゛白い地獄゛を描いたドラマチックな映画でした。
 1980年の黒澤明の「影武者」に抜かれるまで、日本映画の配収記録(約23憶円)歴代第1位でした。
 「影武者」が抜いたといっても、封切り一ヶ月経過の配収が14億円と関係者の期待外れもいいとこでした。

 それ以降は本来なら動員が下がるところでしたが、カンヌ映画祭のグランプリ受賞のアシストで、興行的に持ち直したましたからね。

 「八甲田山」は過酷な撮影だったせいか、無名俳優の脱落者も出たそうです。それに、木村大作も当時はスタッフといろいろと揉めたみたいで、それはキネマ旬報の同氏の連載で知りました。
 その話をしだすと長くなるので止めときます。

いろいろとお世話になりましたそのうち相手(劒岳)は隙を見せるだろう。そこに斬りこむしかないな。一緒に行きますか明治四十年の春今度の仕事、柴崎さんと一緒だって、うちのやつに言ったら喜んでましたよ。ほかに何かすることはありますか

 今回の新作映画では誰も死にません。
 ストーリーの主軸はあくまでも、登頂と測量ですからね。それに、「八甲田山」と決定的に違うのは、最後まで山を知り尽くした案内人がいた、ということですね。
 「八甲田山」では、その案内人がいなかったことで雪道に迷い、行軍が雪の中で立ち往生して大惨事になりました。

 ただ、今回も今まで誰も登頂に成功したことのない難航不落の山ですから、事故は起きます。特に雪山に雪崩は付き物です。
 それ以外にも、ロープが切れての地面への落下事故があります。

本当は好きなくせに再びの劒岳まず櫓を立てる高い場所を探すテントで夜を明かす一行すっかり雪化粧された劒岳観測中の柴崎

 普通、山に登頂中にロープが切れて落下して地面に叩きつけられれば、死ぬか全身打撲の重症を負うところですが、今回はそんなに大事には至りません。

 何故なら、雪というクッションがあったからです。
 そういえば、思い出しましたが、僕の故郷も雪国でしたから、高校の冬の体育の時間は決まってラクビーやらされました。

 それは、雪の中では転倒してもケガをしないからです。
 その代わり、その雪の中で転ぶと同級生がふざけて、ジャージーの中に雪を入れられて、冷たい思いはさせられましたけどね。

先を急ぐ一行はあはあだけど馬場島に来るまで丸一日かかっているんですよ危ないっちゃ!何・・襲い掛かってくる雪崩

 この映画のラストは意外な結末が待っています。それは重要なネタバレになってしまいますので、書けませんが、結局は柴崎たちの今までの努力はいったい何のためだったのか、というものでした。

 それでも、彼らを支えた家族たちだけは、彼らのその偉業をわかってくれています。
 最後に歌いながら、夫を想い一粒の涙を流す柴崎の妻役の宮崎あおいは美しいです。

 八甲田山のようなドラマチックな展開はないものの、2時間20分飽きることなく一気に見せてくれます。
 それは、高らかに彼らの偉業を讃えるのではなく、静かにそれが心に響いてくるように描いているからだと思います。


 木村大作。映画監督としての初めての作品にして、渾身の佳作といっていいでしょう。
(涙を流しながら)♪やされ、よい、さー感無量で頂上に立つ柴崎 



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