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LOST FINAL SEASON 07
過去をやり直して進む2004年
再び蘇って再会する二人
そして、あの人物が島に来る!
エピソード7のタイトルからして、゛ドクター・ライナス゛でしたから、静かな立ち上がり的な話になるのかと思いきや・・
意外と、てんこ盛りの激動のエピソードでした。
前回に比べたら、それほど大きな動きはなかったものの、過去をやり直して、あの人物が復活したのは嬉しかったです。
毎度の事ながら、完全ネタバレですので、それをご承知の上でお進み下さい。
●2007年夜のジャングルの中
物語は前回の続きです。命からがらテンプル寺院から這いつくばるようにして、逃げてきたベンは夜の森の中で松明が灯る集団と合流します。
幸いなことにそれはあの暗黒集団ではなく、イラーナをリーダーとする集団でした。
ベンは何がテンプルで起こったかを説明しますが、そもそもイラーナたちがテンプル到着直後に起こった事件なので、道厳の存在すらイラーナたちは知りません。
そして、ベンを加えたイラーナ集団は、ベンの提案通りビーチ目指して進みました。
●2004年あるハイスクールの教室
過去をやり直しているベンは、教壇で世界史の授業をしていました。その途中で、レイノルズ校長がやって来て、ベンに授業終了後に居残りの管理業務をやってくれとの指示を受けます。
ベンには放課後の歴史クラブの顧問を持っていましたが、そんな代わりはいくらでもいると校長に一蹴されてしまいます。
休憩室で同僚アルットに愚痴るベンに一人だけ、ベンを指示する者がいました。
ロックでした。ロックは゛君がそんなに学校のことを思うなら、君が校長になるべきだ゛、と皮肉ではなく熱いエールを送ります。
゛誰がそんな私の話を聞く者などいるか゛というベンに、゛私は聞くよ゛とロックはすかさず手を挙げました。
●再び夜の森の中
ビーチ目指して進むイラーナは途中で足を止め、ジェイコブの死因についてベンに尋ねていました。
ベンは本当の事を言わないと見越したイラーナは、マイルズの死者と交信できる能力に目をつけました。
マイルズは、それはそばに死体がないとできないと言い、それならばとイラーナはジェイコプの遺灰を差し出して、その死因を探らせました。
すると、マイルズは見事に゛彼(ジェイコブ)はライナスが殺した゛と一部始終を言い当てました。
゛死体のそばでナイフ持って立っていたから、まず間違いない゛
ジェイコブの死の直前の光景をマイルズにズバリ言い当てられたのです。
ベンは、゛そんなの嘘だよっ!゛と血相変えて否定するベンでしたが、マイルズの詳細な説明な方が信用されたようです。
イラーナは顔色が変わり、゛ジェイコブは、私にとって父親同然だった゛とその後は口を閉ざして進みました。
●夜明けのビーチ
イラーナ一行は朝になって、ようやくビーチに到着しました
ベンはビーチに着いて、ひたすらイラーナのご機嫌取りをしますが、イラーナはベンから話しかけられても、ずっと無視しています。
●2004年ベンの自宅
ベンは年老いた父親・ロジャーの食事の世話をしていました。ロジャーは高齢で、ベンの介護が必要な体になっていました。
ロジャーは島でのダーマ・イニシァティブのことを懐かしくベンに話します。どうやら、815便が墜落しなかったことで、ベン親子も島を出たようです。
そこに訪問者が来ました。生徒のアレックスでした。
ベンは歴史クラブが校長からの別の仕事で中止になったことを伝えると、補習を期待していたアレックスは困った様子でした。
゛それじゃあ、こうしよう。朝7時に図書館で僕にコーヒーを僕におごって゛とベンはアレックスに早朝補習を提案します。
アレックスは゛もちろん。ホント助かります、先生゛と喜んで帰宅しました。
●2007年ビーチ
サンはイラーナに゛どれくらいここにいるつもりなの。夫を探したいの゛と問いかけ、イラーナは ゛私も彼(ジン)を見つけたいの゛と答えます。
イラーナのその理由をサンに訊ねられて、゛あなたも候補者よ。ジェイコブを継ぐモノ゛と答えます。
それがジェイコブの代わりだと言われても、サンは意味が判りません。
イラーナは更に、その候補者はもう六人しか残っていない、とサンに告げました。
その頃ジャックとハーリーはテンプルに戻ろうとして、ジャングルをさまよっていました。
その時に、リチャードがいきなり飛び出して来ます。
ジャックの゛どこから来た゛と問いかけに、リチャードは゛どうせ言っても信じないさ゛と言い、テンプルの道を案内役になりました。
不審がるハーリーにジャックは゛君のは時間稼ぎだからね゛とリチャードの後をついて行きます。
●2007年のビーチ
ベンは機体の残骸から、 "オーシャニック" のミネラルウォーターのボトルを発見し、昔を懐かしんでるところにフランクが話しかけてきました。
゛本当は自分が815便を操縦する予定だった゛
その理由は、フランクの目覚ましが鳴らなくての寝坊だったそうです。
そこにベンはいきなり銃を突きつけられます。イラーナでした。
イラーナはベンに銃を突きつけながら、墓所のある場所に連れて行き、ベンの足を縛りそのロープを木にくくりつけました。
そして、イラーナは用意した竹筒のようなものでベンにそれで掘れと指示します。
゛ジェイコブを殺した、あんたが入る墓よ゛と・・
●2004年の学校の図書館
ベンは学校の図書室でアレックスの為の早朝補習を行っていました。
アレックスは大学進学で悩んでいました。ベンはさりげなく、`君に推薦状を書くことだって出来る`とアレックスにほのめかします。
アレックスはベンとの会話の中で、ある人物の淫らな行為を話し始めます。
それは、校長と看護師との情事でした。
たまたまアレックスがお腹を壊してベットで寝ていた時に、校長が入ってきて、看護師はアレックスの存在を忘れて、してしまったそうです。
゛ライナス先生、校長には言いつけませんよね゛と念を押すアレックスでしたが、゛ああ、約束だからね゛と言いつつ、ベンはある計画を思いついていました。
●2007念ビーチにある墓所
ベンは黙々と自分が入る予定の墓穴を掘っていました。
そこにマイルズが腹が減っただろと、バナナと豆を差し入れてくれますが、ベンは腹は減っていないと受け取りません。
その代わり、マイルズを買収して何とか逃げようと話を持ちかけますが、イラーナの銃弾がベンの足元に飛びます。
゛さっさと掘って!゛
ベンはまた、ひたすら自分の墓穴を掘り始めました。
ここまでが前半の19分21秒のシーンです。
やっぱり、過去をやり直したことで、死亡したはずのベンの娘・アレックスが復活しました。
個人的にアレックス役のこの子(タニア・レイモンド)、けっこー、エロかわいくて好きです。
しかし、前は親子で今度は歴史教授と生徒の関係とはね。
まあ、親子といっても、血のつながりはないんですけど、ベンにとっては娘同然に情が移っていましたからね。
しかし、これではアレックスが赤ん坊の時からベンに育てられた、パパの記憶ってのは、そっくり無くなっている、ということになってしまっています。
2007年にいるベンは、娘を救えなかった゛贖罪゛を背負って生きています。
それなのに、別の人生が過去で新たな再スタートしているのですから、いやはや何とも理解に苦しむ展開です。
となると、既に死んだアレックスの魂はどうなるでしょう?
815便が墜落しなかったら、アレックスもキーミーに射殺されずに済みます。そしたら、その島で死んだシャーロットやダニエル・フェラディーも生き返るいうことになります。
こんな死者再生の展開をどう収集するのか、全く予想もつかないタブーを、このドラマは敢えて強行していますね。
それはさておき、後半になって一番最後に、この大事件の黒幕的な仕掛け人とも言うべき人物が登場します。
少し疲れたというか、後半のキャプ写真これから作るところなので、その2のアップは多分、明日になると思います。
とりあえずは、続くということで、しばらくお待ち下さい。
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そちらのHPでは、B級映画からちょっとヌードな映画までいろいろな日本映画をアップしています!
最新は、ALL NIGHT LONG-誰でもよかった- (2009年クリエイテイブ・アクザ)をアップしています。
今回は、ちょっと怖い、エロテイック・サイコホラー、です。サブタイトルに誰でもよかった、とありますが、これは間違いで、狙いはスタイルのいい若い女の子です。
主演は、吉川めぐみで、惜しげもなく、フルヌード披露しています。ホラー映画ですが、グロ画像は一切使用してませんが、エッチな写真は一杯なので、女性の方はスルーして下さい。。
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LOST FINAL SEASON 07 "Dr. Linus" その2
さて、エピソード7 "Dr. Linus" の続きを始めます。
後半はベンジャミン・ライナスの苦悩が描かれています。島を守る為に一番大事な娘を救えなかった。ずっとその゛贖罪゛を背負いながら生きて、今回はどちら側につくかの選択を迫られます。
ダークな存在として、余り好まれていないキャラだと思いますが、人としてベンも一人の親だったという描写は結構感じ入るところがありました。
尚、エピソードのラストまで、完全ネタバレですので、当ブログを初めてご覧になる方はご了承の上、お進み下さい。
●2007年、島の森の中
ジャックとハーリーは森の中から突然現れたリチャードの案内で、テンプルに戻る途中でした。
しかし、リチャードはテンプルへの道を案内する気はありません。
゛嘘だよ。テンプルにいた人たちはみんな死んだからね゛
゛生存者はいなかった゛のリチャードの言葉に驚いたジャックは、サイードやケイトらの安否を訊ねますが、゛多分、彼らは脱出したのだろう゛とリチャードは答えます。
そして、リチャードは、゛死ぬんだよ゛と一人歩き出しました。
●2004年ハイスクール
アレックスからの話で校長の不倫を掴んだベンは同僚のパソコンおたくのアルットに、その相手の看護師の校長宛の個人的メールを盗み見できないかと依頼します。
多分、そのメールは第三者に見られないように、パスワードのようなものがかかっており、アルットのようにPCに精通していないと突破できないと思います。
2004年にいる"Dr. Linus"も、かなりのワルでした。
●2007年自分の墓を掘るベン
ベンはイラーナに監視されながら、ひたすら自分の墓穴を掘っています。
●森の中の廃墟の船
ジャックとハーリーは、リチャードに連れられて、廃墟の船の中にいました。そこには無数のダイナマイトがあります。
どうやら、リチャードはそれに点火させて死ぬ気のようで、それをジャックたちに手伝ってほいしそうです。
自分では死ねないようで、更にはジェイコブとの昔話に及び゛僕はジェイコブに触れた。それは贈り物のようで、実はそれは呪いだった゛と、ずっと年を取らなかった秘密のようなものをジャックに明かします。
ジャックが逃げるだけのために長い導火線に火を点けますが、慌てるハーリーをよそ目にジャックは逃げる気など毛頭ありませんでした。
ジャックは確信したのです。あの灯台で自分たちをずっと監視していたジェイコブが、この状況をほっておかないことを。
着々と本体のダイナマイトに近ずく火は、ジャックの予想通り、寸前のところで消えてしまいました。
゛他のでも試すか゛のジャックの言葉に納得するリチャードでした。
●2007年再び墓を掘るベンの前に現れた男
ベン自身が入る墓穴は、かなりの深さまで堀り進められていました。
突然、異様な空気に包まれて現れた暗黒・ロックは、イラーナは自分のしたことは知っていると言います。
゛君には死んでもらいたくはない゛と、暗黒ロックはベンに言います。
更には゛自分たちはこの島を永遠に去るためのグループを集めている。その後の島の管理者に君が適任者がいるかな゛と言うと・・
と、いつの間かベンの逃げられないように付けられていた足輪が外れていました。
゛200メートル行った木に、そこにライフル銃を立てかけてある。すぐに行けば、君が有利だよ゛とベンの逃亡をほのめかし、゛だが、躊躇するな。彼女はしない。じゃ、後でな゛と去っていきました。
それを聞いたベンは一目散に逃げ、気づいたイラーナは、ベンを追いかけました。
●2004年校長室
ベンは校長室に行き、印刷した看護師の校長宛の個人メールを校長に突きつけて、ある要求をしていました。
それはその学校の校長の椅子でした。その不倫メールが理事会に知るところとなれば、校長は懲戒解雇となり、すべての物を失います。
しかし、校長・レイノルズは自分に来た、ある生徒の推薦状お願いメールをベンに見せます。
それはアレックスからのものでした。ベンが強引に自分の野望を遂げようとするならば、アレックスの大学進学の推薦は叶わないことになります。
今度は逆に校長からベンもその決断を迫られてしまいました。
●2007年森の中
暗黒ロックが言ったとおり、ベンが走り着いた先にはライフル銃があり、先に構えたベンが追ってきたイラーナに逆に銃を向け、形勢は逆転します。
ここで二人のやり取りの台詞を採録します。
ベン 「説明したいんだ」
イラーナ 「何を?」
ベン 「僕は娘のアレックスが目の前で死ぬのを見た。それは僕のせいだ。あの子を救うチャンスはあったのに・・」
「でも僕は、島を選んだ。娘よりもだ」
「すべてジェイコブの為に・・彼のために何もかも捧げた。だが、彼は何とも思ってなかった。」
「だから、彼を刺したんだ。ホント口惜しくて、分からなくなって・・」
「それに恐ろしかった。ああまでしたのに、島での権力が失われるのが怖かったんだ」
「でも、本当に大事なものはとっくに失ってた」
「ジェイコブを殺して悪かったよ。君に許してもらおうなんて思っちゃいない。」
「だって、僕はこの自分が許せないからね・・」
イラーナ 「それで何がしたいの?」
ベン 「だから、行かせてくれ、ロックのとこへ。もう僕を受け入れてくれるのは彼だけだ」
イラーナ 「アタシがいる」
ベンにそう言いながら、背を向けて歩き出すイラーナに、暗黒ロックのところには向かわずにベンは、イラーナの後を付いて行きました。
●2007年校長室
ベンが校長室に管理スケジュール表を置きに来ているところに、校長とアレックスが入ってきました。
アレックスは校長から大学の推薦状もらって、それがベンの口聞きだと思い込み、高潮した顔でベンにお礼を言いました。
ベンはその代償としての校長の椅子には就けなかったのです。
放課後、嬉しそうに友達の所に行くアレックスを見てベンは何だか、安堵の表情になります。
前世でアレックスを見殺しにした゛つぐない゛のようなものを感じているのでしょうか。
●2007年のビーチ
ビーチにイラーナがベンを連れて戻ってきました。てっきり殺されて土の中と思っていた、他の仲間はやれやれといった表情です。
そこに遠くから三人が現れます。ジャックとハーリー、そしてリチャードでした。
久しぶりの再会にサンは、ジャックとハーリーに抱き合って喜びます。
そのビーチを潜水艦が忍びこむようにして水面下で、その様子を潜望鏡で覗いていました。
遂にあのウッドモアが現れたのです。
゛停泊しますか゛という部下に対し、ウッドモアは゛いや、計画通りに進め゛と指示します。
エピソード7 "Dr. Linus"ここで終了
ようやく、影の仕掛け人とも言うべきウッドモアが登場しましたね。
彼は一体、島で何をする計画でいるのでしょう。
過去は変わってしまっているのですから、息子であるダニエルは死なずに済みます。
だから、本当はジャックに感謝しなければいけない立場ですが、あまりそういう雰囲気ではなさそうです。
今回はベンの苦悩が色濃く出たエピソードでした。
ダークなベンもやはり、人の子の親だったのですね。
でも、過去をやり直した2004年でアレックスが蘇ったことを、2007年のビーチにいるベンは知りません。
いずれににせよ、どちらかの時代の人間が消えないと、収集がつかないような気がします。
黒幕登場で、更に興味の尽きなくなってきましたが、二話休んでいるソーヤーの活躍に次回は期待しましょう。
※写真の追加で編集し直してると、重複している表現があったりしますが、それは気づき次第、後で修正します。 写真も随時追加したりしますので、また改めてのぞいてみて下さい。
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LOST FINAL SEASON 08 "Recon"その1
ロス市警J刑事登場!相棒はあの人
悲しみのケイト・遂にクレアと和解
ああ、ソーヤーよ。君は何処に行く・・
ようやく二話分のバーケーションが明けてソーヤーの登場です。
しかし、2004年の過去やり直しのソーヤーは、びっくり仰天の仕事に就いていました。
余り先を知りたくない方にとっては、ネタバレのオンパレードですから、実に有難くない、当ブログです。
ある程度の予備知識としてや、先が気になって仕方のない方のみの閲覧をお勧めします。
●2007年クレアの住処
クレアの住処で暗黒ロックたちを待っているソーヤーは、ジンの為に温かい飲み物を用意していました。
寝ているジンを起こして、その熱い飲み物をジンに渡します。
ジンはロックたちが戻ってくる前にここを出ようとソーヤーに言いますが、ソーヤーは゛俺はロックたちと行動を共にする゛と反対します。
ジンの゛そいつはロックでない゛、という事もソーヤーも既に知っています。
゛この島から出れるなら、そいつが誰だっていい゛と答えました。
ジンはサンを会えるまで、この島を出るつもりはありません。
そうしているうちに、暗黒ロックたちが帰ってきました。
その中にはサイード、クレア、ケイトもいました。
●2004年あるホテルにて
2004年にいるソーヤーはある女性とホテルで、情事を楽しんでいました。この時代のソーヤーはモテモテのプレイボーイです。
しかし、人に会う約束の時間を忘れて慌てて、ズボンをはいた時、ケースの中が開いてしまい、札束がゴロゴロと出てきました。
それを見てその現金を奪おうと、その情事の相手の女性は、いきなりソーヤーに銃を向けますが、そこまででした。
すぐにドアが開き、警官がゾロゾロ入ってきて、ソーヤーに銃を向けている女性を取り囲みました。
何と、ソーヤーはロス市警の刑事だっのです!
つまりは、これはソーヤーのおとり捜査だったのです。
ソーヤーの相棒刑事は、マイルズでした。その相手の女性の夫も詐欺師で、詐欺師を見分けられるつもりで、まんまとソーヤーの罠に引っかかったのでした。
いや、この時代はソーヤーという俗称ではなく、本名のジェームス・フォード警部と言った方がよいでしょう。
●2004年暗黒ロックたちのキャンプ
ケイトは早速、クレアの元に行き話しをしますが、そこにいるのはケイトが知っているクレアではありませんでした。
得体の知れない人形をアーロンの身代わりして、精神的にかなり病んだ状態でした。
その時、暗黒ロックが自分に従ったアザーズの生き残りたちを集めて、何がテンプルで起こったかを説明しました。
゛今は移動を続ける必要がある。テンプルに残った人々は黒い煙によって皆、殺された。陰惨な事件だが、終わったことだ。後は私が守る。さあ、行こうか゛と演説した後に、集団をまた移動させ始めました。
ソーヤーやケイトもその集団に加わり、歩きながらジャックたの安否やこれからどうするのかを語り合いました。
ケイト あなたはロックについたの?
ソーヤー 俺は誰にもついてねぇ。
●2004年ロス市警
ロス市警のジェームス警部(ソーヤー)は電話で何やら事件の調査をしているところでした。そこに相棒のマイルズがやってきた、また若い女性とセッティングをしたから行ってこい、と持ちかけられます。その上で・・
゛お前、本当のこと言え、相棒には。嘘、言ってるのか゛と、気になることをマイルズは言いました。
●2004年移動する暗黒集団
暗黒ロックは移動中で立ち止まり、しばらくここでキャンプを張ると皆に伝えます。
その機を狙って、ソーヤーは暗黒ロックと二人きりで話しをします。
そこで暗黒ロックはソーヤーに事の真実を、ソーヤーに打ち明けました。
自分の正体は、その寺院に残った人々を全て殺戮した黒い煙である、ということを。
更に暗黒ロックは・・・
゛逃げるチャンスを与えたのに、彼らが聞かなかったんだ。私を島の敵だと思い込まされていたからだ。私は出ていきたいのに・・
殺さなければ殺される。私だって死にたくはなかった。゛と言い・・
暗黒ロックとソーヤーは海に抜ける道の方に歩いて行きました。
海岸沿いの道に抜けると、そこには一双のボートがありました。向こう側には、もうひとつの島があります。ベンたちが住んでいた島です。
その島はハイドラ島と言うそうです。
ソーヤー あっち何がある?
暗黒ロック 飛行機だ。アジラ航空だ。その中には我々に危害を加えようとする輩がいる。だから、君一人がその偵察に行ってくれ。
ソーヤー そうか、もし危なそうな乗客に出くわしたら、どあすればいい?
暗黒ロック 君は嘘をつくことにかけては天才的だ。必要な嘘で信頼を勝ち取り、できるだけ情報を集めて戻ってこい。
ソーヤー 何の為だ?
暗黒ロック 何故、そう思う。その飛行機を手に入れ、島を出るためだ。 そして、二度と戻らない。
何だかんだと暗黒ロックに言い含められたソーヤーは、ボートに乗って向こう岸のハイドラ島に渡りました。
●ロス市内のあるバー
ジェームスは携帯でマイルズにその場所でどんな女が現れるか聞いていました。
マイルズによると、それは赤毛の女で、すぐに見つかりました。
その相手はシャーロットでした。
二人は食事をして、いい雰囲気になり、シャーロットの方から誘われて、ソーヤーはシャーロットとベットインします。
事が終わった後、ソーヤーがミネラルウォーターを取りに行っている隙に、シャーロットがソーヤーの持ち物を探ると、一枚の家族の写真がありました。
多分、ソーヤーの少年時代の父母との写真です。そのファイルに挟まっていた息子を残して夫婦の無理心中の新聞記事がありました。
戻ってきたジェームスは、勝手に自分の持ち物を見たシャーロットに大激怒し、シャーロットを部屋から追い出してしまいました。
●向こう岸の島に漂着したソーヤー
ソーヤーは向こう岸の島に着き、ジャングルの中を歩くと懐かしい檻がありました。そこはベンによって監禁された場所であり、ケイトと初めて肉体関係を持った思い出の場所でした。
まだ、その頃のケイトの衣服が残されており、感慨深くソーヤーはその衣服を手に取りました。
●暗黒ロックのキャンプ
ケイトはサイードのそばに行き、`ロック信じる`と訊ねていました。
サイード どういう意味だ?
ケイト この島から連れ出してくれるって話よ。
サイード ああ信じている。
ケイト サイード、大丈夫?
と、その時、後ろからクレアがケイトをはがいじめにして、馬乗りになって襲ってきました。
クレアが鋭利なナイフをケイトの首に突き立てて、殺そうとしています。
サイード、止めて、お願いつ!
ケイトはそばにいるサイードに助けを求めますが、サイードは全く助ける気などありません。
道厳が予期していたように、サイードはどうやら闇の世界に支配されてしまったようです。
クレアのナイフはケイトの首に突き刺さろうとしていました。
その時、意外なことに暗黒ロックが間に入り、クレアをケイトから離しました。
゛アタシのアーロン取ったの!゛クレアは錯乱しています。暗黒ロックが゛君は姿を消して見つからなかったから、そうするしかなかった!゛と、クレアを説得しても全く取り付くしまがないので、暗黒ロックはクレアをひっぱ叩きました。
大丈夫か?暗黒ロックにそう言われても、な・わけがありません。
ケイトの目からは涙が溢れそうになっています。
親友だと思っていたクレアに殺されかけたのです。
ケイトはいたたまれない気持ちで、放心状態になっていました。
ここまでが前半部分の18分27秒のシーンです。
それにしても、ケイトかわいそ過ぎますっ!
アーロンを三年間育てたことで、ケイトを母親だと思ってしまっている、クレアの母親としての嫉妬もわかりますが、そもそもクレアがアーロン残して消えたのが悪いのです。
責められるべきでは、ケイトではなくクレアの方でしょう。
ましてや、ケイトはアーロンの出産を手助けしてくれた、クレアにとってもかけがえのない親友だったはずです。
そもそも、今回ケイトが島に戻った目的は、クレアを探してアーロンに本当のママと一緒に暮らせるようにすることなのです。
前シリーズではソーヤーとジュリエットの恋路を邪魔して不評を買ったケイトですが、今回のケイトには同情して止まないですね。
まあ、後半でクレアと和解するんですけど、ちょっとクレアの変貌ぶりに唖然とします。
ああ・・あの可愛くて可憐なクレアたんは、何処にいったのでしようか。
口直しに2004年のクレアを出してほしかったですね。
後半はソーヤーがある人物とその島で会います。
後半もできるだけ早くアップしますが、もうしばらくお待ち下さい。
★追加DVDラベル
◎ソーヤーバージョンを作り過ぎてしまいましたので、別キャラのも作ってみました。
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LOST FINAL SEASON 08 "Recon"その2
さて、エピソード08 "Recon"の続きを始めます。
初めに、今回のエピソードかなり思い入れが強いものになってしまった為、後半部分のキャプ写真が軽く100枚を超えてしまいました。
前後合わせると、ゆうにキャプ写真170枚を超えています。全部のシーンの写真を網羅しているわけではありませんが、写真だけで殆どのシーンがわかってしまいます。
毎回言ってることですが、見ていない人も見た気分になってしまうと思いますので、それをご了承の上での閲覧をお願いします。
●2007年ハイドラ島に漂着したソーヤー
暗黒ロックから命を受け、ハイドラ島に漂着したソーヤーはすぐにアジラ航空の機体を発見しました。
すると、すぐそばから異臭が漂い、そこには無数の乗客と見られる死体が放置されたままになっていました。
その時、人影に気づいたソーヤーは、その逃げようとする女性を追いかけて捕まえます。
ソーヤー お前は何者だ?
女性 私、一人だけ生き残ったの。
●2004年ロス市警
一人の男がロス市警の受付で、薬物乱用で逮捕された弟を探していると申し出て、ソーヤーも尋ねられますが、自分は管轄外ということで、その男から逃げました。
その男は、どうやらチャーリーの兄のようでした。
マイルズが血相変えて、怒っています。ソーヤーはてっきり、この前ホテルでシャーロットを追い出したことかと思ったら、マイルズに報告なしにソーヤーが秘密裏で豪州に行ったことを責めていました。
ソーヤー お前には関係ねぇよ。
マイルズ ああ、わかったよ!もう、お前とはコンビ解消だ!
ソーヤーは、その後で怒りが頂点に達し、自分が映った鏡を叩き割ってしまいました。
●2007年ハイドラ島
現代の島にいるソーヤーは捕まえた女性に水を飲ませ、これまでの事情を訊いていました。
その女性はとゾーイと名乗りましたが、どうも偽名ぽいです。
ゾーイ 他に生き残りがいたなんて。
ソーヤー 俺はその機には乗っていない。話は長くなるから、やめとく。
ここで何があった。何故、みんな死んでいるんだ?
ゾーイ 飛行機が墜落して、救助を待っている間、森で蒔を拾いに集めに行って、叫び声がして・・
戻ってくると、全員死んでた。
どうやら、その死んだ仲間の遺体を明るい場所に移動したのも自分だと主張していますが、ソーヤーはその言葉を信じていません。
そして、ソーヤーは向こう岸に仲間がいるから、そこに連れて行ってやるとゾイーに言いました。
●2007年暗黒ロックのキャンプ
親友だったケイトに殺されかけたケイトは一人隠れて泣いていました。
そこに暗黒ロックが柄にもなく、ケイトを慰めに来ました。そもそもは、クレアの嘘の情報を吹き込んだのは、この暗黒ロックなのです。
暗黒ロック 悪かったな。私が嘘を教えたからだ。他の者がアーロンがを奪った、と。
ケイト どうしてそんな嘘?
ケイトの頬には涙がつたった痕があります。
暗黒ロック ク的がいないと辛くてやっていられないことがある。
君が真実を告げたので、長い間鬱積した怒りがブチまかれたんだ。
ケイト 鋭い観察ね。死人のわりには・・
暗黒ロック 完璧なやつなどいない。今回のことは申し訳ない。時間をくれ。全て上手くいく。
暗黒ロックはそう言いながら、これからのケイトの安全は保障すると約束しました。
ケイト ソーヤーは何処にいるの?
暗黒ロック では、見せてあげよう。
と、暗黒ロックはケイトに手を差し伸べて、ある場所に案内しました。
●2007年ハイドラ島ビーチ
ソーヤーとゾイーは海岸を話ながら歩いています。
二人でビーチにあるカヌーボートで向こう岸の島に渡ろうとした、その時・・・
ソーヤーはゾイーに向けて銃を向けました。
ソーヤーはとっくに気づいていたのです。ゾイーがアジラ航空の生き残りではなく、送り込まれて来た者であることを・・・
しかし、今度はゾイーが合図の口笛を吹くと、草むらから隠れていた武装した仲間たちにソーヤーは囲まれてしまいます。
手を挙げて、あっさり降参するソーヤーでしたが、それはリーダーに会うための、想定内の行動でした。
●2007年暗黒ロックがいる島
暗黒ロックとケイトは海岸沿いの道に出て、二人だけで暗黒ロックからの身の上話が始まりました。
暗黒ロック 私の母も狂っていた。ずっと昔、こんな姿(今の自分の姿)だった。
君たちと同じように私にも母がいた。
精神的に不安定でね。
最後には、消せない痛みを貰ったよ。
ケイトは黙って暗黒ロックの話を聞いているだけでしたが、意外な話に少し驚き・・
ケイト 何故、今そんな事を言うの?
暗黒ロック 今、アーロンにも狂った母がいるからな。
●2007年ゾイーの仲間に連行されていくソーヤー
ソーヤーはゾイーの仲間に連行されて行った先の海岸には潜水艦が停泊していました。
その潜水艦にソーヤーは乗り込み、やっと目的の人物と会えることになりました。
●2004年ジェームスの自宅マンション
自宅に戻ったジェームス(ソーヤー)は冷蔵庫からビールを取り、あるビデオを見ています。そのビデオに映っている男が父なのかどうかはわかりません。
それからジェームスは、一輪の向日葵を持ってシャーロットを訪ねますが、シャーロットの怒りは収まらず、部屋にも入れてもらえず、門前払いを食わされました。
●2007年潜水艦の中
ソーヤーは潜水艦の中にいました。途中で施錠された部屋が気になりますが、聞いても答えてはくれません。
通された部屋にいたのはやはり、チャールズ・ウッドモアでした。ウッドモアは部下を遠ざけ、ソーヤーと二人きりで話しをします。
ソーヤー あんたのことは知っている。武装して皆殺した。
ウッドモア 信じてくれんだろうが、我々は殺していない。
ソーヤー 信じないね。
ウッドモア この島に来た目的を教えてくれないか。
ソーヤー ジョン・ロックに送りこまれた。
ウッドモア ジョン・ロックは死んだよ。
ソーヤー 誰のことを言っているのか・・本当のロックのことじゃなくて・・
取引しないか?向こうに戻って安全だと言う。
誰も見なかった。彼をここまで連れてきて
それで、殺せばいい。
ウッドモア 報酬は何がいい、ジェームス。
ソーヤー まず一つ。他の奴には手を出すな。
二つ目。安全にここから連れ出せ。
ウッドモア どうやって、それを信じる?
ソーヤー 俺と同じように・・
とウッドモアに手を差し延べ、それに応えるウッドモア。ここの二人の密約は成立しました。
●2007年ケイトがいる島
暗黒ロックと分かれて森の中を歩いているケイトにクレアが声をかけてきました。
クレアは目に涙をためてケイトに謝りました。
本当はアーロンの為なのに・・ありがとう。守ってくれて。
ケイトに抱きついて泣きながら謝るクレア。ケイトも、゛もう、いいのよ゛とクレアを抱きしめました。
ようやく二人の仲は昔に戻りました。
その頃、ソーヤーがハイドラ島から戻って来ました。すぐに暗黒ロックは何があったかを聞きます。
暗黒ロック 何を発見した、ジェームス。
ソーヤー 潜水艦で来ている奴がいる。ウッモアって奴だ。
暗黒ロックもウッドモアのことはよく知っているようです。
ソーヤー 一人じゃない。少なくとも六人傍らで護衛している。
施錠部屋があった。何か隠しているぜ。
ダーマ村みたいに鉄塔を設置していた。
煙避けじゃないか。
暗黒ロック 私のことを何か言ったか?
ソーヤー 言ったぜ。向こうは安全であんたを連れてくるって。
罠にはめようってな。
あんたを殺すつもりだな。計画を変えないとな。
暗黒ロック 義理固いんだな。
ソーヤー この島を連れ出してくれるって言ったからな。
取引は取引だ。
詐欺師ソーヤーの詭弁に暗黒ロックはうなずきました。
●2004年ロス市内の国道
国道に車を停めているジェームス(ソーヤー)は、道で歩いているマイルズを同乗させ、今まで隠していた自分の過去を話し始めました。
マイルズに、゛ソーヤー゛というファイルを見せます。
ソーヤー 9歳の時、父が母を撃った。その後で自殺した。
ソーヤーのせいだ。彼はペテン師で、詐欺師なんだ。
大学を卒業してずっと追いかけていた。
豪州に手掛りがあった。アンソニー・クーパーって名前だ。
名前のリスト作って見つけたんだ。奴を殺す。
マイルズ 何故、話さなかった?
ソーヤー やめろって言うだろ。
マイルズ 当たり前だ。
その時、ソーヤーの車にある車両が激突し、運転手は逃げました。ソーヤーとマイルズは、すぐにその逃亡者を追いかけて、捕まえてみると・・・
それはケイトでした。
●2007年夜、暗黒ロックのキャンプ
ケイトが一人、火を見つめながら考え事をしているところにソーヤーがやってきます。
ソーヤー ウッドモアって奴が海岸にキャンプしている。チームを引き連れている。
それも武装してな。ロックを狙っている。
ケイト それで、どうするの?
ソーヤー 最後まで戦わせる。手一杯になったところで、二人で島を脱出だ。
ケイト 飛行機が手に入っても、操縦できるの
ソーヤー 飛行機じゃない。潜水艦を狙うんだ。
ソーヤーはケイトに不敵な笑いを浮かべました。
エピソード8 "Recon"ここで終了
今回のエピソードいろんなものがてんこ盛りでしたね。
ケイトとクレアの和解のシーンは、何だか涙が出ちゃいました。
ケイトがこれまでクレアの為にやってきたことが、少し報われたシーンでもありましたからね。
それだけ登場人物に感情移入しているってことでしょうか。
しかし、悪の化身だと思っていた暗黒ロックから、生前のロックの過去が出てくるとは・・それも、根っかりの悪でもなさそうというのが、また大きな謎です。
この人物、意識の半分はもしかしたら、生前のロックなのでしょうか?
それでも、今回は詐欺師ソーヤーの面目躍如というシーンの連続でした。
ただ、暗黒ロックやウッドモアにしても、ソーヤーが詐欺師であるという事を、よく知っている訳ですから、ソーヤーの計画通り、゛漁夫の利を得る゛という展開になるとは思えません。
それにしても、ソーヤーが過去のやり直しで刑事とは、実に似合わない設定です。 詐欺師らしかぬ職業ですね。
そんなの、とっくにロックの実父を殺してカタがついてるというのに・・二回、ロックの父を殺すんですかね。
でも、拳銃を構えた時のポーズは、ソーヤーが一番カッコいい!冒頭の写真を見れば、一目瞭然です。
画像編集して、構図的に一番いいカットがあるのもソーヤーです。
まだまだ、謎で一杯です。次々と新たな謎を増やしてばかりいて、これでエピソードが足りるのでしょうか。
しかし、このファイナルシーズンが始まってからは、一週間が充実しています。ブログ書いて、以前にも増して詳細な説明と大量のキャプ写真編集になっているせいもありますけどね。
次は久々に、最近DVDリリースされた、日本映画の新作「真夏のオリオン」を挟みます。ちょっと最近は、LOSTオンリーなっていましたので、たまには、映画もアップしたいですね。
それに、潜水艦つながりですので。
※ 原作者が同じということで、次回は「ローレライ」と二本立てにします。
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LOST FINAL SEASON 09
明らかになる、ある男の過去
140年に渡る、その男の苦しみ
やはり、あの正体は・・あの男だった!
一週間遅れでの、エピソード9"Ab Aeterno"の紹介となりました。
アメリカでは、既にエピソード10も放送済みなので、この"Ab Aeterno"その2をアップした後に、すぐにエピソード10の紹介になるかもしれません。
今回は、ある男の過去が明かになります。伏せたつもりでも、写真で既にわかるでしょうが、エピソード9はその男に終始した話になっていました。
このLOSTシリーズは、完全ネタバレなので、それを承知でお進み下さい。
●2007年島のビーチ
サンがベンに、リチャード・アルパートのことを゛彼は何者なの?゛と訊ねていました。
゛アドバイサーみたいなものだよ゛と、ベンは答えます。
更に゛彼はもの凄く前から昔から、この仕事をしている゛と言うベンですら、アルパートが今、何歳なのか見当もついていませんでした。
●イラーナの回想
顔に大きな傷を負ったイラーナの病室に、ジェイコブが訪ねてきました。
イラーナ 会えて嬉しいわ
ジェイコブ 君の手助けがいる。手伝ってくれ。
イラーナ ええ・・
ジェイコブ 守るべき者は六人。リストをあげよう。準備はこの為だ。
イラーナ それは誰なの?
ジェイコブ 候補者の生き残りだ。
●夜のビーチ
焚き火囲みながら、イラーナがその時の様子を皆に語っていました。
その候補者とは、つまりはジェイコブの替わりとサンが発言し、フランクが゛そうか、それでは何をする゛と切り出しても、皆の答えは゛わからない゛で一致していました。
更にイラーナの回想になり、包帯でぐるぐる巻きにされていたイラーナの顔はすっかりキレイに元通りに戻っています。
イラーナ 私は何をすればいの?
ジェイコブ リカウドゥスに聞けばいい。
再び、夜のビーチで、ハーリーが゛そのリカウドゥスって誰?゛と聞いて、イラーナは゛彼よ゛とリチャードの方に向きます。
ところが、リチャード・アルパートはジャックたちに、この先どうすればいいかなど、指示する気など全くなく・・
゛我々は死んだ・・一人残らずだ゛と、突拍子もない事を言い、皆を困惑させます。
更には、゛君たちは元々島にいるわけじゃない。ここは地獄だ゛
゛そろそろ、奴(ジェイコブ)の言うことを聞くのをやめよう。他の奴の言うことも聞いてみよう゛と、まくしたてました。
ジャックとイラーナも困惑し、リチャードが言う、他の者とは誰かを巡っての議論になった時、゛それはロックのことなのよ゛とサンが発言します。
そういえば、ジャックが死んだロックが復活したのを、まだ知らなかったのかもしれません。
ジャックは、会話の中に、死んだはずのロックが出てきて、驚いた表情になっています。
ベンは ゛それは本物のロックないじゃない゛
更には、゛私は12の時から彼(アルパート)を知っている。私は子供だったが、彼は今と同じ姿だった゛と語りました。
フランクもこの時に、リチャード・アルパートは不老不死であるということを初めて知ったようです。
これからの話は、そのリチャード・アルパートの前世とも言うべき、140年前の回想になります。
●1867年カナリア諸島
リカウド(アルパートと同一人物)は、馬を走らせ、病床にある妻・イザべラの元に向かっています。
家に戻ると、妻はかなり危険な状態でした。一刻の猶予もなく、リカウドはすぐに医師の元に向かいます。
その時に、妻から薬代の足しにと、自身の形見であるネックレスを夫・リカウドに預けました。
リカウドは雨の中、馬を走らせ、医師の自宅を訪ねますが、その医師の対応は冷徹で、妻のネックレスさえもいくらにもならんと放り捨ててしまいます。
それでも、リカウドは必死に医師にすがりつき、それを振り払おうとする医師と、もみ合いになりました。
その際にうっかりリカウドは医師を倒してしまい、その時に医師はテーブルに後頭部をぶつけて死んでしまいました。
妻のことしか頭にないリカウドは、医師の手から落ちた薬を拾い家に急いで戻ります。その様子を医師の執事が見ていました。
しかし、リカウドが戻った時は、妻のイザべラは既に息、絶えていました。
妻を抱き締めて、泣き叫ぶリカウドの後ろには保安官が立っていました。
リカウドは投獄されました。貧しい労働者故に裁判も行われることなく、彼は吊るされて゛死刑゛になる運命にあるようです。
いくら神父に、゛あれは事故だった。殺すつもりなどなかった゛と事情を話したところで、全くの無駄です。
そして、リカウドが吊るされる日がやって来ました。ある男が立会い、リカウドが英語が話せる、ということで奴隷船に売られることになります。
その船はブラックロック号で、航海途中で嵐に遭い、遭難することになります。
その船が難破した嵐の真っ只中、奴隷として鎖につながれたリカウドの目にあの島の石像が飛び込んで来ました。
ブラックロック号は、嵐の中、その石像に衝突して島に打ち上げられたようでした。
運がいいことにリカウドは生きていました。船長も生きていましたが、リカウドを逃す気などさらさらなく、どうやら殺そうとしていました。
船長は、奴隷たちを逃がしたら、いずれ残り少ない水や食料を奪いに来るからと見ているようです。次々と奴隷を殺して、リカウドの番になりました。
鎖でつながれたリカウドには何の抵抗もできません。
と、その時・・カタカタという音という共に黒い雲が船内に入ってきて、船長や生き残りの奴隷たちを襲いはじめました。
その黒い雲はリカウドにも向かってきます。
ところが、リカウドは再び目を醒ますことが出来ました。黒い雲はリカウドだけを生かして去って行ったのです。
何とか生き延びたものの、手錠はまだ外れてはいません。釘を拾って外そうと試みるも、ダメでした。
意識が少し朦朧とした時に、死んだ妻のイザべラがリカウドの元に現れました。
二度と会えないと思ってた最愛の妻を、リカウドは抱きしめます。
リカウド 何故、ここに?
イザべラ 解らないの?二人共、死んだのよ
ここは地獄よ
リカウドは妻のイザべラの言っている意味が全く理解できません。
イザベラ 助けに来たの。アイツが戻ってくる前に
リカウド 何だって?誰が戻ってくるって?
イザベラ 悪魔よ。目を見たら、邪悪だけがあったわ。
もう見た、リカウド?
リカウド 多分ね・・
その時、またあのカタカタと音がしてきました。不気味な音をたてて、あの黒い雲が再び現れたようです。
リカウドはイザベラに、自分に構わず、すぐに逃げるように言いました。
リカウド どんなときでも君を助けたいんだ。お願いだ。
イザベラ 怖いわ・・
リカウド 愛しているなら、逃げろ!行くんだ!
リカウドの言葉で、イザベラは一人船の外に出て逃げていきますが、すぐにそれは悲鳴となってしまいます。
゛彼女に触るな!お願いだ!゛と懇願したところで、鎖につながれたままのリカウドは、成すすべがありませんでした。
再び、リカウドは妻を失った悲しみに打ちひしがれました。
ここまでが、前半の24分56秒のシーンです。
このエピソード9は、ほとんどがリチャード・アルパートを主とした話なので、ソーヤー、ケイト、クレア、ジンらは全く出てきませんでした。
その割にはいつものエピソードよりも長い46分ありました。今までのエピソードは正味40分程度でした。
後半はジェイコブとあの黒服との関係も出てきます。
できるだけ早くアップする予定ではいますが、後半の写真もこれから編集するところなので、アップは2日を予定しています。
もう、しばらくお待ち下さい。
※ 急いで深夜に書き上げた為、またおかしな表現があるかと思いますが、それはまた後で修正します。写真も追加しますので、改めてまたのぞいてみて下さい。
LOST FINAL SEASON 09 "Ab Aeterno"その2
さて、エピソード9 "Ab Aeterno"の続きです。
毎回言っていることですが、エピソードの最後までの完全ネタバレですので、ご注意下さい。
●1867年島に漂着した船の中
再び、妻・イザベラを失って、失意と空腹で意識が朦朧としたリカウド(リチャード・アルパートと同一人物)に、ある男が現れました。
黒服の男でした。
黒服の男は、まずリカウドに水を与えました。
リカウド 私は地獄に堕ちた
黒服の男 どうやら、そのようだ
リカウド あなたは船にはいなかった
黒服の男 この島にいたんだ。君たちの船が来る前から、ずっと・・
リカウド 妻を見なかった?黒い雲が来て逃げた
黒服の男 戻ってこない?じゃ、ヤられたな
リカウド 生きているなら、助けにいかないと・・お願い、助けて
黒服の男 ああ、手助けしよう。外の死体の傍に鍵があった。 この鎖を外す前に協力すると言ってくれ。
リカウド 何でも約束する。
こうして、リカウドは開放を条件に悪魔のいいなりになったのです。
ようやく船外の陽が当たる場所に出たリカウドは、貪るように焼いた豚肉を食べています。多分、奴隷船に乗せられてからの、初めて口にしたマトモな食事だったかもしれません。
すぐさま、それを食べ終わったら、彫像のある方向に歩いてくれ、と黒服の男に指示されます。
どうやら、あの彫像はリカウドが乗っていた船と衝突して足だけになったようでした。
そして、黒服の男は、゛そこに悪魔がいる。これで胸を刺せ゛とリカウドに短剣を差し出します。
その際に゛話をするな。話しかけられたら、手遅れだ゛とリカウドに言います。
リカウド これで殺せるのか?彼は黒い煙だ。
黒服の男 違う、それは私だ。
あっさりと自分の正体を暴露しました。
リカウド イザべラはあなたから逃げた。
黒服の男 彼から逃げたんだ。彼が連れて行くのを見た。
リカウド でも、あなたが黒い煙ならば・・
黒服の男 悪魔は裏切った。私の体を奪ったんだ。私の人間性まで。
リカウド あなたは船の将校を殺した。
黒服の男 私が問題じゃない。悪魔が君の妻を奪った。殺しに行かないと・・
リカウド 殺人は間違っている。
黒服の男 なあ、君の問題は手づかずのままだ。もう一度会いたいだろ?
すっかり黒服の男に言い含められたリカウドは、ビーチの方に向かいました。
ビーチに行くと、黒服の男が行った通りの脚だけになった彫像がありました。
そこの入り口らしき場所にリカウドは踏み出した時、後ろから、いきなり男が現れ、殴り倒されました。
ジェイコブでした。ジェイコブは容赦なく、リカウドに対して何度も殴る蹴るの暴行をします。 リカウドは抵抗することなく、されるがままでした。
黒服から預かった短刀も、簡単にジェイコブに奪われてしまいました。
リカウドが妻を返せ、とか自分は地獄に堕ちたんだとか、訳の判らない事を言うものですから、ジェイコブは海の方にリカウドに無理やり連れて行き、それならばと生きている証拠の苦しみを味あわせます。
リカウドには、まだ生への執着がありました。何度も海水に沈められ、息が出来ない苦しさに、もう止めてくれと、ジェイコブに懇願します。
ジェイコブの怒りもようやく収まり、リカウドを砂浜に上げワインを飲みながら話し合います。
リカウド あなたは悪魔なんですか?
ジェイコブ 違う。ジェイコブだ。私は君をこの島に連れてきた男だ
リカウド 貴方が・・何故?
ジェイコブ このワインを君の言う地獄だとしよう。
悪意。邪悪。闇。
それがこれだ。ボトルの中に入って、外には出れない。こぼれたら、広がっていく。
そして、ジェイコブはそのガラス瓶に詮をして・・
ジェイコブ この島に閉じ込められる。やつは信じている。
その性悪なるが故に、万人を堕落させる。
そうでないことに私は呼び寄せる。ここにくれば過去は問題ではない。
リカウド 私の船の前にも他の人が?
ジェイコブ ああ、たくさん・・でも、みんな死んだ。
リカウド 連れて来ておいて、助けなかったのですか。
ジェイコブ それは自分でやらなければいけない。
何かを私がやらせたら、それは無意味だろ?
リカウド あなたはやらなくても、彼は違うでしょう?
ジェイコブ 仕事を請けないか?
リカウド 何をすれば?
ジェイコブ そうだな。私の代理人になってくれ。
私が呼寄せる人との間の仲介人だ。
その見返りの希望をリカウドは、ジェイコブに出しました。
妻を生き返らせてほしい。
地獄に落ちないよう、私の罪を開放してくれ。どちらの希望も、ジェイコブから゛無理だ゛と却下されましたが・・
゛じゃ、永遠に生きたい゛は、゛それならできる゛とジェイコブは快諾します。
ここに、リチャード・アルパートの不老不死の契約は成立したのでした。
森に戻ると、血相変えた黒服がすぐに出てきました。
黒服の男は怒っていました。リカウドはジェイコブから預かった、ただの石を渡しました。
黒服の男 彼に味方すれば、二度と妻には会えないぞ。
わかったよ。あいつは説得がうまい。
憶えておけ。気が変わったら、取引続行だ。
そう言って黒服は船で見つけたと、リカウドの妻の形見のロザリオをリカウドに渡しました。
いつの間にか黒服は消えていました。リカウドは、その妻の形見のロザリオをある場所に埋めました。
●140年後現代のリチャード
それから、140年後の同じ森にリチャード・アルパートは一人歩いていました。
妻の形見の十字架・ロザリオを埋めた場所に行き、それを再び掘り起こして、゛取引は続行するって言ったよな゛と黒服を呼び出そうとしていました。
そこに、ハーリーが歩いてきました。
後をつけてきたのかと、リチャードは怒りハーリーを帰らそうとしますが、ハーリーはリチャードの奥さんに頼まれて、来たのでした。
妻・イザベラはリチャードのすぐそばにいましたが、生きているリチャードには妻の姿も声も聞こえません。
ハーリーだけが、死者の姿を見て会話もできるのです。
ハーリー 君の奥さんの使いだよ。どうして、彼女のロザリオを埋めたの?
リチャード どうしてその事を知っている?
ハーリー 彼女に聞いた。埋める所をイザベラは見てた。
君の隣に立っているよ。
そう言われても、リチャードは信じられません。
ハーリーが間に入って、イザベラの言葉をリチャードに伝えます。
イザベラ 信じてないわ。
ハーリー 時間がかかるんだよ。
リチャード 私には見えない。
イザベラ キレイな英語ね、って伝えて。
ハーリー すぐそこに居るよ。君の英語は凄いってさ。
リチャード 本当にここにいるのか?
ハーリー 目を閉じて、ってさ。何て、言ってるのか、伝えるからさ。
イザベラ 私が死んだのはあなたの過失ではない。
ハーリー 彼女が死んだのは君の過失じゃない。
イザベラ 私を救おうとする程・・でも、それは私の寿命だったの。
イザベラはそっと夫の頬に手を当てます。
イザベラ あなたは十分、苦しんだわ。
リチャード 君に会いたい。また、一緒になれるなら、何だってする。
イザベラ 愛しい人。ずっと一緒だったのよ。
そう言ってイザベラは夫の頬にキスして消えました。
リチャードは放心状態で泣いていました。もう、妻の形見のロザリオを埋めることなく、これからは身に付けます。ハーリーにたった一言、゛ありがとう゛とお礼を言います。
その後で、ハーリーはイザベラが最後に言い残した言葉を伝えます。
゛やるべき事がある。黒服の男を止めろって。この島に引き止めろって。じゃないと、全員地獄行きだ゛
その様子をロックの姿に変えた黒服の男が見ていました。
物語は再び生前のジェイコブと黒服の関係に戻ります。
ジェイコブは腰掛けている黒服の隣に座り・・
ジェイコブ で、私を殺すつもりなのか?
黒服の男 謝罪が必要か?
ジェイコブ゜ いや。理由はわかる。
黒服の男 ここを出たいんだ。出させてくれ、ジェイコブ。
ジェイコブ 生きている限り、何処にも出さない。
黒服の男 それが殺したい理由だ。殺してやるさ、ジェイコブ。
ジェイコブ そうなっても、誰かが引き継ぐ。
黒服の男 そしたら、そいつも殺すさ。
ジェイコブは黒服に、ワインボトルを渡します。
゛見張ってるぞ゛、そう言い残して、ジェイコブは立ち去って行きました。
黒服はそのワインボトルを眺めながら、叩き割りました。
エピソード9 "Ab Aeterno"ここで終了。
今回のエピソードは、最初から最後までリチャード・アルパートに終始した話でしたね。
これで、あの黒い雲の正体とリチャードの不老不死の謎が解けました。
そして、彫像はあの1977年の水爆で壊れたのではなかったのですね。(多分、ジュリエットの起爆自体が未遂に終わったということでしょう)
それにしても、そんなあり得ないことを可能に出来るジェイコブは、どう見ても人間じゃないでしょうね。
なのに、ベンにあっさりと殺されてしまっています。黒服なら、刺されたぐらいでは、死にましぇーーん!からね。
リチャードは亡くなった奥さんのことを、140年間もずっと忘れずに生きてきたのです。普通、死んだ人をいつまでも想い、それをひきずりながら生きていても意味がないから・・時間が解決してくれる、と言いますよね。
ただ、彼の場合は貧しさ故に、医者に診せる事ができずに妻を死なせてしまった。
その自分の不甲斐なさによる贖罪みたいなものを140年も背負って生きてきたから、時間は何も解決してくれなかったのでしょう。
彼を救ってくれたのは、ハーリーの仲介でしたからね。
さて、次回のエピソード10 "The Package" は、ジンとサンの会えない二人がメインテーマです。
でも、これって最後まで引っ張るような気がしてきましたよ。
やっぱり、絵になるソーヤーが出てこないと、面白くないですしね。
次回も早めにアップ予定ですが、これからまた写真を作成するところなので、中一日空けてのアップのなります。
次回はセクシーLOST。このビューティフルバストは誰でしょうか?