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LOST Season5 Episode07 ゛The Life and Death of Jeremy Bentham゛
2009/03/02
23:30/Mon




エピソード7は、ロックの死の真相に迫ります!
この回は、ほとんどのエピソードがロックに終始したものでした。
しかし、その゛ロックの死の真相の裏側゛ですが、かなり重要なネタバレになってしまいますので、それは隠したいと思います。
ちなみに、今回のサブタイトルにある、
゛Jeremy Bentham゛とは、ロックの別の名前です。パスポートに使った゛偽名゛ですけどね。




さて、前回のエピソードでアジラ航空316が墜落して、その後のジャックたちですが、今回のエピソード7では、彼らは出てきません!
島に戻った直後の話では、出てきますけどね。再び島に戻ってからの話は、今回はロック中心です。
また、新たなキャラが登場です!
ただでさえ、登場人物が多すぎて途中から出てきた人物が誰だか忘れそうなのに、もういいよって、感じですけどねぇ~




今回はロック復活祭ですっ!
ええ、確かにロックは死んでいましたよ。それは間違いないです。
アジラ航空316便が墜落したのは、やはりあの島でした。
遭難した316便の乗客だった、イラナという女性が、リーダー格のシーザーに、水中でスーツを着た男を発見して引き上げたと報告します。
それは遺体ではありません。生きている男でした。




そう、遺体だったロックが、あの島で生き返ったのですっ!
ベンがロックの遺体を島に運ぶのに、やたらとこだわったのは、こういうことだったのですね。
しかし、まさか死者が蘇るとはね・・・
シャーロットの最後に遺した言葉、゛ここは死後の世界よ゛が、にわかに信憑性を帯びてきました。




それから、話は遡ってロックがまだ生前のあの島を出た後の回想に移ります。
ロックがあの島から出て目覚めたのが、何故だかチュニジア共和国の砂漠の真ん中。
監視カメラが設置してあるものの、島を出る時、井戸から落ちて足を骨折した為に、ロックは立ち上がれません。
そのまま夜になり、ようやく救助隊らしき者がやって来て、ロックは医療施設に連れて行かれます。
手荒い治療を受け、意識を失い目覚めた時には、記憶の片隅にある見覚えのある老人がいました。


その老人の名前は、リチャード・ウッドモア。
実は、ロックはその老人が17歳の若者の頃に一度会っています。
但し、ロックが、その17歳のウッドモアに会ったのは、僅か、4日前です!あの軍事キャンプにいた、ロックに銃を突きつけた若い兵士がそうでした。
それには、時間移動のカラクリが、からんでいるのです!
ロックの島での4日間は、現実には50年以上の歳月が経過したということらしいですね。




ウッドモアは30年に渡って、島を守ってきたのに、どうやらベンに追放されたようです。
ウッドモアは、ロックに島から戻った連中を戻すように、゛ジェレミー・ベンサム゛という偽名のパスポートと当面の資金を渡します。
やがて、新たな戦いが始まることをロックに示唆して・・
ウッドモアは、車椅子のロックの護衛に、マシュー・アバドンという部下をつけます。




手はじめに、ロックはチェニジア共和国で大工をやっているサイードを訪ねます。
島に戻る。ふざんけてんのか?
サイードには、あっさりと一蹴されてしまいます。
サイードも島から戻って、愛した女性と一緒に暮らしていたそうですが、その女性を殺されて、幸せの時間は長くは続かなかったそうです。
それから、ロックは成長したウォルトに会い、父親のことを訊ねられますが、まさか死んだとは言えません。
そのロックとウォルトの再会を、じっと見ているベンがいました・・・




その後で、ハーリー、ケイトにも会って、島に戻ることを持ちかけますが、答えはいずれもNO!でした。
ケイトに ゛あなたには愛した人はいないの゛ とロックは問いだ出されて、いるにはいましたが・・・
ロックのかつて愛した人は、既に亡くなっていました。
その亡き恋人の墓参りした直後に、護衛のアバドンが銃撃され、殺されてしまいます。
ロックは、自ら車を運転して、その場から何とか逃走しますが、車の衝突事故を起こしてしまい・・・






負傷したロックが、担ぎこまれた先は、なんとジャックの病院でした!
ジャックに、皆に島に戻るように頼むロックでしたが、この頃のジャックはそんな気は全くないようです。
それどころか、゛島に墜落した哀れな老人゛とロックを蔑む有様です。
島に戻る時に、ジャックの亡き父に会ったこともロックは告げますが、ジャックは信じようともしません。




ああ、かわいそうなロック!
確かに、ジャックが島にいた頃は暴走しまくって、足を引っ張るばっかでしたが、ジャックが去ってから、何度も仲間の窮地を救ってきた、というのに・・・
所詮は自分はリーダーでは、なかった・・・
失意のロックは、人生にも絶望し自らで命を絶つことを決意します。
ジャック宛ての遺書を書き、ロープに首をかけようとした、その時・・
そこに飛び込んできたベンに取り成されて、一時は思い止まったロックでしたが・・・
結局は首を吊ってしまったロック・・
これには、゛その次にある、もうひとつの゛裏の真実゛がありますが、そのネタバレだけは隠した方がいいような気がしますので、敢えて伏せます。


そして遺体となったロックは、ジャックの手で飛行機で運ばれ、再びあの島で・・生き返った!!
実に、なんという展開なのでしょう!?




こんな突拍子もない展開で、予想がまるでつかないから、LOSTは面白いっ!
果たして、同じ316便で島に戻っているはずの、行方不明のサンとサイードは何処に・・・
ベンは生き返ったロックの目の前にいました!
すべての巨悪の根源は、やはりこのベンなのか・・・どうなる次週!
エピソードが進むにつれて、どんどん目が離せない展開になってきました。
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パコと魔法の絵本
2009/03/07
01:38/Sat


子供が大人に読んであげたい物語。
それが、この映画のキャッチコピーです。仕事で疲れて、うとうとしながら見ていたら、そのコピーののイメージとは、ちょっと違うなと感じました。
この映画って、どっちかってたら、子供向きじゃね?
体をリフリッシュして、再度見直してみると、なるほど、ふんふん。これは、やっぱ、大人のためのファンタジーでも、ありました、ね。




それにしても、この映画のポスターのアヤカ・ウイルソン、ってホント長澤まさみに似てますね~
このポスターだけ見たら、長澤まさみの主演の映画と勘違いしちゃいます。この映画が公開されるまで、アヤカ・ウイルソンってあまり知らなかった、ということもありますけどね。
この映画、主演はあくまでも、役所公司ですけどね。




日本映画で、この手のファンタジー映画って珍しいですね。ただ、思い浮かばないだけなのかな?
ディズニーのCGアニメでは、よくありますよね。
監督は中島哲也。出演陣は多彩ですっ!
役所公司、アヤカ・ウイルソン、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、妻夫木聡、土屋アンナ、劇団ひとり、上川隆也、内村圭哉、國村隼。
出演者のコスだけみたら、これってゲゲゲの鬼太郎みたいに、誰かが妖怪キャラかと思ったら、全員一応人間キャラでした。




ストーリーを簡単に言いますと・・・ かつて会社経営者だった男・大貫(役所公司)が、突然病気でリタイヤして、頑固ジジィとなり果てて・・
ある診療所で、一日しか記憶が持たない不思議少女・パコ(アヤカ・ウイルソン)との出会いから始まる、奇妙な交流のファンタジーです!
あくまでも、突然の病気でのリタイヤですから、リストラとは違いますね。
でも、仕事が生きがいでしたから、診療所でじっと治療に専念するなど、その男・大貫にとって、これ以上の苦痛はないわけです。




普通は、お爺ちゃんになれば丸くなるもんなんですけどね。
この役所公司演じる、大貫という男は、そのまるで逆で、周りに自分のイライラを当り散らす、毒毒モンスタージジィです。
その男の荒んだ心を、パコという不思議少女が癒して、男を変えていくという、ベタな展開は後半に入ってからです。




でも、パコは両親を事故で亡くして、その事故の後遺症により、一日で記憶が消えてしまう事情を知り、その頑固ジジィ・大貫は次第に変わっていきます。
パコは、ずっと母親がプレゼントしてくれた絵本を宝物のように毎日読んでいました。
パコには、母親はもう、この世にいない、ということすら記憶の中になかったからです。




泣くことも忘れていた大貫から、何年かぶりに訪れた、涙を流すという感情が溢れ出してきます。
子供の頃から泣いたことなんてなかったから、涙の止め方がわからないんだ。
大貫は、診療所の医者(上川隆也)に、忘れていた涙の止め方を訊ねます。




そんなワケはありません。
ただ、今までが、見栄を張る人生で、涙を流したのが大昔過ぎて、そんな感情が訪れたのが余りにも久しぶりだったからです。
そして、その頑固ジジィ・大貫が起した奇跡とは!?
新作映画なので、ストーリーの大まかな筋は、この辺までで、やめておきましょう。




誰かの為に、何かを成したい。
そして、心にずっと残りたい。
そんな強いメッセージ性は後半になって、色濃く出てきます。
少女と老人の心温まる交流なんて、そんな話はこれまでたくさん見てきたような気がするけれど、久しぶりにコメディーという形で出されると、ホロリとされされるものがありますね。
どうせなら、役所公司演じる頑固ジジィ・大貫の老いらくの恋、なんてあったりしたら、面白かったりしましたが、それはナシです。
パコの年代だと、この映画の主人公・大貫にとって孫にあたりますから、それは無理がありますからねぇ~




笑わせといて最後は泣かせる。
それが日本の喜劇の王道みたいなものですけどね・・
まあ、泣ける泣けないかは、これは個人差がありますから、それは何とも・・・です。
大人の為のファンタジーとありますが・・・
いや、どちらかといったら、少し大人化している、現代の子供たちに見てももらいたいファンタジー、でもありますっ!




ビジュアル的にも、見ていて楽しい実写CGですから、ディズニーのCGアニメとは、また違った映像で楽しめますっ!
そう、小さな奇跡ぐらいなら、誰にだって起せるのですから・・

LOST Season5 Episode8 "LaFieur"
2009/03/11
00:12/Wed




エピソード8は、今度はソーヤが主役ですっ!
それも、今回のソーヤは一転(?)して男気あるキャラに変貌して、かなりカッコいいですよ。
いつものことですが・・ネタバレのオンパレード、なので、先を全く知りたくない方はスルーして下さい。
この回を隠しても、次のエピソードでバラせば、結局は同じ、ですからねぇ~




今回はストーリーをあまり詳しくは紹介しません!のつもりでしたが・・・
今回は、また過去と現在を行ったり来たりの繰り返し、なので、ちょっとわけが判らなくなってきてます。
イライラというよりは、混乱してきましたね~
というか、何でも有りな世界、に突入してきた感じです。
何せ、死者が蘇る島、ですから・・・




どうも、このドラマの脚本家は 順序立てて話を進めるのが嫌いのようです。
いきなり、前回とつながりのないエピソードをポンと、よく次の回に持ってきますね。
今回のエピソードも、ロックが島から出る直前→その三年後→その三年前→再び三年後という話です。
一体、全体どうなっているんだか・・・これじゃ、まるでクロスワードパズルのようです。




ロックが島から出る前後のシーンをプレイバックした後で、次のシーンでは、何やら監視カメラもある秘密基地みたいなのが出てきます。
そこで、ソーヤが何故だかダーマの制服着て、ジンたちと活動しています。名前をジェームス・ラ・フールと変えて・・・




といっても、ダーマの手下になった、というわけでもないみたいです。
その三年前・・・
ロックが島を出た直後に、ソーヤたちの耳に女性の悲鳴が聞えてきて、そこに行ってみると、顔に袋を被せられ、今にも銃殺されようとしていました。
その女性・エイミーを、ソーヤが助けました。
その成り行きで、ダーマの基地に名前を変えて潜入した、ということなのかな?




でも、それはボクの勝手な推測に過ぎません。
例のごとく、どうしてそうなったか、とかの説明シーンなんて全くない、ですからね。
ずぅ~っと、ほっとかれている人物は、どうなってるのぉ~
例えば、クレアとか、忘れている方も多いんじゃないですか・・・




それから、また三年後に移り、いきなり町みたいなところでソーヤたちは暮らしてます。
あれっ、ソーヤやジンたちも島から出たの?
いえ、いえ、それは島にある集落でした。
しかし、今までジャングルでホームレスみたいな生活していたソーヤたちが、いきなりコンピューターもあれば、車両も、通信機器もある。
そんな文化的生活に、何でいきなり、そうなるわけ?
少し前は、食べる物さえ事欠いてたはずなのに、三年後の今は、一見何不自由ない生活をソーヤたちは、しています。




また、例のフラッシュで過去に飛んだ、ということなのかなあ・・・
ソーヤたちが今現在いる時代って何年なんだろう・・
ロックが島を出る前、軍事キャンプで会ったリチャード・アルパートも、今回ソーヤと会います。
ロックがそのアルパートに会ったのは、1954年ですから、かなりの歳月が経っているはずですよ。
なのに、リチャード・アルパートは、全く歳を取っていません!
あの軍事キャンプで、ロックに敵意むき出しだったアルパートの部下、リチャード・ウッドモアは、既に高齢の老人となっているというのに・・・




リチャード・アルパートもまた、時の旅人、ってことなのかな?
ところで、そんな文明社会に戻ったソーヤたちはいいとして、キャンプに残されたあのローズ老夫婦たちとかは、あれからどうなったんだろう・・・
エピソード2で夜、何者かに襲撃されて、ソーヤたちとはぐれて、それ以来消息は全くわからずじまいなんです。




今回のエピソードでは、珍しくベンが一度も出て来ません!
今回は、ソーヤに終始したエピソードでしたからね。いろいろとまた、新キャラが出て、ソーヤに絡むエピソードでした。
今更、潜水艦で、ソーヤたちを島から出す計画とかが出てきますが・・・
ソーヤは、はぐれた仲間を見つけるまで待ってくれとダーマ側に伝えます。
でも、その潜水艦って、シーズン3でロックが爆破してるはずでしょう。
潜水艦が存在するなら、何もジャックたちは、墜落すると決まっている飛行機に乗って、島に戻る必要はないですよね。




やはり、ソーヤたちがいるのは現代ではない!ということなのでしょうか?
しかし、それを打ち消すシーンがラストに出てきます!
エピソード8の予告編では、島に戻って行方不明のサンやサイードも出てきてたのですが、本エピソードでは全く出て来ませんでしたね。




新たな生活を始めたソーヤは、ジュリエットと恋に落ち、同棲生活をしています!
それでも尚、ケイトを忘れられないでいるソーヤ・・・
そこにジンから連絡が入り、バスから降りてきたのは、ジャック、ハーリー、そしてケイトが・・・
これは、かなりヤバイ展開ですよっ!邪魔者ケイトの再来に、どうする、ジュリエット!?
それと、ロックが死んだことを知らないソーヤたちと、ロックの遺体を運んだジャックたちは、果たして次週、復活したロックと再会できるのか!?
こんな興味津々な展開なのに・・・一週、休みのようです。
うぁーーーっ!!この先が、
早く見たいーーーーっ!!
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ハンサム★スーツ 前編・夢の世界に
2009/03/15
14:00/Sun




人生を変える夢のスーツ、あります!
それは、洋服の青山にあります!
それは、しょうもないオヤジギャグみたいな・・ものです。
連発してますから、この映画。そのしょうもない、化石化しているオヤジギャグ。
久々、でもないですけど、一気見で見ちゃうくらい面白い映画でした!




でも、この映画、余りにも夢を追いかけ過ぎてるかなあ~
もてない男たちの応援歌的な映画、と捉えれば、それで現実離れしていても、所詮は映画の世界ですからね。
それに、この映画、モテない男だけではなく、女性の方にもスポット、当ててます。
最後は、現実にはありえない結末でしたね。




新作映画ですから、ラストのネタバレなんかしませんよっ!
監督 英勉。この作品が長編映画のデビュー作のようですね。脚本 鈴木おさむ。出演 塚地武雄、谷原章介、北川景子、佐田真由美、池内博人、本上まなみ、中条きよし、大島美幸(森三中)
ちなみに、脚本の鈴木おさむ、ってこの映画に出ている、大島美幸の旦那さんなんですねぇ~結婚して、そんなに経ってないはですけどね。
監督と主演女優が夫婦というパターンはよくあるけど、その映画の脚本家の作品に、自分の奥さんが出演しているのは珍しい、かも・・です。




映画の魅力は、何と言ってもヒロインですっ!
この映画、塚時が谷原章介に変身する話と思っている人もいるでしょうが、何気に女優陣もかなり魅力的なキャストで、後半にある人物が重要なキーポイントでからんできます。
ヒロインは、北川景子です!キレイな女優さんですが、以前は、それこそクールビューティーのイメージだけでしたが、2007年の初主演ドラマ 「モップガール」あたりから、イメージがガラッと変わってきましたね。
この人、笑うと顔が崩れますね。ちょっと、ヘンな顔キャラになります。
そのギャップが何故だか、妙におかしかったりします。
まあ、正統派美人であることには間違いありませんけどね。
ちょっと、鈴木えみと雰囲気が似ているから、最初間違えましたねぇ~




さて、映画の内容ですが・・・心配しなくても、皆まで言いませんよぉ~
主人公の大木琢郎は、体系や見た目で別名・豚郎と言われるほど、33年間女性に全く縁がない、しがない定食屋の主人です。それもコテコテの関西人です。
モテナイ男の代表、みたいなものです。
でも、この塚地演じる琢郎は全く取り得のない男ではありません。
旨いメシが作れる。それだけでもポイント高いような気がする・・
亡き母の味と価格を守りたい。




定食が、なんと今時450円!
おいおい、一体この価格、いつの時代やねん!
母から受け継いだ定食屋の味の伝統を守りたいのは、よくわかるけど、価格まで引き継いだら、店潰れるっちゅーに!!
だいたい、こういう店って家族でやっていて余計な人件費はかけないものですよ。
それこそ薄利多売で、そんな人を雇えるだけの経費なんか出ないはずですよ。
よっぽど、行列が出る店、でない限りは・・・
そこから現実離れしてるけど、まあ映画ですから・・・




ある日、メッチャかわいい女の子・寛子(北川景子)が、店のバイト募集で来て、琢郎は、寛子あまりの可愛さに深読みして、一度は断ります。
ところが、琢郎のくしゃみを全くよけようともしなかった。それだけで、゛この子、メッチャええ子やなあ~゛
すっかり、寛子に一目惚れしてしまいます。
寛子と雰囲気的にいい感じになり、その勢いで寛子にコクってしまいます。
突然、寛子にキレられ、いつもの男はつらいよ、展開です。


寛子にフラれ失意の拓郎は、友達の結婚式に着ていくスーツを買うために洋服の青山に行きます。
そこで、薦められたのがカッコいい男に変身できる、ハンサムスーツ!
すんまへん。ちょいとお疲れモードに入ってますから、腰砕けで申し訳ないですが、後編は明日になります。
この映画、思い入れが強すぎて、使いたい写真も、たくさんありますから・・・後半といっても、ラストのネタバレだけ、絶対にしません!


ハンサム★スーツ 後編・夢のあと
2009/03/16
23:39/Mon




誰もが、一度ぐらいは、美しく変われたなら、もっと楽しい人生があったかも、なんて思ったことはありますよね?
しかし、現実の世界は、そうはいかない。成形して変わるって手もあるけど、お金の余裕のない人は、そんなに簡単には変われません。
でも、作り物の映画では、現実にはありえない夢が見れたりします。




さて、ハンサムスーツを着て、全くの別人のカッコいい男に変身したブサイク男代表(?)の琢郎君。
ハンサムスーツで変身した時は、名前を光山杏仁(ひかりやま・あんにん)と改め、男性モデルとして売れっ子になります。
今までは、そばに寄るだけで女性に露骨にイヤな顔をされたのに、ハンサムボーイに変身したとたんに、女の子たちにドーッ!と言い寄られます。
まさに、逆・天国と地獄、ですね。
琢郎は、生まれて初めて、めくるめく官能の世界を、体験するわけです。
今までが今までだっただけに、そら、有頂天にも、なりますわな~




一方で、寛子(北川景子)が辞めた後、店のバイトの面接に来た寛子と真逆の、お世辞にもキレイとは言えない橋野本江(大島美幸・森三中)を琢郎は雇います。
この琢郎という男、見てくれは悪い代わりに、決して見た目を重視しない、実にええ奴なんですよぉ~
もうひとつの顔の光山杏仁は、男性モデルとしてデビューできたおかげで、トップモデルの來香(佐田真由美)とも、付き合えてチュー!なんかできたりします。




そんなトップモデルの美女といい仲になることは、男なら誰もが夢見るステータス、ですから、ね・・
でも、映画の設定では、外見は谷原章介で、中身は塚地ですが・・・
実際に、美しい佐田真由美とキスできるのは、やはり谷原章介なのです!
塚地はさぞかし、理不尽な思い(?)だったでしょうね。




これでもう、俺に惚れへん女はおらんでー!
スッカリ有頂天になり、杏仁の姿で街でバッタリ寛子と会い、自信たっぷりで、口説きますが、意外と寛子には冷たくあしらわれて・・・
そして、カッコいい男の姿を手に入れた琢郎に待っていたのは、ありえない奇跡でした!!




いやあ~この映画、かなり笑えますよぉ~
あまりにも現実離れしているから、泣けはしませんけどね。
中身は塚地の設定ですから、あの谷原章介がオヤジギャグやるんですっ!
コマネチッ!よろ、ちくびぃ~!とかね。
これ、塚地がやってるときは、なんだかなあ~なんですけど、谷原章介がやると面白く感じてしまいました!?
なんか、谷原章介は、今までにない役なので、すごく楽しそうに演ってますねぇ~


元ネタ全く同じで、谷原章介の方が笑えるっていうのも、やっぱ不公平、ですよね・・・
カッコいい男って、何やってもサマになる。
そうでない男はシラけられる。それが宿命みたいなもので、しょうがないのかな。




琢郎さんは、琢郎さんで何が悪いんですかっ!
同じブサイク仲間(?)の本江(もとえ)に、ヘンな励まし、をされてしまう琢郎。
そうや!自分かわいくない奴なんておらんのや!
大きな幸せはつかめなくても、日常にある小さな幸せは、誰にでもあるのです。




余りにも当たり前過ぎて、ただ気付いてないだけですっ!
例えば、病気になって改めて気付かされる健康である有難みとかね~
病気になったら、吉野家の牛丼、も食えませんしね~
毎日じゃさすがに飽きるけど、たまに無性に食いたくなること、ありませんか?




そら、見た目がいいほうが得することは多いけど、それがすべではない、ちゅーこっちゃね!
ちょっとラストが読めてしまう展開ですが、それでも、心にグッと響きます。
渡辺美里のMy Revolutionのテーマ曲を中心に、懐かしの80年代のヒット曲で綴られる、人生の応援歌みたいな映画でやから・・
この映画、メッチャ好きやわ~
それだけに3月31日にフジ系で放送される、この映画のアナザーストーリーのドラマは、う~ん、見るの、ちょっと不安・・です。


ただ、ひとつ言えることは、誰もが誰かと比較される経験を持ちながらも、実は比較していたのは自分自身やった、ということやないかな。
他人の人生を羨ましがっても、しゃあない!自分は自分なんや!
それを受け入れるしかないんや、とね。
上手くは言えんけど、多分、ボクがこの映画を好きになったのは、それを感じたからやと思います。
単純に見て面白い!コメディー映画、なんですけどねぇ~


容疑者Xの献身 答えなき〈愛〉の方程式
2009/03/19
04:15/Thu


人はどこまで献身的愛情を注げるのか!?
夫のDVに悩む妻が出した答え
容疑者Xの綿密な哀しき犯罪工作
天才物理学者・湯川は友を裁けるのか!!




これは、哀しい恋のミステリー映画ですっ!
映画のタイトル、そのまんまの内容でしたね。
しかし、この手のミステリーは、犯人を明かすのはタブーとされていたのに、いきなり犯人と共犯者判らせて、そこからスタートしています。
そういえば、三谷幸喜の古畑任三郎シリーズも、よく似た手法で犯人を必ず冒頭に出してますね。
それでは、この続きは、下の追記を読む、からご覧下さい。
おくりびと Departures
2009/03/23
00:20/Mon




本作品は、日本映画初の第81回米アカデミー賞の外国映画賞を受賞!しました。
ググッてみたら、過去に1951年に「羅生門」(黒澤明)、1954年「地獄門」(衣笠貞之助)、1955年「宮本武蔵」(稲垣浩)の三作品が外国映画部門で受賞していましたが、いずれも名誉賞でしたね。
したがって、外国映画賞の本選で受賞は、この「おくりびと」が日本映画初の快挙だったようてす。




2003年に山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」も、米アカデミー賞の外国映画部門にノミネートされましたが、結局は取れずじまいに終わりましたからね。
あの時も、もしかしたらという声はあったと思いますが、米アカデミーの壁は限りなく厚かった、ですからね。
だから、今回のことは、まさに快挙、といえます。




国内の映画賞もほとんど独占しました。国内の映画賞で作品賞が唯一違っていたのが、ブルーリボンのクライマーズ・ハイ、でしたね。
これだけ内外の映画賞を独占すると、あまのじゃく的に異論を挟みたい、ところですが、この作品に限っては、グーの音も出ません。
素直に、まいりました、というくらい、いい映画でした。
これはかなり、ヤバイ映画ですね。これDVDで見ちゃいましたけど、映画館で見たら、多分、涙ボロボロでしたよ。ボクも昨年、身内で大事な人を亡くしましたからね。
それだけに、映画館で見たら、ストレートに感情移入してしまいます。。
それが映画館が持つ、魔力のような気がします。




いつものことですが、前置きが長くなってしまいましたね。。
ストーリーは、楽団がオーナーの都合で解散になり職を失った小林大悟(本木雅弘)が妻・美香(広末涼子)と共に、故郷の山形に帰り、再就職した先が、遺体を棺に収める納棺師、という仕事で、その仕事を通じて人間の生と死を見つめる、というものです。
この映画、主演の本木雅弘の方から出した企画のようで、原作があるそうですが、その舞台は富山だそうで、山形に変えたため、原作者の承諾が得られず、別のタイトルでの映画化になったそうですね。




何故、もっくん(本木)は山形に、こだわってたんでしょうね?
彼の出身が山形だったら、わかりますが、埼玉の桶川の出身ですからね。
つい先日の3月21日に大宮のMOVIXさいたまで、もっくんに埼玉県民栄誉賞の贈呈式があったそうです。
映画の中でプロモ用ビデオ撮影で、大人のおむつ姿のもっくん見ていたら、何故かその姿って相撲のまわしのようで、昔のシコ、ふんじゃった。の映画を思い出しましたねぇ~




監督は滝田洋二郎。若い頃は、にっかつのロマンポルノ撮っていた時期があって、賞とは無縁の映画監督人生が、一転して時代の寵児的な映画監督に、一気に踊り出またね。。
あの世界のクロサワ、でさえ名誉賞止まりだったんですから・・
脚本 小山薫堂、音楽 久石譲、出演 本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、吉行和子、杉本哲太、笹野高史、峰岸徹 2時間10分




そういえば、この映画が峰岸徹の遺作になったそうです。
確か亡くなられたのが、この映画の公開の直後の10月だったので、米アカデミー賞の快挙は知らずに旅立たれていかれました。
最後の作品が、遺体役で出演だなんて、なんだか皮肉ですね。
映画が公開後にDepartures、旅立たれていかれたのですから・・
映画の中で少しだけ、生前の姿という設定のシーンが出てきます。
アカデミー賞外国語映画賞の受賞のあと、関係者の方々が、峰岸さんの墓前に報告されたでしょうね。




アカデミー賞の受賞後に、納棺師、という仕事で、いろいろと物議が出ているそうですね。
実際に、そんな仕事は存在しない、とかで・・
ないこともないと思いますが、実際に葬儀屋の方でやってしまっている気がします。
そんなわざわざ外注費がかかる専門職に頼むかなって気がします。
葬儀屋の方でも、別に外注依頼しなくても、それくらいのノウハウぐらいは持ってるでしょうしね。
仮に実際にそんな専門職としてあったとしても、その分の料金が余計にかかるのですから、果たしてこのご時勢、頼める人は一部の人かなって気がします。




そんなことはともかく、この映画、食べるシーンがなんか妙に心に響いてくるものがありますね。
やっぱり生きているからこそ、旨いものが食える。
それは今、生きている、ささかな喜び、のような気がします。




ふぐの白子、はそう簡単に食べれないけれど、この映画見終わったら、無性にフライドチキンが食べたくなりますよっ!
まるで、むさぼるように、本木、山崎、余貴美子は食ってますからねぇ~
すなわち、生きることは食べること 、みたいにね。




この映画、いろんなエピソードが出てきて、どれも心に響くけど、後半の二つが個人的には好きです。
帰郷時は元気だった、銭湯のおばちゃん(吉行和子)が急死して、大悟が自らでおばちゃんの遺体を拭くシーンが切ないですね。
それこそ物心ついた時から、何かと世話になったおばちゃんだけに、辛いものがあるわけです。
なまじ、旧知の仲だけにね・・・




最後の亡き父とのエピソードは、ヤバ過ぎですっ!
これを書くと、完全なラストのネタバレになりますので、やめときますわ~
ただ、息子にとってどんな父親でも、
今まで、父親とどんな確執や対立があったとしても、血のつながりだけは、逃れられないですから・・
助演では山崎努ばかりが注目されたけれど、笹野高史も、いい味出した芝居してるんですよ。


死は終わりではなく、次に向かう門です。
そうつぶやく、笹野高史の台詞に何故だか空を見上げたい気持ちになりました。
生きていることだけで、人生は意味のあるものだと、やたら感傷的にさせられました。
この作品もしみじみ、実にいい映画でした。
※訂正です。
峰岸徹さんの遺作は、この作品ではなく、大林宣彦監督の「その日の前に」だそうです。
いずれにせよ、アカデミー賞の外国語映画賞受賞の快挙は知らずに旅立たれていかれました。
空の向こうで、きっと喜んでおられるのではないでしょうか。ご冥福をお祈りします。

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LOST Season5 Episode09 "Namaste"
2009/03/28
14:54/Sat





一週休んで、シーズン5の再開ですっ!
やっと、ジャックたちが島に再び戻ってきてからの、その後のエピソードです。
毎度のことですが、シーズン5のほとんどのネタバレになっていますので、先を知りたくない人は引き返して下さい。今さら、ですけどね・・




したがって、死んだロックが蘇ったエピソード7は、このエピソード9の後の話になりますね。
復活したロックはエピソード9では、一度も登場しませんでした。
ロックが死んだと思っているジャックたちとの再会が、どんな感じになるか楽しみにしているのですが、そこらヘンは出し惜しみしてますねぇ~
ただ、エピソード7の終わりで、意識を失っているベンは、誰に襲われたかと思ったら、犯人はサン、でしたね。
うるさいから、オールのような大きな棒でガツンと一撃して、ベンを眠らせただけ、ですけどね。




さて、島に戻ったジャックたちと再会したソーヤとジンですが、ロックの死を初めて聞かされます。
ソーヤは、ダーマの服を着ていることにジャックたちに不審がられます。
そして、ソーヤから驚くべきことが語られます。
今は1977年だ。
やっぱりフラッシュでタイムスリップしてたのね!
ちなみに、このドラマとは関係ないですが、1977年といえば、日本ではまだ王貞治が現役で、ハンクアーロンのホームラン世界記録を塗り替えた"756号"を打った年です。




さて、一方でジャックからサンも一緒に来ていると聞いたジンは、血相変えてサンを探しに行きますが、監視センターに行っても飛行機が墜落した形跡がないとのことです。
それは、そうです。サンとベンだけは、ジャックたちとは、別の時代の現代の島にいるのですから。
同じ島にいても、違う時代にいるのでは、会えるわけがありません。フラッシュでも起きない限りは・・・




ああ・・何ということでしよう。
せっかく、死んだと思ってた夫に会えるはずだったのに、違う時代にいるために、同じ島にいるのに会えないとは・・
もし仮に同じ時代に航空機が墜落したら、ダーマ側は騒然としますからね。
多分、ジンより先にスッ飛んで来ることでしょう。
ソーヤは、ジャックたちにダーマ側に悟られないように、ジャックたちを招かれた客としての隠蔽工作をします。
未来から来た使者、だなんてダーマ側に知られたら、かなりヤバイことになりますからね。




丁度、潜水艦が来ていたことから、ソーヤの機転で、ジャックたちはそこから来た新しい仲間として紛れ込みます。
ただ、サイードだけは、ジャングルで偶然ジンに会いますが、ダーマの監視人にも同行され見つかってしまったので、身元不明の敵として捕らわれの身となってしまいます。




ということは、ジャック、ハーリー、ケイト、サイードは31年前の1977年に・・
サンとベンは現代の2008年にいる、ということになります。
それにしても不思議な展開ですね。同じ飛行機に乗っていて、サンもベンも同じフラッシュに襲われたのに、ジャックたちが飛行機から忽然と消えて過去に飛ぶというはね・・・




一方、ジャックたちと離れた現代にいるベンは、相変わらず不審な行動を取ります。ジャングルに行方をくらまそうそうとするベンを追っていくサン。
そのサンを追ってきた機長のフランク。やがて三人はビーチに戻り、フランクはサンに 「ベンを信用するな」と警告します。
例によってベンは得意の弁舌でまくしたてるので、サンはその場にあったカヌーの漕ぎ棒のようなものでベンの頭をガツン!と一撃を食らわして・・
うるさいベンを眠らせてしまいます。
サンはベンを全く信用してなかったんですねぇ~




ジャックたちは、ソーヤの機転によりダーマ基地にもぐり込むことに成功しますが、名簿にないことが発覚して、あわや!?という時・・・
ジュリエットが追加名簿を持ってきて、事なきを得ます。
そこで再会してしまう、恋のライバル、ケイトとジュリエット。
二人には、いかにも初めてという顔をしますが、すでに火花は散ってますねえ~
今さら、何のこのこと舞い戻って来たのよ!
口に出さなくても、ジュリエットの目はそう言ってます。




サンと機長のフランクは、夜になり、道に迷った時に、明かりが灯る場所に行ってみると、そこにいたのは・・・
なんと、ジャックの父親でした!!
しかし、不思議ですねぇ~
ロックは遺体を島に運んだことで復活しましたが、ジャックの父親の遺体は別の場所に埋葬したと、エピソード7で、ジャックがロックに語ってましたからね。
そこで、サンがジャックの父親に見せられた一枚の写真に驚くべきことが・・・
ダーマ1977年新規採用者。
何故、一緒に来たはずのハーリーがダーマの服を着て、それも31年前の写真に写っているのか?
サンは不審がるだけで、その状況が飲み込めません。




一方、夜になりダーマ集団から解放されたジャックは、ソーヤから状況を説明されます。
そこでやっとジャックは、ジュリエットと熱い抱擁をします。
そういえば、ジュリエットも前はジャックとも、ちょっとあったんですね。すっかり忘れてました!
その様子を外で見ていたケイト。なにやら、内なる女の戦いも勃発しそうな・・
ケイト、ジュリエットお互いに、恋多き女、ですからね。




唯一人、運悪くダーマに囚われの身となったサイードですが、ある少年がサンドイッチを持ってきます。
サイードがその少年に名前を訊ねると・・・
僕の名前はベン。
うぉ~っ!何という展開なんだぁーーっ!!
ということは、ベンはダーマの基地で育ったことになり、そして、やがてベンはダーマを・・




少年時代のベンに会ってしまったサイード。
彼のような歴戦の兵士が、このまま大人しく囚われの身になってるとは思えません。
ダーマとの新たな戦いをサイードが起してしまいそうな予感がします。
生き返ったロックは、いつ昔の仲間と再会するのか!?どうなる次週!?
追記:そういえばジャックの最初の目的は、父親の遺体をオーシャニック815便で運ぶ途中で事故に遭い、島に漂流したんでしたね。
余りにも、前のことだったので、これもすっかり忘れててました!
只今、エピソード10をアップすべくブログを編集中です!
エピソード10では、あの重要人物が死ぬ、のか!?


次週、サイード哀しみの決断!です。


LOST Season5 Eoisode10 "He's Our You"
2009/03/31
23:27/Tue





エピソード10のラストは、とんでもない展開になりました!
多分、タイムスリップ物で、それはタブー、という出来事が起きてしまいます。
例によって、今回も大きなネタバレがありますっ!
下にスクーロールしちゃうと、そのネタバレがわかっちゃいますので、見る前に先なんか知りたくないよっ!って方は、ここで引き返して下さい。




このシーズン5に限っては、ストーリーが現在進行形で進んできました。
ただ、エピソード10だけは、以前のように過去のフラッシュバックが挿入されるという形が戻ってきました。
ホント、このLOSTの脚本家は、過去の回想シーンを繰り返すのが好きですね。
今回起きる、とんでもない事とは、未来を変えてしまうことです。
変わっているかどうかは、次のエピソード11を見なければわかりませんけどねぇ~




さて、今回はベンとサイードがらみのストーリーですね。
12才の少年ベンとのダーマに捕らわれてしまったサイードとの交流なんですが、過去のフラッシュバックで大人のベンも登場します。
エピソード10の冒頭で、ベン少年はジャングルで謎の男と会いますが、この男って一体何物なんでしょうね?
子供の頃のベンは、まだ心優しい少年だったんですね。。
頼まれてもいないのに、サイードに毎回サンドイッチを自らで作って差し入れています。
いずれモンスター化する、その片鱗は少し見え始めてはいますけどね。




サイードとベンは、少年時代似たような境遇で育ったようです。
どちらも子供頃から父親との確執があったという点では共通しています。
ベンの父親はダーマの清掃員として働いていました。運悪く、父親がいる時にサイードの差し入れのサンドイッチを持って来たものだから・・・
父親から゛俺には作ったことないくせに゛と、父親になじられてしまいます。というか、虐待に近いものがあります。
ベンは少年時代から、この島から出たくて仕方なかったようです。




さて、ダーマに捕まったサイードは、なかなか口を開かないので、ソーヤもほとほと困ってしまいます。
といっても、ホントのことなんか言えないんですけどね。
ソーヤは、何とか脱走させようとサイードにも持ちかけますが、それもサイードは拒否して・・
業を煮やしたダーマ側はサイードを外に連れ出し、薬を飲ませて自白させようとします。
さすがのサイードもこれには、ひとたまりもなく・・・
俺は未来から来た。この島に100日間過ごしていた。君たちは全員死ぬ。
知っていることの一部ではありますが、ぶちまけてします。
ベンジャミン・ライナス。
ダーマにやがて大きな災いをもたらす、この少年の名だけは、サイードは喋りませんでしたけどね。




ソーヤに聞け!
ダーマ側は、サイードにそう言われたって、ソーヤが誰であるか誰も知らないのです。
ラフール=ソーヤ。これだけはサイードは自白しませんでした。
更には、まだ建設予定の通信基地をもサイードは喋ってしまったので、ダーマ側はサイードを完全に敵のスパイだと確信してしまいます。
満場一致でサイードの処分が決まっています。
一人反対していたソーヤも、満場一致の評決を求められて、渋々手を挙げざるを得ない状況になってしまいます。




ところで、今回はサイードが島から戻ってきた後のエピソードの過去のフラッシュバックが今回は、何箇所か入ってきます。
どうやらベンの密命でサイードは暗殺者となったようです。
かといって、サイードはジャックのようにベンを信用しているのか、といったら、そうでもないようです。
サイードが、大工をやっいてる時にベンが尋ねてきて、ロックの死を告げます。
サイードのことですらから、そのロックの死の裏側に、ベンがいる、ことぐらい気がついているでしょう。




一方で、ハーリーの口からソーヤがジュリエットと同棲していることを聞かされたケイト。
薄々は感ずいていたでしょうね。
同じ職場で働くことになってしまった、恋のライバル、ケイトとジュリエット。
まだ、そんな大きな火花は散っていませんが、ジュリエットはソーヤに今の生活の終わりをそれとなく示唆していますね。
しかし、ジャックってこのドラマの主役だった、はずなのに、すっかり影が薄くなってしまいましたねぇ~




そして、サイードの処分が決定した夜に、一台の車が火を吹いてダーマ集落に突っ込んできて・・・
その騒動の隙を狙って少年ベンが忍び込んできて、サイードを逃がします。
少年ベンと逃走するサイード。
その逃走中で、ジンに見つかってしまい・・
ソーヤに連絡しようとするジンを投げ飛ばして眠らしてしまうサイード。




そんな技、どこで習ったの?
一撃でジンを気絶させたサイードの大技に、はしゃいでいるベン少年。
ジンから奪った拳銃を、少年ベンに向けるサイード・・・
胸に弾が当り、うずくまるベン少年・・・




ああ、なんという展開なのでしょう!?
過去を変えてもいいのだろうか?
ダーマを滅ぼすのは、やがて大人になったベン、なのに・・・
それで、サンにオールで殴られただけなのに、意識を取り戻さないベンの理由が判りました。


やはりサイードはベンを憎んでいたんですね。すべての巨悪の根源はベン、ですから・・・
その一方でサイードの口から哀しみにも似た言葉が・・・
まさしく君は私だった・・
いくらフィクションとはいえ、ホントになんでも有り、な展開が加速してきました。
しかし、ベンはこの物語の重要人物だから、多分死なない、のでは!?
島には、名医ジャックもいることだし・・・
かなりヤバイ展開になってきましたから、ますますシーズン5から目が離せなくなりましたっ!
次週、どういう ”オチ”が待っているのでしょう!?
追記 今回は、過去とサイードが今いる1977年を行ったり来たりしているので、写真の順番はバラバラなところがあります。
下の写真でサイードに銃を向けている女性はバーで知り合い、お互い殺し屋だったという設定のようですね。


この女性は、島から戻ってからの過去のエピソードで登場し、1977年のダーマの時代には出てこないキャラです。


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