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★☆★お知らせ☆★☆
気をつけて削除したつもりなのに、またサーバー障害と重なって、いつの間か削除になったらしいです。
また、書き直してると、とんでもなく時間がかかるので、それはまたの機会に101回第9楽章は、ダイジェスト版で書き直します。
ここのブログはバックアップ取ったところで、すべて文字化けしてしまうので全く意味がありません。

取りあえず、明日あたりにクローズZEROⅡをアップ予定で写真の縮小&アップロード作業を進めています。
もう、しばらくお待ち下さい。
クローズZEROⅡ


負けっぱなしじゃ、終われねぇっ!
高橋ヒロシ原作の人気コミック「クローズZERO」の映画化第二弾です。
主演の小栗旬は、ついこの間までNHK大河「天地人」で41歳の石田治部少輔三成を演じてたと思えば、またまた高校生役をやっていますね。
小栗旬も今年で26歳。高校生役も流石にそろそろ限界に来ています。
監督は三池崇史で、今回の映画はシネマスコープで撮っています。
でも、この三池崇史は今までずっとビスタサイズで撮ってきてるためか、横長ワイドのシネマスコープを思う存分に活用しているとは言えず、結構画面の左右に余白があることに気付きました。




かつての黒澤明の名作「赤ひげ」などは、二人の役者を画面の両端に置いて、トリミング不可能な構図で撮っていました。
左右を切れるものなら、切ってみろ的な巨匠の仕事です。
だから、この「赤ひげ」はテレビ放送の際には、上下黒フチ付きの

今回の映画は、そのワイド画面を生かしたいので、写真はシネマスコープサイズにしてみました。
このブログでのシネスコ画像は、初めての試みだったので、何度かテスト公開して削除を繰り返したせいで、また前回の101回を間違って削除したりするミスが起きて、手間取りましたけどね。
PCモニターがワイド画面なら、画像は横二列並びになると思いますが、そうでないモニターには縦四列で並んでしまいますが、今回だけはご容赦下さい。
ここのFC2は、最近やたらとサーバー障害が起きていて、一部の文章が勝手に違うところに飛んだりしています。気付いた時には修正してありますので、一部の方には読みづらくなって申し訳ありません。






2009年4月14日 東宝系公開
監督: 三池崇史
プロデューサー: 山本又一朗、原作: 高橋ヒロシ
脚本: 武藤将吾
CAST
小栗旬、黒木メイサ、やべきょうすけ、三浦春馬、山田孝之、金子ノブアキ、高岡蒼甫、 深水元基、桐谷健太、上地雄輔、 小柳友 、遠藤憲一、岸谷五郎
2時間13分 シネマスコープ




●ストーリー
一人の男が少年院から出所してきます。それが鈴蘭と鳳仙学園との新たなる抗争の勃発でした。
前回の戦いでリンダマン(深水元基)との頂上決戦に敗れた源治(小栗旬)は、その鈴蘭の不良グループを束ねることができずにいました。
しばらくの間、鈴蘭と鳳仙は停戦協定を結んでいましたが、鳴海大我(金子ノブアキ)という男の出現で、それは次第に破られてしまいます。
滝谷源治の前に出現した二人の男。そして、ヤクザである源治の父親(岸谷五郎)が何者かに襲撃されて、暴力団同士の抗争にも発展していきます。
果たして、この危機を源治はどう乗り切るのか!?






今回のストーリーの紹介は、これで終わりです。新作ですからね。101回のように、最後まで詳しくネタバレするわけにもいきません。
それに、ストーリーを詳しく紹介するとなると、何回もDVDを見直さなければいけないので、今回はパスです。
新作映画で最後どうなったかなんて、それを言っちゃおしめぇよっ!でしょ。
例によって途中、少しかいつまんではいきますけどね・・・




●意外と滝谷源治は草食系男子(?)
高校生といえば、やりたい盛りで性欲は充満している年頃ですが、小栗旬の滝谷源治はそうでもないみたいです。
黒木メイサ演じるルイに一応は、゛やらせろ゛と迫るくせして、あっさり゛いいわよ゛と言われると・・
゛いや、今日は腰が痛たかったんだ゛とすごすご帰るなんて・・・
だらしねぇーーっ!
十代の頃なんて、そんなOKサイン出たときは、もう下半身はテント張っているのが普通っしょ。
黒木メイサみたいな、いい女がいいよって言ってるんだから、ガッツリ!いきなさいよぉ~
そういう意味では、滝谷源治は、意外と今ドキの男子高校生ですねぇ~
●本作品の小栗旬の眼が優しい
今回の映画の小栗旬の役は不良のリーダーですら、もっと凄みがあってよかったんですけど、意外と穏やかな目をした役ですねぇ~
TBSのドラマ「スマイル」では、主役の松本潤を苦しめた不良の元リーダーで、そっちの役の方がキレまくって凄みがありましたね。
なにせ、そのドラマで松潤やガッキーを足蹴にしてましたから・・
小栗旬というば、名前の通り、今が旬の役者でいろんな映画やドラマに今、引っ張りだこです。
でも、やはり石田治部少輔三成だけは若さが出て、とても41歳の武将には見えなかったですね。
三成の屈折した孤独感は、よく出ていましたけどね。
それにNHKは相変わらず描き方が手ぬるいです。関ヶ原の途中で裏切った小早川秀秋に石田三成が、逃がしてくれと命乞いするなんて、ありえないっしょ!
まあ、そんなことはともかく、天地人で盟友・直江山城守兼続を演じた妻ブッキーと並んで、若手俳優の中で 、期待されている若手男優の一人ですね。
●今回の宿敵は月9のアノ人
今回の映画で小栗旬の敵対する鳳仙学園のリーダーを演じてる男優、どっかで見たことあるなと思ったら・・・
ちょっと前まで放送していた月9の「ブザー・ビート」で、そのドラマで山Pの元カノの相武紗季を寝撮った役を演じていた、金子ノブアキだったんですね。
口ひげをたくわえて、いかにも敵役が似合う最近出てきた役者ですね。
それとは反対に、最近の山田孝之は、映画「イキガミ」でも感じたんですが、ロンゲのヒゲ面になってから、なんか汚いあんちゃん化してきましたねぇ~
最近では、あの「電車男」の山田孝之とは同一人物とは思えないほどです。
●教師が全く登場しない学園ストーリー
この映画、見落としているのかもしれませんが、教師が一人も登場してなかったように見えました。
あの、ごくせんとは違って、不良たちが主役なので不要なのかもしれないですが、学園ストーリー物で教師が一人も出てこないのも珍しいですね。
何せ他校の生徒とケンカばかりして問題ばっかり起している不良たちをここまで、野放しにしている高校って、現実味ないですけど・・
まあ、原作は漫画の世界なので、何でも有りなんでしょうが、ちょっと異色な感じを受けました。
一人ぐらいはオタオタする教頭みたいなのが出てきてもよかった気がしますね。
●ラストはベタベタな展開で終わる
この映画、ラストはどんな形で終わるか、それは言えないですが、実にベタベタな感じで終わります。
やっぱり、なぁ~ってな感じです。
それはやっぱり不良青春映画の定番的な終わり方でもあるんですね。
ボクらの世代だと、この手の映画だと昔なら「ビー・パップ・ハイスクール」を思い出しますが、この映画はそれに比べたらコメディーの要素が希薄ですね。
好きな女の子の前では、コワもて兄ちゃんも、デレデレになるのはおんなじですけどねぇ~
約一名、バナナ味のコンドームを手に彼女をモノにしようと企むも、仲間たちに邪魔されて♪ちゃらり~んになるシーンが笑えました。
勿論、硬派の小栗旬は黒木メイサにデレデレにはなってないですけどね。
この映画の監督の三池崇史は、去年「ヤッターマン」と平行して、これを撮っていたんですね。
役者のかけもちはよく聞きますが、監督の掛け持ちは、最近では珍しいですね。
続編というだけに、前作とのつながりがある始まりになっているようで、前作を見ていない者には、この作品を見ると前作を見たくなりましたね。
三池崇史が監督しているだけあって、ソツがない映画と言えるのだけど、やはりこの手の青春映画の横一線からは抜け出ていない感じは否めなかったですね。
何より、黒木メイサが後半あまり出てこないのが それが一番の不満だぁーーーっ!
やっぱり、青春映画の定番はヒロインの輝きが一番なんです!
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シネスコサイズで放送するしかないんですね。
釣りキチ三平


冒険は、いつだって君のそばにある。
また人気コミックの実写化映画です。釣りには興味がないので、この原作の漫画は1973年から10年間連載されたようで、その頃少年だったボクは数回見た記憶があります。
でも、釣りには全く興味のない者でも、この映画は楽しめました。
CGが発達した現代だからこそ映像化できたのですね。実際の魚は、そんな作り手のいうことは聞いてくれませんからねぇ~
丁度、「おりりびと」が米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞直後に公開されましたが、監督は同じ滝田洋二郎でも公開時は、興行的にはその恩恵はあまり受けなかったようです。






2009年3月20日 松竹系公開
監督:滝田洋二郎
脚本:古沢良太、原作:矢口高雄
音楽:海田庄吾 VFX:白組
上映時間:1時間58分 ビスタサイズ
CAST
須賀健太、 塚本高史、 香椎由宇
高山ゆり、土屋太鳳 、小宮孝泰、 志村東吾
安居剣一郎 、平賀雅臣、 中西良太
片桐竜次 、螢雪次朗 、萩原聖人
渡瀬恒彦






●ストーリー
何やら河原で、魚を中心としたバーベキューが開かれて、子供たちが美味しそうに焼きたての焼き魚を頬ばっています。
鮎釣り大会が開かれたそうで、大人たちを押しのけて、優勝したのは少年の三平でした。それに異を唱えた、おじさん三人組は三平が何かズルいことをやったのではと疑いをかけます。
それに怒った三平は、そのおじさん三人組に再度、鮎釣り勝負を挑み、三平はその勝負にも見事勝って、それが自分の実力だということを見せ付けました。






その様子を見ていた一人の青年が三平に声をかけてきました。その青年は、鮎川魚紳といってアメリカで名を馳せた有名なバス釣りのプロでした。
すぐに三平と意気投合した鮎川は三平の家に宿泊し、三平の祖父・一平と共に釣り談義で飲み明かします。
翌朝、一通の手紙が三平の元に来ましたが、三平はそれを封も切らずに祖父・一平に渡します。
三平の苦手な姉・愛子からの手紙でした。






三平にとって、姉の愛子はおっかない存在でした。じいちゃんの一平が手紙を開封してみると、姉が来る日が今日ということで・・・
三平の前に、突然ガラガラと旅行ケースを引いて現れた姉の愛子。
三平はいきなりの姉の出現に、思わずへたり込みすぐさま逃げ込んでしまいます。
姉の愛子が来た目的は、自分がいる東京に三平を引き取ることでした。
愛子は、三平の好きな外国のチョコレートで買収しようとしますが・・・
買収には応じねぇだ。オラ、東京さいがねぇ~っ!
三平もいつまでも、愛子が思っているほどのお子チャマではないようです。






愛子が三平東京行きを説得できずにいる間に、三平、祖父の一平、鮎川魚紳たちは、愛子が来る前から伝説の夜鳴き谷の怪物を釣りに行く準備を進めていました。
それは、体調1メートル50センチもある巨大なイワナでした。
勿論、そんな大魚、誰も釣り上げたことがなく、故に伝説の怪物と噂されるようになったのです。
愛子はそんな大きなイワナなんているはずがないと否定しているうちに、その夜鳴き谷の怪物を釣り上げたら、三平を東京に連れて帰るのは諦めるという賭けをすることになりました。
果たして、三平たちはその伝説の夜鳴き谷の怪物と出会えるのか!?






ストーリーの紹介は、このぐらいにします。
意外とこの映画、ソコソコよくできていましたよ。
釣りには全く興味がない人でも面白く見れると思いますよ。
特に、食へのこだわりみたいなのが出て、そこが一番面白かったですね。
冒頭から、子供たちが釣れたばかりの焼き魚を食べているシーンから始まりますからね。
そんな釣れたばかりの魚をその場で調理して食うなんて、うまいに決まってます!






ボクも東京に来る前は、海や川で囲まれた田舎で育ちましたが、意外とその中で取れたての魚を食べたという経験はないです。実家が自営業をやっていたせいもあります。
友達の話では、自然の中で食べる食事は格別に美味しいらしいです。
この映画の中でも、その巨大イワナを取る途中で三平たちの昼食で、祖父の一平が取れたてのイワナ(普通サイズ)を捌いて、たたきにして三平たちに薦めるシーンがいいですね。
美味い物を食べると、皆、自然に笑顔になっています。
自然の中の食事なんて、東京の大都市にいたら、絶対に味わえない醍醐味でしょうね。






アタシはもう東京の女よっ!と都会派女ぶっている香椎由宇も、このイワナのたたきを食べた時の顔は、思わずほころんでいます。
その香椎由宇、この映画ではすごくキレイに見えました。先の正月映画「252-生存者あり-」では、全く感じなかった美しさがあります。
三平がその巨大魚と格闘するあたりから、香椎由宇も方言言葉に変わります。
須賀健太は、声変わりがして少年から青年ぽくなる途中のようですが、姉役の香椎由宇がらみのシーンになると、やはりまだまだお子チャマぽく見えてしまいました。






確かにこの作品、VFXが発達したからこそ実写化された映画ですね。
あんな、小さな大人の女の子のような大きい魚を釣り上げる場面は、実際に撮るは不可能です。実際に、そんな大きな魚が川にいるはずないですからね。
昔は日本の特撮はハリウッドに比べられて、見劣りするとバカにされてきましたが、近年の日本のCGやVFXの技術も世界的レベルになってきましたよ。
それに、日本でのコミックは基本的に日本人スタッフによって映像化した方がいいのです。
「ドラゴンボール」なんて全く違ったものになっていましたからね。
日本の漫画の実写化を、外国のスタッフに委ねた時点で失敗するのは目に見えてます。






そもそも「ドラゴンボール」の失敗は、原作を熟知していないスタッフしかいなかったということではないでしょうか。
一人でも原作を知り尽くした、おタッキーなスタッフがいたら、あんなひどい映画にはならなかったですよ。
それはこの釣りキチにも言えることで、生魚食べる習慣の少ないアメリカ人が作ったら、もうパロディーにしかなんなかったでしょうね。


それ以前に、このコミックをハリウッドで実写化しようなんて話も沸き起こらないでしょうね。
それに、この釣りキチ三平は、日本の田舎を舞台にしないと撮れない作品ですからね。
アメリカにも釣り好きな、釣りキチはいるでしょううが・・・
それだけに、そこに根ずいている風土を体験している者が映像化すべきなのです。






おくりびとの快挙に隠れてしまった感じで、誰もが ゛どうせ、つまんないだろう~゛的に思い込まれれてしまいましたね。
でも、映画は見てみると意外と面白いという拾い物も、たまにはあります。
釣り好きでなくても、なんかわかんないうちに引き込まれる魅力が、この映画があります。
格別にいい!とは断言できませんが、見て損はない程度のレベルには仕上がった娯楽作品ですっ!
101回のプロポーズは前回の分(9楽章)がサーバー障害等で勝手に削除されたおかげで、その分を書き直さなくていけないので、それを再アップしてから、また続きに進みます。
もうしばらくお待ち下さい。

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真田幸村の謀略
油断めさるな!死人に寝首をかかれる例えあり!
今、歴女ブームだとかで、にわかに女性の間で日本の歴史ブームのようです。
その一番人気かどうか分かりませんが、武将人気ランキング上位に入るのが、この真田左衛門佐(さえもんのすけ)幸村です。
まあ、甲冑のカッコよさから言えば、多分伊達政宗が一番人気のような気がしますね。
この映画やっとDVDリリースで再発売されました。今まで、ビデオではありましたが、DVD になったのはつい最近になってからです。
これも、゛歴女ブーム゛の恩恵でしょうか。真田幸村は、ゲームの方でも人気キャラのようですね。
旧作ですので、最後のネタバレがありますので、ご了承の上で下の追記を読む、からお進み下さい。