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MW-ムウ- 

2009/11/12 04:28/Thu

DMM.com アマルフィ 女神の報酬 DVD通販
ムウ、チラシA&B
生きる物、すべて道連れだ。
世界を変えるのは、破壊か。祈りか。


 世界的な漫画家・手塚治虫氏の生誕80年を記念して作られた映画です。
 ただ、内容は手塚治虫の原作と異なる部分が多数あるためか、これは別物であるという手塚ファンからの猛反発があったようですね。

 原作では、主人公二人が同性愛者の設定のようですが、映画ではそんな描写は殆どありませんでした。
 この映画のスポンサーからのクレームで、それは取りやめになったようですね。この映画の公式HPでは、そんな仲を思わせる゛ホモだち゛的でしたけど・・

 残念ながら、この手塚治虫の原作は一度も見たことはありません。

無残に土に埋もれた死体の手悪魔の死者たち焼却処分していく殺戮者焼かれていく住民を見ている二人の少年何者かに殺戮されていく島の住民海に逃げようとする二人の少年
 この手塚治虫の原作漫画は、「ビッグコミック」(小学館)で、1976年9月10日号 ~ 1978年1月25日号に連載されたようですが、当時は一度も見た記憶すらないですね。

 同時期に確か秋田書店の週刊少年チャンピオンで「ブラックジャック」も連載されており、そちらの方はリアルタイムで愛読していましたので、よく知っています。

 そもそも、このMW-ムウ-の内容が、同性愛と国家的なテロ殺戮が絡む、手塚治虫にしてはかなりの異色作ですので、あまり子供向きではないですね。
神父様、大丈夫ですかあ・・
 今回の映画で、玉木宏が初めての悪役に挑みました。
 もう少しすると、今度は最近奇行が目立つ、上野樹里の、のだめ調教映画(?)が12月に公開されます。

   正月映画として公開予定の、のだめ映画でも主演の玉木宏は、上野樹里の天然ぶりに頭を痛めてるそうですね。 まさに、玉木宏は珍獣ジュリの調教師、といったところでしょうか。


 しかし、今回紹介する映画は、日本映画に久々登場したした、ピカレスクロマンの映画です。


 尚、今回から画像すべてダブルクリックで拡大表示されます
よろしく頼むよ神父様動き始めた男誘拐犯の指示に従う父親確かに、素人の手口じゃありませんね沢木刑事とすれ違う男なんだ・・
2009年7月4日 公開
監督:岩本仁志
原作:手塚治虫
脚本:大石哲也、木村春夫
音楽:池頼広
主題歌:flumpool「MW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク〜」((A-Sketch))
挿入歌:SWANKY DANK「For You」(UNITED NOTES)
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
上映時間 129分 シネマスコープ

CAST
結城美智雄:玉木宏
賀来裕太郎:山田孝之
溝畑:山本裕典
美香:山下リオ
三田:風間トオル
松尾:鶴見辰吾
岡崎俊一:中村育二
山下孝志:半海一晃
望月靖男:品川徹
橘誠司:林泰文
牧野京子:石田ゆり子
沢木和之:石橋凌
岡崎愛子:小松彩夏
アナウンサー:藤井貴彦、山本舞衣子(日本テレビアナウンサー)

早足で去ろうとする男パパ、一億円、ありがと。ねっ・・人質の胸に拳銃を当てる犯人人質を撃った犯人ふっ・・
●ストーリー 
 16年前、゛沖之真船島゛という孤島で、島民全員が虐殺されるという大事件が起きましたが、それは日本政府の圧力によって公表されず、その惨劇は闇に葬られていました。

 しかし、そんな中で少年二人が島から脱出していました。
 成長した少年の一人は、賀来(がらい)裕太郎といい、その後、教会の神父になっていました。
 もう一人、青年に成長した男は、タイのバンコクにいました。


 そして、そのタイのバンコクで若い日本人女性の誘拐事件が起こりました。

 

 警察の必死の誘導捜査も虚しく、誘拐された娘とその取引に応じた父親の死体が発見されるという最悪の結果になりました
竹菱権世知は大事なクライアントですから祈りの後の賀来神父振り返る結城美智雄何やら疑惑があるらしいわねそれって、事故なんですよね不審がる牧野京子
 そのタイで起きた日本人父娘殺害、身代金強奪の犯人こそが、あの島で生き残った少年の結城美智雄(玉木宏)でした。
 彼も青年となり、表の顔はエリート銀行員です。

 
タイに滞在中からあの事件の担当だった、沢木という刑事は結城を徹底マークしますが、そんなに簡単に結城は尻尾は出しません。

 その一方で、新聞記者の牧野京子(石田ゆり子)は、先輩記者の事故死に疑問を抱き、いろいろと調べているうちに、16年前の島民全員虐殺に辿り着いていました。

 その中に生き残った少年がいることを突き止め、その一人である神父の賀来に会いに行きます

娘との月イチの面会日なんです刑事の勘、ってやつですか発作に襲われ電話している美智雄私も・・歩いている美智雄なに、これ・・
 その教会に結城も現れましたが、京子の問いかけには、賀来・結城、両者共に一切答えませんでした。

 結城は裏で、あの島民虐殺隠蔽工作に関わった人物を次々と抹殺していきました。
 彼はあの事件の復讐を遂げていくと共に、国家を揺るがすテロ計画を準備を進めていました。

 あの島民虐殺の裏には、戦慄の国家の謀略があり、結城は悪魔となって、その国家を裁いていきます。
 
 果たして、MW-ムウ-と呼ばれるものは、一体何なのか!?

あんたは、望月靖男の隠蔽工作に加担したた・すけてくれ・・知らん!俺はただ、あの島のことは口外しないように口他止めされてたんだ!ロープを切る美智雄お亡くなりになった村越神父について・・何をですか
●結城美智雄は血も涙もない男
 
玉木宏演じる結城という男は、島で家族を殺されていますから、その計画には情け容赦ないですね。
 どんなに懇願されようとも、助ける気は全くないです。いとも簡単に殺してしまいます。

 

 まさに、悪魔に魂を売り渡した男、として描かれています。
 
 今回の結城という役は、玉木宏の今まで演じてきたキャラとは全く違いますね。

 いわゆる結城は国家への復讐に静かに燃えるテロリスト、といったところです

結城さん、ですよねどういうことですかそれが結城美智雄と賀来裕太郎クルーザーである島に向かう三人本当に暴けると思っているんですか海に潜って何かを探している結城
●MWはアメリカの軍事用の毒ガス殺人兵器
 また、大きなネタバレで申し訳ありません。
 でも、この映画、ある程度の予備知識みたいなものがないと、わかりにくいですよ。特に原作の世界を全く知らない者にとっては、最初はホント見ていても、よくわからなかったです。

 それに、この映画はそのムウの正体を暴くというより、そのムウを巡っての争いがメインですからね。
 また、アメリカの軍部によって、そのムウの秘密を知っている者は次々と消されていきます。

 誰も、MW-ムウ-の存在を知ってはならない、と・・

 そういう意味では、結城は自らの意思とは逆に、アメリカの軍部に協力しているような結果になっていきますね。結城といえども、アメリカを敵に回せるほどの力はありませんから。


何・・空からの銃撃から逃げる賀来裕太郎
 いわゆるMW-ムウ-は、アメリカが日本の孤島で研究開発していた軍事用の毒ガス兵器で、それがある時、事故で島に流出して島民が死んだことが事件の発端です。

 そんな事が表に出たら大問題になりますので、米軍が日本の外務省に要請して、島民を全員虐殺して、その外務省のある人物が隠蔽工作をした、ということです

 そもそも、そんな事件はなかった、ということにしたのです
突然現れたヘリコプター襲われて逃げる京子たち崖から飛び降りる裕太郎さあ、時間がない知らなかったよ、あいつがこんなもの残してたなんて再び逃げる京子
 だからといって、結城はそのアメリカの軍部と裏で繋がっているというわけでもないみたいです。
 彼自身が子供の頃に、その毒ガス流出事件で殺されかけていますからね。

 現代が舞台ということで、あの大事件も出てきます。
地下鉄サリン事件と9.11テロ事件。

 ただ、それはこの時代の背景で、この映画に出てくる事件とは何ら関係性はないです。
 出てくるといっても、地下鉄サリン事件は石田ゆり子の口から語られる程度です。

 でも、9.11だけは、何か結城がアメリカへの復讐を匂わす台詞を電話で刑事の沢木に言っているのが少し気になりました

傷ついた裕太郎を背負う美智雄子供たちに紛れて現れた美智雄美智雄に銃を向けている沢木ここで発砲すれば、沢木刑事。あんたも犯罪者だ。
 それと、この映画が公開される直前に、スペシャルドラマ『MW-ムウ- 第0章 〜悪魔のゲーム〜』が、6月30日に日本テレビ系で放送されました。
 そのスペシャルドラマは原作にはない、ドラマだけのオリジナルストーリーのようです。
 しかし、そのドラマの視聴率も9.9%、と極めて低い数字だったせいか、この映画の興行には余り結びつかなかったようです。
 
 そのドラマ、キャストも映画とは異なっていて、主要人物である山田孝之の賀来裕太郎の名前もありませんでした。
 
 この映画の終わり方は、何だか続編を匂わせていましたが、映画の興行成績が七憶円程度だったようで、それでは続編は作られる可能性は低いでしょうね

少女を人質に取った美智雄銃を向けながら、ある物を落とす美智雄
 この映画、画面が暗いせいかラストの方で何が起きたのか、もう一度見直さないとよくわかりません。

 ブルーレイを売る戦略なのか、最近のDVDは明らかに画質落としているような気がしてなりません。

 つまらない、とまでは言いませんが、それほど期待したほどではなかった、というのが今回の率直な感想でした。


 

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