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久々に再開!LOST シーズン4について
2008/12/13
23:56/Sat


再開してみたけど、なんか今イチ使い勝手が良くない。認可取ったバナー、なんとかはれるようにはなりましたけど、まだ思ったようにはいきません。
メインにしている楽天ブログだと、編集は簡単だけど楽天商品しかはれないんだよね。
ここのブログの編集がもっと簡単だったらな
今、レンタル店の海外ドラマコーナーではLOSTのシーズン4が一番人気で、なかなか借りれない状態ですね。3巻は比較的借りやすくて、1巻と2巻が貸し出し中だったりしませんか。
誰でも、やっぱり最初から見たいですから、いきなり3巻から見るってわけにはいきませんよね。
LOSTの中では、このシーズン4が一番面白いと思います。やっと完結ってわけではないんですが、一区切りつく終わり方でシーズン4は終了します。
実は半年以上前に字幕版で、このシーズン4を全部、見ちゃっています。もう、最後どうなるか話たくてウズウズしているんですけど、これから見る人によっては、それはご法度ですからね。
脚本家のストがあった影響で、シーズン4は第13話で終了です。ただ、その最後の13話だけは一時間半のスペシャルです。
過去のシリーズでは、過去へのフラッシュバックでしたが、シーズン4では未来のフラッシュバックになります。だから、それで誰が生き残って誰が死んだか、わかっちゃうんですね。
謎の男、ベンの正体も次第にわかってきます。彼はある事件でシーズン5では、復讐鬼になります。やっと最後で島から・・・になるのですが、また大きな謎を残したまま、シーズン4も終わります。
ある重要人物の遺体を見せてね。それは誰かは推理してみて下さい。大きなネタバレになりますから、言えません。でも、画像掲示板とかには、もう出ちゃっているから、知っている方もいるでしょうね。
驚愕のラストで持って、続くなんです。ただ、シーズン4は生き残りを賭けた全面戦争に突入します。島に漂流していた彼らは、生き残ってはいけなかったという、裏に巨悪の影が明らかになります。
まだ、見ていない方は早く次の巻が見たいでしょうね。
シーズン3のラストで、最後にチャーリーが残した
NOT PENYS BOAT (ペニーはボートを送っていない)
彼が残したダイニングメッセージは一体、何なのか!
愛するクレアを島から脱出させたくて、チャーリーは死の運命を受け入れたのに、彼の死は無駄死で はなかったか。
そして、そのクレアは島の重要人物と血縁関係にあった!
これはすべてキーワードと思ってください。見ているうちにそのカギの人物が誰なのか、わかってきますよ。
というところで、また機会がありましたら、LOSTシーズン4を取上げます。
今宵はここまで!
やっとはれた!
2008/12/14
00:21/Sun


なんか、まだ使い勝手がよくないですね。折角書いたのが削除になったりしています。
やっぱりメインの楽天の方が編集しやすいですね。訪問カウンター数も表示できないし・・・
アクセス数って、やっぱ気になります。
楽天の方はなんだかんだと、最近は最低でも百以上ありますからね。
写真はオスカープロの晴れ着撮影会です。オスカーの四人娘ですよ。
センターが、福田沙紀ですが、今イチ押しなのが左のピンクの晴れ着を着ている、武井咲です。
咲と書いて、えみ、と読みますのでご注意下さい。
先月公開された「櫻の園」で女優デビューしました。セブンティーンのモデルをやっています。
まだ14歳の中学三年生です。
でも、中学生には見えないでしょう?
やっぱり、なんたってアイドル!です。
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第30回ヨコハマ映画祭決定!
2008/12/14
07:04/Sun
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第30回ヨコハマ映画祭が決定しました!やはり、報知映画賞同様、おくりびとが強かったようですね。ベストテン並び、個人賞は以下の通りです。
第 1位 「おくりびと」 滝田洋二郎
第 2位 「ぐるりのこと。」 橋口亮輔
第 3位 「歩いても 歩いても」 是枝裕和
第 4位 「闇の子供たち」 阪本順治
第 5位 「実録連合赤軍 あさま山荘への道程」 若松孝二
第 6位 「接吻」 万田邦敏
第 7位 「トウキョウソナタ」 黒沢清
第 8位 「クライマーズ・ハイ」 原田眞人
第 9位 「きみの友だち」 廣木隆一
第10位 「休暇」 門井肇
次 点 「百万円と苦虫女」 タナダユキ
作品賞 「おくりびと」 製作 映画「おくりびと」製作委員会 配給 松竹
監督 滝田洋二郎、脚本小山薫堂、撮影 浜田毅、音楽 久石譲
出演 本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、杉本哲太、峰岸徹、笹野高志
監督賞 滝田 洋二郎 「おくりびと」
新人監督賞 森 義隆 「ひゃくはち」
脚本賞 万田 珠実、万田 邦敏 「接吻」
撮影賞 芦澤 明子 「トウキョウソナタ」「きみの友だち」「しあわせのかおり」
主演男優賞 小林 薫 「休暇」「歓喜の歌」
主演女優賞 小池 栄子 「接吻」
助演男優賞 西島 秀俊 「休暇」「東南角部屋二階の女」「丘を越えて」
助演女優賞 余 貴美子 「おくりびと」「まぼろしの邪馬台国」「丘を越えて」
助演女優賞 広末 涼子 「おくりびと」
最優秀新人賞 月船 さらら 「世界で一番美しい夜」
仲 里依紗 「純喫茶磯辺」
石橋 杏奈 「きみの友だち」
審査員特別賞 「ひゃくはち」 「最高に素敵な横浜映画の誕生に-」
何か30回記念だというのに、随分と地味な顔ぶれですね。ヨコハマ映画祭らしいといえば、らしいですね。
一応、映画ファンが選ぶ映画賞というが、ひとつのウリになっていますが、ベストテンみてもわかるように、玄人受けするような、いわゆる小品という映画が殆どでしよう。
結局は審査員の殆どは映画評論家で構成されて、その審査員の中で一般の映画ファンという人たちは、ご゜く一部でしかないんですよ。
だから、ベストテンに入るは、映画エンターティメントからかけ離れた作品が多いですね。
去年あたりは、ガッキーこと新垣結衣が新人賞にメジャーな子が入ったりしたのですが、今年は無名な新人の子ばかりが新人賞に選出されてますね。
こんな地味な顔ぶれで、動員大丈夫なんだろうかと心配してしまいますが、余計なお世話ですね。
今年は長年審査員長を勤められた金子正且さんが今年亡くなられたので、来年の授賞式では誰がプレゼターになるのでしよう。金子さんは日本映画の黄金期に成瀬巳喜男監督の作品をプロジュースされた方でした。司葉子、高峰秀子らの往年の日本映画の大女優とお仕事をされた、東宝の名プロジューサーでもありました。
ご冥福をお祈り致します。
ところで、今回のヨコハマ映画祭で久々、阪本順治の映画がベスト4に入ってますね。元々、阪本順治監督は昔、ヨコハマ映画祭のスタッフやってた時期があったようで、その映画祭とは縁が深い監督だったのですが、大作「亡国のイージス」あたりから、一時期ヨコハマ映画祭のベストテンから圏外扱いにされた時期がありました。
久々のヨコハマ映画祭の復帰のような気がします。
ヨコハマ映画祭自体が、大作映画はハナっから除外しますからね。だから、小さな作品ばかりなのです。だから、映画ファンが選ぶといっても、映画評論家の選ぶ映画賞と何ら変わってないような気がしますけどね。昔は、もっと特長ある選出がありましたけどね。
でも、「闇の子供たち」は見ましたが、近年これほど衝撃のある映画はありませんでしたね。タイのバンコクで幼児の臓器や人身売買で、目を背けたくなるようなショッキングな描写のある映画です。
この映画見たがっている友達がいますが、子供を持つ親が見たら、結構見るに耐えないシーンがかなりあります。でも、いい映画で、この映画がベストテンの上位にランクするあたりが、流石はヨコハマ映画祭だなって気がします。
でも、今年四本も映画に出た、綾瀬はるかの作品が一本もベストテン入りしてないところが、ホントにヨコハマ映画祭らしいですよ。綾瀬はるか、新人賞に選ばれてもいいような気がしますけどね。大作が嫌いなヨコハマ映画祭は昔から、ちっとも変わってませんね。
昔は、大スター高倉健が北海道の撮影現場から突如、ヨコハマ映画祭に来たというハプニング゜がありました。話が長くなりますので、また別の機会にします。


第30回ヨコハマ映画祭が決定しました!やはり、報知映画賞同様、おくりびとが強かったようですね。ベストテン並び、個人賞は以下の通りです。
第 1位 「おくりびと」 滝田洋二郎
第 2位 「ぐるりのこと。」 橋口亮輔
第 3位 「歩いても 歩いても」 是枝裕和
第 4位 「闇の子供たち」 阪本順治
第 5位 「実録連合赤軍 あさま山荘への道程」 若松孝二
第 6位 「接吻」 万田邦敏
第 7位 「トウキョウソナタ」 黒沢清
第 8位 「クライマーズ・ハイ」 原田眞人
第 9位 「きみの友だち」 廣木隆一
第10位 「休暇」 門井肇
次 点 「百万円と苦虫女」 タナダユキ
作品賞 「おくりびと」 製作 映画「おくりびと」製作委員会 配給 松竹
監督 滝田洋二郎、脚本小山薫堂、撮影 浜田毅、音楽 久石譲
出演 本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、杉本哲太、峰岸徹、笹野高志
監督賞 滝田 洋二郎 「おくりびと」
新人監督賞 森 義隆 「ひゃくはち」
脚本賞 万田 珠実、万田 邦敏 「接吻」
撮影賞 芦澤 明子 「トウキョウソナタ」「きみの友だち」「しあわせのかおり」
主演男優賞 小林 薫 「休暇」「歓喜の歌」
主演女優賞 小池 栄子 「接吻」
助演男優賞 西島 秀俊 「休暇」「東南角部屋二階の女」「丘を越えて」
助演女優賞 余 貴美子 「おくりびと」「まぼろしの邪馬台国」「丘を越えて」
助演女優賞 広末 涼子 「おくりびと」
最優秀新人賞 月船 さらら 「世界で一番美しい夜」
仲 里依紗 「純喫茶磯辺」
石橋 杏奈 「きみの友だち」
審査員特別賞 「ひゃくはち」 「最高に素敵な横浜映画の誕生に-」
何か30回記念だというのに、随分と地味な顔ぶれですね。ヨコハマ映画祭らしいといえば、らしいですね。
一応、映画ファンが選ぶ映画賞というが、ひとつのウリになっていますが、ベストテンみてもわかるように、玄人受けするような、いわゆる小品という映画が殆どでしよう。
結局は審査員の殆どは映画評論家で構成されて、その審査員の中で一般の映画ファンという人たちは、ご゜く一部でしかないんですよ。
だから、ベストテンに入るは、映画エンターティメントからかけ離れた作品が多いですね。
去年あたりは、ガッキーこと新垣結衣が新人賞にメジャーな子が入ったりしたのですが、今年は無名な新人の子ばかりが新人賞に選出されてますね。
こんな地味な顔ぶれで、動員大丈夫なんだろうかと心配してしまいますが、余計なお世話ですね。
今年は長年審査員長を勤められた金子正且さんが今年亡くなられたので、来年の授賞式では誰がプレゼターになるのでしよう。金子さんは日本映画の黄金期に成瀬巳喜男監督の作品をプロジュースされた方でした。司葉子、高峰秀子らの往年の日本映画の大女優とお仕事をされた、東宝の名プロジューサーでもありました。
ご冥福をお祈り致します。
ところで、今回のヨコハマ映画祭で久々、阪本順治の映画がベスト4に入ってますね。元々、阪本順治監督は昔、ヨコハマ映画祭のスタッフやってた時期があったようで、その映画祭とは縁が深い監督だったのですが、大作「亡国のイージス」あたりから、一時期ヨコハマ映画祭のベストテンから圏外扱いにされた時期がありました。
久々のヨコハマ映画祭の復帰のような気がします。
ヨコハマ映画祭自体が、大作映画はハナっから除外しますからね。だから、小さな作品ばかりなのです。だから、映画ファンが選ぶといっても、映画評論家の選ぶ映画賞と何ら変わってないような気がしますけどね。昔は、もっと特長ある選出がありましたけどね。
でも、「闇の子供たち」は見ましたが、近年これほど衝撃のある映画はありませんでしたね。タイのバンコクで幼児の臓器や人身売買で、目を背けたくなるようなショッキングな描写のある映画です。
この映画見たがっている友達がいますが、子供を持つ親が見たら、結構見るに耐えないシーンがかなりあります。でも、いい映画で、この映画がベストテンの上位にランクするあたりが、流石はヨコハマ映画祭だなって気がします。
でも、今年四本も映画に出た、綾瀬はるかの作品が一本もベストテン入りしてないところが、ホントにヨコハマ映画祭らしいですよ。綾瀬はるか、新人賞に選ばれてもいいような気がしますけどね。大作が嫌いなヨコハマ映画祭は昔から、ちっとも変わってませんね。
昔は、大スター高倉健が北海道の撮影現場から突如、ヨコハマ映画祭に来たというハプニング゜がありました。話が長くなりますので、また別の機会にします。

昔、ヨコハマに高倉健がキターーッ!!
2008/12/14
14:27/Sun


今から32年前の第三回ヨコハマ映画祭の授賞式の話です。
昔、あの大物俳優、高倉健が突然、ヨコハマ映画祭に来たという話を何度かしていますね。今回はその話をもう少し詳しく話したいと思います。
続きは下の追記を読むから、ご覧下さい。
何故、マジックアワーは映画賞に無視されるのか
2008/12/14
19:08/Sun

報知映画賞が既に授賞式も終え、ヨコハマ映画祭も受賞者が決定して、これからブルーリボンなどの映画賞などが発表されますが、何故か「ザ・マジックアワー」が徹底無視されてますねぇ~
ヨコハマ映画祭のベストテンなんか見ると、ホント地味映画のオンパレードで、あんまり元気のいい日本映画が入ってないですね。選ぶ基準はいろいろあっていいんだけど、なんか旧態依然としてるなって感じがしますよ。
基本、ヨコハマ映画祭は、来てくれそうな人を選んでいますからね。おのずと、付き合いのある映画人の選出が多いですよ。
昔、アニメ界の大御所を特別大賞に選んでも、本人からそんな賞はいらないと言われたばかりでなく、受賞者としての名前も外せ、でないと予定の上映作品も上映させないって圧力をかけられて、拒否された苦い過去がありますからね。
その一方で、高倉健の超大物俳優が授賞式のその日に、映画の撮影があるにもかかわらず、ちょっと撮影が休止した合間を縫って、北海道からわざわざ、たった数分の授賞式ために飛行機で駆けつけたって輝かしい過去もあるわけです。
ちょっと、話が逸れましたね。意外とこのザ・マジックアワー、作品賞は無理としても、ベストテンにも入ってないんですね。
やっぱり識者が選ぶ映画賞は大ヒットした映画や、エンターティメントに徹した作品は無視されるんですね。
まあ、映画賞なんて、そんなものだろうけどね。
ただ、映画なんて劇場がお客で賑わってこそ、盛り上がるんじゃないかって、それが基本ベースのような気がしますよ。
じゃ、今年一番大ヒットした「崖の上のポニョ」が作品賞取ればいいのかって、そんな極端なことを言っているつもりはないですよ。
ただ、映画の賞というのは30年前から、あんまり変わっていない。
もっと極端なことを言えば批評の不在を感じます。
関係ない話に飛んでしまいますが、松田優作が生前、新宿二丁目で飲んでいた時、某シナリオライターと飲んでいた時の、こんな逸話があります。
その某シナリオライターに、゛今、役者がいない゛と言われて優作氏が゛ライターもいないだろ!゛って言い返したそうです。
何か、ふとその話を思い出しました。結局は、映画の評価は人それぞれ。識者のベストテンで評価が低いからといって、自分もそれに合わせて評価を上げたり、下げたりする必要はない。
ええ、ただ、それを言いたかった、だけですけどね。



金田一耕助映画は根強い人気ありますね!
2008/12/17
01:09/Wed


今、別ブログで石坂浩二の金田一耕助シリーズ第4弾「女王蜂」の前編を書き終えてアップしたところです。
そちらのブログは楽天ブログなのですが、編集が一番簡単なのはいいのですが、楽天以外の他社バナーは一切はれないとか、何だかんだと制約だらけですね。
ヤフーブログも持っているのですが、こちらは画像の著作権に凄いうるさくて、画像をアップロードしたところで、その画像にはブロックかけられて、保存できないようにしてあります。
その点、こちらはそんな煩わしい制約がない代わりに、編集が面倒ですね。未だにアクセスカウンターを設置できてません。他のブログはそんなのいちいち設定しなくても、管理画面に行けば簡単に表示されるようになっています。
どちらのブログも一長一短があるってことですね。
さて、その楽天ブログで取上げている石坂浩二の金田一シリーズですが、これもう30年前の古い映画なのに、取り上げるとアクセスばかりでなく、コメントもかなりくるんですね。
それだけ、根強い人気があってマニアの方が多いってことですね。
今回取上げた「女王蜂」は中井貴一の姉・中井貴恵のデビュー作でもありました。前編の話題はほとんど中井貴恵、及びその父親の佐田啓二で終わってしまいました。楽天は字数制限というものがありまして、それ越えるとエラーになるのです。
こちにらのブログでも、いずれはその金田一耕助シリーズを総括したものを取上げる予定ですが、楽天ブログのように複数の写真を一度に大量アップするやり方をつかめてません。
それは、またの機会になりますね。
それまで、金田一耕助に興味のある方は日記横の金田一耕助映画というカテゴリーにまとめてみましたので、そちらから探してご覧になってみて下さい。
まず、下記のURLをコピベして一番上のネット表示に貼り付けると、そのブログに飛びます。
他の金田一映画ブログ見るためには、上のDIARYをクリック。そしたらカレンダーの下あたりにCategoryという欄が出てきますので、その中の一番下にある金田一耕助映画をクリックすると、過去の金田一映画もズラズラと出てきます。
今まで取上げているのは「病院坂の首縊りの家」、松竹の渥美清金田一の「八つ墓村」。そして最近の「悪魔の手毬唄」と「獄門島」です。
いずれも文だけでなく、劇中の写真をたっぷり使って、何には゛生首゛写真も使っています。といったところで、そんなの一発で人形とわかる、チャチいものですよ。
この生首風鈴写真を使わなかったら「病院坂の首縊りの家」を取り上げる意味が全くなくなってしまいますからね。ましてや、金田一耕助の最後の事件として銘打たれている事件だし。
ところで、話は変わりますがLOSTのシーズン4は、凄い勢いの人気ですね。今日、シーズン4の4と5が出ましたので、一応レンタル店に除いてみたら、昼過ぎた時点で、全部貸し出し中でした。今日レンタル開始されたばつかり、なのにです。
まあ、シーズン4は字幕版で全部見ちゃってるんで、別に改めて借りる必要もないんですけどね。
お手数ですが、下記のアドレスをコピペして貼り付けて飛んで下さい。
http://plaza.rakuten.co.jp/jinnosuke


病院坂の首縊りの家、リメイクされないかなあ~
2008/12/17
22:38/Wed


やっと、別ブログの女王蜂の後編を書き終わりました。前編は、この映画のヒロインの中井貴恵とその父親がらみの話で終わっちゃいましたからね。
でも、デビュー作とはいえ中井貴恵の芝居、ひどかったですねえ~まあ、初めての映画、それも市川崑監督の作品ですから、仕方ないのかな。
それからは、中井貴恵はあまりいい作品に恵まれてませんね。でも、その中でも今や世界のキタノ
となったビートたけしと共演した「悲しい気分でジョーク」では、第7回のヨコハマ映画祭の助演女優賞
取っているんです。
多分、女優として認められた最初で最後の賞になったでしょうね。その後、結婚して女優業は引退していますから。
その時の映画祭のパンフでも、゛うれしい賞をいただきました゛とのコメントを今でも憶えています。本人も晴れの舞台に来たかったでしょうが、残念ながら欠席しています。
丁度、その時に新橋演舞場での舞台やっていましたから、来たくてもどうしょうもなかったですからね。
ところで、石坂金田一映画の紹介も、残すところ「犬神家の一族」を残すのみとなりました。本当は一番最初にやるべき作品なんですけどね。
金田一耕助の事件簿で一番思いいれの強い作品は、やはり金田一耕助最後の事件と銘打たれた「病院坂の首縊りの家」ですね。
ボクが中学三年生の時に単行本として出ました。連載はもっと早くでしたが、石川県の能登の片田舎にいましたから、そんな情報は降りてこなかったですね。30年前はインターネットも携帯もなかった時代ですからね。
情報はすべて、自分の目からでした。
単行本、上・下巻に分かれていて、当時でも各1500円ぐらいで、中学生の身としては、かなり痛い出費でしたが、金田一耕助最後の事件とあっては、買わないわけにはいきません。
といっても、田舎の本屋ですから、取り寄せないとなかたですよ。映画の老舗雑誌キネマ旬報も毎号、取り寄せてました。ボクが田舎を出てから、その本屋では買う人がてなくなったから、もう置かなくなりましたけどね。
だから、病院坂の首縊りの家が映画化されると聞いた時、見たくて見たくてたまらなくて、まずサントラをレコード屋に行って注文しました。
東京にずっと住んでいる方は信じられないだろうけど、そうしたものは田舎では注文しないと買えなかったのです。
映画は石川県での二本目に大きい七尾という町にあった、七尾オリオンという映画館で見ました。田舎の二番館の映画館だったので、かなりボロかったですよ。
ただ、映画化されたのはいいけど、原作が昭和26年から昭和47年で終わる、20年に渡る長い物語なのに、映画では昭和26年のみに設定されてしまったのが残念でしたね。
それでは、その後の金田一耕助事件簿の「悪魔が来たりて笛を吹く」や「悪霊島」の事件はどうなるのよぉ~映画の最後でも金田一耕助はアメリカに旅立った、というような解釈になってましたからね。
2006年の正月映画として「犬神家の一族」が同じ市川崑監督でリメイクされましたが、あまり面白くなかったですね。もう、「犬神家の一族」はテレビ等で映像化され尽くしたから、もうどんなキャストを使っても食傷気味でしょう。リメイク版で、キャスト変えたって、新鮮味がまるでなかったですからね。
それなら、金田一耕助演じた石坂浩二は、病院坂と同じ60代後半なんだから、こっちをリメイクしてほしかったですね!知名度では、犬神家の方が圧倒的にありますけど、今更という感じはありましたから。初期の作品は結構、市川崑監督独特のカット割りや映像美があるんですが、犬神家のリメイク版には、それが全く感じられなかった。
でも、病院坂を原作に忠実に映画化したら、デスノートみたいに前編と後編に分けて、二つの映画にしないといけないですね。一本にまとめたら、3時間半の長尺になると思いますから。
年明けの9日にフジテレビで稲垣吾郎の「悪魔の手毬唄」を放送するそうです。
金田一映画の中では、この悪魔の手毬唄が一番人気で評価も高いですけどね。
尚、女王蜂・後編のブログは日付が変わる頃にアップします。それまで、病院坂の首縊りの家のブログでも、またURLをコピペして飛んで、覗いてみて下さい。
http://plaza.rakuten.co.jp/jinnosuke/diary/200806090000/

福田沙紀、新人賞滑り込みセーフ!
2008/12/18
18:52/Thu


来年の日本アカデミー賞の優秀作品と各優秀受賞者が発表されましたね。
先ほどの、ヨコハマ映画祭とは全く違って、選ばれたのは大手映画会社の大作映画ばかりでしたね。でもね、この日本映画アカデミー賞ってさ、投票結果見るまでもなく一部の最優秀賞は゛内定゛してるんだよね。
最優秀作品賞 「おくりびと」
最優秀主演女優賞 吉永小百合
これだけは決まったも同然でしょ!実際、「おくりびと」は来年の映画賞の作品賞を総ナメにしそうな勢いだから、これには何も異論を挟む余地はないですね。
でも、その中でイチ押ししていた「櫻の園」は対象外だったけど、優秀新人賞に福田沙紀が入ったことは、凄い嬉しいですねっ!
いえ、ボクは別に特別な福田沙紀のファンというわけではないですよ。どっちかというと、同じ「櫻の園」に出ていた、武井咲(えみ)ちゃんが最近のお気に入り女優です。
その子は今月の25日で、やっと15歳だから、何かロリコン呼ばわりされそうだけど・・・
まあ、いいや。福田沙紀の新人賞受賞がことさら嬉しいのは、映画が公開終了したとたんに、その興行成績の惨敗の責任を福田沙紀一人に押し付けているスレが多いから、少し腹立ってました。
映画に主演したから、日本アカデミー賞の新人賞を自動的に取れるというわけでもないと思いますよ。意外なところで香椎由宇は新人の時に「ローレライ」、「リンダ!リンダ!リンダ!」と準主役の映画があったのにもかかわらず、新人賞取れてないのですよね。
何かと最近、映画の主演は早過ぎたとかの、的外れなバッシング的スレが多かっただけに、
福田沙紀ちゃん、日本アカデミー賞、新人賞おめでとう!声を大にして言いたい気分なんです。
福田沙紀がいたから、新しい「櫻の園」が生まれた。ボクはそう思っています。
来年は「ヤッターマン」と「火天の城」と二本の映画が控えています。
来年こそは、アホスレした奴らを見返してやれっ、沙紀ちゃん!

賞の権威って何?
2008/12/20
19:27/Sat


第32回日本アカデミー賞の優秀賞が決定しましたね。優秀賞は以下の通りです。
優秀作品賞 「おくりびと」、「母べえ」、「クライマーズ・ハイ」、「ザ・マジックアワー」、「容疑者Xの献身」
優秀アニメーション作品賞 「映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝」、「崖の上のポニョ」、「スカイ・ク ロラ The Sky Crawlers」、「名探偵コナン 戦慄の楽譜」、「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE
優秀監督賞(対象作品) 滝田洋二郎(「おくりびと」)、中島哲也(「パコと魔法の絵本」)、原田眞人 (「クライマーズ・ハイ」)、三谷幸喜(「ザ・マジックアワー」)、山田洋次(「母べえ」)
優秀脚本賞(対象作品) 内田けんじ(「アフタースクール」)、加藤正人・成島出・原田眞人(「クライマ ーズ・ハイ」)、小山薫堂(「おくりびと」)、三谷幸喜(「ザ・マジックアワー」)、山田洋次・平松恵美 子 (「母べえ」)
優秀主演男優賞(対象作品) 佐藤浩市(「ザ・マジックアワー」)、堤真一(「クライマーズ・ハイ」)、松 山ケンイチ(「デトロイト・メタル・シティ」、本木雅弘(「おくりびと」)、役所広司(「パコと魔法の絵 本」)
優秀主演女優賞 木村多江(「ぐるりのこと。」)、仲間由紀恵(「私は貝になりたい」)、広末涼子(「お くりびと」)、吉永小百合(「母べえ」、「まぼろしの邪馬台国 YAMATAIKOKU」)
優秀助演男優賞(対象作品) 浅野忠信(「母べえ」)、堺雅人(「クライマーズ・ハイ」)、堤真一( 疑者Xの献身」)、寺脇康文(「相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km)、山崎努(「おくりびと」)
優秀助演女優賞(対象作品) 樹木希林(「歩いても 歩いても」)、檀れい(「母べえ」)、松雪泰子 (「デトロイト・メタル・シティ」、「容疑者Xの献身」)、余貴美子(「おくりびと」)
優秀音楽賞(対象作品) 荻野清子(「ザ・マジックアワー」)、ガブリエル・ロベルト(「パコと魔法の絵本」)、(「母べえ」)、久石譲(「おくりびと」、「崖の上のポニョ」)
優秀外国作品賞 「最高の人生の見つけ方」、「ダークナイト」、「ノーカントリー」、「ラスト、コーション」、「レッドクリフ PartI」
新人俳優賞(対象作品) 小池徹平(「ホームレス中学生」)、松田翔太(「イキガミ」)、アヤカ・ウィルソン(「パコと魔法の絵本」)、長渕文音(「三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~」)、
福田沙紀(「櫻の園-さくらのその-」)、吉高由里子(「蛇にピアス」)
なんか、今年に限って言えば、日本アカデミー賞がなんだかマトモに感じました。
相変わらず、映画賞なんて、どれもエンターティメント性に欠けた作品が多いですからね。
毎年、系列局で放送されるとあって、夜のニュース番組で某アナウンサーが日本アカデミー賞のことを日本で最も権威のある賞って言ってましたね。
これには思わず、笑っちゃいました。ふぅ~ん、じゃ生前世界のクロサワはその日本で一番権威のある賞を否定して、そんなのは要らないと言ったんですね。
もともと、日本アカデミー賞なんて業界人による業界人のための賞みたいなところありますからね。今年は松竹だったら、来年あたりは東宝の作品をグランプリにしようとか、持ち回りで決まっていた時期もあったみたいだしね。
でも、賞の権威って一体何だろうね。
そんな賞取ったところで、何かが変わるんだろうか。
昔と違って、今は賞の時期には、ほとんどの作品がDVDになっているから、作品賞を取ったからといって、グランプリ作品の凱旋興行をしたところで、そんなに客入らないだろうしね。
もうひとつの本家本元の米アカデミー賞は歴史ある権威ある賞だけど、日本のはそれを真似ただけって批判にさらされてきたからね。
業界人が開催しているというだけで、マスコミは取り上げざるを得ないしね。だって、テレビで老舗映画雑誌のキネマ旬報の映画賞が決定したからといって、テレビでは報道されませんからね。
まあ、系列局がからんでいるから、宣伝の意味でもあるんだろうけどね。
上の写真の綾瀬はるかが新人賞の中に入ってないなっと思ってググッてみたら、新人ではなかったですね。前年もキムタクのHEROにも出ていましたからね。
でも、綾瀬はるかは、日刊スポーツ映画賞で、主演女優賞を取ってました。今年、「僕の彼女はサイボーグ」と「ICHI」の二本の主演映画と、助演で「ザ・マジックアワー」と「ハッピーフライト」の計4本の映画ありましたから、今年映画で大活躍しましたね。


新人賞といっても、その基準なんていい加減なものですよ。
昔、広末涼子が二年連続で新人賞取ったことありましたよ。
広末涼子は、1998年「20世紀ノスタルジア」でヨコハマ映画祭、日本アカデミー賞の優秀新人賞取りながら、翌年の1999年には「鉄道員」でまた、日刊スポーツ大賞で二年連続の新人賞取りました。
新人賞なんて一生に一度のはずなのに、二年連続で取れるんだと、その基準のいい加減さというか、審査員が映画に詳しくないことを露呈したも同然ですよ。
だって、前年の20世紀ノスタルジアって広末涼子の主演映画ですよ!
ただ、その映画は「鉄道員」ほど、大きな作品でなかったため、あまり知られてなかったということですね。
まあ、映画の賞なんて、基本的に何処も変わり映えしないですどねぇ~日本アカデミー賞も流石に今回だけは、「おくりびと」で、ほぼ決まりでしょう。
対抗馬は「母べえ」だと思いますが、監督賞は取れてもグランプリは無理でしょう。同じ、松竹の配給ですから、「おくりびと」で、まず間違いないと思いますけどね。

伝説のカルト映画「ノストラダムスの大予言」
2008/12/27
00:11/Sat



なんか久しぶりの更新ですね。忘れていた、というわけではないのですが、一週間って早いですね。ちょっと油断していると、ブログなんて、いつの間にか放置になってたりします。
今、メインにしている楽天ブログは写真のアップロードできる容量が決まっていますので、それがなくなり次第、こちらのブログをメインにしていきます。
楽天と違って、まだ編集を使いこなせてないので、文字の色を変えたり、大きくしたりできないのは少し歯がゆいですが、いずれはクリアーしたいと思っています。
今回紹介する映画も、また伝説のカルト映画です。
公開は、1974年の8月に東宝系で公開された、特撮パニック映画です。
もう、34年前の映画なんですね。ちなみに、その年の秋に日本映画の名作「砂の器」が公開されています。
当時の興行成績としては、「砂の器」よりこの「ノストラダムスの大予言」の方が上なんですね。この年の日本映画の興行成績の三位にランクインしていますから、当時としては大ヒットしたのでしょう。
一部では、この映画は期待に反してコケたとなっていますが、コケた映画があの「砂の器」を上回れるわけがないですからね。ちなみにその年の日本映画の興行成績一位は「日本沈没」です。
でも、当時の日本映画のほとんどが二本立てでした。この「ノストラダムスの大予言」の併映は「ルパン三世 念力珍道中」です。これはアニメではなく、ルパン三世を実写化された唯一の映画です。
ルパン三世には目黒祐樹が演じています。これはDVDレンタルでも見ることができます。


残念ながら、この映画もDVDはおろかビデオにも一度もなっていません。ググッてみたら今から22年前の1986年にビデオ、レーザーディスク化の予告があったそうですが、直前に中止になっていますね。
その理由として映画の中で被爆した人間が死んだ人間の肉を食べるというシーンなどが問題視されて、いろんな団体から非難されそうで、版権持っている東宝側がビビッたらしてですね。
でも、そんな問題視されるほどのグロい描写ではなかったですけどね。
あと、最後の方で第三次世界大戦が起こり、人類が滅んだ後、ミュータントなる生物の描写も問題になったようですね。
あるルートでこの映画のファイルを入手しましたが、映像は最悪ですね。画像修正かけても、この程度にしかなりません。シーンによっては、役者の判別もできないくらい荒れていました。
いろいろと、この映画のヒロインでもある、由美かおるが突然、くねくね踊りするシーンとかアップしたかったのですが、画像悪すぎて、それが由美かおるかどうかも判りませんので、アップするのを諦めました。


この映画、ボクは20年以上前に池袋東宝のオールナイトで見ていますが、今回見直すまで、内容なんて全く憶えてなかったですね。
多分その時のプログラムは「日本沈没」、「ノストラダムスの大予言」、「東京湾炎上」の三本だったと思います。「日本沈没」は、見たのことは、はっきりと憶えているのに、後の二本は記憶から消えています。それほど後の二本はつまらなかったか、又はオールナイトだったので、途中で寝てしまったのかもしれませんね。
ちなみに、池袋東宝というのは、池袋サンシャイン通りにある現在のヒューマックスのシネコンが建つ前の映画館で地下にあった、確か東宝の直営館だったと思います。


この映画の原作は、あのノストラダムスの大予言ではありません。そのノストラダムスの予言を解釈した日本の五島勉という作家の原作本をベースにしています。
ちょっと宗教臭い表現とかもありますね。環境破壊が進めばいずれは、物資が乏しくなって争いが起こり、核による第三次世界大戦が勃発して、人類は滅ぶであろうという警告のイメージを、東宝お家芸であった特撮技術を駆使して映像化しています。
だから、やっぱりラドンの小さい版のような怪鳥も登場します。ちなみに監督は、舛田利雄。その六年後に日露戦争で一番の激戦地となった戦争映画「二百三高地」を監督しています。
あの、さだまさしの♪海は死にますかぁ~の主題歌の映画を作った人が、このノストラダムスの監督です。
出演は、丹波哲郎、黒沢俊年男、由美かおる、司葉子、山村聡、志村喬らが出演しています。この映画の公開当時の70年代は、由美かおるがまだ若かった頃ですから、いろんな映画でバンバン脱いでいます。
この映画でも由美かおるは脱いでますね。スタイルは若い時から、すごいいいですねぇ~写真の画像が荒いのが、何とも残念です。近いうちに同じ東宝の映画「エスパイ」でも脱いでますのて゜、その映画のクリアーな由美かおるヌードキャプも、そのうちアップします。


この映画、いわゆる未来への警告に終わっいます。結構、日本沈没さながらの津波が襲ってきたり、食物が異常繁殖したり、ナメクジが巨大化したりと、パニック映画しています。
でも、それがどこまで現実に起こっているという想定のドラマか、未来へのイメージなのか、その辺がゴツチャになっていまして、何だかよくわからない作りになっていましたね。
34年前に環境破壊が進んでいたのなら、その後の現代なんて、どうなっていたのでしょうね。
゛1999の7の月、地球は滅ぶ゛これはボクらの子供時代によく本やテレビで見たり、聞いたりしたノストラダムスの大予言でしたが、結局は1999年7月には何も起こらなかったですからね。
今にして思えば、子供の頃に妄想のように、またテレビでも幾度のこのノストラダムスの大予言を取上げた番組がありましたが、いずれも何か中途ハンパに終わってましたね。


これがビデオ化するに当って問題視されたミュータントの写真です。核戦争が世界で起こり、人類が滅んだ後に誕生した、新生物の設定です。
でも、それは未来への警告のイメージ映像ですけどね。
昔は名画座なんかの映画館で、この「ノストラダムスの大予言」も池袋の旧・文芸坐に上映されてましたが、最近ではその上映すらあまり聞かないですね。東宝側がフィルムの貸し出しを封印してしまったのでしょうか。


絶望的な未来をイメージで見せといて、最後は山村聡演じる首相が国民に環境破壊の是非を問いかけるシーンで終わります。それが、この映画のラストシーンです。
いろんなパニックシーン見せといて、未来の人類への警告で終わっているのですから、いやはや、これ作る必要あったのかと疑りたくもなります。
まあ、当時の世相としてノストラダムスの世紀末予言書がベストセラーになるくらいでしたから、それに便乗した容易な企画でもあったんですけどね。
本来は映画のラストのネタバレなんて、しない方がいいのですが、この映画は映画館でも上映されない限り見ることはできませんからね。
差別的な描写があったりしますから、大幅なカットでもしない限りテレビ放送なんて絶対無理ですね。実際、そのテレビ放送も今までに一度きりのようですね。
一体、何がノストラダムスの大予言だったのか、みたいなハンパなラストで終わる消化不良で終わる映画です。何か勝手な解釈つけて警告しただけのB級パニック映画でした。
でも、不思議とこんな映画が伝説のカルト映画として語り継がれてたりするんですね。伝説のカルト映画とは言いましたが、カルト映画は必ずしもベストムービーではありません。
むしろ、ワーストムービーとして昔、こんなヒドイ映画もあったんだと、悪い意味での伝説のカルトムービーですよ。見たら、何だこんなもんかと、ガッカリするかもしれませんよ。


多分、滅多に見ることができない映画だから、カルト映画として、話題が一人歩きしてしまったのでししょうね。といったところで、そんなに評価もされてもいない作品ですけどね。ただ、もう見る機会の少ない特撮映画だから、一部のファンの間で話題に上がる程度だと思います。
この映画に比べたら、その前年に正月映画として公開された森谷司郎監督の「日本沈没」は、マトモな映画ですね。その映画の特撮も今、見直すとかなりチャチいですけどね。


犬神の悪霊(たたり)
2008/12/28
04:58/Sun


カルト映画つながりで、また昔の日本映画のカルトムービーです。カルトというより、ホラー映画ですね。昔はホラーという名では呼ばれてませんでしたからね。特に70年代は「オーメン」、「エクソシスト」などが大ヒット作したことから、オカルト映画と呼ばれてました。
この映画は、自由が丘武蔵野館という名画座のレイトショーで見ました。多分、2000年頃だったと思います。日本映画のカルト映画特集で、結構魅力的な古い日本映画のカルトと呼ばれた映画の特集のプログラム組んでくれてたんですよ。


石井輝男の「恐怖奇形人間」とか、あとカルトというより日本映画の名作ホラーとして名高い、小林正樹の「怪談」とかね。
「恐怖奇形人間」は池袋の新・文芸坐で二回も見ましたが、自由が丘武蔵野館では、この「犬神の悪霊」と「怪談」をレイトショーで見ました。
この続きは、下の追記を読む、からご覧下さい。
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